戦姫絶唱シンフォギア〜とある戦士の物語〜   作:かもめカメ

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…お待たせしました。
同時にアニメ7話のラストまでを書き上げました。

いや〜…酷いんですよこれが。遅れた理由。
ログボを受け取り、尚且つ仕事もしていると如何しても時間が足りなくなるのが現状なんですよ。

それと今更ながらなんですが、
『ウルトラマンオーブ』見たいな〜。
で、おもった事が1つ。
オーブの姿の1つ"ハリケーンスラッシュ"なんですが…これ意外と共通点あると思うんですよね?

ゼロ「何がだよ?」

ジャック「私とゼロの共通点とは?」

ええとまずは、『ブレスレット』所有者でしょ?

ゼロ「まぁな?」

次にその『ブレスレット』を授けた存在が両方セブン。

ジャック「間違いでは無いな。だが、それだけか?」

後は…技!

ゼロ「技?」

ジャック「私とゼロに共通する技って…あっt」

"ウルトラ…ハリケーン"‼︎

ゼ・ジ「「…あ‼︎」」

だから、オーブの形態の"ハリケーンスラッシュ"は共通点があると言うんですよね。

ゼロ「…って⁉︎前書き長えよ!早く本編へ進めよ⁉︎」

あ、はい…。
では、どうぞ。


#19 君がキミで…俺がオレで居られる前に

(挿入歌「正義を信じて、握り締めて」悠木碧)

 

「この拳も!生命も!

 

…シンフォギアだ‼︎」

 

そう言うと響の身体は輝き始めた。

それを見た一同の内、逝都と馬燈は別の反応を示していた。

 

「な、なぁ…馬燈…。

響の奴、様子が変じゃないか?」

 

「ああ…」

 

2人は響に対してそう言う態度を見せていた。

2人は今の響から感情が露わになっている事に気付いていた。

 

「(力が…漲る…!)」

 

一方の響はその力に対して傲慢していた。

すると響の横を一枚の葉っぱが落ちてきた。

そしてその葉っぱは響に触れた瞬間…

 

ボオッ!

 

「ヒィッ⁉︎」

 

『⁉︎』

 

なんと葉っぱが燃えて、消滅したのだ!

そう感じながら、響はそのままノイズを撃破し始めた…!

それを見た2人は明らかに響の様子が可笑しいと思うと懐から逝都は菱形の形をしたアイテムを、

馬燈は刀を模したアクセサリを取り出した。

 

「ニンキョウ・ゴクドー!」

 

「抜剣納刀!」

 

「「スタンバイ!アクティベート!」」

 

『YES.sir.of the…set UP.』

 

そう言うと逝都の靴と手から機械のブーツと金属をあしらったグローブが嵌め込まれ、

馬燈は腰に刀と剣を其々鞘に収められた謂わば納刀状態の腰巻を装着していた。

すると逝都はそのまま拳同士をぶつけて、

馬燈は左腰にセットしていた刀を鞘ごと引き抜いた…!

 

「憑友がくれたこの力…!」

 

「大切な者を守る為に…戦う!」

 

そう言うと2人もなんとそのままノイズに向かって突撃したのだ!

響の接近に加え、無知の少年2人もそのまま此方に来ている事にウェルは《ソロモンの杖》を使ってノイズを呼び出し、そしてバリケードのようにして、3人の行く手を阻ませる…だが。

 

「はぁぁぁぁあ!」

 

響は自身の格闘術を用いて、ノイズを葬りさる!

ウェルはその様子を見て愉悦に浸る。

3人の内の2人は何れも《シンフォギア装者》でも《精魂導師》でも無いから。

生身の身体に何が出来ると思うかと、そう思っていた。

だが、現実はそうでは無かった。

 

「おらおら!」

 

そう言いながら逝都は響と同じ格闘術で(強いて言うなら脚を使った攻撃が主なんだが…)ノイズを撃破していた…!

一方、馬燈は刀と鞘で、時には抜刀術を使い、時には帯刀状態で、

剣を使った双剣状態でノイズを葬りさっていたのだ!

 

そんな様子を見たウェルは更にノイズを増やすも、それを響のガングニールで木っ端微塵となり、そしてそのままぶつかろうとしたその時だった…!

 

 

カンッ‼︎

 

「⁉︎盾⁉︎」

 

響とウェルの間に黒い物が盾の役割になって、ウェルを守っていた…!

