響が奏の聖遺物《ガングニール》を纏い、女の子を守っていると、翼と霊風が現れ、2人でノイズ達を殲滅したかに見えた。
だが、其処に新たに30mは下らない大型ノイズが現れたのだ。
そんな3人の前に仮面の青年が現れた。
すると青年が仮面を外すとなんと、かつて奏の命を救う代わりに命を落としてこの世から亡くなった少年・人絆憑友が成長した姿で現れたのであった‼︎
ーーー
3人は未だに驚きが隠せなかった。
翼と霊風は昨日出くわした青年がまさか2年前に奏を救い、そしてその命を散らせた少年だったと言う事に。
そして響はと言うと、2年前に自分達から消えた少年に涙が零れて来ていた。
それに気付いた青年・憑友は響に寄り、涙を指で掬った。
「涙を流すなよ。俺が泣かせたみたいになるじゃねぇかよ…」
「だって…本当の事だもん…」
「まぁ、否定しないけどな」
そう言うと、憑友は響が抱いている女の子を見て、女の子の頭を撫でた。
「心配しないでね。お兄ちゃんがあの怖い怖いをこの拳でギャフンと言わせてやるからな!だから、このお姉ちゃんから離れちゃ駄目だよ?後、その電子機器、実はお兄ちゃんのなんだ。返してくれたらいい有難いな〜?」
「…はい」
「…うん。有難う♪」ナデナデ
「!…うん!」
こう言う扱いに長けてる憑友は何れ一級フラグ建築士になるのが確実だと思わせるのであり、こう言う所が地味に発揮されているのである。いや〜将来が楽しみになってきましたな〜ヌフフ。
「後でしばくぞ?」
「誰に言ってるの…?」
「ナレーション」「?」
ドキッ⁉︎…ゴホンゴホン。さ、それは兎も角…「(スルーしたな?)」
…え、ええと。と、兎に角!
それを言うと憑友は久しぶりにライドと会話をした。
「久しぶりだな、ライドさん」
『憑友…本当に、君なのだな…⁉︎』
「当たり前だろ?長年、連れ添って来た存在の顔をもう忘れたのか?認知症は困るなぁ〜全く」
『私はまだ認知症な年頃では無い‼︎』
「だろうな。…兎に角、ただいま」
『!…あぁ。お帰り。憑友〜〜‼︎』(T○T)
「泣くなよ‼︎涙脆くなってないか⁉︎」
と、そんな会話をしていたら、
『☆○☆○◇▽□‼︎』(#)
大型ノイズが「俺の事忘れてないか‼︎」と怒りに満ちた声を上げたので、4人はその方向を向くと、憑友が言った。
「あ、御免。忘れてた」
『☆○☆○◇▽□‼︎』
如何やら「ふざけるな‼︎」と言っていた。
それを見た憑友は話をした。
「ライドさん。俺な…自らの身体に炎を纏えるようになったんだ…」
『!…それはまさか…』
「あぁ…でも、やっぱりまだまだ暴走しちゃうんだ…」
それを聞いた翼は驚いていた。
何せ、昨日の夜はおろか、まだその力に振り回されていると言うのだ。
そして霊風はそんな憑友の会話に気がかりな事を思っていた。
「(暴走?…なら、何故此奴は昨日『英雄石板』から生み出されるカード【ヒーローカード】を燃やして、そしてその力を扱いきれる事が出来たんだ?)」
霊風の言う通り、もし暴走していたとなると、そのカードは基本的には使いこなせない。
現に霊風は昔は
けど、その時はスピリットがそのブレーカーとなっていたのだ。
今ではこうして扱いきれるようになり、
英雄の力を扱いきれているけれど、
憑友は自ら使いこなせない炎の力を暴走させていながら、更にその上でヒーローカードを燃やしてまで使う事に違和感いや、矛盾点を感じていた。
「だから、ライドさん。俺と共に戦ってくれないか?ライドさんがいれば、百人力さ!」
『憑友…良し!分かった!君の為なら、なんだってしてやろうでは無いか!』
「サンキュー!ライドさん!…それじゃあ…
襲名式と行きますか!」
そう言うと大型ノイズの方を向いた憑友。
そして、ライドを左腕に装着した!
『OK!Areyouready?』
すると、憑友は腰に付けてあるカードケースから一枚のカードを取り出した。
そこには灼熱の炎を纏った者のイラストが描かれていた!
