戦姫絶唱シンフォギア〜とある戦士の物語〜   作:かもめカメ

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待たせました最新話…マリアさんのあの暴走回です。
今回は一気に前半部分まで行きます!

それとこの投稿日にお誕生日を迎えた人が!

小日向未来役の井口裕香さんがハッピーバースデーです!

あの声…何故か分からないけれど自分では癒されるのは何でだろう〜〜?
それはともかく…!

井口裕香さん!お誕生日おめでとうございます!

さて、お話の方をどうぞ!


♪23 闇への誘い

「ガリィ!それにシィバ⁉︎」

 

「夏の想い出作りは充分かしら?」

 

そう言い放つガリィ。流石敵役!なのだが…

 

「私はガリィお姉様達とあんな事やこんな事するだけでもう鼻からオイルが噴き出しそうです!グフェフェフェフェ!」

 

「お前はお前でその腐女子脳を如何にかしやがれ⁉︎」

 

「いやぁ〜〜ん♡ガリィお姉様!だ・い・た・ん♡」

 

「相変わらず気持ち悪いんだよ、てめぇは!」

 

…なんでだろう。シィバが加わっただけで、こんなにもイメージがガタ落ちするなんて…。

 

そうしているとクリスとロックが駆けつけ、その後を憑友達も駆けつけてきた!

 

「行くぞ!」『応!』

 

ロックの掛け声と共に、《精魂導師》達は変身する。皆を代表して、ロックが変身プロセスを、クリスは聖詠を詠った…!

 

「Killiter Ichaival tron…」

 

ーソウル!フォーム、フォーマル!

お前らの魂!俺が頂く!ー

 

(挿入歌『TRUST HEART』高垣彩陽)

すると2人は其々、弾丸と矢を放つ!

しかし、ガリィはそのまま近付く!

そして身体にヒットした…と思っていたら、なんと液状化したのだ!

 

「っ⁉︎」「何⁈」

 

そしてガリィはいつの間にか皆の後ろに現れたのだ!

その頃、シィバはいつの間にかビーチパラソルの上でバレエをしていた!

 

「さぁて、私も…本気と行こうやないか!」

 

そう言うとシィバの顔が天使のような顔から悪魔のような残酷さが醸し出す顔を出してきた!

 

そうすると、なんとシィバがビーチパラソルの上から瞬時にセレナの目の前までやってきたのだ!

 

「⁉︎」「セレナ!」

 

「貴方に決めた!」

 

そう言うとシィバは高速スピンをしながらセレナを襲った!

その攻撃を受けたセレナはそのまま地面である砂浜に倒れる。

 

「マリアさんは皆んなを!」

 

響はマリアに皆を守るように指示し、マリアはここに立ち会わせているルオレと相沢、エルフナインと未来を連れてこの場から離れる。

それを見ていたガリィは追いかけようとしたが、響と憑友の2人が通せん坊する。

 

「キャロルちゃんの命令も無く動いているの⁉︎」

 

「さぁね?」

 

そう言うとガリィはジェムを大量に放り投げ、アルカ・ノイズを呼び寄せた!

 

「ちっ…!性根が腐ってやがる!」

 

そう言うと憑友はフュージョンアブソーバーを取り出し、そしてアブソーバーにセットした!

そして憑友は『英雄』であり、拳銃の使い方を教えてくれた存在・ほむらのカードを取り出した。

すると憑友はロックに向かって叫んだ。

 

「ロック!狂三さんのカードを!」

 

「分かった!」

 

そう言うとロックはすかさずカードケースから『英雄』【時の精霊《ナイトメア》時崎狂三】のカードを取り出し、憑友に投げた!

憑友はそれを華麗にキャッチするとフュージョンアブソーバーの方にそのカードを装填し、アブソーバーを閉じすかさずレバーを引き、そして十字に構えた!

 

ーライド!フォーム、ほむら!&狂三‼︎ー

 

すると憑友の両隣に盾を持った拳銃使いの魔法少女と、

短針と長針を彷彿させるような2丁拳銃を扱うゴスロリ衣装の少女の魂が現れた!

