戦姫絶唱シンフォギア〜とある戦士の物語〜   作:かもめカメ

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あの男が、帰ってきた…!
新たな力を携えて、今再び蘇る…!


#37 その『炎』は不死鳥の如く…!

その頃、二課の戦艦も弦十郎達を乗せて無事にフロンティアから脱出していた。

 

そして……フロンティアはネフィリムの心臓を中心に変形し、先ほどよりも超巨大な……赤いや、最早紅蓮と化したネフィリムへと変化した。

最早原型すら辛うじて留める程度のその姿…

 

名付けるなら、ネフィリム・ノヴァ・オメガと名乗っておこう。

 

そんなネフィリムの腹の中にはなんとライドが捕まっていた。

それを見た霊風達は一瞬、隙をつけてしまった…!

 

それを見たネフィリムは響達の姿を見るとすかさず襲いかかってきた!其れに対抗してシンフォギア装者達と《精魂導師》は気を改めて一斉に攻撃を加え始める…!

 

調は武装の一部を分離して巨大なオートマタに再構成し、その頭部に騎乗し操作する"終Ω式 ディストピア"を発動し、3枚の刃が付いているアームドギアを振り回し斬りかかる"終虐・Ne破aァ乱怒"を発動させ、

陰陽兄弟は其々の基本的姿(ベーシックフォーム)になるなり、

光聖希は大量のチェーンで攻撃を仕掛け、相手の動きを完全に操る"ストリングマリオネット"を放ち、

其処に闇呪怨が闇夜に紛れた鎌の千連撃"サウザントサイス"をネフィリムに向けて攻撃を繰り出したが……。

 

「きゃあああああ!!!!?」

 

「うあああああ!!!!?」

 

「「うわぁぁぁぁぁ‼︎⁉︎」」

 

切歌と調から翠とピンクの光が溢れ出し、

陰陽兄弟からは白と黒の光が溢れ、その光をネフィリムは吸収し、2人は悲鳴をあげる。

 

「聖遺物どころか、そのエネルギーまでも食らっているのか!?」

 

「それだけに飽き足らず、《精魂導師》の属性力まで食らってやがるだと⁈」

 

「臨界に達したら地上は!?」

 

「蒸発しちゃう!?」

 

マリア,霊風,翼,響がそう言いながらなにか対抗策はないかと考えているとそこにクリスがソロモンを構えてバビロニアの宝物庫をネフィリムの背後にこじ開ける。

 

「バビロニア!! フルオープンだ!!」

 

XD(エクスドライブ)の出力でソロモンの杖を機能拡張したのか!?」

 

つまり、クリスはバビロニアの宝物庫を開き、その中にネフィリムを閉じ込めてしまおうと考えていたのだ。

 

「人を殺すだけじゃないって!! 

やってみろよ、ソロモオオオオオオオオオン!!!!!!」

 

そしてバビロニアの宝物庫を完全に開くことに成功したが、まだその穴は小さく、クリスはさらに穴を巨大化させようとしたが……その時、ネフィリムが腕を振るってクリスを弾き飛ばし、ソロモンの杖をどこかへと飛んで行くがそれをマリアが掴み取る。

 

「明日をおおおおおおおおおおおおお!!!!!!」

 

マリアはそう叫びながらソロモンを使ってバビロニアの宝物庫の入り口をさらに巨大化させることに成功したが、その時ネフィリムの出した触手に拘束されてしまい、マリアは動きを封じられてしまう。

 

「「マリア!!」」

 

そのままネフィリムはマリアと共にバビロニアの宝物庫へと落ちて行き、マリアは「格納は私が内部よりゲートを閉じる!! ネフィリムは私が!!」と言ってネフィリムと共にバビロニアの宝物庫へと入る覚悟をする。

 

「自分を犠牲にするつもりデスか!?」

 

「マリアーーーーー!!!!」

 

「やめて!マリア姉さーーん‼︎」

 

「マリアーー‼︎」

 

「こんな事で私の罪が償えるはずが無い。 

だけど、全ての命は私が守ってみせる。

零…セレナの事…お願いね。

セレナ…貴方にもう一度会えて…嬉しかった」

 

マリアはそう覚悟を決めるが……そんな時、マリアの隣に響が駆けつける。

 

「それじゃ、マリアさんの命は私達が守ってみせますね」

 

そして響と同様にマリアの元に奏、翼、クリス、霊風、ロック…二課の面々が駆けつけ、さらに其処から零達も駆けつけた。マリアは「あなた達……」と驚きの声をあげる。

すると零とセレナから思い切り拳骨を貰ったマリア。

その拍子に「あ痛っ⁉︎」となんとも彼女の口からとは思えない程の可愛らしい声が出たのはこの際如何でも言い話で、其れを見た一同は吃驚していた。

すると零とセレナが其々口にした。

 

「マリア!俺はセレナを護る事は最初から決めてんだ!