「響、見ててくれ。これが…俺が得た…新たな力だ!」
そう言うとライドのディスプレイ画面を起こした。
すると、真ん中が真っ二つに枝分かれした!そしてカードを装填し、
「変身‼︎」
そしてレバーを関節から手の甲へと引いた。
その際に、画面もカードをサンドされるようにセットした!
ーライド‼︎フォーム…オ・レ‼︎ー
そして、憑友はライドいや、電子機器ライドアブソーバーを天に向けて放った。
するとそこから灼熱の炎を纏った衣を羽織った魂が現れ、憑友はそれを纏った!
ー英雄の魂、オレに宿れ‼︎ー
そして姿が現れたと同時に灼熱の炎が大地を炎の海へと変貌させた!
そのあまりの暑さに響達は手で覆い隠していた…
ーーー
一方、憑友の変身は機動二課の方にまで知れ渡っていた。
「新たな数値を確認!これは…昨夜、翼さんと霊風さんが邂逅した青年と同じ波形です!」
「…やはり、お前なのだな…」
「?弦十郎君?昨日から考え込んでるけど…もしかして、あの青年君とお知り合い?」
「…あ、ああ。…とは言え、約一年と半年の間は見ていなかったがな…」
「ふ〜ん…まぁいっか!」
「この波形は…間違い有りません!霊風さんと同じ『精魂導師』の力です!」
「嘘⁈」
「やはりか…(お前なのだな…憑友…)」
そこには、少し笑みを浮かべていた弦十郎氏が居たとか。
ーーー
そして響が次に見たのは、驚くべき姿だった。
そこには、
赤と炎をあしらった外套を羽織り、灼熱と彷彿させるような籠手を纏った憑友がそこにいた!
「この熱き魂は地獄の業火から譲りし力!
その身の炎で、相手を焼き尽くす!
炎の魂を導く師者。『
本日付けで襲名させてもらいます。ってな!」
そう言うと、憑友は拳同士を打ち付ける。
すると、装備してある籠手がほんのりと赤く輝いた。
「行っくぞ〜〜‼︎」
そう言うと、炎魂導師となった憑友はそのまま太腿をバネの容量で縮めると、そこから一気に跳躍したのだ!
その高さはなんと、30mを優に超えていた!
それを見た3人は驚いてしまっていた!
「うぉぉぉりゃぁぁぁ‼︎」
そう言うと憑友はなんとそのまま拳をノイズに鉄拳を食らわせたのだ!
それによりノイズはものの見事に喰らい、そしてそのまま地べたに顔面強打した。
するとそこから一気に急降下すると同時に、足からも火が出て、そのまま蹴りを決め込んだのだ!
それにより、ノイズは更にもがき苦しんでいた!
そんな時だった…
ーーーSIDEto憑友
良し!これならライドさんと共に立ち向かえるぜ!
ピロピロピロリン♪ピロピロピロリン♪
ん?こんな時にセレナ義姉さんから?なんだろう?
ピロピロピロリン♪ピロピロ…ガチャッ!
「もしもし?如何したの?」
『あのね、憑友。そのノイズなんだけど…』
「まさか、石板とか無いとか言わないだろうな?」
『違う!寧ろ、その逆!こいつは石板を二枚も飲み込んでいるのよ!』
「はぁ⁉︎んじゃどっちかしか手に入れられないじゃんか!」
すると、セレナ義姉さんが何か言おうとした所へ
『聞こえるか、憑友。私だ。今そこに風魂導師の霊風君がいるんだよね?』
「ん?…いるけど、如何したの?」
『彼にも手伝って貰いなさい。それで石板を回収したら、後は翼ちゃんも加えて3人で戦いなさい!思いっきりね。響ちゃんはまだ装者になったばかりだから、戦闘力は皆無に等しい。彼女には女の子の方を守る事に専念させて欲しい』
「!…了解!」
そう言うと俺は通信を切り、急いで霊風の所へと向かった。
ーーーNO SIDE
そのあまりの光景に3人はただ傍観していた。
いやだってさ?
