今回はちょっと残酷すぎる展開です。
が、それを乗り越えるのもまた主人公なのです!キリッ!
「ええ。実験は成功よ。もうすぐ彼はいや、彼等は…貴方達の『敵』になる」
そう言いながらサモン博士は翼達S.O.N.G.のメンバーを素通りし、そのままライジンの方へと赴いたのだ!
「サモン博士…?」
響はサモンの行動に不可思議な状態になっていた。それは他のメンバーも同様だった。
するとサモンは甲高い声で笑いあげた。
「ハハハッ…!
いい気味ね?未だに私がついた
「…え?」
するとサモンは皆に説明をした。
『MONSTER DRIVE』の…本当の姿を。
「『MONSTER DRIVE』は《精魂導師》達の新たな力を組み入れたプログラム…通称『Ignition Kind』プログラム。
又の名を『I・K』プログラムと私はそう呼んでいたわ。
けど、貴方達は私の話をよく聞いていたかしら?
私はいつも『I・K』、『I・K』って言っていたけど…
『Ignition Kind』とは
『⁉︎』
『IGNITION KIND』
憑友達《精魂導師》達の新たな力を組み入れたプログラムの総称名。
その力の中には、アンデッド達が使っていた『FUSION DRIVE』も組み込まれている。
そして今回使用した『MONSTER DRIVE』もそのプログラムの1つに組み込まれているのである。
だが、このプログラムの事は皆んなはフルネームで呼んでいた。
けれどただ1人…サモンだけはイニシャルで略し、『I・K』プログラムと言っていたのだ…
「『I・K』プログラムの『I・K』はね…」ニヤリ
そう言いながら不適な笑みをサモンは浮かべ、そして驚愕発言をしながら、響達に指を指した!
「貴方達の力「イグナイト」システムを殺す為だけに生まれたプログラム…
『IGNITE KILLER』プログラムが、このプログラムの本当の名前よ!」
それを聞いた響達や、その映像を見ていた弦十郎達も驚きに包まれていた。
自分達が使っているこのプログラムが、響達の纏う
するとなんとロックの瞳から血が流れた!
更に霊風の爪先から血が流れた!
「ロック義兄⁉︎その眼⁉︎」
「え?…血?…がはっ⁉︎」
「おい、霊風⁉︎爪から血が⁉︎」
「え?…なんで…ぐはっ⁉︎」
そういうとロックと霊風が急に苦しみ出し、そして憑友と同じように口から多量の血を流したのだ!
「さぁ、目覚めなさい。貴方達の敵は目の前にいるわよ?」
ーーーーーーSIDEtoロック
なんだ⁈…いきなり血が流れて…しかも…こんなにも血が流れるなんて…⁉︎
「ロック義兄!ロック義兄‼︎」
クリス…
殺せ…
え?
殺せ…殺せ…!この女を…殺せ…!
何を言ってるんだ…?クリスを…殺せ…だと⁈
殺せ…殺せ…殺せ…殺せ…殺せ…
止めろ…!クリスは俺の義理の妹なんだ‼︎
殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ
止めろーーーーーー‼︎
ーーーーーーSIDEto霊風
苦…しい…!なんで…急に…⁉︎
この苦しみ…前に…見た事が…⁉︎
「霊風!しっかりしろ!霊風‼︎」
奏…それに翼…!
殺せ……殺せ…!
⁉︎なんだ⁈急に…頭から囁かれているこの声は⁉︎
殺せ…殺せ…殺せ…殺せ…殺せ…殺せ…!
そうだ…この苦しみ…
まさか…このプログラムのモデルって、まさか…⁉︎
殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ…
止めろ!止めてくれ‼︎
俺は愛する者を…殺したくないんだーーーーーー‼︎
ーーーーーーNO SIDE
サモンの言った一言。その一言が倒れこんだ憑友,ロック,霊風の体に変化を起こした。
3人の口から血が流れると同時に黒い瘴気みたいなのが吐いていた…!
すると憑友の身体がピクリと動いた。
それに気付いた響は憑友に駆け寄った。
だが、それが間違いだったと言う事をこの時の彼女は知らなかった…
「!憑友!良かった〜〜!無事なんだよn「■■■■■■■■ー!」ぐはっ⁈」
「⁉︎立花!」
響は憑友が立ち上がった事にホッとしたのも束の間、なんと憑友に首を掴まれ、そのまま持ち上げられたのだ!