 

「"時間を超越せし銃使い…時間を狂わせ!"」

 

そう言うと憑友は左腕を天に掲げた!

 

ー『FUSION DRIVE』!

クロック・ザフキエル!ー

 

「行くわよ…!」

「行きましょうか…!」

 

そう言うと2人は其々の拳銃を取り出し、上空に向けて一発放つとそのまま憑友の身体へと纏った!そして現れたのは…

 

ゴスロリ柄で、紫のカラーリングを施したほむらの魔法少女の時の姿をし、

左腕のアブソーバーを覆い隠すかのように盾が装着され、其々の手には長針と短針の拳銃が握り締め、

そして憑友の瞳が赤と黄色の異彩眼(オッドアイ)へと変わった。

しかも、黄色の瞳の方は良く見ると時計のような模様が描かれていた!

 

「さぁ、『時』を狂わせられる準備は出来たか?」

 

そう言うと憑友は2丁拳銃でアルカ・ノイズを一掃し始める。

するとそれを傍観していたシィバが襲い掛かる!

 

「貰った!」

 

「甘い!」

 

そう言うとなんと憑友がその場から消えたのだ!

それを見たシィバは「何⁈」と驚愕するが、突然背後から弾丸を受けたかのような痛みが襲い掛かり、後ろを見ると憑友が短針の方の銃で発射していた!

 

「いつの間に⁉︎」

 

「今の俺に『時』の概念は無い!」

 

憑友が『FUSION DRIVE』に選んだ『英雄』…暁美ほむらと時崎狂三には共通属性が幾つかあるが、その中でも特に2人が特化している性質がある。

 

 

『時間概念』

 

それが2人が最も得意としている性質である。

 

ほむらは、自分そして自分に触れた者達以外の『時』を止めたり、『遡る』ことが出来る性質を持ち…

狂三こと《ナイトメア》は『時』を越えて、過去や未来等の自分を呼び出せる事が出来ると言う性質を持つ。

 

一見すると2人とも同じでは無いように思えるが、そうでは無い。

彼等は単に『時』を扱う事に長けているだけなのである。

『時』と共に、彼女等は『人を辞めた身』…人外である。

憑友はその事を知っている…知っているからこそ、2人の力を合わせる事で『時間』そのものの概念をこの少年は壊して見せたのだ。

 

現に、シィバから攻撃を受ける前にほむらの能力を使って、自分以外の『時』を止めて、自分をシィバの背後に立ち、そして経過と共に攻撃をした。

それが今回の種明かしである。

 

 

しかし、憑友は背後からの攻撃を与えると、そのまま立ち尽くしてしまった!

それを見たアルカ・ノイズ達は一斉に憑友に襲いかかるが、それをロックが悉く弓矢や弾丸で阻止した。

 

「何をしている⁉︎早く動け!」

 

「…ちっ、やられた…!」

 

「何?」

 

ロックは憑友の言った一言に疑問を感じた。

近くには()()オートスコアラーがいて、更にアルカ・ノイズもいる。

なのに何が「やられた」のか気付かない。

そうしていると《ガングニール》を纏った響がいち早く気付いた。

 

「!…皆んなから離れてる⁉︎」

 

「何⁉︎」

 

「そう言う…事だ‼︎」

 

そう言いながら憑友はオートスコアラー2体に弾丸を撃ち抜く。

だが、撃ち抜いた瞬間、2体のオートスコアラーは水になっていた!

そう、此処に居たガリィとシィバ…2体のオートスコアラーは共に偽物…

とどのつまり、囮だったのだ!

それを見たロックは驚くと同時に1つの仮定が生まれた。

 

「!まさか目的は…⁉︎」

 

「マリアさん達の方だって事だ!」

 

それは今此処から離れている仲間…マリアとセレナ達に危険が迫っている事だった!

それを聞いた零はダッシュで追いかけた!