だけど、セレナの悲しむ顔は見たく無いんだよ!

マリア!お前はセレナの悲しむ顔を見たいのかよ!」

 

「マリア姉さんが居なくなったら、私…私…!」

 

「セレナ…零…ごめんなさい…!」

 

するとそんな会話の時に響はこう述べた。

 

「英雄でない私に世界なんて守れやしない。 

でも、私達、私達は……一人じゃないんだ」

 

その響の言葉に、マリアは笑みを浮かべる。

 

ーーーーーー

 

また、一方でその頃、ナスターシャはというと……。

 

「フォニックゲイン照射計測、月遺跡、バラルの呪詛、管制装置の再起動を確認。 月軌道アジャスト開始……」

 

ナスターシャは口から血を吐き出しながら月の落下を食い止めるための装置を起動させ、彼女はそこから映る地球を見つめる。

 

「星が……音楽となって……」

 

ナスターシャはそのままその場へと倒れこんでしまった……。

 

 

ーーーーーー

そしてそのままネフィリムを宝物庫内に入れようとしたその時だった…!

またしてもネフィリムが火炎弾をチャージし始めたのだ!

其れを見た一同は攻撃を仕掛けていくが、仕掛けいく分だけ、その力が活性化している事に気付いてしまった!

其れを見た一同は射線外へと避難させる。因みにマリアは既に触手の猛攻から抜け出せていた。

そして射線外へと避難しようとした時、触手が響の足を捕まえたのだ!

 

「立花!」

 

翼の声により、皆は助けようとしたが、火炎弾の高熱がシンフォギアや《精魂導師》のバトルスーツを超えて襲いかかって来た。それ故に何も出来ずにいた…!

 

ーーーーーーSIDEto響

まずい⁉︎このままじゃ私、炭となって消えちゃう…⁉︎

しかも物理的じゃなくて科学的に炭になっちゃう⁈

 

「くそっ!水が蒸発して、冷やしきれない…!」

 

「風を送れば余計に威力が上がってしまう…!」

 

「響ちゃん‼︎」

 

皆んな…私…もう死ぬのかな…

やっと呪いから解放されたのに…

 

『響!』

 

未来…ごめんね…

 

憑友…今度は私がそっちに行くからね…

 

そう思った私は目を閉じ、覚悟を決めた…

その時だった…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ー勝手にこっちに来ても困るんだけどな?ー

 

 

 

 

 

 

え?

 

ーーーーーーNO SIDE

響は何者かの声に驚いているが、その間にネフィリムが今まさに響にチャージした火炎弾を放とうとしていた!

翼達はその光景を見て、絶望的に陥った。

 

そして火炎弾が放とうとしたその時だった。

 

 

 

 

カスッ…

 

 

 

「…え?」

 

『⁉︎』

 

なんと先程までの巨体な火炎弾が一気に鎮火され、その光景を前にネフィリムは何が如何なってやがると言った感じの表情を見せていると、ネフィリムが急に腹を抑え始めた…!

 

何事かと思った一同はその隙に響を助ける。

するとそれと同時に、ネフィリムが抑えていたお腹を離すと、そのお腹から炎が噴き出し、そしてお腹が破裂した!

それと同時に、お腹から『炎』の翼を持った鳥が現れ、そのまま天へと登ると、なんとソロモンの杖なしで、バビロニアの宝物庫から抜け出したのだった!

それを見た一同は驚きながらも、「あの鳥は一体…?」と思っていた。

 

そして肝心の鳥はそのまま月の遺跡へとやって来ていた…!

 

ーーーーーーSIDEtoナスターシャ

 

マリア…切歌…調…セレナ。

光聖希…闇呪怨…そして零。

 

貴方達を置いて逝く私をどうか許して下さい。

 

そして、幸せになって下さい。

 

 

ドガァァァ‼︎

 

…突然の爆発。だけど、それが私にとってはいい埋葬代わりになりそうですね。

 

「…帰りましょう。皆んな、貴方の事を待っていますから」

 

…え?

 

そう言って来た声に私はそのまま眠りにつきました。

しかし、死ぬ筈のこの肉体…何故かすごく暖かい…

とても暖かくなれそうです…

 

ーーーーーーNO SIDE

一方、二課では予想だにしない展開が発生していた。

それは先程、バビロニアの宝物庫から出てきた『炎の鳥』の動きを観察していたから。

 

「!上空より熱源反応感知!

