戦姫絶唱シンフォギア〜とある戦士の物語〜   作:かもめカメ

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物語は遂に核心へ。
そして…1人の命が散ろうとしていた…


#28 想いをこの手に

フロンティアが起動していた頃、響達二課の面々は、自分達の戦艦で飛行してどうにかフロンティアの真上に侵入することができた。

 

いよいよ本番が近付いていると分かった霊風は光聖希と一緒に司令室へと入り、そこには響と未来、既に出撃体制に入っている翼と奏がいた。

 

「翼、奏、行けるか?」

 

「無論です」「準備は万端だぜ!ダンナ!」

 

弦十郎の言葉に翼と奏はそう答え、彼女はバイクの置いてある場所へと向かおうとするが響が心配そうに翼の名を呼んだ。

 

「案ずるな、1人で立つステージには馴れた身だ」

 

「1人じゃないだろ?私と翼、そして霊風の3人のステージだろ?」

 

「…そうだったわね」

 

「何はともあれ、行きますか。

ついでに憑友も連れて帰るさ!」

 

翼達は笑みを浮かべて響にそう言い残して立ち去って行った。

 

そして外に出た3人は、此方に向かってノイズが迫ってきていた。

 

「行くぞ!あの人の言葉を借りるなら…

 

『此処からは俺達のステージだ!』」

 

そういうと霊風はすかさず『アドバンスフォース』のカードをアブソーバーに装填して、レバーを引いた。そしてアブソーバーが左腕から離れ、それを右手でキャッチするなり、そのまま上,右,下,左,真ん中の順で動かしそして最後に右に動かした!

 

ーアブソーバー・ドライバー!ー

 

そして空中からベルト型アイテム『アブソーバー・ドライバー』が表れ、霊風のアブソーバーとドッキングさせた!

そして霊風はすかさずアブソーバーのパネルボタンを見た。

そこには、30人をも超える程の仮面ライダーの顔アップの画像が貼付されたパネルボタンがあり、その中の1人を押し、そしてベルトを巻いた!

 

ースピリット!フォーム、鎧武‼︎ー

 

「変身‼︎」

 

そしてすかさずアブソーバーについてるレバーを左から右にスライドさせた!

 

すると霊風の真上からオレンジが落ちてきて、そのまますっぽりと顔に嵌った!

それを見た奏は眼を凝らした!

そしてそのままオレンジがパカンッと割れ、そしてオレンジの皮が甲冑へと変化した。

 

ーフルーツ、甲冑、オンステージ‼︎ー

 

そしてそこにいたのは、

 

『四英雄』は一角、『仮面ライダー』の1人…

 

【フルーツ纏いしライダー 鎧武】に扮した霊風が其処に立っていた。

 

すると霊風は腰に携えていた剣『無双セイバー』と既に手にしていた専用武器『大橙丸』をドッキングさせ、ナギナタのように振り回した!

それをノイズにぶつけるとノイズは真っ二つに両断し、そして炭と化した!

 

そしてそのまま霊風はベルトのパネルボタンの隅っこにあったボタンを押した!

 

すると霊風の後ろの空間からなんとファスナーが出現し、其処から一台のバイク『サクラハリケーン』が現れ、そのまま霊風はそのバイクに騎乗する。

その瞬間に翼が先陣を切るかのようにして、"騎刃ノ一閃"を繰り出しながら先行した。

そして霊風はバイクを起動するなり、そのまま奏に手を差し伸べた。

 

「行くぜ!奏!」

 

「…ふっ。荒っぽいハネムーンになりそうだ…な!」

 

そう言うと奏はすかさず霊風の腰に手を巻き付き、そして霊風はエンジンを吹かしながら、翼の後を追った。

その際に翼が取り零したノイズ達を相手に、霊風は鎧武のアームズチェンジ能力を駆使して、戦場を駆け抜けていくのであった。

 

ーーーーーー

 

一方、二課の司令室ではこの3人でも十分今のところ上手くやれているが……、以前《カ・ディンギル》出現時に憑友達が戦った…

『英雄石板』の力を宿したノイズ…『融合ノイズ』が出現する可能性も低くはなく、そうなった場合は霊風1人でしか闘いを強いる事になる。

それは翼と奏…『ツヴァイウイング』の2人にも同様である。

あまりうかうかしてられないのである。

どう立ちまわればいいのか、緒川は疑問に思ったが……。

 

