戦姫絶唱シンフォギア〜とある戦士の物語〜   作:かもめカメ

11 / 202
漸くまともに動き出した…
そして原作第一話のラスト部分です。
そして他と違って、キリが良かったのか、短い。


第2話 覚醒せし少女

昨夜の出来事から一夜明け、今はお昼休み。

響は未来とライドと共に、食堂に来ていた。

すると、未来はスマホを弄り、ニュースを見ると、昨夜の情報が入って来ていた。

 

「『自衛隊、特異災害対策機動部による避難誘導で、被害は最小限に食い止められた。』だって」

 

『うむ…場所を見る限り、この場所から相当近いようだな?』

 

「うん。後、1人の青年が大型ノイズ相手に素手で挑んで、勝利したっていう事も記事に挙げられてるよ?」

 

「その人、強いんだね〜」

 

『だが、普通では考えにくいな。

本来、ノイズは触れれば自ら共々相手を炭化させる能力を持っている筈。だが、その青年はそれが通じていない処か、自らの肉体で、ノイズと戦ったと言う事になってしまう。これはあまりにも矛盾している言動なのだよ』

 

「そっか〜…」

 

と、そんな雑談をしていると、急に食堂が騒ついてきた。

それに気付いた2人はその方向を見ると、そこには響がこの学校にやって来た意味である存在・『風鳴翼』がいた。

その時、翼が響達の方へと歩み寄ってきたので、響は立ち上がり翼と話をしようとしたが、逆に色々と恥ずかしい思いをした響がそこにいたのは言うまでもなかった。

そして、そんな響を見て、ライドと未来は2人揃って頭を手で押さえ込んでいたのは言うまでもない。

 

ーーー

そして放課後。

響は未来の課題を待とうとしようと思っていたが、未来から逆に

「CD売り切れちゃうんじゃないの?」と示唆され、響は慌ててCDが販売されているショップへと、走り出した。

 

「はぁはぁCD!はぁはぁ特典!…」

 

『急ぐのは構わないが、私を置いて行かないでくれ給え』

 

「あはは…御免なさい」

 

因みにその時に響は未来によって、ライドを忘れそうになっていた。

そんな響は苦笑いしつつ、謝っていた。

そして、コンビニの角を曲がって、一息つこうとした時、異変を感じた…

すると、それに感づいたのか、ライドが響に注意を促した。

 

『響!ノイズだ!ノイズが近くにいる‼︎』

 

「!…ノイズ…!」

 

すると、遠くから女の子の声が聞こえ、響はカバンを置いて、急行した。

因みにライドは響の制服のポケット内に入れられている。

勿論、憑友の忘れ形見であるキリトのカードも一緒に。

 

ーーー

一方、此処は特異災害対策機動部。

そこに、先程授業を終えて、そのまま直行した翼がそこにいた。

 

「状況を教えて下さい!」

 

翼の一言で、スタッフが粗方の状況を教えられると、翼は苦虫を噛んだ。

そしてそれは、後ろで腕を組み、壁に背を預けていた奏の専属マネージャーこと霊風も同じだった。

するとスタッフの1人が、

 

「!近くに昨夜現れた青年と同じ反応を捕捉!防犯カメラから映像を出します!」

 

すると、其処には昨夜、大型ノイズを相手に戦った青年が其処にいた。

 

「…高みの見物…と言う事かしら…」

 

それを見ていた翼はそう呟いていたが、それは違っていた。

 

映像は次の瞬間、青年がノイズと戦っている映像を捕捉したのだ!

 

「⁉︎」

 

「如何やら、彼奴はノイズを敵として捉えてるようだな。俺達と同じで…」

 

霊風の言った一言で、機動部のスタッフも張り詰めた緊張感を解した。

 

「…」

 

そんな中、弦十郎は青年の事を少し気掛かりにしていた。

 

「?如何かしたの?弦十郎君?」

 

「…いや、何でもない」

 

其処を隣で座っていた櫻井了子に感づかれるも、何とかその場を誤魔化していたのであった。

 

ーーー

一方、先程女の子の悲鳴を聞いた響は現在、その女の子と共に、ノイズから必死になって、逃げてきていた。

 

『響!その先は水道だ!』

 

「そんなの今は関係ない!」

 

「おねぇちゃん!」

 

女の子を担ぎ、ライドをしっかりとポケットの奥にやると、響は左右を見た。

するともうすぐ其処までノイズが迫って来ていた…!

