今回は1話目の話の部分と、とある者の無双話…
ライブ会場を襲った悲劇から早2年。
あの時の生存者にして、その時に奏の代わりに死んだ憑友の幼馴染・立花響は高校生になっていた。
私立リディアン音楽院。それが今の彼女の学校だ。
基本的には女子校であるが、メインが音楽関連の授業が殆ど。
それ故に、就職先は専ら音楽に関連した職に進む子が多い。
アイドル、ミュージシャン、歌手等実に多岐に渡るのである。
そんな学校なのだが、
「立花さん…」(^ - ^#)
「あ、ははは…」
響は入学初日にまさかの遅刻をしていた。
あの悲劇の後、響は人助けと言う趣味が生まれた。
そしてそれからと言うもの、いつもこんな感じの毎日を送っていた。
「た・ち・ば・な・さ・ん‼︎」
「は、はい‼︎」
…とまあ、いつもこんな感じである。
それをいつも見守っているのは、彼女の幼馴染・未来であった。
それともう1人(?)…
『はぁぁぁ…全く、響は自分の事を棚に上げるのは良く無い事だとあれ程言っていたのに…』
ライド・グラップラーだった。
何故、此処にいるのかと言うと、ただ単に、特許を得ただけの事である。
そんなライドに話しかける未来。
因みに全員、この事は承知済みである。
「それは仕方ないよ、ライドさん。響はあの日から少し変わったから…」
未来が言うあの日とは、あのライブ会場の悲劇の時だった。
あのライブ会場で、響とそして
あの後、響は涙を流していた。
それ以来、響は憑友がやった行為を何故かし始めた。
まるで、その罪を忘れないように。
そして漸く授業が終わり、響は未来と同じ部屋に来た。
響と未来は現在、リディアンが用意した寮部屋でルームシェアしているのである。
とは言え、幼馴染が同部屋になるのは、些か怪しいのだが…。まぁ、そこは置いといておこう。
「ぷはぁ〜、疲れた〜。
入学初日からクライマックス100連発だよ〜
私…呪われてるかも…」
「半分は響のドジだけど、残りはいつものお節介でしょ?」
「人助けって言ってよ〜」
『君のその人助けは、逆に度が過ぎているな。
憑友でも、其処までお人好しでは無いぞ』
「お人好しじゃなくて、人助け!」
「『はいはい』」
「2人揃って言わないでよ〜⁉︎」
そう言いながら、2人と1つは何気無い会話をしていた。
すると響は机に置かれた冊子の裏を見た。
「お〜!CD発売は明日だっけ〜
ひゃあ〜。やっぱりかっこいいなぁ〜翼さんは!」
そこには、現在、単独でライブをしている少女・風鳴翼が写っていた。
如何やら明日、新曲を出すらしい。
すると未来が響がこの学院に入学してきた理由を話した。
「翼さんに憧れて、リディアンに入学したもんね」
響にとっては進学するには充分な内容だった。
『それは憑友も同じだったさ。尤も彼は奏のファンだったがな。
今頃、彼女は何をしているのだろうか?』
「確かに…あれからもう2年が経つけど、今は何処で何をしているのか、分からないね」
ライドも憑友が好きだった少女・奏の事を心配していた。
あの悲劇からすぐに、奏は表から顔を現さなくなった。
真意は不明で、それを知るのは恐らく相棒である翼だけ。
しかし、その翼もだんまりと決め込んでいたのであった。
そんな話をしていた2人とは裏腹に響は自分の胸にあった傷を見た。
その傷はフォルテの形をしていた。
そして、自分の胸を見た響は着直すや、今度は左胸にあった一枚のカードを取り出した。
そこには髪と服が黒、剣が黒と水色の二刀流を持った青年のイラストが描かれていた。
そしてその下には、【黒の剣士 キリト】と書かれていた。
ライドと共に響に渡った憑友の忘れ形見であった。
「憑友…」
「響…」
憑友の事を思った響。そして、そんな響を気遣う未来。
『…』
そんな2人を見ていたライドは何も言えなくなったのであった…
ーーー
そんな中、とある場所では『ノイズ』が侵攻していた。
「っく!撃てぇぇぇぇ‼︎」
自衛隊がそんなノイズ達に攻撃を仕掛けるも、全く効果が無かった。
すると上空からヘリが現れた。
「Imyuteus amenohabakiri tron…」
ースピリット!フォーム…オリジン‼︎ー
そこから1人の少女と、1人の青年が降りてきた!