「いいえ、シンフォギア奏者は1人じゃありません」

 

「ギアのない響くんを戦わせるつもりはないぞ。 

『英雄』達が側にいてもだ」

 

確かに、あの力があればノイズと戦うこともできる…。

『英雄』達が側にいたら戦う事も出来る…。

 

しかしまだ響には身体のダメージが残っている。

それに、『英雄』達の大半は響の手元にいるが、それだと響自身が荷物になり兼ねない筈……流石に病み上がりの状態で戦わせる訳にはいかないと弦十郎は響に言う。

 

「戦うのは、私じゃありません」

 

その響の言葉の意味はつまり……「調に協力してほしい」ということだった。だが、響は更に皆を驚愕させた。

 

「それに、調ちゃんには心強い騎士も一緒ですから!」

 

それを聞いた一同はこう捉えた…

「光聖希にも協力して欲しい」と。

 

そして司令室に呼ばれた調と光聖希は手錠が外され、彼女は「捕虜に出撃要請ってどこまで本気なの?」と響に問いかけた。

その返答次第では、容赦しないと言える態度で光聖希は怒りの矛先を響に向けた。

 

「勿論全部!!」

 

だが響は笑顔でそう言ってのけた。

それを聞いた光聖希は先程まての怒りを孕んだ形相は何処に置いてきたと思えるように呆然としてしまった。

 

「あなたのそういうところ好きじゃない。 

正しさを振りかざす偽善者のあなたは……」

 

「私、自分のやっていることが正しいだなんて、思ってないよ……。 

以前、大きな怪我をしちゃった時家族が喜んでくれると思ってリハビリを頑張ったんだけど私が家に帰ってからお母さんもおばあちゃんもずっと暗い顔ばかりしてた。 

それでも私は、自分の気持ちだけは偽りたくない。 

偽ってしまったら、誰とも手を繋げなくなる」

 

響は自分の両手を見つめ、真剣な眼差しで調を見つめながらそう言い放ち、調は「手を繋ぐ? そんなこと本気で思っているのか」と思ったが、響は調の右手と光聖希の左手を握りしめる。

 

「調ちゃんにも、光聖君にも、やりたいことをやり遂げて欲しい! 

もしもそれが私達と同じ目的なら力を貸してほしいんだ……!」

 

「「私の(俺の)……やりたいこと?」」

 

そこへ響と調,光聖希の間に緒川が立ち、彼は調に「あなたのやりたいことは、暴走する仲間たちを止めること、でしたよね?」と確認し、調に話しかける。

 

「っ、みんなを助けるためなら、手伝ってもいい」

 

その調の言葉に響と未来は笑顔を見せるが、調は「だけど信じるの? 敵だったのよ?」と不安そうに尋ねるが、光聖希のカードケースから1枚のカードが具現化した。

其処には白色のツインテールでユイちゃんのような小さな妖精の姿をした明るい女の子が居て、その『英雄』は調にこんなことを言ってみた。

 

「昨日の敵は今日の友だよ!」

 

「だったらまだ一日も経ってない」

 

「あ、そっか!へへへ」

 

そう言い残したらその『英雄』は直ぐ様に光聖希のカードに入って行った。

 

「ありがとな。シロップ」

 

「どう致しまして♪」

 

彼女の名はシロップ。

 

霊風の元に就いてる『英雄』レヴィアタンの大事な仲間であった。

 

するとそこに弦十郎も立ちあがって調達の元まで歩み寄る。

 

「敵とか味方とか言う前に子供のやりたいことを支えてやれない大人なんてカッコ悪くて敵わないんだよ!」

 

「師匠!!」

 

弦十郎はそう言いながら調に彼女のシンフォギアのペンダントを返し、そして光聖希にアブソーバーを返した。

そして弦十郎は「こいつは、可能性だ」とだけ調に伝えると調は眼尻に出ていた涙を拭い、弦十郎の顔を見上げる。

 

「『相変わらず』なのね……」

 

「甘いのは分かっている……んっ?」

 

