戦国剣帝   作:DJトッティー

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第6幕

…………第6幕…………

「覇王剛神武田信猛」

 

1575年

織田信長は甲斐に

秀吉と光秀を送り

武田討伐ヘと向かわせた

それを知った勝頼は

海を伊達の援軍要請に向かわせ

自分達は戦の準備をしていた

 

勝頼『幸村!我が父上がなしえなかった野望を今日!果たして見せようぞ!』

 

幸村『はっ!御屋形様の為あらば!この幸村!例え火の中水の中!』

 

勝頼『その粋じゃ!行くぞ!』

 

そして勝頼は織田軍を迎え撃つ

長篠でも同じく秀吉と光秀が武田を迎え撃つ

 

勝頼『幸村…本当によかったのか?佐助を海のお供にして』

 

幸村『はっ!佐助と海は覚醒しておりまする!二人に負けぬように精進するためにございます!』

 

勝頼『かっかっか!お主らしいのぉ!』

 

一方長篠では

 

光秀『さすが武田信玄の長男、武田勝頼…威勢だけはいいですねぇ……』

 

秀吉『そういえばお前……前に真田の家臣を味見したそうだな……どうだった?』

 

光秀『えぇ…美味でしたよ?途中…何者かに邪魔されましたがね…』

 

秀吉『ほぅ……』

 

すると足軽の一人が

本陣の二人に報告にやって来る

 

足軽長『報告!ただいま武田の家臣、真田幸村が兵達を一掃!残骸が複数こちらに向かって来ます!』

 

足軽長が報告を終えた直後

足軽一人が本陣に血まみれ降ってきた

それを見た光秀は

自分の中で何かが切れる音がした

 

光秀『……ふふふ…ふはははは!』

 

秀吉『……おい…大至急、全軍を退かせろ…巻き込まれる前に』

 

足軽長『は?…』

 

秀吉が忠告するも

時すでに遅く

光秀はそのまま戦場に向かい

そのまま

敵味方関係なく

切り捨てる

 

光秀『ふはははは!いいですよ!さぁ…もっと!』

 

幸村は光秀の暴走を止めるべく

光秀に立ち向かう

 

幸村『真田乱れ突き!』

 

幸村は自分の二本の槍を光秀に浴びせるが軽やかにかわされる

 

光秀『いいですねぇ…!いいですよ!もっと聞かせて下さい!その甘美な悲鳴を!』

 

光秀は幸村の肩に鎌の切っ先を突き刺す

 

幸村『ッ!』

 

光秀『その血…いただきます』

 

光秀は幸村の肩の傷に鎌の切っ先をぐりぐりとねじ込む

 

幸村『ぐぁぁぁぁあああ!』

 

勝頼『でぇい!』

 

勝頼が光秀を吹き飛ばす

 

勝頼『大丈夫か!?幸村!』

 

幸村『ッ!勝頼どの…!』

勝頼の戦闘は刀を使わず

素手で相手をねじ伏せる為相手を一撃で仕留めることは勝頼の父である信玄以外に不可能である

 

光秀『おやおや……』

 

光秀の目が確実に獲物を狩る獣のような目付きになったその時

 

秀吉が助太刀に入る

 

秀吉『そのくらいにしておけ!お前は下がっていろ!後は俺が殺る!』

 

秀吉は勝頼に目をつけ

ただひたすらに殴り続ける

勝頼もその速さについてこれず

ボコボコにされてしまう

 

勝頼『が…は…』

 

幸村『勝頼殿!』

 

秀吉『止めだ!はぁぁぁあああ!』

 

秀吉は最後の拳一発を勝頼にあてようと勢いよく

殴ったその時

 

秀吉の拳を受け止めた人物がいた

 

無造作に伸ばした髪を頭の上部で結び

細々とはしているが筋肉がはっきりとわかる着物

背中には大きな刀

手には手甲

足にすね当てを着けた男

 

勝頼の弟

武田信猛(のぶたけ)である

 

信猛『大丈夫かい?勝兄!幸村さん!』

 

幸村『信猛どの!なぜここに!?』

 

信猛『事情は後だ!まずはこのでけぇ猿をぶっ倒す!』

 

秀吉『言ってくれるな!はぁぁぁあああ!』

 

秀吉は勝頼を倒した時と同じ方法で信猛を殴るが

全て受け止められる

 

信猛『行くぜ!臥牛!(がぎゅう)』

 

信猛は背中にあった大剣を抜く

その刀には牛の顔が彫ってあった

 

臥牛『おうよ!』

 

信猛はそのまま

秀吉を叩き斬る

が秀吉はその刀を手で受け止める

 

秀吉『……なるほど…!はぁぁぁあああ!』

 

秀吉は片手で信猛を殴るが信猛も片手で受け止める

 

信猛『さすが織田の怪力武将!』

 

秀吉『貴様が弱いだけだ!我はまだ実力の半分もだしておらんぞ!』

 

信猛『なっ!なめやがって!』

 

秀吉は信猛を逆さまに抱き上げる

 

秀吉『食らえ!杯流努螺威婆!(パイルドライバー)』

 

秀吉は信猛を回転しながら信猛を地面に叩きつける

信猛も両腕で杯流努螺威婆を阻止する

そしてそのまま信猛は秀吉の腹を蹴り

秀吉から離れる

 

秀吉『ぐふ!俺の杯流努螺威婆を防ぐとは……!』

 

信猛『……さすがに腕が痺れたがな……!』

 

すると伊達の援軍がやって来る

 

政宗『レッツパーリィ!』

 

幻太郎『おっしゃぁあああ!』

 

それを見た秀吉は

撤退する

 

佐助『おいおい…援軍呼んだ意味ねぇだろ……これ…』

 

すると

海が信猛がいるのに気がつく

 

海『信猛!?何でこんな所に!?』

 

信猛『いやな……変な胸騒ぎがしてな……それに伊達の弟と海と佐助が覚醒したって聞いたからよ』

 

幻太郎『って事は……あんた…覚醒したってことか?』

 

信猛『まぁな!さぁてとっとと帰るぞ!勝兄と幸村さんの怪我を治さねぇとならねぇしよ』

 

そして躑躅ヶ崎館に戻って

勝頼と幸村の怪我を治す

治療の最後に凍獄の陰陽術でケガレをはらう

 

幻太郎『これで俺と信猛、海、佐助、凍獄の五人が覚醒した……』

 

凍獄『後は三人だな…』

 

すると無幻が何かの気配を感じる

 

無幻『……おかしい…四国辺りと九州に雷と風と獣の刀の気配がする』

 

幻太郎『マジかよ!行くしかねぇだろ!』

 

凍獄『しかし……館はどうするのだ?』

 

信猛『凍獄と俺に任せろ!』

 

幻太郎『わかった!海!佐助!まずは四国へ行くぞ!』

 

海『ええ!』

佐助『おうよ!』

 

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