戦姫絶唱シンフォギア〜とある戦士の物語〜   作:かもめカメ

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1話と2話をくっ付けてます。
そして来たぞ、我らの主人公!
だが、其処に現れるのは〔炎〕と相反する属性の使い手…!



♪6 奇跡の殺戮者/氷の精魂導師

一方、響とクリス達がいる日本では1人の少女が一生懸命に走っていた。何かを抱えながら。

 

その様子を見ていた女性と少女がいた。

姿はまるでカジノのディーラーのような格好をした女性と、

バレリーナ衣装の少女が其処にいた。

 

「あぁん!流石、レイアお姉さま〜♡」

 

「私に地味は似合わない…!」

 

「そのクールさがまたエクセレントですわ〜♡

(ああ…もう、ゾクゾクしてきましたよ〜♡

このクールなレイアお姉さまと♡

母性溢れるファラお姉さまがイチャイチャして〜♡グフフ…!」

 

「…何を言ってるんだ、シィバ?」

 

「なんでもありませんわ〜♡」

 

…訂正。

このバレリーナ衣装の少女・シィバは百合好きの腐女子でした…

 

…なんでさ⁈

 

そんな彼等の様子を1人の仮面を着けた者が遠くから火災現場と共に見ていた。

 

「(これが、俺が決めた事。

悔いは…無いとは言えないか。

だが、この力さえあれば、俺は今後、彼奴をずっと守ってやれる…!)」

 

仮面を着けた者はそう心の中で呟いていると、インカムから連絡が入ってきた。

 

『シンフォギア装者が救助活動を開始した。

救助者の数を教えてくれ』

 

「現在、20。内1人が階段内にいる。

全員救助次第やってくれ。合図を送るまで待機」

 

『了解した』

 

すると通信が切れた。

 

「さて…此処から楽しみだな…ん?」

 

するとインカムからまた通信が来たので、何があったのかと思い、連絡すると先程の人物とは違った男の声が聞こえた。

 

『そっちにコードネーム《炎魂》及び《水魂》が向かっている。

到着は約1分だ。

それと同時に、()()の使用を許可する。

頼んだぞ、ボーン。アヤカシ』

 

「『了解』」

 

そう言うと通信が切れた。

 

「…暴れるとしようかね…砂漠の暴君さんよ」

 

そう言いながら仮面の者は地面に向かってそう呟いた。

 

ーーーーーー

途中でヘリに乗った響とクリスは現在の被害状況を弦十郎から話を聞き、目的地の火災現場の真上に到着するなり、響はヘリのドアを開けた。

 

「任せたぞ」

 

「任された!」

 

そう言うと響はヘリから降りた…救命道具も無しで。

すると響は歌った…助ける為に纏う…《シンフォギア》の『聖詠』を…!

 

「Balwisyall Nescell gungnir tron…」

 

そして響は『ガングニール』のシンフォギアを纏った…!

其処には1年前の姿とは思えない程、成長を遂げた響の姿が其処にいた。

 

(挿入歌『限界突破 G-beat』悠木碧)

 

そして響はそのまま火災現場であるマンションへと突入した。

すると、シンフォギアのインカムを通して、友里が現場の状況を伝える。

そして響はそのまま友里の指示にしながら、取り残された人達の避難及び救助に勤しんでいた…!

 

ーーーーーー

響がマンションに突入したと同時に、とあるマンションの死角となっている影から2人の青年が現れた。

先程のライブ会場にいた青年・人絆憑友とロック・アイル・ユキネが日本に到着した。

すると憑友は通信を行った。繋げた相手は…

 

『如何した⁉︎』

 

「弦十郎師匠!俺です!憑友です!

現在、ロックと共に被害現場のすぐ近くにいます!指示を願います!」

 

彼等の上司にして心強いOTONA…風鳴弦十郎だった。

すると弦十郎は2人に事情を説明した。

 

『現在、響君がマンションに残されている住民の避難誘導にあたっている。もう間もなく完了する。

クリス君の方は被害状況を通達するように執り行っている。

ロックはそのままクリス君の元へ向かってくれ!

憑友は響君の方を!』

 

「委細承知」「了解!」

 

そう言うと2人は頷くとそのまま双方の方へと向かって行った。

 

その様子を遠くから見ていたのは、ゴスロリ衣装の少女と、騎士甲冑を纏った女性の2人だった。

 

「ガリィ。任務を遂行する為に、私は貴方の護衛をすれば良いのですね?」

 

「勿論ですよ〜♪ガリィちゃんはこれからお仕事をしないといけないのよ〜?(はぁ〜…面倒くさい…

幾ら『聖杯』のアルカナである私だからって、ご主人(マスター)酷すぎだっつうの!)」

 

「…(何も言わなくても良いですよね…。

顔に『面倒くさい』って、書かれている事に…。)」

 

そう2人が会話をしていると、火災が起きたマンションの屋上から何かが出てきた…!

