戦姫絶唱シンフォギア〜とある戦士の物語〜   作:かもめカメ

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前回
新たなオートスコアラー・ミカと遭遇した響と未来。
さらに逃げ込んだ場所ではジィスが待ち構えていた。

そんな最中、未来は響を信じ、憑友からのプレゼントであるペンダントを握り締め、そして歌い…
神獣鏡(シェンショウジン)を纏ったのであった…!

今回

ガングニール…復活の時!
しかし、其処に現れるのは、雷の使い手…!


♪12 ガングニール再び/雷の裁き

響をお姫様抱っこした未来は響に…憑友から手渡されたギアのペンダントを持たせる。

そして未来は響に話した。

 

「聞いて、響。

響の歌は誰かを傷付ける為の歌じゃ無いよ!」

 

「!」

 

「伸ばしたその手も、誰かを傷付ける為の歌じゃ無い事…私は知ってる!

私だから知ってるの!

だって私は、響と戦って…救われたんだよ!」

 

「‼︎」

 

「私だけじゃ無い。

響の歌に救われて、響の手で今日に繋がっている人はたくさんいるよ!

だから怖がらないで!」

 

「未来…!」

 

そうしていると、後ろからミカが強襲を掛けてきた!

それに対応するかのように、未来はアームドギア《シェンショウジン・オウシャク》を円型に変えて、そこからビームを放つ技"閃光"を放つ。

そんな未来の言葉を聞いた響。

その瞳の奥には魂が鼓動していた。

 

「未来。ありがとう」

 

「おかえり。響」

 

「うん!

 

…私、今なら歌える!」

 

そう言うと近くの地面に降り立ち、響を下ろす。

そして響は未来から託されたペンダントを握り締めて叫びながら…

 

『聖詠』を詠った…!

 

 

 

 

 

「Balwisyall Nescell gungnir tronーーーーー‼︎」

 

 

すると響の声に、ガングニールは応えてくれた!

その証拠として、ガングニールのギアが響の身体に纏ったのだ!

 

(挿入歌『限界突破 G-beat』悠木碧)

 

「ありがとう未来。

私…この力と責任から逃げてきた。

だけどもう迷わない…だから聞いて!私の歌を!」

 

「…うん!」

 

ーーーーーー

その頃、S.O.N.G.の方でも響が再びガングニールを纏えるようになった事に皆は歓喜していた。

 

「どうしようもねぇ、バカだな」

 

「バカ故に単純なんだろうな」

 

「ふっ。流石、響ちゃんだな…!

ガングニールの後継者はこうでなくちゃな!」

 

上からクリス,ロック,奏がそう言いながら響の勇姿に浸っていた。

 

 

 

その頃、未来達の元へと駆け出そうとしていた憑友も、フィーネの波形感知を介して、笑みを浮かべていた。

 

『…どうやら、響ちゃん。吹っ切れたようね』

 

「ああ。

俺達も頑張ら無いとな…!

幼馴染2人が戦っているんだ…

 

こんな所で挫けている暇なんて…無いんだからな!」

 

そう言うと憑友は左腕にアブソーバーを装着した。

 

「行くぞ!フィーネ‼︎」

 

『胸の炎…燃やしなさい!』

 

「応よ!」

 

すると憑友はフィーネのカードを取り出し、アブソーバーに翳した。

するとアブソーバーは見る見る姿を変え、炎をあしらったフレームがついたアブソーバーに変わった!

 

ーバーニング・ライド・アブソーバー!ー

 

そして憑友はアブソーバーをスライドさせ、その下にフィーネのカードを置き、またスライドし直し、そして基本の姿(ベーシックフォーム)のカードを装填して、レバーを引いた!

 

「変身!」

 

ーライド!フォーム、オ・レ!

『FULL BURST IGNITION』!ー

 

そして走りながらアブソーバーから現れた魂を纏った!

 

ー英雄の魂!オレに宿れ!

灼熱,炎拳,バーニング・ヴォルケーノ‼︎ー

 

するとそのまま憑友は跳躍し、背中から炎の翼を広げて飛翔し、響達のもとへと急いだ!

 

その様子をこんな雨模様の中で呑気に屋外で読書していた輩がいた。

 

「…ようやくと言った所か」

 

そう言いながら本に栞を挟んで閉じる青年。

トパーズのような瞳。黄色のちょっと変わった稲妻模様の癖毛が特徴で、

黄色のベストを着用していた青年。

 

「ひと暴れしますかね」

 

そう言うと青年は指を天に向けた。

すると突然そこへ雷が落ちてきたのだ!

そしてそのまま雷は青年に直撃した!

 

だが、青年の立っていた場所には青年は居なかった…!