「(弦十郎も気づいたのか、今、調の奴が気になるようなことを言ってたな〜…)」

 

弦十郎と近くで霊体化していたユルセンは調が今言った『相変わらず』という言葉の部分……

ユルセンは弦十郎と調は以前会ったことがあるのだろうかと思ったが、お互いに今までそんな様子はなかった。寧ろこれが初めてである。

ならばなぜ調は弦十郎に対して「相変わらず」などという言葉を使ったのか、ユルセンにはよく分からなかった。

 

「ハッチまで案内してあげる!」

 

響は調達をハッチまで案内しようとしたがその前に響は未来を見た。

 

響はにっこりとした笑顔で未来に向けると、未来は響の笑顔を見て、少し顔を赤らめていた。

それを見たスタッフは、『(あ、やっぱり付き合ってるんだ…)』と誤認していたのは言うまでもなく、それに気付いた友里と牧藁の2人にこっ酷く怒られたのは言うまでも無い。

因みにその際に何もしていない…寧ろ無実である筈の藤堯まで被害が飛び火したのは如何でも良い話である…。

 

それから響は調をハッチまで案内し、調はシンフォギアを纏い、

そして光聖希は《精魂導師》に変身して、アームドギアから巨大な円状の刃を形成し、内側に乗り高速で走らせる「非常Σ式 禁月輪」でハッチから発進し、光聖希は調の腰に向けて鎖を絡めるなり、足元のシューズをスケボーのような形に変えて、調に引っ張られる感じに発進するが……調の後ろには、響が立っていた。

 

それを見た未来、弦十郎は驚きの声をあげ、弦十郎は「なにをやっている!!? 響くんに戦わせるつもりないと言った筈だぞ!!」と通信で響を怒鳴るが響は笑みを浮かべたまま……。

 

「戦いじゃありません!! 『人助け』です!!

それに、憑友を連れて帰るんです!絶対に‼︎」

 

笑顔で答える響だが、弦十郎は必死に響を呼び戻そうとする……だが……。

 

「弦十郎さん、行かせてやってはくれませんか?

人助けは……1番響らしいことですから!」

 

笑顔で未来はそう言いながら弦十郎に頼み、それを見た弦十郎は「はあ」とため息を吐き出し、「こういう無茶無謀な役割は俺の役目なんだがな」と呟き笑みを零した。

 

ーーーーーー

 

「弦十郎さんも!?」

 

「子供ばかりに、良いカッコさせてたまるか!!」

 

同じころ、響と調と光聖希も出撃したことを弦十郎達は通信で翼達に伝え、翼達は最初こそそれに驚いたが……翼は自然と笑みを浮かべていた。

それにつられたのか、隣で並走していた霊風と奏のカップルも笑みを浮かべていた。

 

「(ふっ……想像の斜め上すぎる……)」

 

するとその時、空から赤い矢が大量に降り注ぎ、翼はバイクから飛び退いてすぐさまその攻撃を回避し、翼は矢が降ってきた方向を見つめるとそこには崖の上に立つシンフォギアを纏ったクリスの姿があった。

 

「どうやら誘い出されてきたみたいだな! そろそろだと思っていたぞ、雪音!!」

 

それに気付いた霊風達もバイクから降りた。

それと共に霊風は何かに気付いたのか、奏を突き放すなり、霊風はすかさず自分のいた場所を軽く跳躍した。

すると自分達の影からなんとロックが剣を突き刺す動作をしながら現れたのだ!

 

「やっぱりてめえか。ロック!

ダークヒーローになったつもりか!」

 

「ダークヒーロー?…ふっ。

俺は元から影や闇の中に生きる存在だ。

たった1人の存在を守る為に存在するんだ。

ダークヒーローなぞ端から成っている…!」

 

そう言いながらロックは水の弓《オーシャンボウ》を構えた。

それを見た霊風は自分の武器である風の変化棍《ウインドルロッド》

と、現在変身している鎧武の得物《大橙丸・ナギナタモード》を両手で振り回しながら、2槍流の様に扱っていた。

 

「奏!此処から先はお前が行け!」

 

「私達は私達のやるべき事をする!」

 

それを聞いた奏は「無茶すんなよ…!」と言い残すと、自身の足で高速移動した…!

