戦姫絶唱シンフォギア〜とある戦士の物語〜   作:かもめカメ

161 / 202
※如何でも良い前書き
FGOやっていて、呼符10枚を今日GETしたので早速単発10連やってみたけど、5枚目までごく普通だった。
そして6回目できよひーでたので、これはもう諦めよう…そう思いました。

7回目

「サーヴァント、アーチャー。アルジュナと申します」

・・・はい?

まさかの授かりの英雄さんが来てくれました…ってすご過ぎる⁈

と言う如何でも良い前書きです。

さて、今回は未来ちゃんVSジィスVSライジンの激闘!
そしてラストで、衝撃の展開が⁉︎

それではどうぞ。


♪29『鏡』『騎士』『雷』

それは唐突だった…

 

ー回想ー

遡る事、数分前。

切歌達がミカとジュエルを相手に戦っていた頃…

 

「はぁっ!」

 

「くっ…!」

 

神獣鏡(シェンショウジン)を纏った未来と、

騎士甲冑姿のジィスが、其々の得物で相対していた。

だが、戦況は明らかに未来が押されていた。

 

未来は他のシンフォギア装者達よりも遥かに戦闘経験は劣っている。

初めて響が《ガングニール》を纏った時と同じ様に。

それに未来は響と付き合いが長かったのか、何気に響の「お人好し」な性格が移っていた。

ジィスとは1回戦い、1回だけ話を聞いた。

だけどそれで感じていた…ジィスは心の優しい存在だと言う事に。

全ては彼女達のマスター…キャロルの為に動いている事も。

だけど、未来はジィスとは戦いたく無いと思っていた。

以前話した時にエルフナインの事を話した時は人形とは思えない程、煌びやかな笑顔を、優しさを見せてくれていたから。

だから、自分はそんな人形ーー未来からしてみればジィスは立派な『人』ーーを倒す事など出来ないと言う事に。

 

だけど、相手は止まってくれない!

ならば、響が前に翼やクリス、調と切歌やマリアとの際にやった…「お話」をした方が、明らかに傷をつけずに解り合えると言う事を。

彼女は他の誰よりも響の事を知っている…知っているからこそ、響と同じ様な事をしているのかもしれない事を。

 

「お願い!話を聞いて!」

 

「聞いて上げたいのは山々なのですが…

 

私にも私なりのプライドがあるので!」

 

そう言いながらジィスは携えていた槍を投擲してきた。

それに気付いた未来は、小型の鏡達を1つの盾にして身を防ぐ技…

 

"矛盾"

 

を使用して、槍を跳ね返した。

しかし、そこには既にジィスが居なかった!

すると未来は何かに気付いたのか、即座に振り向く。

するとそこには剣を携えたジィスが攻撃を仕掛けようとしていた!

 

それに気付いた未来。だが、それよりも先にジィスの剣が未来の顔を…

 

 

ガシィン!

 

 

「ぐっ‼︎」

 

傷を付けようとしたが、未来が咄嗟にアームドギア《シェンショウジン・オウシャク》でなんとか防いだ。

だが、剣の衝撃により未来は後退をさせざるを得なかった。

 

「はぁぁぁぁあ!」

 

そう言うとジィスは剣を構え、そして天高く掲げ、そしてそのまま未来に向かって刺突攻撃を仕掛けた!

すると光を纏った剣からなんと龍の形の光が放たれた!

 

「きゃぁぁ!」

 

その攻撃をくらった未来はそのままダメージを受けてしまった。

そしてそんな未来に剣を差し向けるジィス。

 

「歌って下さい。貴方の旋律を。

そうすれば、私は貴方と2度と戦う事が無くなりますから…」

 

そう言い放つジィス。

だが、未来は違っていた。故に言ったのだろう…

 

 

「嫌だよ!」と。

 

 

「何故?」

 

「嫌だよ…エルフナインちゃんのお姉さんを…倒すなんて…」

 

そう言いながら涙を流し始める未来。

それを見たジィスは心を揺るがされた。

 

「(そうですか…

やはり貴方はエルフナインと同じ…優しい人なのですね。

…だけど!)」

 

するとジィスは未来に剣を振り下ろした!