近くの海岸へと移動中!時速マッハ10!」

 

「なんだと⁉︎」

 

普通の鳥では到底出せないスピードをこの『炎の鳥』は出していたのだ!

そうこうしていると近くの海岸にてその鳥は止まった。

すると今度は「Tukumo Jinsai」のバイタルチェック用のホログラム画像が展開してきたのだ!

 

するとその画像からは信じられないパターンが検知された…!

なんと、憑友の生体フォールド波が発生していたのだ!

 

その頃、炎の鳥はナスターシャを海岸へと下ろすとそのまま空へと向かって飛翔した。

すると体勢を徐々に小さくすると身体から炎を噴き出し、そしてそのまま空の彼方へと消えたのだ…!

 

ーーーーーー

その頃、バビロニアの宝物庫内では数多のノイズ達が溢れていた。

その中には、以前フィーネが憑友達を相手に戦った『英雄』達の力を扱うノイズ…通称『融合型』も存在していた。

だが、数があまりにも多く、その数は少なくても30は下らながった。

 

更に其処からネフィリムが咆哮を発生させると、其処から大量のノイズ達が一斉に響達に襲いかかってきたのだ!

周りはまるで四面楚歌の状態で、迂闊に動かせない状況…

万事休すかと思われたその時だった…!

 

彼等の周りにいたノイズ達が一斉に灰へと化し、更にその中に混じっていた『融合型』も灰となった。

呆気にとらわれていると、響の目の前に先程の炎の鳥が現れ、いきなり頭を突かれる響。

 

「痛っ⁉︎な、何するの⁉︎」

 

「(何するの⁉︎じゃねぇよ!この馬〜鹿!)」

 

「馬鹿じゃないもん!…って、その声…」

 

そうしていると炎の鳥は丸くなると、何処からとも無く口笛の音色が聞こえてきたのだ。

 

ヒュー♪ヒュ〜ルル〜♪

 

「「「⁉︎」」」

 

 

その音色を聞いたクリス達は首を傾げるが、

翼,霊風,そして響だけは目を見開いた。

それはかつて、自分達の前に現れた男が口癖でよく吹く口笛の音色だったから。

 

すると火の塊になっていた炎の鳥はみるみる姿を変えていく…!

炎から現れたのは、人の手足だった…!

 

「まさか…」「マジかよ…⁉︎」

 

「あ、あ、あ…」

 

徐々にその姿は露わになっていく。

鳥から人へと変えていく…

その中で先の3人は驚愕していた。

その姿を自分達が良く知っているという事に。

 

そして最後に顔を覆っていた炎が消えると同時にその者は顔を上げた。

それを見た零以外の人間は目を見開いた。

其処にいたのは…

 

 

「ただいま」

 

「…!

…おかえり…憑友‼︎」

 

響と此処にはいない未来,逝都,馬燈の()()()にして、

翼と奏,クリスにロック,霊風の()()であり、

セレナの()()()()

 

人絆憑友が今、蘇ったのであった…!

 

そう言うと響は憑友にカードケースを渡し、憑友はそれを受け取るとネフィリムの方を見やる。

ネフィリムも憑友を見たのか咆哮を発する。だが、憑友にとってその咆哮は無意味に等しくらしく、憑友は何処から取り出したのか綿棒を使って、耳を掃除し、そしてそれを終えると左腕に先程ネフィリムの腹の中にいたライドを装置させ、そして自分のカードをアブソーバーに装填させ、レバーを引いた!

 

ーライド!フォーム、オ・レ!

英雄の魂、オレに宿れ!ー

 

そして拳を打ち付けた憑友は、ネフィリムに向けて一言…

 

「行くぞ、ネフィリム…

 

俺達の覚悟、その身に焼き付ける覚悟は出来たか?」

 

その瞬間、憑友の目が両目ルビーからルビーとゴールドのオッドアイに変わった…!

 

さあ、物語はラストへと近づいた…!

 

ラストバトルの幕が上がる…!




人絆憑友

この話の主人公は、1度死んだ。2度死んだ。
だが、彼は再び現世に帰って来た…!
その身に新たな存在と共に…!

次回

『FULL BURST IGNITION』

2016/6/30までに出たキャラが一応参戦してますが、7/1以降のキャラが今の所、出ていません。なので、以下の作品から選んで下さい。 1位のタイトルは外伝として投稿しようかと思います。

  • けものフレンズ(2017)
  • バトルガールハイスクール(2017)
  • はたらく細胞(2018)
  • SSSS.GRIDMAN(2018)
  • 盾の勇者の成り上がり(2019)
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