 

「…なんと鋸」

 

「調ちゃん⁉︎切歌ちゃん⁉︎」

 

そしてそれがいつの間にか来ていた調と切歌によるものだと知った響。

しかし、響の攻撃に調と切歌の2人係で漸く保って入られていた。

すると突然、

 

ジャリリィィィィ‼︎ガギィンッ!

 

「な⁉︎」

 

突然響の身体を無数の鎖が封じ込み始めたのだ!

 

「一丁上がり!」

 

「こういう手で使う事を許し給え…!」

 

すると調と切歌のそばに《光魂導師》タマシイこと陰陽光聖希と、

《闇魂導師》コアこと陰陽闇呪怨の陰陽兄弟が現れていた。

しかも光聖希の手から無数の鎖が地面や空中等にバラ撒かれていた。

 

そしてその鎖の行き着く先には響がいた。

つまり、先程の鎖はタマシイの仕業だったのだ!

 

そう言うとコアはすかさず右腰に備えていたカードケースからカードを取り出すとそのまま左腕に装着していたアブソーバーにそのカードを装填、そしてレバーを引いた!

 

ーコア!フォーム、ガジル!ー

 

するとコアの周りに黒服で顔に釘のような物を埋め込んでいる男の魂が現れ、それをコアは纏った!

 

ー鉄で砕け!竜滅者‼︎ー

 

そう言うとコアはそのまま左腕を後ろに引かせるとそのままその腕の拳を響にぶつけた!

 

「"鉄竜棍"‼︎」

 

「がはっ⁉︎」

 

「響!」「立花‼︎」

 

響がダメージを受けると同時に未来と逝都が響の心配をする。

それを見たタマシイはそのままコアと同じ動作をした。

ただ1つ…カードに描かれている『英雄』を除いて。

 

ータマシイ!フォーム、ユーノ‼︎ー

 

そう言うとタマシイの周りにマントを羽織った少年の魂が漂い、そしてそれを纏った!

 

ー魔法の鎖!結界魔導師!ー

 

するとそのままタマシイは今度は緑の魔法陣を自身の前に出し、そして手を入れた。

するとすぐにその魔法陣から緑色の魔力が練られた鎖が出現!

それと同時に響を拘束し始めた!

 

 

「うぐっ⁉︎」

 

必死に逃げようとする響だが、思ったよりも力が出せないでいると、

タマシイがアブソーバーのドライブボタンを叩いた!

 

『タマシイ・ユーノ!フルドライブ!』

 

「くらいな!"アレスター・チェーン"‼︎」

 

 

「がはっ⁉︎」

 

そう言うと自身の前に設置してある魔法陣から手を引き出すと、そこには響を拘束している鎖と同じ形状の鎖が顕現、そしてそれを思いっきり引っ張った!

 

するとその魔法陣から魔力が流れ、そのまま響にダメージを与えた!

それと同時に、魔法で出来た鎖は消滅した。

 

 

 

「偽善者はそのまま朽ち果てろーー‼︎」

 

そう言うと今度は2人揃ってカードを取り出し、アブソーバーに装填するなり、同時にレバーを引いた!

 

ータマシイ!フォーム、ロディ!

時空を超えし、蛇腹の使い手!ー

ーコア!フォーム、ハヤト!

金剛鳥人!基準はゴールデン!ー

 

そう言うと2人の姿が変わった。

タマシイは軽装の姿で尚且つ、腰には剣と短剣が差してあった。

そしてコアの方はと言うと闇と言うイメージとは裏腹に金の装飾が施された装備を纏っていた…!

 

そうするとコアは両手を上に挙げた。

するとコアの周りの鎧が変化して、2振りの鎌が出現した!

 

「俺のパートナー『英雄』の力…受けてみろ!」

 

そう言うと、コアは2振りの鎌で響を切り刻もうと動き出した!

それを見た響はすかさず避ける…!

しかしその隙にタマシイは腰に携えていた剣を響に向け放った。

それと同時に刀身が長く伸びた!まるで蛇腹剣のように。

 

タマシイが変身した『英雄』の名は、ロディ。

本名…ロンドリーネ・E・エッフェンベルク。

 

ルドガー,ミラ,ジュード,リオン,ユリウスと同じ…

『テイルズ石板』に属する者であった。

彼女は特に蛇腹剣を使う事に重視した立ち回りが得意なタイプで、タマシイと相性が良かったのだ。

 

そうすると響の足にその蛇腹剣が絡まり、そのままタマシイの方へと引き寄せられ、そしてタマシイから強烈な蹴りを食らった響。

するとタマシイはそのままアブソーバーのドライブボタンを叩いた!

