戦国剣帝   作:DJトッティー

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第3幕

…………第3幕…………

「水刃烈覇真田海」

 

一方、海はと言うと

 

再び幻太郎との決着をつけに奥州にやって来ていた

 

海『伊達幻太郎!再び貴様と決着をつけに来た!いざ尋常に勝負せよ!』

 

 

幻太郎『無理!』

 

その言葉に思わず海は

ずっこける

 

海『なんだと貴様!』

 

幻太郎『いやこいつの仲間を探さなきゃならねぇんだ』

 

海『……なんと…』

 

幻太郎『良かったらお前も来るか?』

 

幻太郎の言葉に思わずドキッとしてしまう

 

海『!!(また心臓が……まさか…不治の病!?)』

 

幻太郎『?』

 

すると二人に真空波が

横切る

 

海『!何者!』

 

海が振り替えると

そこには

髪をリーゼント風にし

胴着には家紋をつけ

陣羽織を羽織った白髪の男が立っていた

石田三成だ

 

三成『ちっ!外したか…まぁいい……刀狩りだ!右手と共に刀を差し出せ』

 

幻太郎『……織田の手先か…』

 

三成『違う!私は秀吉様の部下だ!』

 

幻太郎『同じじゃねぇか!』

 

三成『貴様……秀吉様を侮辱した罪……絶対に許さんぞ!伊達幻太郎ぉぉぉおおお!』

 

三成は幻太郎に襲いかかるが

それを海が阻止する

 

三成『邪魔をするなぁぁぁ!』

 

海『邪魔はする!伊達幻太郎を仕留めるのは私だ!』

 

三成『ほう、ならば勝負!君子殉凶!(くんしじゅんきょう)石田三成!参戦!』

 

海『水刃烈覇!真田海!推して参る!』

 

 

二人は刀を交える

 

海は三成の足を狙い

三成は海の首を狙うが

二人ともうまくかわした

 

三成『ええい!面倒だ!真空慚偕(しんくうざんかい)』

 

三成は一度刀をしまい

距離を置き

 

再び刀を居合い切りの要領で抜くと

真空の斬撃が海に襲いかかる

 

海『くぅ……!』

 

三成『くははは!真田はその程度か!ならば秀吉様の手をわずらわせるのは無用だな!どうせ貴様の兄である真田幸村もその程度だろう?』

 

その言葉を言った直後

三成は海に対して恐怖を抱いてしまう

 

海『……あんた…今、完全に私を怒らせたわね…撫子いる?』

 

すると海の胸元から

あの紐が肩によじ登っていた

 

撫子『私はここにおりますよ』

 

海『私に力を貸しなさい!』

 

撫子『了解です!』

 

海は撫子を自分の刀に巻き付けると

幻太郎と同じように刀が光り始め

双刃の刀となるが

幻太郎の無幻とは違い

刀に複数の切れ目が入っており

一番したには龍の顔が掘られていた

 

海『呑まれるがいい!瀬戸の渦潮!』

 

海は刀の切っ先を三成に向け

くるくると回す

すると刀が分かれ

渦潮のように回転する

さらに柄の部分から

水が吹き出し

刀の回転に沿って

渦潮のようになる

 

三成『なっ!なぁぁぁあああ!』

 

三成はその渦潮をまともに受けてしまう

 

三成『がはっ!くっ……くっそ…!』

 

半兵衛『まさか僕と同じ蛇腹剣(じゃばらけん)を使う娘がいたとは……』

 

そう言いながらやってきたのは

 

白い髪と眼鏡に白い西洋の紳士服を着た青年

竹中半兵衛であった

 

半兵衛『大丈夫かい?三成君』

 

三成『半兵衛様!申し訳ございません……』

 

半兵衛『大丈夫だよ…さて…あの子達をどう料理しようか……』

 

すると幻太郎が何かに気付く

 

幻太郎『真田!あぶねぇ!』

 

幻太郎は真田を抱き抱え

その場から距離をとる

 

半兵衛『おやおや…せっかく女の子の方から殺してあげようと思ったのに』

 

幻太郎『てめぇ……!』

 

半兵衛『悪いけど、刀は少し手離してもらうよ?』

 

半兵衛は蛇腹剣を伸ばし

海の刀を中間辺りの地面に突き刺す

 

半兵衛『三成君』

 

三成『はっ!真空慚偕!』

 

三成は再び刀をしまい

再び抜く

その真空の斬撃が身動きが取れない海に襲いかかる

目の前に幻太郎が立ち

 

その斬撃を受け止める

 

三成『!!』

半兵衛『!!』

 

 

幻太郎『大丈夫か?真田』

 

海『……えっ…ええ』

 

半兵衛『……多分これ以上はこっちが不利になるだけだね……一旦退こう』

 

三成と半兵衛はその場から去ってしまう

 

無幻『ワシのお陰でお主は無傷ですんだが……無茶をしよるのぉ』

 

幻太郎『だってこいつは俺のライバルなんだしよ!助けんのは当然だろ?ライバルも仲間だ!』

 

無幻『(……やれやれ…昔のワシの主に似とるわい…)』

 

幻太郎『大丈夫か?真田』

 

幻太郎は海に手を差し伸べる

 

海『……なっ!お前の手を借りずとも一人で立てる!』

 

海はすぐに一人で立ち上がり

そのまま地面に刺さっていた刀を抜く

 

海『では私はもう帰る!さらば!』

 

海はそのまま躑躅ヶ崎館に戻っていった

 

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