しかし、零=ホロウは霊風のようなスピードタイプではなく、一撃の重みに長けた攻撃力と、打たれ強い防御型。

此処に居る導師の中ではビリとも呼べる程敏捷が低い。

なので、スピードを得るには『英雄』の力が必要なのである。

 

すると、零は1枚のカードを取り出した。

其処にはゴツい身体をした赤髪の男が描かれていた。

 

「頼みます!ライダー!」

 

そう言うと零はアブソーバーにそのカードを装填、そしてレバーを引いた!

 

ーホロウ!フォーム、ライダー!ー

 

すると零の周りをその男の魂が徘徊し、そして纏った!

 

ー王の軍勢!征服王‼︎ー

 

それはかつて、弦十郎が使用していたカードにして、セイバーがかつて交えた"人の身で『王』に成った者"…

 

"征服王 イスカンダル"。

 

そしてその王の力…【征服王 ライダー】の姿を纏った零が其処にいた。

 

すると零の後ろから1匹の馬が現れた!

角があり、黒くて剛毛な馬だった。

そして馬が零の近くにやって来るなり、零はその馬が最初から嵌めていた手綱に手を伸ばし、そして勢いよく飛び乗った!

 

「行くぞ!…ブケファラス‼︎」

 

零はライダー=イスカンダルの愛馬"ブケファラス"と共に、零はマリア達の方へと向かって行った…!

 

ーーーーーー

その頃、マリア達は急いで憑友達から離れていた。だが、其処にガリィとシィバが現れたのだ!

 

「見つけたよ、ハズレ装者!」

 

「ふ〜ん。ガリィお姉様はこんなのがオキニなんですか〜。

…面倒いけど、私もあの子を殺りましょうかね…!」

 

そう言うとガリィは「さぁ…何時までも逃げ回ってないで…‼︎」と言いながら水を凍らせて刺そうとした。

それを見たマリアは直ぐさま聖詠を詠った!

 

「Seilien coffin airget-lamh tron…」

 

その隙にガリィの攻撃が決まったと思った瞬間、マリアは紙一重で躱し、すかさず左手でガリィを殴った。

そしてそのまま勢いよく転げるガリィ。

それを見たシィバは「ガリィお姉様⁉︎」と心配する。

その隙にマリアの姿は見る見ると変わった。

 

それは…新造されたギアにして、マリアの戦う力…

《アガートラーム》であった!

 

(挿入歌『銀碗・アガートラーム』日笠陽子)

 

その姿を見た未来達。マリアはみんなを守る為に戦う…!

するとセレナが《アイギス》を纏った姿で、隣に立った!

 

「置いていかないでね♪マリア姉さん」

 

「セレナ…ええ!」

 

それを見たガリィは「あの時みたいに失望させないでよね!」と言いながら、アルカ・ノイズを発生させた!

 

そう言うとマリアはアガートラームの籠手から短剣をアーチ状に動かしながら取り出す。するとそこから無数の短剣が現れ、周囲に展開して一斉に飛ばした!

 

"INFINITE†CRIME"

 

そしてセレナの方は大盾を縦半分にして、それぞれの腕に装着するなり、そのまま腕に付いた盾でノイズ達を殴っていた!

 

"BOXER ガントレット"

 

そうしながらアルカ・ノイズ達を殲滅していくカデンツァヴァナの姉妹(マリアとセレナ)

「うわぁ…私負けちゃう〜…あはは!」とガリィがそう言うと同時にマリアがガリィに攻撃を仕掛ける!

だが、ガリィは直ぐに躱すなり、マリアはガリィからカウンターを受けてしまった!

 

「あ!」

 

「マリア姉さん‼︎」

 

「貴方の相手は私なの♪」

 

「っ⁉︎ぐはっ‼︎」

 

「⁉︎セレナ!」

 

すると今度はセレナに向けて背後にいたシィバが襲いかかったのだ!

その攻撃でセレナはマリアの元へと吹き飛ばされた。

 

「ぐっ!」

 

「私を失望させないでよねって言ったのに〜」

 

「ちょっと、テンションダウンですよ〜⤵︎」

 

最早此れ迄かと思われた…その時だった…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『ホロウ・ライダー!フルドライブ‼︎』

 

 

 

 

 

すると周りの景色が森の生えた場所から一変し、なんと一面が砂漠へと変貌した!

