そして車で連行されていく響と憑友。
すると、とある建物が見えてきた。
憑友は全く分からない場所だったが、響とライドは良く知っている場所だった。何故なら…
「なんで、学院に?」
「?此処知っているのか?」
「此処、私が通ってる場所だけど…」
「…へぇ〜。馬鹿でも入学出来るんだな〜」
「余計なお世話だよ⁉︎」
『憑友。響はこれでも、ちゃんと勉学に励んで入学したんだぞ?』
「余計な事言わないでよ⁉︎ライドさん!」
「ふ〜ん…でも、それなりに出来るのは分かったよ」
そんな2人の雑話を聞いていた翼と霊風、そして緒川の3人は三者三様の反応をしていたのであった。
そして、2人と1つは学院内の1つである、講師達がいる中央棟へとやって来ていた。
「あ、あの〜…此処、先生達がいる中央棟ですよね…なんで?」
響はそう言うも、その答えを言う者は少なくてもこの場にはいなかった。
すると、エレベーターと思わしき物に入って行く。
すると翼と霊風はエレベーターに入るや、奥の方へと入り、手すりらしき物に手をやる。
それを見ていた響に、緒川が話しかけて来た。
「さ、手すりに掴まって下さいね?」
「へぇ?」
そう言うと響に手すりを持たせた。
すると緒川は今度は霊風に話しかけた。
「霊風君は、憑友君の手錠をしっかり持ってて下さい」
「なんで俺な訳?」
緒川に言われ、霊風は嫌々ながらも仕方なく憑友の手錠をしっかりと持ち、手すりに掴まった。
「あ、あの〜危ないって…」
響が言おうとした時、エレベーターが急降下し…
「「ぎゃあぁぁぁぁああああ⁉︎」」
そのまま憑友と共に絶叫したのであった。
因みに、憑友を持っていた霊風は憑友がそのまま浮いてしまい、それを必死に持っていたせいで自分の身体が浮き、そして巻き込まれたのは言うまでも無い。
その後なんとか収まり、響が苦笑いをしたのだが、翼から「愛想は無用よ」と言われ、軽くショックしていた。
すると、ガラスの先の景色が変わった。
まるで壁画に色を塗ったかのような風景が見えた。
「これから先に微笑みなんて無用よ」
翼からそんな言葉を言われた響は緊張する。が、
「本当は歓迎会の準備でもしてんじゃないの?」
「へ?」
憑友の言った一言に響が間の抜けた声を上げた。
「で、でも流石にそれは無いんじゃ…」
そう言って、憑友の言った事に否定した響なのだが…
パァンッ!パァンッ!
「ようこそ!人類守護の砦!特異災害対策機動部二課へ!」
「…へ?」
憑友の言う通りになっていたので、惚けていた。
しかもご丁寧に歓迎会ムード一色で、近くには目玉が塗られていないダルマや、色々とパーティー会場のような体勢になっていた。
更に上を見てみると
〔熱烈歓迎‼︎立花響さま☆人絆憑友さま‼︎〕
と何故か自分達の名前入りで熱烈に歓迎されていた。
それを見た響とライドは惚け、翼は頭を抱え込み霊風のバディであるスピリットと共に呆れ、
緒川と憑友は苦笑いをして、霊風はケラケラと笑っていた。
すると1人の女性が響と憑友の方に近づいて来た。
「さあさあ、笑って笑って!
お近づきの印にスリーショット写真♪」
「えぇ、嫌ですよ⁉︎手錠をしたままの写真だなんて、きっと悲しい想い出になっちゃいます!」
「それに、初めて会うのになんで皆さんは私と憑友の事を知ってるんですか⁉︎」
「我々二課の前身は大戦時に設立した特務機関なのでね。
調査などお手の物なのさ!」
「とか言いながら、ちゃっかり人の持ち物を漁って、個人情報を得ようなんて…それはあんまりなんじゃないの?」
「へ?」
すると先程写真を撮ろうとしていた女性が鞄らしき物を持ってきた。
それを見た響は、
「あぁ⁉︎私のカバン‼︎
何が『調査はお手の物』ですか⁉︎憑友君の言う通りじゃ無いですか‼︎」
勿論、怒った。プライベートに関するモノを漁っていたのだから当然である。
しかし、響は此処で疑問に思った。
「あれ?…んじゃ、なんで憑友君の事を知ってたんですか?」
そう言うと、響に代わり、憑友が前に出た。
そして、赤いシャツを着た男の人と面と面で向き合うや、
「ふぅ…取り敢えず一言。
お久しぶりです。師匠」
「お前もな。憑友君」
「え?…えぇぇぇぇ⁉︎」
まさかの知り合いに響は驚いた。
「1年と半年ぶりだな?」
「まぁ、色々とありましたから。さて、それじゃ…」
そう言うと、憑友は大きく背伸びをして、軽く意識を統一した。
すると手錠を付けた両手を上に掲げた。そして…
「…ふっ‼︎」
そのまま勢いよく真下へ降ろす。
それと同時に、軽く膝を曲げて、そして手錠の間を正確に狙って…
パリィィィンッ‼︎
『⁈』
なんと、たったそれだけで手錠が壊れたのだ!