すると、少女はみるみると来ていた服が変化した。
そして青年の方は羽の生えた何かが現れ、自衛隊に近づいていたノイズを一掃し、青年がそれを纏った。
ー精なる魂、私に刻め!ー
纏った2人は地上に降り立った。
そう言うと、翼が勝手に前に出た為、霊風が仕方なく後を追った。
(挿入歌「絶刀・天羽々斬」水樹奈々)
数多の敵を前に一汗もかかない翼。
そして、そんな彼女の無茶に付き添う霊風。
しかし、何時にも増して、数があまりにも多かった。
まるで、あのライブ会場の悲劇を思い出すかのように。
「っち!翼!「はぁっ!」って少しは人の話を聞け⁉︎」
翼は防人としての使命を全うしていた。しかし、そんな翼は指図を受けないと言わんばかりの行動をしていた。
そんな翼を見ていた霊風は、溜め息混じりながらも、一枚のカードを取り出した。
「仕方ない…やるか!」
そう言うと、カードをアブソーバーに装填し、レバーを引いた。
ースピリット!フォーム…マカ&ソウル‼︎ー
すると、ディスプレイから2つの霊らしき者が現れるや、男の魂の方が武器種・鎌へと変貌し、それを少女の霊が扱いノイズ達を切り刻んでいた!
そしてそれを、霊風が纏った!
ーお前の魂、頂くよ‼︎ー
スピリット・マカ&ソウルフォームの誕生である。
「行くぜ‼︎」
(挿入歌「resonance」T.M.revolution)
そう言うと、霊風は鎌を巧みに操りながら、翼が待つ大型ノイズの所まで駆けて行った。
その時に、人型ノイズが前方を塞いで来た。
それを見た霊風はドライブボタンを叩いた。
『スピリット・マカ&ソウル、フルドライブ‼︎』
「魂の共鳴!」
そう言うと姿勢を低くし、構えた。すると、鎌が瞬時に光の大鎌へと変貌した。
「喰らえぇぇぇぇ‼︎"魔女狩り"ーーー‼︎」
そう言うと水平のように薙ぎ払った。
それと同時にノイズは真っ二つとなり炭へと化した。
そしてそのまま直行し、翼と合流した。
「翼!…無茶をしてたら、スイーツ抜きにしてやるからな!」
「そんな脅しは必要ない!」
そんな翼を前に、霊風は翼をこちらに向けて、すかさず平手打ちをした。
本来ならこの行為自体が許されざるものだが、今はそれどころでは無かった。
「奏の代わりとして、俺が出て来てるんだ。
あいつの代わりなんか、俺には出来ないさ。
けどな、ちっとは俺の事を頼れ!
「…分かりました」
取り敢えず、宥める事に成功した霊風は残っている大型ノイズを協力して倒そうとした…その時だ!
ボォォォォォオオオオオ‼︎
『○☆□◇◇○☆⁉︎』
「「⁈」」
突然、2人とノイズとの間から火柱が発生したのだ!
2人は発生した場所に顔を移す。
そこには1人の青年が拳でストレートを放ち、そこに居合わせていた。
但し、青年の顔には仮面が被っていた。炎をモチーフにした仮面を。
「…ノイズある所に、『英雄石板』あり。
灼熱の炎は死して得た力。
今宵の俺は燃え滾る業火の如く、焼き尽くす…」
仮面を被りし青年はそう言うとノイズの方へと歩んで行く。
しかし、何処からどう見ても、私服姿な彼はノイズに触れれば、それこそ命を落としかねない存在だった。
「危ないから、早く逃げっ…‼︎」
翼が何かを言おうとした時、ノイズがその青年を叩き潰してしまった…
それを見た2人は息を呑んだ…
絶望に浸ろうとしたその時だった…!
ボォォォォ…ボォォォォォオオオオオ‼︎
『◇○☆○☆⁉︎』
「「⁉︎」」
なんと、先程叩き潰した筈のノイズの手の下から炎が噴き出て、そしてそのまま、ノイズの手を燃やし尽くしたのだ!
それを見た2人は驚愕した。
何故なら、そこに青年が平然と立っていたから…!
「おいノイズ共…俺に触れたら…火傷じゃ済まねえぞ?」
そして青年の身体からなんと炎が噴き出て来たのだ!
それを見た2人は驚愕する…!
すると、青年は腰に付けてあったケースから一枚のカードを取り出した。
髪がピンクで、黒のチョッキを着たマフラーを巻いていた青年の姿のイラストだった。
すると、少年は自らの炎でそのカードを燃やしたのだ!
すると、そこから1人の魂が現れた…先程描かれていた青年だった。
「行くぞ…ナツ」
青年はそう呟いた。
ーフォーム…ナツ‼︎ー
すると何処からか電子音が聞こえたが、そのままスルーし、青年はその魂を纏った!
ー炎で滅せ、竜滅者‼︎ー
すると少年はその青年の姿に早変わりした。
「一気に決める…」
そう言うと、青年はそのまま跳躍!
大型ノイズを簡単に飛び越えたのだ!
そして…
「"火龍の"…"鉄拳"‼︎」
そのまま相手の後頭部にめがけて、拳を打ち付けたのだ!