何事かとガリィとシィバは周りを見渡す。

それは未来達もそうだった。

するとマリアとセレナは何かの声を聞こえた。

 

「"遠征は終わらん…"」

 

その声を聞いた皆はその声がした方を振り向いた。そこにいたのは、黒く、角が生えた強靭な脚を持つ馬に乗った…

征服王の姿を纏った零が其処にいた!

 

「!零…!」

 

「"我らが胸に彼方への野心ある限り! ……勝鬨を上げよ!"」

 

すると零の後方から徐々に足音が現れた。

兵士,猛者,策士…ありとあらゆる存在が一堂にこの場に集まっていた!

 

「な、何よあの数⁈」

 

「お姉様!これはもう出し惜しみなしにやっちゃいましょうよ⁉︎さっきからテレポートすら応答不可で逃げられませ〜ん⁉︎」

 

それを聞いたガリィは舌打ちするとそのままアルカ・ノイズを再び大量に出現させた!その数…10000!

 

「我が勝鬨を前にしてこの数…戦いの血が滾る!

我と共に、我の仲間の女子2人と戦えぬ者達を守れ!征服王の軍臣達よ!」

 

『オォォォォォォーー‼︎』

 

「いざ!遥か彼方の万里まで‼︎

 

 

 

 

王の軍勢(アイオニアン・ヘタイロイ)』ーー‼︎」

 

『ウォオォォォォォ‼︎』

 

そう言うとマリアとセレナを通り過ぎ、数多の兵士達がアルカ・ノイズ目掛けて攻撃を開始し始めた!

アルカ・ノイズはそれを見て分解しようと動き出した!

まさに1つの戦がこの場で始まっていた…

それはまさに戦争そのものであった。

 

〜数分後〜

 

「嘘…でしょ…」

 

「そんな…」

 

ガリィとシィバは恐れ慄いていた。

何故なら、其処にはアルカ・ノイズが1匹残らず駆逐されていた。

対して零が呼びだした兵士達は1人も欠ける事なく存命していた。

圧倒的な差である。

 

「良くやった!征服王の忠実なる戦友達よ!」

 

そう言うと皆が一斉に武器を掲げた。

そしてそれと同時に周りの景色も直ぐに元の森林へと変わった。

 

すると零はそのまま馬から降り、馬を撫でると、馬は嬉しそうな声を出しながらそのまま透明になって消え去った。

 

「マリア!セレナ!大丈夫か!」

 

「零…」

 

「助けに来てくれて…ありがとう…!」

 

「うかうかしてられないぜ…コレは」

 

そう言うと零は愛機《ホロウシールドアックス》を振り回しそして肩に担ぐ形で構えた。

 

ホロウシールドアックス。

…その名の通り、斧と言う一撃の重みに長けた攻撃武器と、盾のように頑丈なパーツを添えた零だけの専用武器である。

 

それと同時にマリアとセレナは揃ってギアに手を添える。

 

「聞かせて貰うわよ」

 

そう言いながら不敵な笑みを浮かべるガリィ。

それに対しシィバはくるくる回りながら真剣な眼差しを向けていた。

 

「この力で決めてみせる!セレナ!」

 

「うん!」

 

そう言うと2人は同時にイグナイトを発動させた!

 

「「イグナイトモジュール、抜剣‼︎」」

 

『『Dainsleif』』

 

するとコンバーターが浮かび、そして2人に突き刺した!

 

「がはぁぁぁぁ⁉︎」

 

「…え⁉︎」

 

だが、此処で異変が起きた。

セレナのギアが()()にイグナイトを発動する事が出来たのだ。

 

本来は負の闇に呑み込まれながら激しく苦しみながら使う筈のイグナイト。

だが、セレナにはその呪いが発動しなかったのだ!

 

だが、本当の始まりは此処からだった…!

