戦姫絶唱シンフォギア〜とある戦士の物語〜   作:かもめカメ

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お待たせしました。続きです。


♪5 自動人形《オートスコアラー》/雷の精魂導師

場所:イギリス・ロンドン『Δウイングライブ会場裏』

 

マリアとセレナの2人の前に1人の女性が剣を携え、そしてフラメンコのような体勢で立っていた。

 

するとフラメンコの女性がマリアに向けて「纏うべきシンフォギアを纏えないお前に用は無い」と言い出した。

それを聞いたセレナが「マリア姉さんを侮辱しないで!」と私情ながらもマリアの為に怒ってくれた。

 

だが、女性はセレナに対して「対して貴方は守る事に拘り過ぎてる。後ろからやられたら、ひとたまりも無いでしょうね」と言った次の瞬間だった…!

 

ガキィィン!

 

セレナ達の真後ろを誰かが庇った…!

 

そこには1人の男性と、自分達の仲間にして、『ゲイ・ジャルク,ゲイ・ボウ』のシンフォギアを纏った奏が、槍同士で鍔迫り合いをしていた!

 

「奏⁈」

 

「嫌な予感がして来てみれば、あんまりじゃねえかよ…!」

 

そう言いながら、奏は目の前の男を見て、違和感を感じた。

 

「(何なんだ、こいつは…

まるで、心が無い…人形みたいだ)」

 

そう感じていた。

すると先程の女性は奏と相対している男性を見ると、不敵な笑みを見せていた。

 

「今迄何処を歩いていたのですか?()()?」

 

その一言で、三人は目を見開く。すると今迄黙っていた男…王様が話し始めた。

 

「ふっ。この(オレ)自ら、槍を携えてやって来たのだ。

我が臣下にして、『剣』と『風』を司るお前が危うかっただけの事よ」

 

「流石、部下想いな王様ですわね♪」

 

「そう言いたい所だが、お主も隙を作れば命を落としかねんぞ」

 

そう言われた女性が後ろから気配を感じたのか、振り向くと同時に、そこから2振りの剣が目の前まで迫ってきていた…!

それをすかさず自分の所持する剣で相殺した。

すると剣が真っ二つに折れたと同時に、霞のように消え去った…!

 

すると其処から先程のゲリラライブを生み出したチーム・SRCHCSがやって来た。

 

「来おったか、『英雄を導く導師』共」

 

「え?」

 

その話を聞いた3人は目を見開く。

するとメンバー全員の仮面が剥がれる…!

 

「!皆んな⁉︎」

 

「ロック⁉︎それに…霊風⁈」

 

「零!それに…憑友!」

 

何と先程のライブで登場したのは、自分達の仲間で、『英雄石板』の力を扱える者…

 

 

《精魂導師》の皆だった!

 

それと同時に翼も変身を終え、漸く皆の所に駆け付けた。

 

すると霊風が開口一番にこう告げた…

 

「自動人形…《オートスコアラー》だな…!」

 

「オート…」「スコアラー?」

 

「《オートスコアラー》

…霊風が言った事が本当なら…」

 

そうしていると突然、屋内にも関わらず、雷の音が聞こえてきた。

 

「これは…」「ふん。漸くか」

 

すると自動人形(オートスコアラー)達がそう言うと、彼等の後ろから、とてっ…とてっ…と、足音が聞こえてきた。

その様子を見た翼達は警戒し始める…!

 

そして現れたのは、《オートスコアラー》とはまた違う…1人の人間がいた。

 

「…」

 

荒々しい稲妻の髪型、全身に雷のマークをあしらった服装を身に纏った青年が其処にいた。

 

「待ち兼ねたぞ。雷の()()()()

 

「雷の…魔術法師?」

 

すると青年は「はぁ…」と溜め息を零した。

 

「何で俺なんかねぇ…イラつく!」

 

すると目が合った瞬間に、一同にイナズマが走った…!

それを見た一同は一斉に戦闘態勢を構える。

その一睨みで、ヤバい奴だと言う事が。

 

「足掻いて見せろ、下種」

 

「俺は下種では無いぞ、傲慢王」

 

そう言うと青年は懐からある物を取り出した。

それを見た《精魂導師》一同とシンフォギア装者は目を開いた。

それは、《精魂導師》に必要なアイテム…

 

《マルチアブソーバー》だったのだ!

 

「行くぞ…」

 

そう言うと青年は《精魂導師》の変身プロセスを行う…!

 

ーアンデッド!フォーム、ボルテクス!ー

 

すると青年のアブソーバーから雷のマークをあしらった装備一式を纏った戦士の魂が現れ、それを青年が纏った!

 

ー神の裁き!雷鳴、轟く!ー

 

そして現れたのは雷の力を宿した《精魂導師》…

 

 

 

《雷魂導師》アンデッドが其処にいた。

 

皆が一気に警戒する中、アンデッドは突然、こう呟いた。

 

「今頃、日本では火災が起きてる頃合いだなぁ?」

 

それを聞いた霊風は頭の思考をフルに働かせた。

かつて前世で得た記憶でこの状況と同時に、日本では火災が発生している事を。

それと同時に、仲間の1人であるクリスの身が危ない事を思い出した。

 

「ロック!憑友と共に日本に戻れ!」

 

霊風はロックに指示する。

 

「分かった!憑友!」

 

「ああ。

頼みましたよ、霊風先輩!」

 

「応よ!SRCHCSのリーダーに言われちゃ、やってやりますか!」

 

そう言うと憑友はロックの隣に立つ。

すると光聖希が光の玉《フォトン・ボール》を発生させて、光を放つ…!