 

それは、取り残された最後の救助者を助けた響だった。

 

「あれが…《シンフォギア》。

マスターの最優先対象…ですか」

 

「そんな所ね。さっ!私達はさっさと行動しましょう♪

後で怒られるのは嫌いですからね〜♪」

 

「了承した。では護衛の任に就きます」

 

そう言うと2人の自動人形(オートスコアラー)はそのまま闇の中へと消え去った。

 

ーーーーーーSIDEtoアヤカシ

『先程、ガングニール装者が最後の救助者を救出。

…頼んだぞ』

 

「了解」

 

さぁ、周りの穢らわしい炎の葬よ。

我が秘めたる抜刀術を前にして、全ての炎よ、消え去れ…

 

 

 

陰陽(インヨウ)抜刀術…1の型。

 

 

「"氷刃・刹華斬"!」

 

 

ジャキィン‼︎

 

ガチャッ…!

 

 

 

 

 

・・・・・キィィィーーーーーーン‼︎

 

 

ーーーーーーNO SIDE

アヤカシと呼ばれた者がした行動は唯1つ…

腰に携えていた刀で抜刀術を行い、それを火災が起きているマンションに向けて斬った。唯それだけである。

 

だが、納刀した直後、周りの火が消え、遂にはマンションそのものが巨大な氷結晶へと変貌したのであった!

 

「ふぇ⁈何が起こったの⁈」

 

響は近くのマンションに着地し、そして救助者を救急車へと搬送したと同時に、その光景を目の当たりにした。

その様子を見ていた他の地域住民も驚かされていた。

そしてそれはニュースでも取り上げられていた。

 

そんな中、1人の少女は先程の火災もとい現在氷の結晶塔へと変貌したマンションに目を向けていた。

其処にあったのは、何かを失った悲しい表情をした少女。ただそれだけだった。

 

その様子を響が見つけた。「大丈夫⁉︎」と心配をする声を発しながら。

それを見られた少女は、涙を拭いいきなり魔法陣を錬成して響を攻撃したのだ!

 

「キャロル・マールス・ディーンハイムの錬金術は、世界を壊し、『万象黙示録』を完成させる…!」

 

「世界を…壊す…⁉︎」

 

「おれが奇跡を壊すと言っているんだ…!」

 

そう言うと少女…キャロルは魔法陣を錬成させ、そこから突風を吹き飛ばした!

 

その行動の前に、何も出来ない響。

絶対絶命のその時だった…!

 

 

ボォォォォオオオ!

 

突然、響とキャロルの間に爆炎が吹いた!

 

響はその炎を見て、「この炎…まさか…」と呟く。

すると…

 

ヒューヒュルリ〜♪

 

何処からともなく口笛が聞こえてきた。

 

そして2人の間のマンションの隙間から1人の男がやって来た。

 

「お前は…」

 

「!」

 

姿は先程のライブ映像の時に着ていた服装そのものを着用していた青年だった。

紅い髪、頬に赤みを帯びた傷跡、そしてルビーのような瞳が印象の青年。

 

「随分と俺の幼馴染を可愛がってくれたじゃねぇかよ…」(#)

 

「憑友!」

 

その者の名は、人絆憑友。

立花響の幼馴染にして、『英雄』達の力を宿した戦士…

 

《炎魂導師》ライドが其処にいた。

 

ーーーーーーSIDEto憑友

ったく…初っ端から大ピンチとはな。

 

「憑友!来てくれたんだ!」

 

「はいはい」

 

「それに、歌も聞いていたからね!」

 

ドキッ⁉︎

 

「サァ?ナンノコトデショウネ〜?」ダラダラ〜

 

「バレてるから良いの良いの!」

 

「良くない!」

 

「お前ら…おれを忘れてるだろう⁉︎」

 

…ごめんなさい。忘れてました。

 

「」カチンッ!

 

って、いきなりかよ!

 

しゃあない!派手に行きますか!

 

『久方ぶりに行くとしようではないか!』

 

ああ!そうだな、ライドさん!

目には目を、歯には歯を。

錬金術師には錬金術師だ!

 

そう言うと俺はすかさずアブソーバーを装着させ、カードを装填、そしてレバーを引いた!

 

ーライド!フォーム、マスタング!ー

 

そして現れたのは、特殊な模様が刻まれた手袋をはめた、青い軍服を着用した男が現れ、俺はそれを纏った!

 

ー部下を想いし、焔のアルケミスト!ー

 

そしてすかさず手袋越しに指パッチン!

 

ボォゥッ!