 

ーアップデート完了しましたー

 

『え?如何言う…⁉︎キャァァァァ‼︎』

 

「⁉︎如何したホロウ⁉︎

っ‼︎グァァァァァァ⁉︎」

 

「!零‼︎」

 

なんと零も苦しみながら悶え始めたのだ!

するとそんな零の元に彼のパートナーモンスターである【轟竜 ティガレックス】が現れ、彼を抑え込み始める!

だが、零の身体に触れた瞬間にレックスまでも悶え苦しみながらそのまま零の身体に入って行ってしまったのだ!

 

一体何が起こっているのかとセレナは自問自答していると、マリアと零…2人の姿を見て驚愕した。其処には…

 

かつての響の暴走と同じ状態となったマリアと、

以前の憑友達が変化した『IGNITE KILLER』状態の零が四股走行の状態でまるで獲物を見つけたかのような唸りを上げた!

 

「如何…して…⁉︎」

 

セレナには分からなかった。何故なら、零は『MONSTER DRIVE』を使っていないにも関わらず、『IGNITE KILLER』になったのだから。

 

すると2人はなんとそのまま暴走を起こした状態で其々を相手に戦い始めたのだ!

何故こんな事になってしまったのか。セレナは目の前の光景から目を逸らしたかった。だけど、身体が言う事を聞かなかった。

…正直に言おう。今のセレナの状態ではダーインスレイフ(魔剣)の呪いには勝てない…時間との勝負だった。

 

「ハズレ装者にはガッカリだけど…」

「こっちはこっちで美味しそうですわよ♪ガリィお姉様〜♪」

 

「⁉︎」

 

そうしているとガリィとシィバが自分にターゲットを変えて襲いかかった!

 

「(嫌だ…嫌だ…!

マリア姉さんが…零が…

私の大切な人がお互いを傷付けるのは…!)

 

 

 

止めてーー‼︎」

 

ドクンッ!

 

「⁉︎キャァァァァ‼︎」

 

するとセレナの身体が変化した!かつての響の暴走のような姿となりて。

それは…精神が呪いに打ち負けた証拠でもあった。

するとセレナはマリアのように暴走を始め、

マリアと零の間に割り込んでまるで大乱闘のように戦い始めたのだ。

其処にはもうセレナと言う存在では無く、獣と化した人が其処にいた。

 

「!あーあ…あんたが焦らすからこんな事に〜」

 

「うぐっ…でも、コレはコレで良いじゃないですか〜〜?いい見世物になりますし♪」

 

「見つけた!」

 

そうこうしていると憑友達が走って追いかけてきた。

粗方ノイズは殲滅したようだ。

すると皆はマリアとセレナと零の状態を見て、驚かされていた。

其処には獣と化した雌2匹と、闇堕ちを殺す竜が互いを傷つけながら闘っていたから。

 

するとロックはすかさず弓を番え、そして上空に向けて袋が入った矢を放った!

すると上空で袋が破れ、そのままその袋にあった小さな矢はそのままマリア達の上空へと降り注ぐ!

その時に3人の影に矢が命中した。

それと同時にマリア達の動きも止まったのだ!

 

"ガケヌイ・レイン"

 

すると憑友はすかさず3人のだ懐に入るなり、腹部に掌底を食らわせた。

すると3人はその衝撃の反動で強制解除された。

 

そして彼等を保護すると辺りを見渡す。

其処には2体のオートスコアラーが居なかった。

憑友は響を見やるが、響はそのまま首を横に振った。瞬間移動で消え去ってしまったらしい。

 

「勝てなかった…

私は…何に…負けたのだ…?」

 

「(俺は…本当に…強いの…か?)」

 

マリアの声と、零の心の叫びに応える者は此処には居なかった。

 

「(マリア姉さんと零…

私の前で大切な人がお互いを殺しあう…

こんなの残酷すぎるよ…)」

 

「…セレナ義姉さん…」

 

そしてセレナはそんな愛する人がお互いを傷付ける場面を見てしまったせいで、気づかぬ内に涙を流していた。

それを憑友はただセレナの名を言う以外何も言わなかった。

 

