そしてそれと同時に、ある者も動き出す…!
共に大切な者を守る為に…!
ーーーーーーNO SIDE
涙ぐむマリア……だがそんな時、「マリア姉さん」と彼女を呼ぶ声が聞こえ、マリアは顔をあげると……そこにはセレナがいた。
「マリア姉さんが、やりたいことはなに?」
「っ……歌で、世界を救いたい。
月の落下がもたらす最悪からみんなを助けたい」
するとセレナはマリアへと寄り添い、静かに彼女の手をとって握り締める。
「生まれたままの感情を、隠さないで?」
「セレナ……」
「私は此処にいる。マリア姉さんは私の大事な…
大事なお姉ちゃんなの…だから、
マリア姉さんのやりたい事…私はそれを支えるよ」
セレナはマリアにその言葉を伝えた後、静かに「Apple」という「歌」を口ずさみ、それを聞いたマリアもセレナの後を続けて歌を口ずさむと2人の周りに光が渦巻き、また彼女達の「歌」を聞いた人々の身体からも光が溢れだした。
ーーーーーー
同じころ、ウェルによって月へと飛ばされたナスターシャはというと……彼女は変形した車椅子を身体に纏い、自分に降り注いでいた瓦礫を払いのけて脱出し、マリアとセレナの歌によって世界中の人々のフォニックゲインが集まっていることに気づく。
「フロンティアを経由してここに収束している。
これだけのフォニックゲインを照射すれば月の遺跡を再起動させ、月の公転軌道修正も可能……」
そしてナスターシャはフロンティアのブリッジにいるマリアに通信で話しかけ、マリアはナスターシャの声を聞いて驚く。
「マム!!」
『あなたの歌に世界が共鳴しています。
これだけフォニックゲインが高まれば月の遺跡を可動させるには十分です。 月は私が責任を持って止めます。
もう何もあなたを縛るものはありません。
行きなさいマリア、行って私にあなたの歌を聴かせなさい』
「マム……」
そしてナスターシャは近くにいたセレナに向けて話を始めた。
『セレナ。貴方には辛い思いをしてしまいました。
あの時、私はマリアを救うだけで精一杯でした。
本当にすみません。
これからは貴方がマリアを支えて下さい』
「マム…
マリア姉さんを助けてくれてありがとう。
貴方の思い、無駄にはしない!」
それは、ナスターシャとはもう二度と会えないことを意味しており、それが分かったマリアとセレナは自分の口元を押さえて涙を流した……だが、マリアはすぐに決意に満ちた表情を浮かべて見せた。
「OK、マム!」
そしてマリアは涙を拭いさり、宣言する……。
「世界最高のステージの幕を開けましょう!!!!!」
そうしていると、何処からか爆発が起こり、それに気付いた2人は警戒した。
そしてその爆発から煙が起こり、そして其処には先程響達の元からこの場へとやって来たネフィリムによって堕とされた戦士がやって来たのだ!
それに気付いたマリアはセレナを庇おうとするが、その手をセレナは払い除けたのだ!
「セレナ⁉︎」
「マリア姉さん。私は戦うよ。
今度こそ誰1人も欠ける事なく…皆んなを救ってみせる!
私の歌は…
そう言うとセレナは口ずさんだ…義理の母…ジャンヌから託された聖遺物の聖詠を…!
「protecs aigis wel raizen tron…」
するとセレナの周りをシンフォギアの変身の際に発生するエネルギーバリアが展開され始めた!
そして
両腕に半分に割れた盾らしき物を装着させたセレナが其処にいた。
誰かを守る為に生まれた『生粋の防御型』シンフォギア…
【アイギス】を纏ったセレナが立っていた!
「貴方の拳…私には絶対に届かない!
私の盾は、守る事に特化した盾なんだから‼︎」
ーーーーーー
一方、ナスターシャは月に存在する遺跡にて月の軌道修正を終えていた。
「後は、あの子達の今後ですね…」
するとナスターシャは制御盤を用いて、とある者の電話番号らしき物をタッチすると、そのまま通信を行った。
ーprrrrr…prrrrr…prrrrr…!ー
『もしもし?如何したの?』
「貴方に用があって連絡しました」
それを聞いた通信相手はナスターシャと話をし始めたのだった。
ーーーーーー
場所は戻り、フロンティアはブリッジ。
其処では今、セレナが盾を持つ戦士と相対していた!
(挿入歌『on my way』堀江由衣)
セレナは歌を歌いながら、盾持ち戦士と激突を繰り広げていた!
盾持ち戦士はまるでプロボクサーのような構えをしながら、全身の鎧でセレナへ向けてパンチを繰り出す!
しかし、セレナは両手についてる盾を使ってその攻撃を防ぐ!
しかし戦士の方は其処から更にラッシュを仕掛けてきた!
それに気付いたセレナはすかさず両手の盾を合体させて1つの大盾を作った!
"PARADIN ガーター"
その防御力を前に、盾持ちの戦士の攻撃は悉く防ぐ!
だが、戦士は何か閃いたのか、即座にバックステップを取ると、足のバネでなんと一気に間合いを詰めて強烈なパンチをお見舞いしたのだ!
その一撃でセレナの防御が簡単に崩れ、それによりセレナは体勢が崩れ、そしてその隙を戦士によって殴られた!
それを見たマリアは「セレナ!」と叫んだ。
しかし、セレナは戦士の猛攻で苦戦を強いられていた。
戦士の猛攻は尋常じゃないレベルの領域にまで発展し始めた!
「やめて!セレナにこれ以上しないで!」
マリアの声が響くが、そんなのは戦士の耳には届かなかった。
猛攻を前に、セレナは立ち上がるように這い上がようとしたが、
戦士はそのままセレナを踏み潰した!
それを見たマリアが戦士の所に向かって、「セレナから離れなさい」と言うが、戦士は盾がついた方の左手でマリアを殴ったのだ!
それを見たセレナは「マリア姉さん‼︎」と心配した。
すると戦士はトドメを刺すかのように、盾を拳に装着した。
その拳骨部分には獅子を模した盾が付いており、それをセレナに当てようとした。
「!セレナーーーーーー‼︎」
「(もうダメなの…?
嫌だ…死にたくない…!
折角、マリア姉さんと…零に会えたのに…!
此処で死にたくない!
誰か…助けて…
助けて…零ーーーー‼︎)」
セレナは心の中でそう叫んだ。
セレナの想いは…
ガシッ‼︎
「⁉︎」
「!…嘘…⁉︎」
「(…襲って…来ない…なんで?)」
そう言うとセレナは恐る恐る目を開けた。
其処には盾を構えた戦士の動きが止まっており、
セレナとその盾の間には手があり、それを片手で受け止めていたのだ!
そしてセレナはその手の先を見て驚愕した…
それはセレナが愛した男…
「零……? レイ!」
無頼零が其処にいたのだった!
「随分と俺の彼女を可愛がってくれたな…
その対価…覚悟を持って償え‼︎」
【アイギス】
セレナが新しく見に纏う『生粋の防御』型シンフォギア。
その盾の護りは本気を出せば城壁の如き堅さを誇る…!
次回
蘇る『無の魂』
無頼零…守るべき者達を守る為に、その身を無に帰す…!
2016/6/30までに出たキャラが一応参戦してますが、7/1以降のキャラが今の所、出ていません。なので、以下の作品から選んで下さい。 1位のタイトルは外伝として投稿しようかと思います。
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けものフレンズ(2017)
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バトルガールハイスクール(2017)
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はたらく細胞(2018)
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SSSS.GRIDMAN(2018)
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盾の勇者の成り上がり(2019)