そしてそのまま大型ノイズはノックダウンし、その衝撃で、周りの小型ノイズ達が消滅してしまったのだ…
「⁉︎…何と言う力だよ…」
「これは最早、人知を越えているとしか言いようが無い…!」
そんな青年の力を見た2人はそれぞれの感想を述べた。
すると、ノイズの頭から何かが見えた。
「『英雄石板』発見。これより回収にあたる」
すると青年はすかさずノイズの後頭部まで駆け上がり、そしてノイズが唯一持っていた石の角っこを持った。
そして引っ張ろうとするも、中々離さなかった。
すると、青年はすかさずもう片方の手に炎を纏わせ、
「"火龍の鉄拳"!」
もう一発をお見舞いさせた。それにより少し緩み、取れそうになるも、やはり抜けなかった。
そこで、青年はすぐに飛び退き、姿を元に戻した。
すると、無数に散らばった光が1つとなりて、カードになった。
如何やら、再生能力があるようだ。
でも、それは普通ではありえない事である。
基本的にカードは燃やされたら、灰となって消えてしまう…
しかし、このカードはその常識を逸脱していたのであった。
すると青年はそのカードを腰に備わったケースに入れ、代わりに一枚のカードを取り出した。
そこには、赤い髪と赤いシャツ、水色のジーンズを履いた機械的な腕を纏った少年がイラストになっていた。
「頼むぜ…アカネ」
そう言うと再びカードを燃やした!
ーフォーム…アカネ‼︎ー
すると今度はイラスト通りの少年が現れた。
そしてそれを青年は纏った!
ー聖なる扉、炎の咎人‼︎ー
すると再び石板の方へと赴き、そしてそのまま左てで石板を持って引っ張ると同時に、残った右手に力を加え始めた!
「うぉぉぉぉ!"イグナイト"ーーー‼︎」
そう言うと先ず一発ぶん殴る。そして振り上げ…
「"セカンド"‼︎」
また一発…
「"サード"‼︎」
また一発…と、徐々に火力が大きくなっていた…
「"ホムラ"‼︎そして…」
そして最後に大きく振り上げ…
「"イグナイト"…"リート"ーーー‼︎」
最後に渾身の一発をぶつけた!
それにより、ノイズは完全に息絶え絶えの状態。
と、同時に石板を剥がすことに成功した!
するとそのまま石板を腰に備わっていたボックスポーチへと収納した。
「『英雄石板』回収完了。…了解」
何処かに連絡した青年は最後に右手にありったけの力を加え始めた…
「これで…終わらせてやる…!
"フレアリィ"…"エルプション"‼︎」
そしてその一撃を大型ノイズに浴びせた…!
大型ノイズはそのあまりの熱により、炭へと化した。
そして戦いが終わり、青年の身体から出ていた炎は鎮火されたのであった。
それを翼と霊風の2人は傍観せざるを得なかった。
そして、青年が立ち去ろうとした時、翼はハッとなって、彼を止めた。
「!待ちなさい!」
「…」
「貴方は一体何者なの⁉︎」
翼の質問に青年はこう答えた…
「…早くても明日、分かる事さ…」
「え?…‼︎」
そう告げると同時に彼の周りから炎が柱となって現れ、そして柱が消えたと同時に、彼の姿はもうそこにはいなかったのであった…
ーーーSIDEto⁇
先程の炎の柱のおかげで上手く巻いた青年。
すると、彼は胸からロケット(写真を入れるペンダントの方)を取り出すと、蓋を開けた。
そこには、2人の少女と青年の若い頃の写真があった。
黄土色の少女とビリジアン系の色合いで白いリボンが特徴の少女と仲良く3人でくっ付いて撮った写真だった。
「いつか…会えるよな…響…未来…」
そう言うと青年はその場から瞬時に去った…
後で、地元の住民から、流れ星とは明らかに異なる動きをした光があったと。
それがまさか青年の事だとは、思いもしないだろうとは。
憑友「今回からはこの後書きにて、『英雄石板』にて記されし者達通称・『英雄』達の事を紹介して行くぞ!」
「今回は、俺の剣術の
キリト /カード名【黒の剣士 キリト】
属性/闇・人間・斬・剣
数多の攻撃を片手直剣と呼ばれる武器カテゴリで戦い抜いた歴戦の勇者。
トップクラスの反射神経の持ち主で、その影響で、《二刀流》を使用する事が可能になっている。
憑友「昔は俺が持っていたんだけど、今はライドさん共々、響が所有しているみたいだ。だけど、こんな所で終われるような人じゃない!」
次回
覚醒せし少女
憑友「次回も見てくれよな!」
2016/6/30までに出たキャラが一応参戦してますが、7/1以降のキャラが今の所、出ていません。なので、以下の作品から選んで下さい。 1位のタイトルは外伝として投稿しようかと思います。
-
けものフレンズ(2017)
-
バトルガールハイスクール(2017)
-
はたらく細胞(2018)
-
SSSS.GRIDMAN(2018)
-
盾の勇者の成り上がり(2019)