響は女の子の顔をしっかりと支え、そして…飛び込んだ!

 

そのまま反対岸の方まで泳ぐと、先に女の子を先に上げ、そして上がると同時に走った!

 

かなりの距離を歩いてきたのか、流石の女の子も限界になっていた。

それに気付いた響は、女の子をおんぶして背負い、また走り出したのであった。

 

そして、やっとの思いで振り切ったと思ったその時だった。

 

『⁉︎響!』

 

「え?…⁉︎」

 

ライドの注意を受けた響は驚愕した。其処には先程いなかったノイズ達がもう其処にいたから。

せっかくの行為が全て無駄だった。

女の子もそれに気付き、響の腕にしがみつく。

 

絶対絶命のその時だった…

 

「(私に出来る事を…出来る事が絶対にあるはずだ…!)生きるのを…

 

 

諦めないで‼︎」

 

そう言うと彼女の思いが呼応したのか、響は詠を歌った…聖詠を。

 

「Balwisyall Nescell gungnir tron…」

 

すると、響の身体が光りだしたのだ!

 

『響⁉︎』

 

それに気付いたライド。そして其処には…

 

オレンジと黒、白が基調としたタイツにも似たスーツを纏い、所々に機械的なパーツを纏った響が其処にいた!

 

ーーー

一方、機動部の方では新たな反応を感知していた…

 

スタッフが位置を特定し、照合パターンを検知していた。すると、櫻井了子が、

 

「まさかこれって…アウフヴァッヘン波形⁈」

 

そして画面には【GUNGNIR】と書かれていた。

 

「ガングニール…だと⁉︎」

 

弦十郎の言った一言で、翼と霊風は驚愕させられた。

それはかつて、奏が使用していた聖遺物だったから。

 

ーーー

一方、別の場所で、光の柱を見た者がいた。

 

「…」

 

其処の周りには、大量のノイズの死骸の跡である炭が山積みになっていた。

 

「…この感じ…響…お前なのか…」

 

そう言うと青年はその場所へ行こうとした。

すると、突然通信が入った。

青年はそれに応える。

 

「もしもし」

『大変だよ!響ちゃんが!』

「⁉︎…場所は⁈」

『このままの方向に行って!大至急よ!』

 

そう言うと青年は通信を切り、急いで行った。

それと同時に、一枚のカードを取り出した。

其処には青と白を基調とした服装に茶色のサイドポニーに纏めた髪、

そして金の鉾先になっている槍を前方に構えた女性のイラストが描かれていた。

すると青年はそのカードを燃やした!

 

ーフォーム、ナノハ‼︎ー

 

するとまた何処からか電子音が聞こえるや、燃やした方の手から先程のイラストの女性らしい魂が現れ、青年はそれを纏った。

すると、青年の腰は女性が履いていたロングスカートから、青のジーンズと、白のフォールドマントに変更された。

 

ー全力全開!エース・オブ・エース!ー

 

それを纏った青年はそのまま跳躍した。

すると、なんとそのまま空中を飛んだのだ!

 

「あの光は…お前なのか?…『太陽』…」

 

そう言うと青年は光の柱が発生した方向へと向かっていったのであった。




憑友「『英雄』達を紹介するこのコーナー」
「今回はあの霊風(風使い)が使用していたカードの一枚、ミドリを紹介しよう」

ミドリ/カード名【風を纏いし少女 ミドリ】
属性/風・人間・打・棍

聖なる扉〈ディバインゲート〉を目指している少女。
風と纏ったその威力は他の風使いとはまた違った力を持つ。

憑友「カードの特徴である両手棍型の武器《フォンシェン》を扱う事が出来れば、巧みに扱える事間違い無し!」

次回

仮面被りし青年

憑友「次回も見てくれよな!」

2016/6/30までに出たキャラが一応参戦してますが、7/1以降のキャラが今の所、出ていません。なので、以下の作品から選んで下さい。 1位のタイトルは外伝として投稿しようかと思います。

  • けものフレンズ(2017)
  • バトルガールハイスクール(2017)
  • はたらく細胞(2018)
  • SSSS.GRIDMAN(2018)
  • 盾の勇者の成り上がり(2019)
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