そしてボーンのパートナー『英雄』の力…権限です
その頃、マリアは1人で先の事変の事を思い返していた。
それは当時のマリアがセレナが死んだと思い込み、ナスターシャからお守り代わりとしてセレナが装着していた『アガートラーム』のギアペンダントを渡された時の思い出に浸っていた。
昔は死んだと思っていたセレナ。
しかし今はちゃんと生きている…自分の直ぐ近くで、着々と。
「強く…
…!」
すると突然、アラートが鳴り、そして近くの映像からアルカ・ノイズ出現の情報との報せが!
するとマリアの妹兼マネージャーのセレナが駆けつけた!
「マリア姉さん!」
「行くわよ、セレナ!」
「ええ!」
そして姉妹は指令室の方へと向かった!
ーーーーーー
場所を戻し、現在。
響と憑友は《オートスコアラー》の1人・ガリィと鉢合わせになる。
戦おうとするが、響は『聖詠』が、
憑友はシステムによって変身・装着する事が出来ない状態になっていた!
そんな2人の様子を、S.O.N.G.のメンバーは驚愕していた。
そんな中でもガリィ率いるアルカ・ノイズはそんな時間をくれる訳が…
『…』
「…襲って…来ない?」
…ありました。
そんな中でガリィは元からの性格であるその性根の腐った考えを示そうとするが…
「あぁ〜もう。まどろっこしいな!」
「⁉︎…詩織さん⁈」ビクンッ⁉︎
突然、詩織の発言にビビる憑友。
他の皆もその発言に驚く。
そんな中でも詩織はガリィと話をしだした。
そんな時だった!
「ガハハハッ!
お嬢様系のあんたからそんな言葉が出てくるなんてな!」
「!…お前は…⁉︎」
「?…あらまぁ♪」
其の場所に更にロックを倒した戦士・ボーンが現れた!
「それにしても…まさか対象が纏えない、唄えないとはな…。
俺としては大誤算だけど…そんな事は関係ないな。
此処は俺のテリトリーだ。
人様の庭で遊んでんじゃねぇよ、雑音擬き!」
そう言うとボーンは左腕にアブソーバーを装着し、そしてあるカードを装填し、レバーを引いた!
ーボーン!フォーム、牙王‼︎ー
するとボーンの隣から小学生くらいの身長の少年の魂が現れた!
それを見た憑友。
だが、それ以前にあるカードが憑友の前に現れた。
「牙王!お前なのか⁉︎」
「ドラム?」
それはドラゴンの姿をしたモンスター型の『英雄』…
【番長の
するとボーンはその少年の魂を纏った!
ー太陽番長!此処に在り‼︎ー
そして纏ったボーンはその学ランを反対に着用し始める!
「炎で闇を焼き尽くし、光で誰かの心を照らす…
太陽番長、此処に在り! 」
そしてその学ランの中心に太陽のマークが現れ、そして勇ましさを発揮した!
その姿はまさに漢の中の漢…番長そのものであった…!
「これが、俺のパートナー『英雄』…
【太陽番長】未門牙王だ!」
そう言うとボーンは左腕のアブソーバーからパネルボタンを押した!
ードラゴグレイブ!ー
するとボーンの目の前から龍の模様が刻まれた大剣が現れ、それをボーンは右手に持った!
するとボーンはそのまま響達の元を素通りするなり、
ザクッ!
『⁉︎』
なんとその大剣でアルカ・ノイズを斬ったのだ!
「!…如何して俺達を助ける…?」
憑友の言う通りであった。
弦十郎の話を聞いた際に、彼は敵であると言う結論が出たからだ。
現に、憑友のライバル兼仲間であるロックを倒した実力を誇っている。
そんな相手が何故自分達を助けるのか。
メリットなど無い筈と思っていた。
だが、ボーンはこう言った。
「弱き者を守らない。それは番長の暗黙のルールに反るからな。
力無き者の盾になり、矛になる。
それが番長の名を刻んだ者達の性って言うもんだ!」
そう言いながらボーンはそう言った。
その時、仮面越しではあるが、はっきりとそのものが朗らかな目付きをしていたのは間違い無かった。
番長の鑑そのものであった…!
そうしているとボーンが「此処は俺に任せろ」と言ってきた。
それを聞いた創世達が響達の手を繋いでこの場から去る!
「…ちっ。つくづくそう言うのが気にくわねえんだよ!」
ガリィはそう口答えする。ガリィとはこういう性格なのである。
短期で尚且つ性根が腐っているのである。
だが、そんなガリィは不適な笑みを浮かべた。
それを見たボーンは「何が可笑しい?」と言った。
それと同時に、響達の逃げた先から爆発音が聞こえた!