 

『タマシイ・ロディ!フルドライブ!』

 

「"貫け!槍よ!"」

 

そう詠唱するとタマシイの後方から大量の闇に覆われた魔力で練った槍が無数に出現して、そのまま空中で態勢が取れない響に連続で食らわせ、そして特大の槍で…

 

「"デモンズランス・レイン"‼︎」

 

そのまま貫かせた!

響はその攻撃でそのまま地面に激突…

 

 

ザクッ!

 

「がはっ⁉︎」

 

出来なかった。

 

「地面に付くにはまだ早過ぎる…!」

 

そう言うと今度は、コアが2振りの鎌の連続攻撃で響に大ダメージを与えていく…!

そして鎌の攻撃で、響は再び上空へ飛ばされた!

その間に鎌から元の派手な鎧を身に纏った姿になったコアもとい闇呪怨はアブソーバーのドライブボタンを叩いた!

 

『コア・ハヤト!フルドライブ!』

 

「"金剛鳥人拳奥義!黄金、旋・風・掌"‼︎」

 

突風と共に無数の風の刃のようなものを飛ばして攻撃を放つ技にして、コアのパートナー『英雄』【風を纏いし『伝説粉砕者』 金剛寺ハヤト】の必殺技…

 

"黄金旋風掌"が響にダイレクトにくらったのであった!

 

金剛寺ハヤト

 

ロックの元についてる『英雄』…イズナと同じ…

神話を模る金属生命体『ガイスト』を壊す者…

『ガイストクラッシャー』の1人であった。

 

その攻撃を食らった響は今度こそ地面に激突した。

 

「はぁ…はぁ…やったぜ…!」

 

「はぁ…はぁ…そう…だな…!」

 

響を倒した事に感化する2人。

しかし響はなんと立ち上がろうとしていた!

それを見た兄弟は驚きの表情を見せた。

 

だが、響はすぐに胸のフォルテの傷跡に手を添えて、悶え苦しみ始めた…!

それを見たウェルは調と切歌の2人に、緑の液体が入った注射器を…

 

プスッ!カチャッ!

 

「「⁉︎」」

 

なんと投与したのだ!

それを見た陰陽兄弟は、

 

「!てめぇ!」

 

「勝手なことを!」

 

と言いながら反論を述べようとすると、ウェルは今度は黄色の液体が入った注射器をその反論している2人に無理矢理投与させた!

すると反論を述べていた兄弟は響と同様に悶え苦しみ始めた!

 

「!2人に何しやがるデス⁉︎」

 

「それ以上は止めて!」

 

そう言うと先程の液体の影響で身体のコンディションが整えきれていない2人が2人に投与した薬をやめさせるように示唆するが、そんな事は関係なしにウェルはペラペラと喋り始めたのだ!

 

「LINKERの連続投与であの《融合症例》を相手に対等に渡り合えるのですよ!それも、『絶唱』使い放題!

それにプラスして、2人に投与した『glycerigger(グリセリガー)』の効果で、《トリガードライヴ》連発!

それに、この僕が居なければ、あのナスターシャ(オバさん)の容態が安定する事も無い!

僕を救う価値は有りだと思いませんか⁉︎」

 

それを聞いた四人は苦虫を噛んだような苦痛の表情を捉え、そして…

 

「…やろう。切ちゃん。呪怨。聖希…!

マムの所にドクターを連れて行かないと…!」

 

「…くそぉがぁぁぁぁ!」

 

「…やるしか…無いのか…!」

 

「さぁ!ユー達唄っちゃいなよ!纏っちゃいなよ!今なら《トリガードライヴ》も、『絶唱』も、歌い放題!発動し放題‼︎」

 

「…ぃわないです…デェェェスッ‼︎」

 

そう言うと陰陽兄弟は胸ポケットからカードを取り出し、そしてアブソーバーに装填、そしてレバーを引いた!

 

ータマシイ!フォーム、チェイン‼︎ー

ーコア!フォーム、ブラッディ‼︎ー

 

そう言うとタマシイの方から光の鎖を身体全体に帯びた魂が現れ、

コアの方からはフード付きローブを纏った大鎌を持った魂が現れ、2人は其々纏った!