その瞬間に2人はロックの技の一つ"影這い"を使って、日本へと急行した。

 

影さえあれば、何処へでも行ける"影這い"

そしてそれは夜で真価を発揮する技でもあった。

光が無い場所が大きければ大きい程、その場所まで瞬時に行けられると言う優れ物である。

但し、一度に運べるのは発動者を除いて1人まで。運用性には欠けているのである。

今回は憑友を連れてロックは日本へと急行した。

ロックはクリスの義理の兄だ。クリスの身が危ないと感じたら、間違いなくそっちの方へと行く妹想いの存在だ。

霊風はそうなる前に、ロックに指示させたのであった。

そして、2人が日本に向かったと同時に皆は直ぐに変身を完了させ、《オートスコアラー》2人と、アンデッドを相対した。

 

「お前達の相手は俺達だ!」

 

「…」ピッピッ!

 

するとアンデッドは挑発を仕掛けた!

それを見た光聖希がすかさず鎖で攻撃を仕掛ける…!

 

だが、その攻撃をアンデッドはメインウェポンである杖型の武器《ライトニングスタッフ》から魔弾を構成させ、鎖の攻撃を全て弾き飛ばす!

その直ぐ様に闇呪怨の鎌攻撃が襲い掛かる…!

だが、今度はその杖で防御し、そのまま受け流した!

するとアンデッドは腰から1冊の本を取り出した。

 

俗に言う…《魔導書》である。

 

「"天翔る雷よ。

今我の願いを聞き入れてくれるならば…

その雷を川のように流れ給え…!"

 

"ボルテック・リバー!"」

 

するとアンデッドの杖に大量の雷が迸り、そのまま霊風達に向けると、其処から雷の光線が放たれたのだ…まるで川の流れのように。

 

だが、その攻撃は『アイギス』を既に纏っていたセレナと、『英雄』マシュの力を纏った零のディフェンスコンビネーションで受け止めた。

 

そして2人はそのまま横に回避するとその後方から翼と、後ろから霊風と奏が槍を携えて追撃するフォーメーションを構えていた!

 

「"風鳴る刃、輪を結び、火翼を以って、斬り荒ぶ。

 

月よ煌めけ"‼︎」

 

そう言うと翼はそのまま剣を持っていた女性目掛けて攻撃を仕掛けた!

 

"風輪火斬 月煌"

 

そして霊風は一気にアンデッドの懐に忍びこむ!

そしてすかさず連続突きを仕掛けていく…!

 

「"荒ぶる風は、やがて火力を得て、灼熱の熱風とならん"

 

唸れ!"熱波、千烈槍"‼︎」

 

霊風が『亜空伝説事変』の際に得た新たな風の力《熱風》

その力で生み出した新たな技"熱波千烈槍"をアンデッドにお見舞いさせた!

 

それと同時に奏がもう一体の《オートスコアラー》で自らを『王』と名乗った者に2つの槍を同時に上空に投げた!

すると其処から2つの槍が無数の槍に変化し、そのまま雨のように降らせた!

 

"METEOR∞STAR∞RAIN"

 

その攻撃を受けた3人はそのまま近くの小型コンテナにぶつかった。

 

その様子を見たマリアが「やり過ぎだ!」と言うが、3人は愚か、此処にいるマリア以外が全員首を横に振った。

 

「やり過ぎなものか…!

手合わせして分かった…!」

 

「こいつらはヤバいぐらいに…化け物だ!」

 

「そして、7人目の《精魂導師》も…最早チートクラスだ!」

 

そう言うと同時に、コンテナから3人が姿を現した…無傷で。

 

「ふん。こんな程度で殺られる我では無いわ!

そんなショボい歌…宴を挙げる曲としては最低すぎる曲だな」

 

「王様の言う通りですね。

こんな所で殺られてあげる訳には行きませんもの」

 

そう言って、2人の《オートスコアラー》が戦闘を始めようとした。

だが、そんな2人をアンデッドが制した。

 

「邪魔をするか、下種の分際で!」

 

「邪魔は貴様らだ。小童が!」

 

するとその雄叫びを聞いた2人も含め、今この場にいる皆が一斉に身震いした。

人形である彼等でさえ、たじろぐ威圧感…

アンデッド…本気でヤバいのであった。

 

するとアンデッドは右手を前に左手を後ろに構えて挑発した!

 

「かかって来いよ《精魂導師》。

お前等の相手は俺1人で充分だ」

 

そう言うとアンデッドは懐からある物を取り出した。

それはかなり薄いが、間違いなく《マルチアブソーバー》その物だった。

 

「⁉︎アブソーバーが…もう1つだと⁈」

 

「そんな程度で驚かれると今からなる状態だと発狂し兼ねないな…」

 

そう言いながら、アンデッドはそのアブソーバーを左腕にセット済みのアブソーバーの横にセットした。

其処には2枚のカードをセットできる形となったアブソーバーが存在した。

その姿は例えて言うなら…折り畳めば○DSその物であるかのようだった。

 

「『英雄』の数だけ、その組み合わせが存在する。

さぁ、かかって来いよ。

此処から先は俺のサンダーショータイムだ!」




《雷魂導師》アンデッド
〔雷〕の力を扱う事に長けた精魂導師。
杖と魔導書を用いた魔法や魔術を得意とする戦士。

だが、余りにも情報不足の為、書き記す項目がこれだけしか無い。

次回

奇跡の殺戮者/氷の精魂導師

連投します。

2016/6/30までに出たキャラが一応参戦してますが、7/1以降のキャラが今の所、出ていません。なので、以下の作品から選んで下さい。 1位のタイトルは外伝として投稿しようかと思います。

  • けものフレンズ(2017)
  • バトルガールハイスクール(2017)
  • はたらく細胞(2018)
  • SSSS.GRIDMAN(2018)
  • 盾の勇者の成り上がり(2019)
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