そして地面にも雷で焦げ付いた跡は一切無かった…!

 

この青年…まさか…⁉︎

 

ーーーーーー

 

その頃、響と未来は同時に頷いて、激闘を繰り広げていた。

響は戦闘特化型のミカを、未来は防御特化型のジィスを筆頭としたアルカ・ノイズを殲滅していく!

 

そして2人は其々の相手と激闘を繰り広げる!

 

そんな中で未来はジィスと戦いやすい場へと移動し始めた。

そんな未来の行動を察したジィスはそのまま未来の後をついて行く。

 

そして2人が相対し出したのは、今いる場所の屋上だった。

 

「此処で貴方を打ち倒します!」

 

「っ!」

 

そう言いながら、2人の攻防は始まる!

だが、未来ははっきり言って戦闘経験は無いど素人。

相手の攻撃を受け流すだけで精一杯だった。

 

だが、それを察したジィスは敢えて得物である槍と剣,そして盾さえも放棄した!

その様子を見た未来は警戒する。

するとジィスは背後に手を回し、そこから一対の弓矢を構えた!

 

「私は、剣・槍・弓を扱う《三騎士》の力を持っています。

しかしながら、私は先程の行動の通り、接近して攻撃を繰り出す脳筋型。

弓矢を用いる事は無いです。

しかし、それでも…

私は貴方のその想いを込めた一撃を貰いたいのです」

 

「なら、今度はこっちが本気で行くよ!」

 

「臨む所です!」

 

そう言うと未来は接近しながら、アームドギアで連射し始める!

その攻撃をジィスは正確に射抜く!

その正確さは、ロックのパートナー『英雄』であるアーチャーや、憑友の『英雄』である衛宮と互角と言っても過言では無かった。

 

その間にも未来は接近し、その隙を作らせてしまったジィス。

そして一撃を与えようとした…その時だった…!

 

 

 

ビガァァァァァァ‼︎

 

 

 

「!きゃあぁぁぁぁ‼︎」

 

「⁉︎小日向殿⁈…うわぁぁぁぁ‼︎」

 

ーーーーーー

その声を聞いた響は戦いを中断し、上に行った自分の幼馴染(未来)に異変を感じたが、

 

「余所見は禁物だゾ!」

 

「!ぐっ!」

 

ミカがそれを阻止せんと動き出し、響は思うように動けなかった。

するとそんな2人の戦いの間に何かが落ちてきた!

 

それを察した2人はすぐにその場を飛び退ける。

そして衝撃と共に、砂煙が舞い、そして晴れるとそこにはなんと先程まで未来と戦っていたジィスが傷付いていた!

 

「!ジィス‼︎大丈夫なんだゾ⁈」

 

「ミカ様…気を付けて…」ガクッ

 

そう言うとジィスは気絶した。

そしてミカはジィスが落ちてきた方向を見ると、そこには1人の男が未来を担ぎ上げていた。

そして未来の方はギアを纏ってはいるものの、力が入らないのか、抵抗すらせず、微動だにもしていなかった!

 

「!未来‼︎」

 

「ふん。凄まじい程の魔力を感じて来てみれば、とんだクソ外れな装者と出会うとはな…」

 

そう言いながら男はそのまま未来を上空へと投げると、何処から取り出したのか、レイピアを使って、未来のギアに傷を付けたのだ!

 

その瞬間に未来が纏っていたギアが分解され、そしてそのまま未来は地面に倒れてしまった!

 

「!…未来ぅぅぅーーーーー‼︎」

 

「アルカ・ノイズの『分解』特性の加護を受けたこのレイピアは使い捨てな分、絶大だな」

 

そう言いながら男のレイピアは砕け散った。

そんな中でも未来の名を叫ぶ響。

だが、そんな響にも危機が迫っていた!

背後からミカが迫って来ていたのだ!

それに気付いた響はそのまま回転して拳をぶつけるが…

 

ジャボンッ!

 

「⁉︎」

 

「残念〜

それは水に写った"幻"」

 

そして響の真正面にはなんとガリィがいた!

ガリィは機会を窺いながら、この隙を生み出していたのだ!

 

そうしていると響の懐へミカが射出物を飛ばしてきた!

その一撃をくらった響。

それは勿論、胸に取り付けられているギアにヒットし、そして砕けた!

 

その瞬間、響のギアも分解され始めたのだ!