 

そして翼と霊風(2人)クリスとロック(2人)を相手に、戦いの幕を上げた…!

 

 

 

一方、調と光聖希,響は翼の後を追いかけていたがその途中で調は響を降ろして光聖希と共に立ち止まった。

 

響が一体どうしたのかと光聖希と調に問いかけるが、2人が答える前にある崖の上に切歌と闇呪怨が立っていることに気づき、2人が止まった理由が分かった。

 

 

そして切歌は聖詠を詠った…!

 

「Zeios igalima raizen tron…」

 

そして闇呪怨はアブソーバーを装着し、それと同時に1枚のカードを装填、そしてレバーを引いた。

 

「変身!」

 

ーコア!フォーム、ブラッディ!ー

 

すると其処から死神を彷彿させる姿をした魂が現れ、闇呪怨はそれを纏った!

 

ー獄への魂!俺が裁く!ー

 

切歌は「歌」を口ずさんでシンフォギアを纏い、鎌型のアームドギアを手に持って構え、切歌は調にどうしても自分達の邪魔をするのかと問いかけた。

 

 

「ドクターのやり方ではなにも残らない!!」

 

「ドクターのやり方でないとなにも残せないデス!! 

間に合わないデス!!」

 

「切歌……このバカタレが!

兄さんも兄さんだ!なんで切歌を止めなかった‼︎」

 

「お前に俺の何が分かる‼︎弟の分際で‼︎」

 

言い争う切歌と調、闇呪怨と光聖希。

そんな4人に響は

 

「みんな落ち着いて話し合おうよ!!」

 

と訴えかけるが…

 

「「「「戦場(いくさば)でなにをバカなことを!!」」」」

 

と4人が同時に怒鳴り、その光景を見ていた憑友に就いてる一部の『英雄』達はデジャヴを感じたとか。

…まぁ、デジャヴと言えばそうなんですけどね。

今戦っている翼とクリス(あの2人)も前に言ってましたしね…。

 

 

「あなたは先に行って。 

あなたならきっとマリアを止められる、手を繋いでくれる!」

 

「調ちゃん……」

 

「私とギアを繋ぐリンカーにだって限りがある。 

だから行って……。 

 

 

 

 

『胸の歌を、信じなさい』」

 

「俺はこいつを…調を守るって決めたんだ。

調を傷付けるなら、例え調と仲良しの切歌でも、

兄さんでも…容赦しない!

だから立花響!

 

 

 

 

『この世界を頼んだぞ』」

 

調が微笑みを響に向けて、光聖希は右手でサムズアップをしながらその言葉を伝えると、響はかつてフィーネが最後に「櫻井了子」として響に伝えた言葉と、

かつて自分達のパワーアップとと憑友達に『四英雄』の力を授かるきっかけを生んだ存在を思い出し、響は強く頷き、彼女は先へと進んでいく。

響は先へと進み、響を先に進ませないようにと襲いかかろうとする闇呪怨と切歌だったが調は切歌にアームドギアから小型鋸を大量に射出して攻撃する「α式 百輪廻」を放ち、光聖希は瞬時に鎖を呼び出すなり、響を守る蛇の様な動きを見せ、響を闇呪怨と切歌の手から防がせた!

 

切歌はアームドギアを回転させて調の攻撃を防ぎ、闇呪怨は鎖を鎌で防ぐとそのまま切歌の隣に立った。

 

「調!! 聖希!! なんであいつ等を……!? 

あいつ等は2人が嫌った偽善者と夢語りじゃないデスか!!」

 

「でもあいつは、自分を偽って動いてるんじゃない、動きたいから動くあいつが眩しくて羨ましくて……少しだけ信じてみたい」

 

「俺は今でもあいつは嫌いだよ、今でも俺はあの人を否定する。 

俺はあくまでお前等を止めるために戦う。

調を守る騎士なんだ。ただそれだけで充分なんだよ!!」

 

「……際デスか。 

でも、私だって引き下がれないんデス!! 

私が私でいられる内になにかを残したいんデス!! 