ーーーーーー
それを見ていたS.O.N.G.の面々は驚愕していた。
「何が起こったと言うのだ⁉︎」
「分かりません‼︎ただ、この状態が続くと同士討ちになります!」
「サモン博士は…内通者だったという事…⁉︎」
S.O.N.G.内は戦慄に走っていた…
場所は再び戦場へ。
立花の異常事態に気付いた翼は「何をしている⁈憑友‼︎」と憑友に言い寄るが、
「■■■■■■■■■■■ー!」
その眼は真っ赤のような血の眼のようになり、そして瞳のハイライトは映し出されていなかった…!
すると憑友はそのまま響を施設の方へと投げ飛ばしたのだ!
響はその攻撃に何も出来ないまま、そのまま施設の方へと吹き飛ばされた!
そして憑友の顔を見て、驚愕した。
先程までの深紅のようなリオレウスの身体と半分化している憑友の周りを、紫色の瘴気が纏っていたのだ!
そして口からも闇の瘴気とも呼べるような物まで呼吸と共に排出していた!
「■■■■■■■■■■■ー!」
そして、その咆哮はもはや人の声に非ず…弱肉強食の『獣』へと堕ちていた。
かつて、リオレウス達のいた世界で起きた異常事態。
それの事象と憑友の今の状態が良く似ていた。
もし、それと同じものならばおそらく、憑友の今の状態は"ウイルス"に侵されていると言っても過言では無かった。
そんな中、奏とクリスが響の元へと行こうとした…が、
ガシッ!
「⁉︎…ロック…義兄?」
「⁉︎…霊風?」
近くに倒れていたロックと霊風が2人の足を握っていた。
そしてその2人は顔をあげた。
其処にはもはや屍とも呼べるような『獣』のような姿へと堕ちていた!
「■■■■■■■■■ーーー‼︎」
そう言うとロックはなんとクリスの足を…
ガブリッ‼︎
「⁉︎…うわぁぁぁぁ‼︎」
噛み付いたのだ!余りの出来事にクリスは無防備になってしまい、そして悲鳴を上げた。
そして霊風はと言うともう片方の手で、奏のもう片方の足を掴んだ!
「しまった!」
そう言いながら奏は足元を掬われ、そのまま地面に倒れこむ。
そしてそのまま霊風は奏の上に覆い被さり、そのままその手で攻撃を仕掛けたのだ!奏は咄嗟にその攻撃をオディナの双剣で防ぐ。
「■■■■■■■■■■■ーーー‼︎」
「よせっ!霊風‼︎私だ!奏だ‼︎」
「■■■■■■■ーーー‼︎」
「霊風ーーーー‼︎」
3人の状況を見た翼。それでも己の刀をサモン達に向け、そして見やる。
「3人に何をした‼︎」
「簡単な事よ?彼等の中に眠りし『獣』を呼び起こしただけ。
もう既に他の《精魂導師》達のアブソーバーは搭載済み。
しかも、解除する事も出来ないわよ。したらその場でドカーン!だからね」
驚愕の真実を突きつけられた翼は刀を構えて、そして振りかざす!
だが、その攻撃はアヤカシによって封じられ、そのまま鍔迫り合いが発生する!
「くっ!」
「鈍だな…〔剣〕の分際で、俺の〔刀〕を錆にすら出来ぬとはな」
「何を!」
「かつてのお前は俺の〔刀〕を使い物にすら出来ないような威厳を見せていたのにな?」
「⁉︎如何言う事だ⁉︎」
「それ以上の質問に答える義務は…無い!」
そう言うとアヤカシは刀を納刀し、そして瞬時に翼の懐に忍び込んだ!
そして瞬時に抜刀して一閃した!
「⁉︎この構え…まさか…ぐはっ!」
「余所見は禁物だぜ!」
そうしていると、翼の背後からボーンが奇襲をかけた!
それを見たキャロルは何が起こっているのか分からない表情を浮かべていた。
そうしていると、キャロルの元にサモンが現れ、なんとサモンはキャロルに手を指し伸びた!
「…なんのつもりだ?」
「交渉よ?
キャロル・マールス・ディーンハイム。
稀代の錬金術師である貴方と、
稀代の召喚術師である私が手を組めば、
貴方の成そうとしている『万象黙示録』が完成する。
私はこの世界の事、本当は好きじゃないのよ。利害が一致するから両得でしょ?