その時だった。

 

 

 

バチバチバチバチ!

 

「!これは…」

 

「…雷の…音……!」

 

突然、静電気が発生した時の様な音が2人の周りから聞こえ始めた。

2人はその音が何処から発してるのであろうかと、辺りを見渡す。

だが、それらしき物は何1つ存在していなかった。

するとトテッ…トテッ…!と足音が聞こえてきたのだ。

その足音を聞いた2人はその足音が聞こえてきた方向を見た。

 

「懲りずにまた死闘という訳か…」

 

そこには杖と書物、そして魔法使いの帽子を連想する被り物を被っている存在…

 

《雷魂導師》アンデッド=ライジンが其処にいた。

 

「ならば、俺がお前達を倒す!」

 

するとライジンは1枚のカードを取り出すやそのまま左腕に装着済みのアブソーバーに装填し、レバーが引いた!

 

ーアンデッド!フォーム、チェルシー!ー

 

するとアブソーバーから飴を咥えたオレンジ髪の女性の魂が現れ、ライジンはそれを纏った!

 

ー変身自在!ナイトレイド!ー

 

するとライジンはそのまま懐から煙玉を投げた!

その煙により、2人は視界を遮られる…!

 

「未来さん。此処は共闘を持ち掛けたいのですが…」

 

「私も」

 

そう言うと2人は互いの背中を預けて、身を固める。

そして煙が晴れると其処にはライジンの姿がいなくなっていた。

 

「消えた…?」

 

「おーい、未来ちゃん!大丈夫か⁉︎」

 

すると未来を呼ぶ声がしたので、振り向くと其処にはスピリットの姿をした霊風が駆けつけた。

 

「霊風さん!」

 

「一体、何があっ…っ!オートスコアラー!」

 

何か言おうとした霊風だが、オートスコアラーであるジィスを見た瞬間に警戒をした。

しかし、それを「待って!」と未来が制する。

だが、この時、ジィスは何かを感じていた。

 

「(霊風(この男)…何かが変だ…)」

 

「…だけどよ…『未来が危ない』って、響ちゃんが言いやがったからさ…。

響ちゃんを大人しくさせるのに一苦労したんだぜ?」

 

そう言いながら霊風は未来の肩に置こうとした…刹那…!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「はぁっ!」

 

 

ガシィンッ!

 

「ジィス⁉︎」

 

なんとジィスが霊風に攻撃を仕掛けたのだ!

それを見た未来はジィスを睨む…ジィスがこう告げるまでは。

 

 

 

 

 

 

「貴方…霊風ではありませんね!」

 

「え?」

 

「‼︎」

 

そう言われ、未来は霊風を見た。

しかしそんな証拠は1つとして見て取れなかった。

 

しかしそんな未来にジィスが近づき、指を指した。

その指した方向に未来はその指した方向を向いた。

其処には()()()()の霊風の手だった。

 

…ん?

 

()()()()…?

 

「っ!違う!」

 

そう言いながら未来はなんと霊風を攻撃した!

すると霊風の姿が変わり、なんとオレンジのストレートヘアに変貌し、腰にお化粧箱のような形をしたボックスを携えているライジンが現れたのだ!

 

「っ!気付いたのか!」

 

「私はエルフナインを通じて他の導師や装者の事を見てきましたからね。

ガリィとミカがやられた時の《風魂導師》の身体は小麦色に染まっていました。

そう考えれば、一目瞭然ですからね」

 

そう言いながら槍を構えるジィスと、それに呼応するかの様にオウシャクを構える未来。

 

「(エルフナインちゃんと身体を共有している?)」

 

だが、未来はジィスの身体の構造に疑問を浮かべた。

そうしているとライジンは先程まで変身していた『英雄』のカードを取り出し、元の基本姿(ベーシックフォーム)に変わった。

 

「(チェルシーの利点は変装。それが読まれた今、この人の役目は終わり…)ならば!」

 

そう言うと懐から『フュージョンアブソーバー』を取り出してアブソーバーとドッキングさせ、そしてカードケースから2枚のカードを取り出し、そして其々をセット。

そして折り畳んでからレバーを引き、腕を十字に構えた!