一回のジャンプで30mは跳ぶし、
そこからノイズに向かって一気に鉄拳食らわせるし、
しかもその時に通信が入って来ていたのか、普通に避けながら話しているのはあまりにも異常であった。
尤も、翼と霊風はそれとよく似たような光景を取ってもおかしくないような存在を知っていたりするのだが…。
気の所為にしておこうと2人は内心思っていたそうな…。
ーーー
「…へっくしょん!」
「⁉︎だ、大丈夫⁈弦十郎君?」
「も、問題ない。…誰か俺の噂でもしたのか?それとも、本当に風邪なのか?」
因みにその時に弦十郎がくしゃみをした事に内心吃驚していた機動二課のメンバーがいたのは言うまでも無かった。
ーーー
さ、気を取り直すとしようか。
そんな風に思っていると、憑友が突然霊風の所にやって来た。
そしてセレナの話をありのままに伝えた。
「え⁉︎俺もやるのかよ⁉︎俺、お前みたいな芸当出来っこ無いんだけど⁉︎」
しかし、霊風はそんな事は一切知らない謂わば素人同然だった。
しかし、話を聞いてみると、如何やらノイズの中には時々、『英雄石板』を呑み込んで、急成長するノイズがいるのだとか。
それ故にそれらを憑友は「特異型ノイズ」と定めていた。
昨日、翼達の前に現れたのは、その特異型ノイズがそこにいた為であった。
そしてこの特異型ノイズはそのまま倒す事も可能だが、中に入っているのは世界遺産に登録された品物『英雄石板』であると言う事で、倒すのが極めて困難なノイズの一種であった。
こいつらの特徴は大きく分かれて3つあると言う事。
①体内に『英雄石板』を呑み込んでいる事。
これは先に言ったので割愛させて貰おう。
②このノイズ達は普通に質量兵器でも倒す事が可能。
但し、中に入っている『英雄石板』にもダメージを受けてしまうと言うデメリットがあった。
③『英雄石板』を取り出すには、『精魂導師』と言う者達になりし者がそれらを取り出せる事が出来る。と言う事だった。
今の所、詳しい内容は分かってはいないのだが、『精魂導師』と言う者達にはそんな力が宿っているらしいとの事だった。
大まかな話を聞いた霊風は渋々了承した。
そして憑友は通信相手であるセレナと話をした。
如何やら今回は前回と同じ後頭部と、更に今回は人間で言う所の心臓部あたりにあると言う事が判明した。
それを聞いた霊風は、
「んじゃ…心臓部を狙うわ」
と、心臓部の方を狙う事にし、憑友は逆に後頭部を狙う事にした。
そして、翼に回収完了と共に3人で倒すと言う事を伝えると、翼はそのまま無言のまま頷いた。
そして憑友は響の方へとやって来て、「今回は、その子を守る事だけに専念してくれ」と言い、響はそのまま頷いた。
そして準備運動をし始める憑友と霊風。
「頼りにしてますよ、先輩!」
「回収はお前の方が先輩だけどな?」
「…言えてます」
そう言うと2人はそれぞれ構えた。
霊風は両手棍を前に突き出す構えを、
そして憑友は拳を構えた。
ただ、その構え方を見た翼と霊風は何かに感づく。
「?…憑友のその構え…何処かで?」
「?この構えですか?風鳴弦十郎と言う人から教わりましたけど?」
「司令が⁈」「風鳴のおやっさんがか⁉︎」
「?お2人の知り合いか如何かは分かりませんけど、あの人は俺の師匠ですよ?」
「「師匠⁈」」
憑友のカミングアウトに翼と霊風は勿論、それを聞いていた機動二課のスタッフも全員驚いていた。
「あの馬鹿が…秘匿だとあれ程言っていただろうが…」
と、弦十郎が言っていたのは言うまでも無かった…。
憑友「『英雄』達を紹介するこのコーナー!」
「今回は、俺が使用していた力の1人・ナツを紹介しよう」
ナツ/カード名 【炎の
属性/ 炎・人間・打&魔・拳
滅竜魔法と呼ばれる特殊な魔法を扱う。
炎属性又はそれに関連した属性なら全てを吸収する性質を持つ。
憑友「ナツの繰り出される炎はまるで人間に憑依した火龍の如く、驚異的な力を発揮してくれる!」
次回
再会
憑友「次回も見てくれよな!」
2016/6/30までに出たキャラが一応参戦してますが、7/1以降のキャラが今の所、出ていません。なので、以下の作品から選んで下さい。 1位のタイトルは外伝として投稿しようかと思います。
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けものフレンズ(2017)
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バトルガールハイスクール(2017)
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はたらく細胞(2018)
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SSSS.GRIDMAN(2018)
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盾の勇者の成り上がり(2019)