先日の件に関してはあれは一種の演技よ。
私達『リベレーション』が敵なのか、味方なのかを撹乱する為のね。
でも、S.O.N.G.の優秀なエージェントさんのおかげでバレてしまった以上、縋る道はこの交渉のみ。
受け入れたら、傘下に加わるわ。
その代わりに、私のお願いにも聞いて欲しいのよ」
「…内容はなんだ?」
サモンは交渉を持ちかけたのだ。
そしてキャロルはサモンが何をしようとしているのかを探る為に内容を聞いた。
サモンはそれを聞くなり、キャロルに耳打ちする。余程重要な事なのだろう。
そして内容を聞いたキャロルは「…良かろう」と言って、サモンと手を結んだ。此処に同盟が成立した…最悪の同盟が!
「…所で、ほっといて良いのか?」
そうキャロルに指摘され、振り向くと其処には既に精魂導師5人により尋常じゃ無いほどのダメージを負った4人が其処にいた。
「別に良いのよ。私達には関係無いしね。
取り戻したければ、取り戻せば良いだけの事よ?
サモンの言った一言を聞いた響はふと考えた。
「(目には目を…歯には歯を…)」
それを聞いた響は再び立ち上がる。
しかしその先には憑友が翼を羽ばたかせて、そのまま特攻を仕掛けていた!
すると響はそのまま憑友の攻撃を避け、憑友は上空へと飛翔した。
そしてそれを見た響は驚くべき行動に移した!
「イグナイトモジュール…
…納刀」
そう言うと響の身体はイグナイト状態から元のガングニールの姿に戻ったのだ!
『⁉︎』
その行動に驚く一同。
すると憑友のアブソーバーから音声が流れた。
ー最優先対象の「イグナイト」反応消失。
『IGNITE KILLER』強制解除します。ー
すると憑友の身体は元の《炎魂導師》の姿へと戻り、そのまま地面へと落ちたのである!
その際に吸収されていたリオレウスとも分離した。
それを見たサモンは驚きの顔しかしなかった。
「何故だ⁉︎何故、『IGNITE KILLER』が強制解除した⁉︎」
すると響はサモンに向けて話しかけた。
「
だけど、それが大事な存在を傷付けるのなら…
私はこの力は使用しない‼︎」
「くっ!生意気がーー‼︎」
そう言うとキャロルがピアノ戦をドリルに変え、そのまま竜巻を発生し、響を襲う!
だが、その攻撃は何者かの
「‼︎」
そして一同はその炎が発した方向を見た。
其処には、傷付きながらも立ち上がる我らが主人公…
「はぁ…はぁ…!」
人絆憑友が其処にいた。
「憑友‼︎」
そう言いながら、憑友の元へと駆け寄る響。それと同時に憑友が倒れそうになり、響は咄嗟に支えた。
「ありがとう…響。
おかげで戻ってこれた…!」
「憑友…!」
「何故だ‼︎」
するとサモンの怒りに満ちた声が聞こえ、サモンの方を見やる。
其処には髪をくしゃくしゃに掻き乱したサモンが其処にいた。
「何故だ‼︎何故だ‼︎何故だーー‼︎
何故、『MONSTER DRIVE』の呪縛から正気に戻った⁉︎」
サモンの問いに憑友はにやりとした顔を見せつけ、そして話した。
「簡単な事だ。
俺のこの闇は、対象者の闇を討ち殺す為の力。
ならば、その対象者の闇を祓えさえすれば、此方もやる事が無くなり、そのまま闇の瘴気は消えるんだよ!」
「ぐっ!私とした事が…!」
その話を聞いた奏とクリス、そして翼はそれを聞くなり、響の方を見やる。
そして響は「えへへ!」と言いながら笑顔とサムズアップを見せつけた。
全ては響の発想の転換だった!
響はあの時、サモンの言った一言…「目には目を、歯には歯を」と言う言葉に違和感を感じていた。
この言葉は報復律と呼ばれるもので、「人が誰かを傷付けた場合、その罰は同程度のものでなければならない、もしくは相当の代価を受け取ることでこれに代えることもできる」と言う意味を持っている。
だがそれは悪い方向に言い換えれば、「戦争」の火種の1つでもある。
響はそんな事の為に「ガングニール」を纏っている訳ではない。
この身を纏う《シンフォギア》は…
"誰かを助け、そして命を救う為に使う力"
響はそう今でも信じている。
自分が初めてシンフォギアを纏ったあの日から。
途中でその苦難に阻まれたものの、それでも…
この"想い"は変わらない…今迄も…今この瞬間も…そしてこれからも…!