そしてそのまま手錠を解除し、手首を捻った。
「うむ。修行時代よりも精進していたんだな」
「当然です。1年と半年の間、戦場に赴いては、戦争の火種を無くそうと努力して来たんです。それと同時に、『英雄石板』を探し回って来たんです。あの時よりも精進し無いと生き残れませんしね?」
弦十郎は成長した弟子を見て、感心した。
それに対して憑友は自分の成長譚を語ったのであった。
「?ねぇ?ちょっと良いかしら?あ、私の名前は…」
「櫻井了子。『シンフォギア』を基となった物、『聖遺物』に関する記述を提唱した理論。通称【櫻井理論】を掲げた人。だと、母さんが言っていました」
すると女性・櫻井了子が疑問に感じ言おうとする前に自己紹介しようとしたら、憑友には無用だった。
「そ、そうなの…。?母さん?その人って、私の知ってる人かしら?」
「ジャンヌって言う人はご存知ですか?」
「ジャンヌ…⁉︎まさか…」
「そのまさかです。自分はそのジャンヌの息子です」
「oh…orz」
櫻井の今までに見ない行動に全員が驚愕していた。
勿論、弦十郎も櫻井の行動に驚いていた。
「…。お前の両親は化け物だな?」
「貴方に言われたくは無いですよ師匠」
そんな2人の対応に響達は惚けていた。
翼はそれに対して、緒川に問い詰める。
「…貴方も知っていたの?」
「あ、あはは…。…はい」
緒川は苦笑いしながら逸そうと思ったが、翼の鋭い剣幕に降参した。
すると、突然ドアが開いた。
「なんか、随分と騒がしいな?何があった…んだ…?」
そこには、ラフな格好をした女性がそこにいた。
その声に気付いた響と憑友はその声の方に振り向くと、その女性の顔を見た。
響にとっては、かつて自分を救ってくれた存在であり、
憑友にとっては、自分が命を燃やし尽くしてまで救った存在…
天羽奏がそこにいた。
奏は2人を見て、すぐに涙が零れた。
そして2人に近づき、響にはハグをした。
「生きてたんだな。…ありがとう。生きてくれて!」
「!…奏さん…!」
奏の嬉し涙に響もハグを返した。
因みに弦十郎と憑友との会話の最中に緒川により手錠を外してある。
そして奏はそのまま視線を憑友の方に向けた。
「あんたも、生きてたんだな。ありがとう。あんたのおかげで、今の私は生きてる。本当にありがとう」
「奏さん…」
奏の涙を見た憑友は視線を逸らした。
それを見た奏は不思議そうに見ていた。
「如何したんだよ?」
そして憑友はこの場を借りて告白した…
「俺、実は…
半分死んでます…」
憑友「『英雄』達を紹介するこのコーナー。
今回は俺が1話で使用していたもう1つのカード。
アカネを紹介するぞ」
アカネ/カード名【炎を灯せし少年 アカネ】
属性/炎・人間・打・拳
自身の身体に炎の属性を持つ少年。
亡き父の思いを胸に、走り続ける。
憑友「拳型の武器《炎拳 イグナイト》を装着して立ち向かう。ナツと同じスタイルの少年。
次回
死したる肉体
憑友「次回は俺の身体の事を紹介するぞ。
次回もよろしく!」
2016/6/30までに出たキャラが一応参戦してますが、7/1以降のキャラが今の所、出ていません。なので、以下の作品から選んで下さい。 1位のタイトルは外伝として投稿しようかと思います。
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けものフレンズ(2017)
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バトルガールハイスクール(2017)
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はたらく細胞(2018)
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SSSS.GRIDMAN(2018)
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盾の勇者の成り上がり(2019)