 

「⁉︎なんだと!」

 

「ふへぇ〜…凄え…」

 

指パッチンしただけで炎が出て来たよ⁈

 

流石、『焔』の錬金術師…絶大な火力だ。

…尤も、『雨の日は無能』と言われるだけあって、湿気が多かったり、水がある所では本当に役に立った事が無いのは否めないのだが…。

 

「くっ!まさか、お前も錬金術を⁈」

 

「残念ながら『英雄』の力(借り物)だ。

俺自身に魔法や魔術、ましてや錬金術なんて使えないごく普通の平凡ですよ」

 

「平凡なものか。気付かずに此処までやってくる気配を殺す実力…そんな者、人の領域が成せる者では無い!」

 

うぐっ…!結構痛い…精神的に。

 

ー仕方が無いでは無いのか。お前は私と共有してる今でも『半幽霊』のままなのだからな?ー

 

人の心の声を聞くんじゃない!フィーネ!

 

「…兎に角、なんでこんな事をする⁉︎」

 

「世界を壊し、『万象黙示録』を為す。それがおれの為すべき命題だ」

 

「そんなの命題とは言わない!

命題とは、『命の題』と書いて『命題』と読むんだ!

世界を壊す事は即ち、人の命を落とすも同義!

命題とは言わせない!」

 

そう言うと俺はすかさず指パッチンをし、火を噴かせる!

 

だが…

 

 

 

シャキィィー!

 

「な⁉︎」

 

「手が…」

 

「凍っただと?」

 

手袋ごと凍らされた⁉︎

手袋には錬金術の印が描かれている。

それがあるから、錬金術が使える。

だが、手袋ごと凍らされたら、錬金術が使えない…誰がこんな事を!

 

ジャキィンッ!

 

⁉︎納刀する時の音?何処から…?

 

そう思った俺は辺りをくまなく探す。

そして感じた…後ろにいる事に。

 

そして後ろを振り向く。

キャロルと呼ばれた少女と響もその方向に顔を向けた。

其処にいたのは…青年だった。

氷のような冷たいながらも、透き通るような髪。

腰には1本の刀を携えていた。

 

そしてなりよりも…()()を被っていた。

 

ーーーーーーNO SIDE

「…」

 

先程の仮面の青年は何も言わない。

ただ、その殺気にたじろぐ一同。

すると、青年は刀を抜刀し、そのまま一閃をする!

 

その攻撃方向には、憑友達がいた!

 

そしてその攻撃はまるで斬撃波のように3人に襲いかかる!

 

「うわぁ⁉︎」

 

響は先程のキャロルの攻撃で出来た窪みにそのまま入って避け、

 

「っ⁉︎」

 

憑友はその攻撃を間一髪で尚且つ紙一重のように躱した。

 

そしてキャロルはその斬撃波を魔法陣で受け止める…だが、魔法陣の様子が接触した瞬間に変化した…!

 

「な⁉︎」

 

「⁉︎凍り始めてる⁈」

 

「⁉︎」

 

そう…キャロルの錬金術の魔法陣がその斬撃波と触れた面から凍り始めてきたのだ!

それに気付いたキャロルはそのまま身体の軸を逸らして、受け流した。

この時のキャロルの状況判断は正しいとも言える行為であった。

その証拠として…先程の斬撃波はみるみる近くのマンションにぶつかり、そして…

 

 

 

 

 

キィィィン!

 

 

『⁉︎』

 

なんとマンションが凍ったのだ…!

 

「我が一閃は氷を生み出す刃…」

 

「!」

 

「その身で味わうと良い…氷の棺桶をプレゼントしよう…

 

3人分な…!」

 

そう言うと仮面野郎は懐から薄いアブソーバーを取り出した。

だけど、既に左腕にアブソーバーはセットされている…。

するとそのままセット済みのアブソーバーの隣にその薄いアブソーバーをセットした…!

何をする気なんだ…⁉︎




《氷魂導師》アヤカシ
〔氷〕の力を宿した精魂導師。
腰に携えた刀『白銀世界』を用いた抜刀術を行う。
抜刀術の名称は陰陽(インヨウ)抜刀術。
1〜12の型があり、その型で距離範囲(レンジ)と威力が変わる。

次回

ノイズ復活⁈/大地の精魂導師

またまた連投します。…3時間後に。

2016/6/30までに出たキャラが一応参戦してますが、7/1以降のキャラが今の所、出ていません。なので、以下の作品から選んで下さい。 1位のタイトルは外伝として投稿しようかと思います。

  • けものフレンズ(2017)
  • バトルガールハイスクール(2017)
  • はたらく細胞(2018)
  • SSSS.GRIDMAN(2018)
  • 盾の勇者の成り上がり(2019)
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