そして…何気にまだ10話の後半入った所にいる現状…。
そして今回は戦闘開始の合図です。
未来とセイバーとヴィヴィオ…
響,憑友,なのはと士郎…
其々が其々の為すべき事を成す為に…動き始めた。
憑友はなのはと士郎を見る。
2人の瞳には其々の思いが滲んでいた。
それを察した憑友は何も言わずにただ2人に向かって頷いた。
其れを見た2人は『ありがとう』と同時に言うなり、士郎はセイバーの方を、なのははヴィヴィオの方を見た。
「やはり貴方が立ち塞がるか、シロウ」
「当たり前だ。俺はセイバーの
俺はセイバー…お前を救って、取り戻してみせる!」
「…ふっ。人間如き…愚かな」
すると士郎はすかさず足に強化の魔術を施すなり、未来達の戦艦よりも少し遠くにある戦艦の方へと水走りで駆け抜ける!
其れをセイバーは、愛馬であるラムレイに乗ったまま、水上の上を駆け抜けて行った…!
「…」
「ヴィヴィオ…」
その頃、なのははヴィヴィオと話をしようとしていた。
だが、ヴィヴィオは出現した時から此処まで、技を放つ際に発する気迫以外、全くの無言を貫いていた。
そうしていると、なのはに向かって魔力弾を放ったのだ!
其れを見たなのははすかさず愛機のデバイス『レイジングハート・エクセリオン』でその攻撃を弾き飛ばす。
そして弾き飛ばされた魔力弾はそのまま海に落ちたと同時に物凄い威力の爆発音と津波を発生した。
だがなのはは、先程の攻撃を受け流した事で、ヴィヴィオの状況が分かったのだ。
「(まさか…自分の身体の言う事が利かないんじゃ…?)」
そう思ったなのはは目を閉じ、ヴィヴィオに向けて念話をし出した。
「(ヴィヴィオ。なのはママだよ)」
するとヴィヴィオの身体が一瞬、驚いたような体勢になった。その訳は至ってシンプルだ。
「!(なのはママ‼︎)」
身体は毒によって乗っ取られようだが、『心』まで乗っ取る事は無かったようだ。
自分の愛娘の念話越しの声を聞いたなのはは一安心したような顔を見せ、ヴィヴィオと念話をし始める。
「(ヴィヴィオ。今の自分がやってる事分かる?)」
「(うん…)」
「(やめて欲しいと思っているんだけど、そうも行かないんだよね?)」
「(うん。身体が乗っ取られたみたいな感覚で、こうしている間でもママは敵だって、身体が言う事利かないの!)」
「(そっか…分かった。
後はママに任せて!ヴィヴィオ!)」
ヴィヴィオは確信した。
そう言うとなのはは士郎とセイバーが行った方向とは逆の方の戦艦の方へと高速飛行する。それと同時にヴィヴィオもまたその方向へと赴いて行った。
そしてこの場に残っていたのは3人だけ。
「未来。お前の目指している世界…理想郷みたいな世界。
俺はそれはそれで良いと思ってる。だけど…
俺はそこには行けない」
「…如何して?」
「だって、それだと…
未来が遠くに行ってしまいそうだから。
俺は未来…お前が側にいて、響が側にいる。そんな世界が好きだ。
先輩達や、仲間、クラスメイトや、幼馴染と、
皆んなが近くに居てくれているそんな世界が好きなんだ。
後は何もいらないんだ」
「憑友…」
「お前が…未来が遠くに行っちゃうのは辛いんだ。だから…
意地でもお前を救って、側に居させてやる‼︎」
「…そう」
そう言うと未来はアームドギアを構えた。
「行くぞ…響。
「うん!」
そう言うと憑友はアブソーバーに『アドバンスフォース』のカードを装填するなり、アブソーバーを上,右,下,左,真ん中の順で動かし、そして上に動かした!
ーアブソーバー・スパーク!ー
すると上から棒状のアイテム『アブソーバー・スパーク』が現れ、すかさずライドとドッキングさせる!
「響。お前がギアを纏える時間は?」
「2分40秒。それしかないよ。
だけど、『ウルトラマン』達って3分間も戦えるんだよね」
そう言いながら響は今の自分に残された時間を説明した。
2分40秒…それが響がギアを纏える残り時間であり、
そして…響が響でいられる
『アブソーバー・スパーク』はウルトラマン達の力を宿した専用ツールであり、それを用いる事で『ウルトラマン』達の力が使えるのである。
だが先程、響が行った通り、1度『ウルトラマン』の力を使ったら、
1度変身したウルトラマンは、3分間が過ぎたり、他のウルトラマンに変更したりすると、変身する事が出来ない。
但し、『アブソーバー・スパーク』を解除し、また手元に戻してからまた同じウルトラマンの力を使う事は不可能ではないのである。
たかが3分、されど3分…響はそれが羨ましかった。
「…いや、一部を除いてな」
だが、憑友はそう言うとアブソーバーの液晶パネルボタンからとあるウルトラマンのボタンを押した!