そんな響を見たシンフォギア3人。
「…ふっ。立花らしいな」
「あたしも
「相変わらず優しい子だよ…響ちゃんは」
そう言うと3人も響と同じように、イグナイトモジュールを納刀した。
するとロックと霊風のアブソーバーからも憑友のアブソーバー…ライドから発せられた音声が流れ、2人も元の姿に戻ったのだ!
「…悪りぃ。奏…俺は…」
霊風は如何やら意識を持って行かれていなかったようだ。
伊達に
けれど、自分の身体が言う事を聞かずにそのまま奏に襲いかかった事に霊風としては今まで見せなかった哀しみの表情を浮かべていた。
すると奏はそんな霊風の顔に両手で押さえると…
チュッ!
「⁉︎」
「へへっ!」
なんとそのままキスしたのだ!
勿論、させられた霊風本人は動揺していた!
この奏…結構大胆だった!
「そんな哀しむ顔を見せてくれるなよ。私のマネージャーはこんな所でやられるような柔な男じゃないだろ?」
そう言いながら笑顔を見せつける奏。
その表情を見た霊風は、
「…お前には敵わんな」
と言いながら、奏に笑顔を見せたのであった。
一方、元に戻ったロックはと言うと、クリスにより無事に戻る事が出来た。
だが、ロックは自分が何をしたのか憶えてはいなかった。
その代わり、クリスを守る事が出来なかったと嘆いていた。
「…済まない。クリス。俺がもっとしっかりしていれば…!」
「んな事は関係無ぇ…。
…その代わりよ…
…私の背中…今度はちゃんと守ってくれよ…」
「クリス…ああ。約束しよう。
今度は必ずお前の背中を守ってみせる!」
…如何やら杞憂に終わったようだ。
そうすると3人はシンフォギア装者達の間に入る。
「サモン博士いや…サモン・クリスチャーノ!
お前の目的がなんなのかは俺には知らない!
だけど、これだけは言わせろ!」
そう言うと憑友は響から離れ、そして一気に懐に入った…
ボーンとアヤカシの方に。
「何っ⁉︎」「本命はこっちか⁉︎」
「うおおお!」
そう言うと憑友は2人の仮面を爪を立てた手で押さえるとそのまま潰すかのように手を閉じさせた!
すると2人の仮面に罅が入った!
「「⁉︎」」
「うおおお!」
そう言うと憑友の握撃で仮面の一部が砕けた!
そしてそのまま2人の身体に掌底を叩き込み、そして2人は一斉に後方へと吹き飛び、建物の壁にぶつかった!
何故そんな事をしたのかと考えるアンデッド=ライジン。
しかし考えられるのはただ1つ…
「まさか、ボーンとアヤカシの正体を⁉︎」
そうしていると砂煙の中からボーンとアヤカシが立ち上がる。
しかし、顔から仮面の破片がパラパラと落ちてきていた。
「その2人に何を吹き込んだ!
如何して…!
如何して、お前達と戦わないといけないんだ‼︎」
そう言いながら憑友は驚愕の言葉を発した。
「答えろよ!
逝都‼︎馬燈‼︎」
『⁉︎』
憑友の言葉に皆は驚愕した。
そして仮面が完全に剥がれ落ち、そしてボーンとアヤカシが顔を上げた。
その顔を見た瞬間、S.O.N.G.のメンバーは驚愕した。
それは数ヶ月前に行方を眩ませた憑友,響,未来の幼馴染にして、
憑友の数少ない男友達…
ボーン=浅岡逝都と、
アヤカシ=一走馬燈が…其処にいた。
次回
ボーンとアヤカシの正体/決着…
次回、アニメ6話目のラスト!
だが、同時に新たな存在が蠢き出す…!
2016/6/30までに出たキャラが一応参戦してますが、7/1以降のキャラが今の所、出ていません。なので、以下の作品から選んで下さい。 1位のタイトルは外伝として投稿しようかと思います。
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けものフレンズ(2017)
-
バトルガールハイスクール(2017)
-
はたらく細胞(2018)
-
SSSS.GRIDMAN(2018)
-
盾の勇者の成り上がり(2019)