「⁉︎まさか!」
「私
ガリィの一言でボーンは気付いた。
アンデッドの所にいたオートスコアラーは2人一組で来ていた。
そして先日の自分もオートスコアラーは2人一組。
つまり、この場にオートスコアラーが
「…何処までも性根が腐ってやがる‼︎」
「お褒めに預かり光栄ですよ〜♪」
そう言いながらガリィは瞬時に水へと変化し、ボーンからすり抜けた!
「しまった!」
それを見たボーンは急いでガリィの後を追いかけた!
ーーーーーー
一方、先程の爆発音があった場所には憑友達が立ち往生していた。
何故なら前方にアルカ・ノイズを従わせた騎士甲冑姿のオートスコアラーが其処にいたから。
「此処から先へ通りたければ、シンフォギア装者と《炎の導師》を置いて立ち去れ。
さすれば、力無き者達を見過ごす事が出来る」
「…つまり、俺と響が此処に残れば、未来達に被害を与えない。と言う訳だな」
「左様。
私は『騎士』のアルカナを持つ者故、例え同胞であろうと、
我が"騎士道精神"の名に置いて、今此処で誓おう」
そう言いながら腰に携えていた剣の矛先を憑友達に向ける…!
「…お前も…《オートスコアラー》なのか?」
「如何にも。
我が名はジィス・パライスン。
先も言ったが、『騎士』のアルカナを所持するオートスコアラーだ。
だが、『騎士』としての加護を持っている。
私以外の姉君や妹君。そして我らが王とマスターは殺戮の限りを尽くす。
だが、私は儚い命を散らす事を拒んでいる謂わば欠陥品。
だから、私は他の皆からこき使われている。
だが、それでも…
生まれたばかり…育ち始めたばかり…成長し始めたばかりの命を落とすような事は決してしない!
それが我が生きていると言う証なのだから!」
「お前…
(このオートスコアラー…義理人情が厚い。まるで『英雄』達のようだ)」
そう思った憑友。だが、現実は甘くは無かった!
「駄目じゃないですか〜♪
勝手な事をするとマスターに叱られるのは私なんですから〜♪」
「ガリィ⁉︎」
「くっ!追いつかれたのか!」
そして周りには大量のアルカ・ノイズ。
左右を其々のオートスコアラーが囲まれたまるで柵。
するとアルカ・ノイズの一体が、響に攻撃を仕掛けた!
響はそれをギリギリで躱す…が、その反動でギアペンダントを遠くへ飛ばしてしまった!
更には憑友のアブソーバーも使用不可能。
手持ちにあるアイテム『現界ブースターβ』も所持していない。
絶対絶命の大ピンチ!
するとその近くの道路から一台の黒い車がスピンしながら止まり、其処から緒川が出ると、助手席側と後部座席側のドアが勢いよく開くと、其処からセレナとマリアが現れた!
「!セレナ義姉さん!」「マリアさん!」
「っ!」
するとマリアは響のギアペンダントをキャッチし、セレナとアイコンタクトをすると同時に『聖詠』を詠った!
「Granzizel bilfen gungnir zizzl…」
「Protecs aigis wel raizen tron…」
すると2人はギアを纏った!
マリアはかつて『武装組織"フィーネ"』として来ていた黒いガングニールをマントを取り除いた姿で。
セレナはその容姿とは裏腹に頑丈な鎧を纏った姿で現れた!
(挿入歌『烈槍・ガングニール』日笠陽子)
すると2人はギアを纏いながら、アルカ・ノイズを葬っていく!
アルカ・ノイズ達はまず先にセレナの方のギアを分解しようと触手を伸ばす!
その攻撃に対してセレナは両手でガードする!
すると腕に備えられていた半分に斬られていた盾型の籠手が1つとなって、巨大な一枚盾になった!
"PRADIN ガーター"
そしてノイズ達の攻撃が盾にヒットし、ガリィは不適な笑みを浮かべるが、何も起きていない事に驚愕する!
「何で分解されない⁉︎」
「セレナのギアは『生粋の防御特化型』シンフォギア。
生半可な攻撃じゃ、分解すら出来ないわ!はぁ!」
そう言いながらマリアは槍型アームドギア《
一方、その頃セレナは『騎士』のオートスコアラー・ジィスと相対していた。
「貴方の相手は私よ。
可愛い弟と、その幼馴染に手を出したんだから。それなりの覚悟をして欲しいんだけど…」
そう言いながらセレナの視線はジィスを捉えていた。
まるで家族を重んじる姉そのものであった。
だが、ジィスは剣を納刀し、槍を背中に取り付けた!