ーライド!フォーム…レオ‼︎ー
そう言うとアブソーバー・スパークとドッキングした所からリング状の突起物がアブソーバーの下から現れ、憑友はそれを嵌めた。
するとスティックパーツが腕の形に沿うように形つくる!
「行くぞ」
そう呟く憑友。
すると憑友は腕をクロスさせ、そして大きく弧を描くと、そのまま手を水平にさせ、そしてリングを嵌めた方の手…左手を未来の方に向けてそして叫んだ!
「レオーー‼︎」
するとアブソーバーから光が発した!
ーレグルスの戦士!炎のキック‼︎ー
すると憑友の身体が赤の身体つきをした戦士にして、宇宙拳法を会得した格闘ウルトラマン…
そして…ウルトラマンゼロの師匠…
【しし座のウルトラ戦士 ウルトラマンレオ】に変身した!
『俺がこの姿でいられるのは偶然にも2分40秒だ。
響が消える…未来が遠ざかると言うのなら…
俺はこの世から去って逝きたい』
「憑友…⁉︎」
「如何して…如何してそんな事まで!」
憑友の驚きの言動に響と未来は其々のリアクションを見せた。
だが、憑友の意志は固く…決して揺るがなかった。
『未来を救えない…響を救えない…
それだけで嫌なんだ。
だから、俺は未来を救う為に、戦う!響と一緒に!
3人で一緒に帰ろう…あの輝きがあった当時の俺達のように!』
「憑友…うん!」
そう言うと響は聖詠を詠った…
「Balwisyall Nescell gungnir tron…」
今、『
自分の命を燃やす
ーーーーーー士郎 SIDE
憑友と響が未来を救おうと動き出したその頃、
士郎は今、闇堕ちしたセイバー…セイバー〔オルタ〕と相対していた。
だが、セイバーは闇に染めた聖剣だけでは無く、聖槍まで使用して、士郎を追い込む。
彼女の持つ聖槍の名は「ロンゴミニアド」
アーサー王がかつて、自分を中心とした組織「円卓の騎士」の中にいた者の1人にして、アーサー王の不義の子・モードレットを貫いた槍の名である。
「くっ!…〔オルタ〕になれば槍も有りかよ…」
そう言いながら、普段の彼…士郎とは思えないような愚痴を零した。
彼が知っているのは、「聖剣」を持つセイバーの姿しか知らなかった事。だが、彼女『セイバー』の真の名は…アルトリア・ペンドラゴン。かの「アーサー王」である。
アーサー王ならば当然、有名な剣『エクスカリバー』を持っているイメージが強い。
だが、彼女は槍も扱える。聖なる槍『ロンゴミニアド』もまた、「アーサー王」が使用した槍なのだから。
すると槍を携えたセイバー〔オルタ〕は自身の愛馬・ラムレイと共に、士郎の前へとやって来るなり、槍の矛先を士郎の顔に向けた。
「まだ続けるか、シロウ」
「…まぁな」
そう言うと士郎は不敵な笑みを零した。
それを見たセイバー…アルトリアは理解出来なかった。
だが、それは唐突に感じた「直感」で悟った。
「!」
アルトリアはすかさず馬に乗りながら後ろを振り向きざまに槍を薙ぎ払う!
するとどこからとも無く1本の矢が襲いかかってきていたのだ!
それを弾き返したのも束の間、その間に士郎は間合いを離す事に成功した!
「今のは…アーチャーの『
まさか…」
「そのまさかだよ、セイバー!」
実は士郎はこの戦況になる事を予め予想していた。
なので、此処に来る前にアーチャーの弓での戦い方を用いて、矢を既に天に向けて放っていたのだ!
そしてそのまま、危機的状況に追い込まれた際の布石として用意していたのだ!
そう言うと士郎は自分の胸を拳で叩くなり、詠唱を始めた…!
「
彼の放っている詠唱を聞いたアルトリアは冷酷さから一変、急に青ざめるや、
だが、その間にも彼の詠唱はクライマックスを迎える…!
そして最後の詠唱を言い終わるなり、その胸に当てていた拳をすかさず戦艦の上に叩きつけた!