 

ー天への魂!私が縛る!ー

 

ー獄への魂!俺が裁く!ー

 

そして現れたのは…

 

光の鎖が全身に結ばれている格好をした《光魂導師》タマシイと、闇のオーラを纏った大鎌と死神のような服装をした《闇魂導師》コアがそこに居た。

それは2人の《精魂導師》の…其々の基本の姿(ベーシックフォーム)であった。

 

「「トリガー…告げる(セット)‼︎」」

 

『『トリガードライヴ‼︎』』

 

そう言うと2人の装甲が変化し始めた!

タマシイは全身の鎖が尻尾のような形へと形成し始めた。

その数…9本。

 

そしてコアは得物である鎌が大きくなるのは勿論のこと、

そこから更に、肩,背中,両腕,両足の踵から鎌のような形をした刃物が現れたのだ!

 

ーーGatrandis babel ziggurat edenal…ーー

 

「⁉︎まさか…この歌って…『絶唱』⁉︎」

 

歌の出だしを聞いた響は2人の歌に気を取られた。

 

『絶唱』

《シンフォギア》を纏う者達が使用できる力の1つにして、諸刃の剣。

多大な負荷が後で襲う代わりに、一時的に出力を上げる謂わば禁忌に近い力…

 

Emustolronzen fine el baral zizzl…

 

「駄目だよ…LINKER頼りの『絶唱』は、装者の命をボロボロにしてしまうんだ!」

 

響の説得も彼女達2人には届いていなかった…

 

Gatrandis babel ziggurat edenal…

 

Emustolronzen fine el zizzl…ーー

 

そして切歌と調の2人は歌いきった…『絶唱』を。

 

その瞬間に、2人のギアに変化が生じ始めた。

 

調のギアは武装の殆どが変化、特に腕のパーツから鋸が出現させた。

切歌の方は得物である鎌が巨大化だけでは無く、ブースターまで付き始めたのだ。

 

そしてそのまま攻撃をしようとした…その時だった。

 

ーGatrandis babel ziggurat edenal…

 

Emustolronzen fine el baral zizzl…

 

Gatrandis babel ziggurat edenal…

 

Emustolronzen fine el zizzl…ー

 

「⁉︎…エネルギーレベルが、『絶唱』発動前と…変わらない⁉︎」

 

「減圧⁈」

 

2人の『絶唱』の力が突然発動した『絶唱』により、効果が減少したのだ。

 

「っ!」

 

それをした張本人…響が2人に向けて気合いの入った言動をする。

まるで威圧感に浸っているかのような顔を見て、調と切歌は勿論のこと、陰陽兄弟も攻撃のタイミングを外してしまった…!

 

「セット!ハーモニクス‼︎」

 

そう言うと響の『絶唱』の特性を使い、2人の『絶唱』と自らの『絶唱』の力を1つに収束するなり、アームドギア《GG・K(ガングニール・ナックル)》を1つにするとそのまま上空へと撃ち放った!

そして撃ち放った『絶唱』のパワーは、かつてライブ会場にて撃ち放たれた虹の嵐を生み出しながら、『絶唱』の力が消失した。

 

その力の反動で響は動く事が出来なくなった。

身体温度がオーバーヒートになっているからでもあるが、既にこの時点で、ギアの出力が不調をきたしていた。

 

「今なら…!」

 

「やれる…!」

 

その響の行動に放心状態だった陰陽兄弟はすぐに我に戻って、響を倒せるまたとないチャンスをと思い、2人が攻撃しようとした…だが、

 

 

「…⁉︎な、なんだよこれ⁈」

 

「身体が…動かない…⁉︎」

 

2人はその場から一歩も足が動けなかった。

その理由を探る2人だが、その理由を知る前に謎の衝撃が2人を襲った!

 

2人は視線を見せるとそこには青い髪の青年がそこに立っていた。

それを実感した2人よりも、ウェルがその存在に気付くなり、先程までの威勢が嘘と思えるような怯え状態になっていた。

 

「久方ぶりだな…Dr.ウェル」

 

「テ、テテ、テテテ…テロリストキラー⁉︎」

 

それは『武装集団殺し(テロリストキラー)』と謳われた存在にして、《水魂導師》の名を持つ者。そして《イチイバル装者》クリスの義理の兄…

 

 

ロック・アイル・ユキネが、そこにいた。

 

 

ーーーーーーSIDEtoロック

4対1でよくもまぁ派手にやってくれたもんだ。

浅岡と一走がなんでノイズに触れても戦えるのかは後にして、

立花をこれ以上傷付けたら、俺以上に厄介な奴がお前達の首を吹き飛ばしかねないぞ。

尤も、その厄介な奴が現在も意識不明の重体なんだがな。

 

「如何した?《光と闇の精魂導師》?

