戦姫絶唱シンフォギア〜とある戦士の物語〜   作:かもめカメ

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次回から真面です。
そして今回のでG編6話分が終了。
此処から物語が一気に傾き出す…!
それは絶望へのカウントダウンか。
それとも、希望への前触れなのか。

…言い忘れてましたけど、憑友君当分出番ありません。

憑友「俺、一応この作品の主人公だよね⁈」ナンデサ⁉︎

え?…うーん…話が書きにくいから!

憑友「すっごいメタ発言…」

と言う訳で、本編どうぞ。


#18 主治医/『生命の拳』

ウェルが何か企んでいた頃、響は皆んなと一緒に帰っていた。

創世と詩織に弓美の3人組と、未来,馬燈,逝都の6人で帰っていた。

 

相も変わらず響は顔には出してはいなかったが、それでもやはり落ち込んでいたのに変わりは無かった。

そんな響の為に、未来は今回の件を創世達に話した。

すると皆はお好み焼きパーティーで響を元気付けようと考え、今はそれを実行している最中だった。

 

 

ーーーーーー

そんな響達とは別の地点では、調と切歌,陰陽兄弟の4人が街を徘徊していた。

実はつい先日の響の『暴走』と、憑友の『闇堕ち』の際にナスターシャの身体の傷が広がっていたのだ。

4人は如何しようも出来ないと嘆いていた。

仲間の内の1人であるウェルが入ればなんとかなるとは思えるが、先の案件等で既に4人はウェルに対して険悪していたのだ。

 

しかし、彼等の仲間にして、今回の騒動を引き起こした『張本人』マリアに探すように命じられて、彼等は仕方なくウェルを探す事になった。

 

 

そんな中、マリアとナスターシャがいる飛行艇に1人の存在が歩み寄っていたのを、この時の彼女達はまだ知らない…

 

ーーーーーーSIDEtoマリア

マムの傷は広がりつつある。

応急処置でなんとか止めて、『英雄』の1人に換算する存在で、医療系が得意な存在…

 

【ポケモンドクター タケシ】と【風の癒やし手 シャマル】

 

彼等2人のおかげで一命を取り留めたけど、それでも傷は深い…

 

私は一体如何すれば…

 

そう考えていたら、ドアが開いた。

私はその方に振り向くとそこには零のパートナー『英雄』であるギンジがそこにいた。

 

「…表に女性が来てる。バックみたいなのを担いでな。

俺が代わりに見張ってるから、相手を頼む」

 

「…分かったわ」

 

こんな場所に?…一体誰が?

 

そう思った私は入り口の方へと向かう事にした。

 

 

そしてその入り口のゲートを開くと、

其処にいたのは清楚な人で、とても近づき難い存z…

 

「あ、如何も♪」

 

…訂正。フレンドリーすぎる人が其処にいた。

 

「ナスターシャ教授…元気にしてますか?」

 

そう女性は問い掛けて来た。

マムの事を知ってる…?

 

「…貴方には関係無いk「主治医だとしても?」え?」

 

「こう見えても、ナスターシャ教授の主治医をしているんだよ?」

 

そう言うと「お邪魔しま〜す♪」と言って、勝手に入って行った…

って、ちょっと待って⁉︎勝手に入らないでよ⁈

 

「あ、此処だね♪」

 

いや、なんで今マムが寝ている場所を1発で当てたの⁈

もう滅茶苦茶よ⁉︎

 

そう思いながら、女性はマムの部屋へと入って行った。

私も後を追いかけると、其処ではギンジが呆然としていた。私は女性

の方を見ると、

 

「久しぶりだね。マム♪」

 

「良くこの場所が分かりましたね」

 

「えっへん!」

 

其処には女性とマムが和やかな雰囲気を醸し出していた…なんで?

 

「…マリア。この2人って、如何いう関係なんだ?」

 

「私も知りたいわよ…!」

 

兎に角、この人は誰⁈

それに今更だけど、如何してマムの事を知ってるの⁈

さっき主治医って言ったわよね⁈

 

「…まだ自己紹介すらしていなかったのですか?」

 

「だって、マムの身体が心配だったんだからね!」

 

そう言いきると、女性は此方に顔を向け、自己紹介をした。

 

「マムから話は聞いてるよ。

私の名前は人絆ジャンヌ。ナスターシャ教授の主治医をしています」

 

そう言いながら、私に名刺を渡してきた。

其処には確かに『人絆ジャンヌ』と書かれていた…ん?

人絆?…つい最近聞いたような…

 

そう思っていると、マムから衝撃な言葉が飛び交った…

 

「この人は、『人絆憑友』の母親なのですよ」

 

………………………………………え?