すると地面に魔術回路が形成され、その範囲をアルトリアの所まで範囲を広げた!そしてその範囲に入ってしまったアルトリアと共に、士郎は結界を形成した…自分の中に眠る…『心象風景』の世界へと誘った。
そして目を開けたアルトリアは驚かされた。
そこには無数の剣と、それに突き刺さった荒野の姿しか映されていなかったから。
衛宮士郎の固有結界魔術にして、自身の宝具…
『無限の剣製』が発動したのだ。
実はこの固有結界…ロックに就いてる『英雄』アーチャーも使えるのだ。
理由は至ってシンプルなので此処では割愛させてもらう。
(ネタバレなので、教える訳には行かない!
知っている奴等はそのままGO!
知らない奴等は色々調べてみてくれ!)
「半端者が、真の使い手相手に勝てる見込みなんか0に近い」
すると突然聞こえてきた声にアルトリアは後ろを振り返る。そこには、自身の魔術回路27本を全て開放させ、尚且つ…
概念礼装と呼ばれるアイテム「
「セイバー。お前が『剣士の英霊』と言うのなら…
俺のこの無数の贋作の剣を全て斬り伏せて見せろ」
士郎の驚愕の一言に対し、アルトリアは「上から目線とは…」と言いつつも、やりたそうな目をしていたのは此処だけの話。
「行くぞ、騎士王。
お前の真作の剣で全て斬り伏せるのが先か、
俺の贋作の剣で騎士王を斬り伏せるのが先か…今此処で!」
「決着…か。…良かろう。足掻いて見るがいい」
そう言うとアルトリアは闇に染まりし聖剣を携える。
そして士郎は「
すると士郎の手に現れたのはいつもの愛剣『干将・莫耶』…
では無かった。
「⁉︎」
セイバーは驚愕させられた。
士郎が今持っているのは、『干将・莫耶』と同じ2振りの剣だった。
だが、剣の形状は先の双剣では無いのだ。
1つは黒く染まっている片手剣。
もう1つは澄み切るような水色の片手剣だった。
士郎がトレースしたのは、憑友のパートナー『英雄』にして、
【黒の剣士】として有名な二刀流の剣士…
キリトの二刀流…
『エリシュデータ・ダークリパルサー』だったのだ!
「何故?貴方のいつもの武器では無い」
「偶には、他の奴の剣を扱いたいものさ」
そう言いながら、士郎は片手剣二本を構えた。
『英雄』キリトの構えをして。
実は士郎はこの数ヶ月の間、セイバー以外の剣士達の武器を見ては、それをトレースさせ、この固有結界の中に保存していたのだ。
キリトの剣は勿論、
一夏の『雪片弐型』のような近代的武器や、
メリオダスの『刃折れの剣』のような最早、剣としての機能すらないような武器もトレースして、この結界の中に保存しているのであった。
そう言いながら2人の剣が金属音と共にぶつかり合った…!
ーーーーーーなのは SIDE
一方、なのははヴィヴィオと相対していた。
念話を閉じ、なのはは自分の愛娘を助ける為に、動き出す。
だが、かつて自分のいた世界にて、ヴィヴィオは今と同じ状況に堕ちた事があった。
今回はまだ念話で話せるのでまだ良い方だが、
前回はそれ以上に酷かった。
自分に後遺症と言う名の傷跡を残した張本人にして、
なのはの親友、ヴィヴィオのもう1人の母・フェイトにとっての因縁の相手によって無理矢理動かされていたのだ。
その時は自分の後遺症が完全に発症させてまでしても、ヴィヴィオを取り戻す事に成功、以降は自身とフェイトの手ですくすくと成長させたのだ。
今回はその辛い思い出が蘇ってしまったのだ。
しかも、それをやったのがまさかのマッドサイエンティスト。
尚の事、今と過去の思い出が重なってしまったのだ。
だが、そんな程度で【不屈の心】【エース・オブ・エース】と呼ばれている魔導師・高町なのはでは無かった…!
「ヴィヴィオ。今、助けるからね…!」
そう言うとなのはは、自分の
そして、ヴィヴィオの拳がなのはを捉え、なのはは杖で受け止めると同時に、救う為の戦いが始まった…!
次回
その時間で、少年・少女の運命が変わる…
2016/6/30までに出たキャラが一応参戦してますが、7/1以降のキャラが今の所、出ていません。なので、以下の作品から選んで下さい。 1位のタイトルは外伝として投稿しようかと思います。
-
けものフレンズ(2017)
-
バトルガールハイスクール(2017)
-
はたらく細胞(2018)
-
SSSS.GRIDMAN(2018)
-
盾の勇者の成り上がり(2019)