お前等なら俺が仕掛けた"影殺し"…意図も簡単に解けるのでは無いのか?

《光》で照らせば影が薄れて動けるだろうに?

《闇》を地面に撒けば、影という概念が消えるから動けるだろうに?」

 

「んな⁉︎」「ふざけやがって…!」

 

ふん。学習能力は平均並みで感情的だな。

…そろそろか。

 

ブォンッ‼︎

 

「なぁっ⁉︎」「っと…!」

 

効果が切れて良かったな?

そう思っていると上空からオスプレイが降りてきた。『フィーネ』の足か。ならば、此処で壊せば…!

 

「止めとけ。ロック」

 

「っ⁉︎霊風!」

 

そう思っていたら、いつの間にか霊風がやって来ていた。

何故だ!

 

「…今は響ちゃんの事が最優先だ。

何れ決着を付けられる…」

 

…くっ!

そうしていると4人が(その内の1人がウェルを担ぎ)オスプレイに乗ってこの場から去ってしまった。

 

その後、小日向が駆けつけ、立花の元へ行こうとするが、遅れてやって来たクリスと奏嬢の2人に抑えられていた。その時、バイクで駆けながら遅れてやって来た翼の"騎刃ノ一閃"で立花の近くにあった貯水タンクに切れ込みを入れ、立花の身体をクールダウンさせた。

その際に何か防人嬢が呟いて、クリスがそれを聞いたのか、防人嬢にいちゃもんを付けていた。

 

 

〜〜

その後、俺とクリス、そして小日向は弦十郎から立花に関する話を聞いた。

このままだと立花の身体が聖遺物に侵され、最終的には死に至る又は人ならざる物へと変わってしまうと言う衝撃の事実を告げられた。

 

そして弦十郎はそんな中で、小日向が唯一立花の近くにいてくれる抑止力だと言う事を伝えると小日向は了解した。

 

その後、小日向は立花と、彼女と同室にした憑友の様子を見る為に司令室から去って行く。

それと入れ違いに防人嬢と奏嬢と霊風の3人が司令室に入って来た。

 

その際に、防人嬢はうかない顔をしていた。

つい先程、すれ違った小日向に今の立花の状況を黙っていた事に。

だが、小日向はそのまま何も言わずに作り笑顔を見せて去って行ったそうだ。

 

「…それで、私達に何か用が?」

 

「正確には、翼とクリス君にも耳を通して欲しい案件だ」

 

そう言うと司令は2人にある書類を見せた。

それは俺達の手元にも寄せられている。

 

「?…これは?」

 

防人嬢は疑問を浮かべる。

書類には黄色と緑の棒グラフが描かれているが、黄色よりも緑が短かった。

そしてよく見てみると、黄色の欄には『平均値』と書かれていた。

つまり緑は、『個人値』と言う事だろう。

俺には分かった。このグラフが誰の物なのかを。

それに気付いたのか、司令は俺の顔を見るなり、まるでお前が喋っても構わんと言う態度を示してきたので、俺は喋った。

 

「これは…憑友のバイタルですね」

 

「そうだ」

 

それを聞いた防人嬢とクリスは目を凝視した。

何故なら、この書類に書かれているバイタルはどれも、憑友と同じ学生の平均を大きく下回る数値を叩き出していたからだ。

更に弦十郎司令は2人に憑友の今の状態を伝えた。

それを聞いた2人。

クリスは机を盛大に叩くなり、そのまま司令室から去ってしまった。

一方の防人嬢は先程の書類を握り潰していた。

それを間近で見ていた奏嬢は黙って、防人嬢を自分の胸元まで寄せた。それに気付いた防人嬢は奏嬢にしがみつきながら号泣したのであった。

 

立花の状態と憑友の残りの余命…

 

似た者同士でお似合いな奴等が既に死と隣り合わせにいた事に…俺は何も出来ずに悔しむ事しか出来なかった…

 