「逃げるの⁉︎」
「左様。騎士とは言え、家族の事を大事にする様な輩を、
家族の目の前で殺そうなどと毛頭も無い。
何よりも、私のこの騎士としての性を揺すぶる相手では無い」
その話を聞いたセレナは絶句した。
自分では相手にならないと。
するとジィスが「だが…」と言いながら付け加えた。
「貴殿の様に、"誰かを守る"と言うその行い…
敵である私だが、敢えてこう言おう…
"敵ながら天晴れ"であると」
「!」
それを言うとジィスは先日のファラが使用していたテレポートジェムを地面に落として、そして術式が現れるとそのまま一礼する。
その直後に消え去った…
結局セレナの戦いは事なきを得た。
そしてセレナはマリアの方を向くと、何とマリアが押されていた!
ガリィの攻撃が目の前に迫りそうになり、マリアはピンチになる!
すると、
「駄目ぇぇぇ‼︎」
何と盾をホバーボートのようにして高速移動する技"QUICK ドライブ"を用いたセレナがマリアを退ける!
それと同時に、セレナのギアに、ガリィが生み出した氷剣がダメージを与え…
キィィィンッ!
そしてセレナの纏っていたギアが分解を始め、そして終えると同時にセレナは裸体となり、そのまま倒れてしまった。
それに気付いたマリアだが、ガングニールの負荷に耐え切れ無くなり、そのまま変身が強制解除された。
だが、それでもセレナの所へ向かう!
「セレナーーーーーー!」
「ちっ。予定が狂ったけど…まぁ良い」
そこに遅れてやってきたボーンがその光景を目の当たりにした。
「!…遅かったか!」
「あら〜♪噂をすれば…!」
「!あれは…!」
そしてボーンの存在に気付いた緒川は拳銃を取り出し発砲しようとすると、詩織達に止められた!
「彼は私達を此処まで逃がしてくれたんです!」
「えっ⁉︎」
そんな会話の最中、ボーンは右手を握り拳のように握り潰していた。
まるでそのまま手の甲ごと指だけで貫通させるんじゃないのかと言われるぐらいの握力で。
「貴方には関係無い子t「黙れ」あ?」
「黙れって言ってんだろうがーーーーーー!」
するとボーンは左腕のアブソーバーから1つのパネルボタンを押した!
ーサンシャイン・ナックル‼︎ー
するとボーンの右腕が巨大な籠手に覆われた‼︎
手の甲には太陽のマークがあしらった装飾品が飾られ、
真っ赤に燃える様な赤いカラーリングだった!
「来い!【太陽番長】の新たなバディ!」
するとボーンは左腕を天に向けた!
ーコール‼︎ー
すると太陽の所から何かが落ちて、そして衝撃波が発生した!
そして其処には…
赤く煌めく6つの羽。猛々しい二本の双角。
所々に白い鎧があり、そして額にはゴーグルらしき物を着用した竜が其処にいた…!
「頼んだぞ!バルドラゴン!」
ボーンはそう言うと竜は雄叫び…
「頑張るバルゥゥゥ‼︎」
…喋ったのだ。
『ドラゴンが喋ったーー⁉︎』
その様子を見ていた創世達は驚きながら叫んだ!
弓美に至っては「アニメじゃないんだからー⁉︎」と最早お約束の台詞を言っていたのはこの際如何でも良い話である。
だが、憑友についている『英雄』にして、モンスター…ドラムバンカー・ドラゴンの顔は浮かなかった。
そうしていると、ボーンは左腕のアブソーバーについてるドライブボタンをその巨大な籠手で叩いた!
『ボーン・牙王!フルドライブ!』
「"
するとバルドラゴンの身体に変化が生じ始めた!
「頼むぞ!バルドラゴン!
"必殺コール"‼︎」
「バル!超頑張る‼︎」
するとバルドラゴンの身体に付いていた鎧が弾けとぶ!
すると頭上には既に鉄の塊らしき物体が滞空、するとバルドラゴンは胸に刺さっていた剣を抜くと、そのままその鉄の塊にその剣を刺した!
すると鉄の塊が巨大で長いハンマーへと変化した!
するとバルドラゴンはそのまま勢いよく回転し始める!
「いっけぇぇぇ‼︎」
「うおおおお!
"バル・バースト…スマッシャー"‼︎」
するとそのハンマーをそのままガリィに向けて放つ!
それを見たガリィは慌てながら、テレポートジェムを落として緊急テレポートでこの場から去った。
そしてそのハンマーの一撃はとてつも無い威力を発揮させた!