 

「えへへ〜」

 

この人が憑友のお母さん⁈

「まだ20にしか見えないのは気の所為⁈」

 

「奇遇だな…俺もそう思った」

 

「実はもう三十路過ぎてま〜す♪」

 

そしてまさかのアラサー⁈…ありえない。

 

…この人が…?

 

「さて、マムはゆっくり休んでて。私が治して見せるから!」

 

そう言うと私とギンジをそのまま部屋の外へと追い出されてしまった。

彼の母親と言う事は…セレナの事も知っていると言う事なの…?

 

「…一体何なんだよ、あの人は…?如何したマリア?」

 

え?

 

そう言うとギンジは私の顔に指を添え、そして何かを掬った。

 

「涙…出てたぞ」

 

その一言で私は漸く今の自分の状況に気がついた。

涙を流していたのだ。涙を流す理由はおそらく…

 

マムを元に戻せるかもしれない…

セレナの居場所が分かるかもしれない…

 

いや、その両方なのだとこの時知った。

 

そしてそう考え込んでいたら、ドアが開き、其処から先程の女性・ジャンヌが現れた。

 

「あまり無茶は駄目なんだからね!」

 

「分かっていますよ」

 

「本当に〜?」

 

「本当です」

 

「…そっか。じゃあね〜!

…と、2人もナスターシャ教授の事をお願いするね♪」

 

そう言うとジャンヌさんは手首に着いてる腕時計を見るなり急いでその場から立ち去って行った…

 

結局、何も言い出せなかった…セレナが無事なのかを。

 

「あ、そうだ!」

 

…ジャンヌさん?

そう言うとジャンヌさんは私に向けてこう言った…

 

 

 

 

「セレナちゃんは記憶が曖昧だけど、大丈夫!

私が必ず治して見せるから!」

 

‼︎

 

「じゃあ、またね!」

 

そう言うと今度こそ、彼女はその場を後にした。

 

最後に言ったあの言葉…

 

『必ず治して見せるから!』

 

あの言葉に私は期待をしてしまっていた。

その後、マムの容態を見てみたら、思いのほか元気になっていた。

たった数十分の時間しか無かった筈なのに、マムの身体が回復するなんて…

 

あの人は一体…あれ?

 

如何して?…私の頭の中の記憶からあの人に似てる人が思い浮かべてきた…

 

私はあの人の事を…知っている?

 

ーーーーーーNO SIDE

ジャンヌがマリア達と出会った後、ナスターシャは直ぐに調達がいない事に気付き連絡をした。

その事で、吃驚する切歌達4人。

説教じみた事は言ったものの、自分の為に動いてくれた4人に対して、ナスターシャはお咎めはしなかった。

そしてナスターシャは4人にウェルの捜索を改めてお願いしたのであった。

 

まさかの通信相手がナスターシャに通信を終えた4人は脱力が襲いかかった。それもその筈だ。

相手は自分達の事を大切に育ててくれた謂わば母親的存在。心配するのは至極当然の事だ。

自分達が今なにをしてるのかで、遠回しだが確実に心配してくれていたのだ。

 

「はぁ…。まさかマムが出るとは思ってもいなかったデスよ」

 

「全くだよナ…」

 

「…でも、本当に良かった」

 

「…そうだな」

 

そう話をしていると切歌の方から腹の虫が鳴いた。如何やらお腹が空いているようだ。

こう見えても彼等はまだ成長期の真っ最中。食べ盛りに変わりは無いのだ。

以前は憑友が、彼等にお金を渡して、それを使って食べ物を食べて来たが。

今回は憑友は既に仲間の元へとやり方が違えど返した。

それに、今の彼女等には自分達が所持している程度のお金しか存在しないのである。

 

「彼奴って、本当にお人好しだったよな…」

 

「…そうデスね。だけど、悪く無い人だったデス」

 

「…まるで、自分の事なんて考えてすらいなかったな」

 

「…他の偽善者達よりも、彼が1番に偽善者ぶってだけど…けど、とても優しかった」

 

憑友の話をした4人は何故か心の中に虚しさを感じていた。

 

「まるで『兄貴』のような人だったな…」

 

そう闇呪怨が言うと皆んなもそう感じていた。

彼等が『兄貴』と呼んでいる存在…名を『無頼零』

…此処にはいない…セレナの想い人だ。

 