ーーーーーー

話は数分前に遡る。

クリス達がアルカ・ノイズと戦っていた頃。

翼達の方も動いていた。

境内の近くで戦闘する場面を見て慌てていたからだ。

それに気付いた翼達は急いで人々の避難をし始める。

すると翼は1人の男性に目が入りその人に避難誘導の手伝いをお願いしようと動いた。

 

「此処は危険です!子供達を避難させて、早く安全な場所へ!」

 

「冗談じゃない!如何して俺がそんな事を!」

 

「あ、てめぇ!待ちやがれ!」

 

なんとその男は1人勝手に逃げたのだ!

それに気付いた奏が追いかけてやらせようとしたが、翼に止められた。

「あの人も生きていくのに必死なんだ!」翼はそう言う風に奏に言い聞かせた。その時だった。

 

「うわぁぁぁぁ‼︎」

 

先程の男の声が聞こえてきたのは。

それを聞いた2人がその男の跡を追うと其処には先程の男の頭を掴む逝都が其処にいた!

 

「!浅岡‼︎」

 

「何してやがる⁉︎」

 

「はぁ?決まってんだよ!

 

この男に用があるんだよ!幼馴染としてな!」

 

そう言われながら、逝都は怒号を放つ。

2人はそのまま変身しようとしたが、「変身したら世間が大騒ぎするんじゃないのかな?」と逝都の口からは思いもよらない脅迫紛いの挑発を出され、迂闊に手を出せなかった。

 

「其処でこの男のリンチでも拝んでろ!

さぁ…今の今まで何処に雲隠れしていたんだ?

 

さぁ…答えろ!洸!この臆病者の大黒柱が‼︎」

 

そう言いながら一発殴ろうとしたその時だった!

洸と呼ばれた男の顔すれすれから槍が現れ、逝都はその攻撃を受け流すと、そのまま後退した。

そして洸と逝都の間に霊風が現れたのだ!

先程の槍の攻撃は霊風のものだった!

 

「逃げろ!」

 

霊風の怒りを孕んだ声を聞き、洸と呼ばれた男は一目散に消え去った。

 

「邪魔すんじゃねえ!おめぇは知ってんだろうが!彼奴が何者なのかも!転生者だから分かるんだろうが!」

 

「ああ。だが、今はその時じゃねぇんだよ!」

 

「満を時す時まで…かよ」

 

それを聞いた逝都は再び辺りを見渡す。

しかしもう其処には霊風と翼,奏以外視認する事は無かった。

 

「ちっ…此処までかよ!」そう言うと逝都は懐からなんとオートスコアラーの使用していたテレポート・ジェムを取り出し、そのまま投げ、そして術式が発生!その術式が光輝くと同時にその場から消え去った。

 

居なくなった霊風は一先ず人目を避けるように愛機の槍のグリップを回した。

すると槍の穂先が折り畳みながら棒の中に収納した。

これで周りの人からはこの武器はただの鉄パイプと言う認識になるのである。

 

すると霊風は翼達を探していたことを話し、3人は急いでビーチの方へと向かって行った。

 

「(洸…まさか…響ちゃんのお父さん…立花洸氏なのか?)」

 

「如何した?霊風?」

 

「何でもない。早く行くぞ!」

 

霊風の予想は果たしてホントかウソか。

答えは何れ出るだろう…




次回

輝きを継ぐ、君らしく

己の弱さは強さでもある…!

前回募集をしました『FUSION DRIVE』の組み合わせはまだまだ募集してますので、奮って活動報告の方にご応募下さい!
締め切りが長いようで短いのでお早めに!
次回もよろしくお願いします!

2016/6/30までに出たキャラが一応参戦してますが、7/1以降のキャラが今の所、出ていません。なので、以下の作品から選んで下さい。 1位のタイトルは外伝として投稿しようかと思います。

  • けものフレンズ(2017)
  • バトルガールハイスクール(2017)
  • はたらく細胞(2018)
  • SSSS.GRIDMAN(2018)
  • 盾の勇者の成り上がり(2019)
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