だが、対象がいなくなった為、衝撃波だけで事無きを得た。
だが、その衝撃波だけで、道路に亀裂が入り、下手をすれば崖を作りかねないぐらいの威力を誇っていたのは言うまでも無い。
するとバルドラゴンは対象がいなくなった事で元の姿…では無く、小さな姿…SDサイズでへたり込んだ。
「疲れたバル〜」
するとボーンが隣に現れ、バルの頭を撫でた。
「良くやったな、バル!
これからもよろしく頼むな!」
「!勿論バル!」
そう言うとバルドラゴンと呼ばれた竜は光の粒子となって消えた。
するとボーンはそのまま立ち上がり去ろうとするが、その前にセレナに来ていた上着を被せた。
「!セレナに触らないで!」
マリアはセレナに危害を加えようとしていると思ったが、「勘違いするな」とボーンに言われ、大人しくなる。
「こんな姿で辺りをうろちょろしてもらうのは好かねえんだよ。
今回はお前達を助けた。だが、勘違いするな。
俺は『リベレーション』…お前達で言う"第3勢力"その者だ。
そして俺達の目的は…
『英雄』の力を奪う事。シンフォギアを破壊する事。
そして…
その事を忘れるなよ…!」
そう言うとボーンは立ち去る。その時、突然砂嵐が吹き、そして止む頃には其処にボーンは居なくなっていた…
そしてその場に残った一同の心境は浮かない顔だった。
セレナのギアは分解され、響は聖詠を唄えず、マリアは負荷の影響で内面的に傷付き、そして唯一の導師である憑友は何1つ役に立たずに地面に拳を叩きつけた。
そしてマリアは皆の元に歩き、怪我が無いか心配しつつ、響にガングニールを返そうとすると響が条件反射でそのままギアを取り上げる。
「私のガングニールです!」「響⁉︎」
「これは、誰かを助ける為に使う力!
私が貰った…私だけのガングニールです!」
「…」
その話を聞いた憑友は響の隣に立ち、そして肩に手を置く。
そして…響が憑友の方に振り向いた瞬間…
パシィンッ!
「…え?」
響の頬にビンタした。憑友の行動に驚く皆。
「女に手を上げたくは無かったが…」
そう言うと憑友は響の手にあるガングニールのギアペンダントをマリアに返したのだ!
「如何いうつもりだ?」とマリアが言うと憑友はこう言った。
「今の響はガングニールを持つ資格なんてありません」
「‼︎⁉︎」
「だったら、例え傷付いても、戦える人の方がガングニールは応えてくれる。そう判断した次第です。
今の響の状態に、ガングニールは応えてなどくれない。
寧ろ、拒絶されるのがオチ。
なら、マリアさんが使ってくれていた方がガングニールも安泰でしょう」
そう言いながらマリアの手を持つとギアを無理やり手渡す憑友。
すると憑友は響に向けてこう吐いた。
「この先、綺麗事でなんとかなるとか思うな。
そんなのは、『英雄』達が成せる業だ。
そんな甘ったるい事は今すぐに消しておけ。
そうしないと、お前…戦場で死ぬぞ」
「!」
そう言うと憑友はそのまま皆に一礼するとそのまま帰宅の途へとつく。
言い訳したかった面々だが、先の憑友の発言で思うように話せなかった。
「…憑友君」
「緒川さん。弦十郎師匠にもこの事をよろしくお願いします。
此方が許可するまで、響にガングニールを纏わせないでください」
「…分かりました」
それを聞き入れた緒川にも一礼すると、憑友はたった1人でその場を後にしたのであった…
そして響は憑友からビンタされた方の頬に手を添え、そして何故自分がこんな事になってしまったのかを考え込んでしまったのであった。
それ以来、憑友と響が会話する事は無くなった。
S.O.N.G.の方でも…学校の方でも…部屋にいても…
一言も会話する事は無かった。
…あの日までは。
【太陽番長 未門牙王】
ボーンのパートナー『英雄』で、憑友の『英雄』のドラゴン…ドラムバンカー・ドラゴンの『元』バディファイター。
義理人情に厚い性格で、誰とでも友達になろうとする小学生番長。
その身に宿りし熱き魂はまさに太陽の如く、誰かの心に光を照らし、闇を葬る炎を噴き出す…!
次回
『鏡』の力〜9人目のシンフォギア装者〜
少女は思う…大切な友を守る為に…!
2016/6/30までに出たキャラが一応参戦してますが、7/1以降のキャラが今の所、出ていません。なので、以下の作品から選んで下さい。 1位のタイトルは外伝として投稿しようかと思います。
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けものフレンズ(2017)
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バトルガールハイスクール(2017)
-
はたらく細胞(2018)
-
SSSS.GRIDMAN(2018)
-
盾の勇者の成り上がり(2019)