ーーーーーー

病室では、響の容態は安定し、そして響は覚醒した。

それと同時に響は辺りを見渡す。

すると右隣に憑友がまだ寝ている事に気が付いた。

響は可能な限り、右手を出して、憑友の左手を握ろうとした。もしかしたら、憑友が目覚めてくれるかもしれないと思って。

そして触れようとした…その瞬間だった。

 

「…⁉︎」

 

突然、身体を巡るかのような記録が響に襲った。

 

それはあまりにも残酷すぎる展開だった。

 

「憑友が…この世から…消える…?」

 

ーーーーーー

一方、響の元から立ち去った調達は買い出しに来ていた。

 

そして買い出しが終わった一行は少し疲れたので、休憩する事にした。

 

だか、休憩した場所自体が誤りだった。

4人が休憩したのは建築途中だったと思われる場所だった。

普段はバリケードなどで立ち入る事さえ出来ないのに、今日に限ってそれが開いていたのだ。それを4人はそのまま入って行ってしまったのだ。

そのまま休憩に入った一行。

だが、切歌は隣にいた調の様子が変だと言う事に気が付いた。

よく見ると額や頬から汗が出ていて、少し熱を出していた!

 

「⁉︎ずっとその調子だったんデスか⁉︎」

 

切歌は調の容態が良くない事に気が付き、切歌の台詞を聞いた陰陽兄弟もそれを聞いて調を気遣う。

 

「…大…丈夫だよ…」

 

「なにが大丈夫だよ‼︎赤くなってんじゃねえかよ!」

 

「少し待ってろ…!」

 

そう言うと2人で袋に入ってる日用品からタオルと水を取り出そうとするが、調はそのまま立ち上がって歩こうとした。

安静にしろと光聖希が言うもそれを聞かずに歩く調。

そしてそのまま近くに置いてあったパイプを倒し、調自身もそのまま倒れてしまった。

切歌が起き上がらせようとすると、嫌な音が上から聞こえてきた。

 

3人は上を見ると、そこから体力の鉄パイプが調と切歌を襲おうとした!

倒れてしまった調では、何も出来ない。

切歌だと調を守ろうと必死になるが、調と共に鉄パイプの餌食になりかねなかった。

それをみた2人は切歌と調を守る為に、身を庇う。

 

だが、庇ったは良いが、その後の行動が出来なかった。怯えたからだ。

 

此処までなのか…

 

3人は目を伏した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

………

 

 

「…?」

 

だが、一行に鉄パイプが襲って来ない事に違和感を持つ切歌。

そして徐々に目を開けると、そこにはピンクで無数の六角形が1つに集まって出来たバリアが…張られていた。

 

それを見た切歌は何がどうなっているのかと困惑し、それを見た兄弟も困惑せざるを得なかった。

 

 

そしてそれと同時刻。

 

「自然都会」の方でも…ある変化が起きていた事を…

 

この時の『フィーネ』並びに『二課』の面々は知らない…




《アブソーバー・スパーク》
『ウルトラマン』の力を宿したアイテム。
アブソーバーとドッキングする事で、『ウルトラマン』の力を使えるが、『ウルトラマン』以外の力を使う事が出来ない。
その代わり、『ウルトラマン』のキャラなら自由に変身が可能になる。
変身する際は其々の変身アクションも必要になる。
(ギンガ,ビクトリー,エックスは変身時のみ彼等のスパークドールズ(半透明版)も出現して、それをスキャンさせて変身しなければならない。※尚、劇中ではその表現はしていない)

体長は50mクラスの巨人になって、大型の敵や宇宙人を倒す事に特化している。
様々な光線技や格闘技を覚える。中には超能力や武器を使って攻撃をする者もいる。
『平成ウルトラマン』達は《タイプ(モード)チェンジ》や《パワーアップ》,《フュージョン》を使用する者がいるが、現段階では《タイプ(モード)チェンジ》のみしか使用できない。

次回

繋ぐ手と手…/記憶の欠片

2016/6/30までに出たキャラが一応参戦してますが、7/1以降のキャラが今の所、出ていません。なので、以下の作品から選んで下さい。 1位のタイトルは外伝として投稿しようかと思います。

  • けものフレンズ(2017)
  • バトルガールハイスクール(2017)
  • はたらく細胞(2018)
  • SSSS.GRIDMAN(2018)
  • 盾の勇者の成り上がり(2019)
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