 

ーアンデッド!フォーム、レオーネ!&カイウス!ー

 

するとライジンの右側に黄色髪のお姉さんが現れ、

左側に茶髪の少年剣士が現れた!

 

「"今こそ高鳴れ!野生の魂‼︎"」

 

そう言うと左腕を天に掲げた!

 

ー『FUSION DRIVE』!ー

 

「楽しませて貰いますか!」

 

「目覚めろ!俺の中の野生の魂‼︎」

 

するとライジンの両隣にいた2人の『英雄』の身体が見る見ると変化し、そしてなんと獣人のような姿へと変貌した!

そしてそのまま2人の魂がライジンに纏った!

 

ーデュアル・ビースト‼︎ー

 

そして姿を現したのは、

獅子の様な鬣を彷彿とした髪と、

顔立ちはそれとは真逆でまるでオオカミを連想する顔へと変貌していた!

 

レオーネ。

先程ライジンが使用していた『英雄』…【変身自在《ガイアファンデーション》 チェルシー】の仲間で…その身を獅子へと変貌させる者。

 

【百獣王化《ライオネル》 レオーネ】と言う名で知られている。

 

そしてカイウス。本名カイウス・クォールズ。

彼はその身に獣の血が流れる「レイモーン」と呼ばれる種族と人間とのハーフ。

感情の昂りで「獣人化」の力を使用する事が出来る。

 

この2人の『英雄』の共通点はまさにその「変貌」能力であった。

 

その能力を受けたライジンは文字通り…「獣人」の姿をしていた。

 

二足歩行でありながら、その威圧感は「獅子」の如く。

そしてその軽業さは「狼」の如く。

 

そうしているとライジンは一瞬でその場から消えた!

2人は辺りを探すが、それと同時に腹に痛みが襲いかかった!

 

「がはっ⁉︎」

「あぐっ⁈」

 

「遅い…」

 

あまりの速さに対処出来ない2人。

そのまま無防備にくらい続けていく…!

 

 

そして最後の鉤爪攻撃と、回し蹴りにより、ジィスと未来は同時に吹き飛ばされた。

それと同時にライジンは基本姿(ベーシック)へと強制的に戻った。

 

「(2人の力は『獣』の力。

故に制限時間を設けなければ…こっちが『獣』になり兼ねない)」

 

そう言いながら未来とジィスを見やるライジン。

だが、制限時間を設けていながらも、その力はまさに「獣」そのものであった。

だが、外見こそは無傷でも、伊達では無かった。

その結果、無意識のうちに肩で呼吸をするぐらいにまで精神力を削がれていた。

 

「はぁ…はぁ…はぁ…」

 

未来は息も絶え絶えで、立っていられるのがやっと…

 

「くっ…!」

未来と同じ傷だらけの自動人形・ジィスは所持していた槍を杖にして立ち上がるのがやっとだった。

 

「強化した程度がこれとはな…」

 

ー回想ENDー

それと同時にミカとジュエルを倒したばかりの調達が現れ、そして今に至るのである。

 

「…ミカとジュエルが殺られたか。

だが、お前達は罪を作ってしまった…

この世界を破滅へと導くと言う『罪』をな!」

 

そう言うとライジンはすかさず2枚のカードを取り出すや、アブソーバーに其々交換して、レバーを引き、そして腕を十字に構えた!

 

ーアンデッド!フォーム、フェイリン&朱乃!ー

 

するとライジンの両隣に2人の女性の魂が現れた!

1人は黄色のコーデとホウキを携えた4頭身サイズの女性で、

もう1人は8頭身で黒髪、そして魅惑かつ妖麗な姿をした女性であった。

 

 

「"悪魔生み出し天からの雷轟…受けるが良い!"」

 

そう言うとライジンは左腕を天に掲げた!

 

ー『FUSION DRIVE』!F・B・D・S!ー

 

すると2人の魂から雷が発生し、そしてそのままライジンに纏った!

 

そして現れたのは、悪魔の翼を生やし、黒髪で且つ黄色のコーデをし、ホウキを携えたライジンが其処にいた。

 

「雷の裁きを受けるが良い!」

 

そう言うと天にホウキを掲げた!

すると何も無かった空が一瞬で積乱雲を発生し、其処から大量の雷を落として来たのだ!