調やマリア、マムが暮らす世界と私がここにいたって証を残したいんデス!!」

 

調は切歌に「それが理由?」と問いかけると切歌は「これが理由デス!」と言い放ち、切歌は跳びあがるとアームドギアの刃を3枚に分裂させ、ブーメランのように飛ばして左右から挟撃する"切・呪リeッTぉ"を放ち、調はツインテール部分のアームドギアを伸縮可能なアームとして扱い、2枚の巨大鋸を投擲する"γ式 卍火車"を2人同時に自分の持ち歌を歌いながらお互いに放ってぶつけ合わせる。

 

そして光聖希と闇呪怨も、2人の得物でぶつけ合う…!

光聖希はその鎖で、闇を捕まえる"バインド・オブ・シャイン"を闇呪怨に放つが、

闇呪怨はその鎌で、光を裂く"judgment・Death"でその鎖を切り裂いた…!

 

「俺だって…此処で負けるものかーーーー‼︎」

 

其々の得物同士の戦いに均衡を崩す時は来るのだろうか…

 

 

「「この胸に!!」」

 

「「ぶつかる理由が!!」」

 

「「「「あるのならああああああ!!!!!」」」」

 

ーーーーーー

 

また翼とクリス,霊風とロックも激しい戦闘を開始しており、翼は剣のアームドギアを振るいながらクリスに斬りかかるがクリスは翼の攻撃を避けながらハンドガンのアームドギアで翼を何度も撃つ。

 

だが翼はそれを避けて何度もクリスに斬りかかり、クリスは翼から一度離れてハンドガンの弾を素早く装填し、ジャンプしながら銃弾を翼に放つが翼はそれを難なく避ける。

そして霊風とロックはこれ以上やったら埒があかないと判断したのか、懐から『現界ブースターα』を取り出す。

 

「考えてる事は同じか!」

 

「ならば、常に考える事も同じ!」

 

そう言うと霊風とロックは其々のパートナー『英雄』…

レヴィアタンとアーチャーを取り出して、そしてブースターにスキャンした!

 

だが…

 

 

ーerror…!ー

 

ーerror…!ー

 

「「何⁈」」

 

なんとスキャンさせた筈の『現界ブースターα』がエラー表示を起こしたのだ!

 

またその様子を少し離れた場所で双眼鏡でウェルが不気味な笑みを浮かべながら笑っており、フロンティアのブリッジでは調達の戦いの様子がモニターに映されていた。

 

「どうして……仲のよかった調と切歌まで…兄弟喧嘩すらしていなかった呪怨と聖希まで…。 

私のせいだわ……! こんなものを見たいが為ではなかったのに!!」

 

マリアは膝を突いてその場で泣き出してしまうが……そんな時、ナスターシャからの通信が入り、ナスターシャはマリアの名を呼ぶ。

 

『マリア、今、あなた1人ですね? フロンティアの情報を解析して月の落下を止められる手だてを見つけました。 

最後に残された希望……それには、あなたの歌が必要です』

 

「私の……歌?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ふひひひ……もうすぐだぁ。 フロンティアだけじゃない、僕は支配者になるんだぁ♪ ふはははは!!」

 

同じころ、ウェルは自分の左腕を彼は見つめていた。

その力がどれ程危険な物なのか…彼は一生知らないままになるだろう。

 

 

 

 

ーーーーーー

そんな中で、響は1人、マリアの元へと突き進む。

 

するとふと見つめた先に誰かいる事を確認した響は、その方へと赴く。

 

そして其処にいたのは、

 

「!憑友!」

 

なんと、憑友であった。

 

響は「良かった〜!無事で!」と言いながら、彼を担ごうとした。

 

だが、響の手は…

 

 

スルリ…

 

「…え?」

 

憑友の手を取れなかった…

 

それと同時に、憑友の身体はみるみると黒い何かが侵食を始めていた。

 

「何…これ?」

 

それを見た響はタダそれだけしか言えなかった…




次回

さよなら

2016/6/30までに出たキャラが一応参戦してますが、7/1以降のキャラが今の所、出ていません。なので、以下の作品から選んで下さい。 1位のタイトルは外伝として投稿しようかと思います。

  • けものフレンズ(2017)
  • バトルガールハイスクール(2017)
  • はたらく細胞(2018)
  • SSSS.GRIDMAN(2018)
  • 盾の勇者の成り上がり(2019)
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