彼もまた『F.I.S.』によって連れて来られた『レセプターチルドレン』の一人であった。

そんな中でも彼は『レセプターチルドレン』の中で特別な存在だった。

その名に反して、仲間が傷ついたら、例え大の大人であろうと容赦しなかった。

料理も得意で、誰とでもフレンドリーに接してくれていた。

調や切歌,陰陽兄弟もそんな彼の性格に惹かれた存在の1人である。

 

調には、友達のつくり方を教えてくれた。

切歌には、ファッションに関する事を教えた。

陰陽兄弟には守る為の術を教えてくれた。

 

それ以来、4人は零の事をまるで自分達のお兄ちゃんのようになっていったのだ。

 

「…と、兎に角!今はウェル博士を探そうぜ!飯はその後でたらふく食ってやろうぜ!」

 

光聖希がそう言うと皆もそうしようという考えに至り、調と切歌は手を繋いで、陰陽兄弟はその2人の後を追うかのように走って行った。

 

 

ーーーーーー

一方、響達はと言うと学校帰りにお好み焼き屋『ふらわー』の方へと向かう事になっていた。

理由は前回少し述べたのだが、響を元気づけようと言うのが最大の理由と言っても過言では無かった。

 

その主催をしたのが意外にも未来だと言う事を聞いた響は驚いてたのは言うまでも無い。

そんな時、3台の黒の車が響達を通り過ぎて行った。

そして次の瞬間…!

 

 

ドガァァァ‼︎

 

「⁉︎」

 

なんと突然、爆発音が聞こえたのだ!

 

「今の…⁉︎」

 

「まさかじゃないだろうな…!」

 

「それ以外に何がある…!」

 

そう言うと逝都と馬燈が先行して皆よりも先に走る…!

その後ろを未来達が追いかけるのだが…

 

「…響ちゃん⁈」

 

「⁉︎そんな馬鹿な⁉︎」

 

なんと2人よりも後ろにいた筈の響が2人を追い越して行ったのだ!

 

そして皆が到着すると其処には、灰となった人達の残骸と、無惨な姿になった車と、大量のノイズと、それを操る《ソロモンの杖》と何かを持っていたウェルが不敵な笑みを浮かべながら其処にいた。

 

「誰が追いかけって来たって…こいつを渡すわけには…!」

 

そう言いながらウェルは左手に持っていた何かを見ていた。

そんなウェルに対して響は呟く。

 

「ウェル…博士…!」

 

「な、なんでお前が此処に⁈」

 

そう言うとウェルは《ソロモンの杖》でノイズに命令を下した!

 

「マズイ‼︎」

 

逝都と馬燈は未来達を守るように懐からカード型のアイテムを取り出した。だが、それよりも先に響が前に出て、そして聖詠を詠った…

 

「Balwisyall Nescell gungnir tron…‼︎」

 

そう言いながら響はなんとそのままノイズに拳をぶつけたのだ!

それを見た一同は驚愕した!

 

そしてそのままシンフォギアを纏い、そしてノイズを粉砕した!

 

「⁉︎ひ、人の身で…ノイズに触れた…⁉︎」

 

「嘘…だろ…⁉︎」

 

「マジかよ…⁉︎」

 

響の行動に上からウェル,馬燈,逝都がそう言い放つ。

 

本来、人の身の状態でノイズに触れればそれは勿論()()()()()()()

だが、響はその人の身の状態で、()()()()()()()のだ。

普通ではあり得ない出来事が、彼女の身体に着実と変化をもたらしていた。

 

「この拳も!生命も!

 

…シンフォギアだ‼︎」

 

その変化は、幸福を掴む為の力なのか。

はたまた死へと追いやる猛毒となるのか…

 

 

tobecontinued…




《アブソーバー・フォン》
《精魂導師》の新たな力で、『"凄腕チーム"スーパー戦隊』の力が使用可能になるアイテム。
《アブソーバー》とドッキングする事で使用可能になる。ドッキング後はガラケー型の変身アイテムになる(○○チェンジャーみたいな物だと想定してくれれば幸い)。
他の『アドバンスフォース』よりも変身プロセスが異なっており、
6桁の数字を打ち込む事で、それに対応した『スーパー戦隊』の力が使える。
他の『四英雄』同様、『スーパー戦隊』の力を自由に使える反面、それ以外に変身する事は出来ない。

次回

君がキミで…俺がオレでいられる前に

2016/6/30までに出たキャラが一応参戦してますが、7/1以降のキャラが今の所、出ていません。なので、以下の作品から選んで下さい。 1位のタイトルは外伝として投稿しようかと思います。

  • けものフレンズ(2017)
  • バトルガールハイスクール(2017)
  • はたらく細胞(2018)
  • SSSS.GRIDMAN(2018)
  • 盾の勇者の成り上がり(2019)
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