 

するとそのまま地面に落下した響。

 

2人のシンフォギア装者が倒れた瞬間でもあった。

 

するとオートスコアラーは目の前にいる男に警戒をし出した。

 

「…俺の事を知ってる訳か」

 

ーーーーーー

その頃、S.O.N.G.の方では青年の姿を見た霊風達は戦慄した。

 

「あの男は!」

 

「イギリスで会った《雷魂導師》!」

 

その話を聞いた弦十郎達は驚きに包まれる中、

ただ1人…サモンだけは怯えていた。

 

「サモン博士⁉︎」

 

「ライジン・V・エレクロニング。

彼には勝てない…!誰1人として…勝てない!

今迄1000を超える数の軍勢を相手にたった1人で勝利した実力を誇るのよ」

 

「けっ!たかが1000人程度だろうg「誰が1000人と言ったか!」は?」

 

「彼は、1000人程度の1つの軍勢を倒したんじゃない!

 

1()()()()()…その1()0()0()0()()()の各軍勢を相手にたった1人で勝利した男なのよ!」

 

『⁉︎』

 

その一言で皆は驚愕した。

 

たった1人で1つの軍勢を倒した実力を誇る者は多い。

それも『三国志』のような『英雄』達なら尚更強い。

 

だが、『英雄』と言えども…無数の軍勢を相手に立ち向かえる程の実力を誇る者はそう簡単にはいない。

 

だが、あの男…ライジンは人外だった。

軍勢の数…1000を相手にたった1人で挑んで、そして勝利したと言うのだ!

『英雄』の1人にして、『騎乗兵の英霊』である王の品格を持つ存在。

ライダー…又の名を【征服王】イスカンダル。人の身で王になりし猛者。

彼の必殺技もとい『宝具』…『王の軍勢(アイオニアン・ヘタイロイ)

文字通り、自らの軍勢を呼び出して、突撃する技。

それは読んで字の如く…軍勢そのものである。

 

だが、そんな『英雄』の宝具でも…きっと(ライジン)には届かないと言うのだ。

 

ーーーーーー

そんな中でオートスコアラーは男が何者なのかこの場のメンバーは知らなかった。

もし、この場にファラ又はレグルス。又はその双方揃っていれば、この者の正体は知っていたのだろう。

 

すると男はそのまま帰路しようとしたその時だった!

 

突然、上空から巨大な炎の塊が現れた。

そしてその炎はみるみると消え、そしてそこには…バーニング・ライドに強化変身した憑友が其処に立っていた…!

 

すると憑友は響と未来の姿を見て心を揺さぶられた。

 

「お前たちか…

 

お前たちが、響と未来をやったのかーーーーー‼︎」

 

その猛々しくそして荒々しい口調を言いながら絶叫する憑友。

 

それを見たミカが戦いたそうにしていたので、それをガリィが掴んで抑えつける。

そして其処に、先程傷を癒えたばかりのジィスも加わり、2人でミカを抑えつける。

今の自分達ではあの男達に為すすべは無い。

そう感じたガリィはすかさずテレポートジェムを取り出して、そのまま地面に投げ落として、そのままテレポートした。

彼等《オートスコアラー》の目的は先の戦闘で達成されたばかり。

これ以上やった所で何かが変わる訳も無かったのだ。

 

そんな中で憑友は男…ライジンに目を向けた。

 

「お前が…お前がやったのか…!」

 

「…たとしたら?」

 

「倒す!」

 

それを聞いたライジンは不適な笑みを浮かべながら、懐に忍ばせていたアイテム…マルチアブソーバーを取り出し、左腕に装着した!

 

するとライジンはベスト裏に忍ばせていた本から栞を抜き取った。

よく見てみるとそれは栞では無く、カードだった!

 

するとライジンはそのカードをアブソーバーに装填、そしてレバーを引いた!

 

「変身」

 

ーアンデッド!フォーム、ボルテクス‼︎

 

神の裁き!雷鳴,轟く‼︎ー

 

そして現れたのは、黄色で派手な雷の模様が刻まれたローブを羽織った杖と本を携えたライジンが其処にいた。

まるでファンタジー物語に出てくる魔法使いのような存在だった。

 

今まさに2人の戦いが切って落とされた!

 

この戦い…勝つのは憑友か。はたまたライジンなのか。

それとも…

 

 

次回へ続く。

 

tobecontinued…




激しさを増す両者の戦い。
だが、状況は憑友が劣勢に立たされていた…!
そして憑友の身体に異変が生じる…!

次回

黒キ炎VS白キ雷

2016/6/30までに出たキャラが一応参戦してますが、7/1以降のキャラが今の所、出ていません。なので、以下の作品から選んで下さい。 1位のタイトルは外伝として投稿しようかと思います。

  • けものフレンズ(2017)
  • バトルガールハイスクール(2017)
  • はたらく細胞(2018)
  • SSSS.GRIDMAN(2018)
  • 盾の勇者の成り上がり(2019)
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