 

それに気付いた4人はすかさず回避し、未来とジィスを回収する。

 

しかしそれでもライジンの攻撃は止むことを知らなかった!

 

そしてその内の1つが一箇所に集まった6人に襲いかかった!

絶対絶命のピンチ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…え?」

 

しかし、その電撃は自分達には襲いかかっては来なかった。

 

何事かと思っていた一行。

するとその光景に驚かされた。

 

なんと自分達に襲いかかろうとしていた雷が…

 

曲がっていたのだ。

 

 

「ぐっ…!」

 

すると何処からか聞こえてきた声に、皆はその声をした方向を見やる。

其処にいたのは…

 

 

「がっ…はっ…ぁ…!」

 

「憑友‼︎」

 

なんと憑友だった!

憑友は今、『英雄』の1人にして…

"1つの眼で戦国乱世を生きた『竜』の名を持つ武将"…

 

又の名を…"独眼竜"と呼ばれる『英雄』

 

【奥州筆頭 伊達政宗】の力を以て、

ライジンの轟雷をその身で腰に携えていた刀を掲げる事で避雷針の様に受けていたのだ!

そして轟雷の攻撃が止むなり、そのまま地に膝を付く憑友。

しかしそれでも、刀を地面に突き刺し、そして杖のようにして立ち上がる。

それはまさに「執念」が成せる業そのものであった。

 

「何故其処まで邪魔をする!

俺達の計画を!」

 

「だから…って……

 

仲間を傷つけられて、黙ってられるかよ!」

 

そう言いながら憑友は意地と根性で立ち上がり、そして地面に刺した刀を引き抜く。すると一旦腰に刀を納刀すると両手を其々の刀6本を指と指の間に挟め、そして一気に抜刀した!

 

「"WAR DANCE"‼︎」

 

6本の刀で相手を斬り倒す…その刀はまるで『竜の爪』の如く…!

故にこの剣の流派の名はこう呼ばれる…

 

 

《六爪流》と。

 

 

すると憑友は指の間に挟めた刀を器用に動かしながらライジンに突進を仕掛けた!

 

「"MAGNUM STRIKE"‼︎」

 

「何⁉︎」

 

するとその攻撃により、ライジンはそのまま後退された!

直ぐに詠唱を開始しようとするが、その隙に憑友が目前まで接近を許してしまっていた!

 

「"X-BOLT"‼︎」

 

「ぐはっ‼︎」

 

爪に見立てた刀によるX斬りがライジンにヒットした瞬間だった。

その衝撃の余波で、先程ライジンが変身していた「力」が強制解除された。

 

それでも尚、立ち上がるライジン。

 

「俺は…まだ…!」

 

「まだやる気なのか⁈」

 

「憑友!」

 

すると不意に聞こえてきた男性の声。

それを聞いた憑友はその声をした方向を見た。

其処にはなんと憑友の父である玄也がこの光景を見ていた!

 

「親父!」

 

「!…玄…也…!」

 

「‼︎」

 

するとふらついていたライジンが玄也を見た瞬間にそう呟いた!

それに気付いた憑友は警戒体勢に入るが、

 

「…黎雷?」

 

と玄也がそう呟いた事で一気に「え?」と驚かされると同時に警戒を解いてしまった。

 

「…ごめん…なさい…」

 

ライジンがそう呟くと、懐からテレポートジェムを取り出し、それを握力で潰し、そのままテレポートしていった…

 

それに気付いた憑友は変身を解き、未来達の元に行く。

幸い、怪我は軽傷なのが殆どだった。

だが、この場には既に、先程まで未来と戦っていたジィスの姿が見当たらなかった。

どうやら先の戦闘中に直ぐにこの場を去っていたのだろう。

すると憑友達の元に玄也が歩いてきた。

 

「親父。

ライジンの事…知ってるのか?」

 

憑友は玄也に問う…ライジン(あの男)が何者なのかを。

すると玄也は「憑友、よく聞きなさい」と先に述べ、そして驚くべき発言をした…!

 

「彼…君達が言っている存在・ライジンの本名は…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

人絆黎雷(じんさいレラ)

 

「人絆…まさか…」

 

 

 

「そう…黎雷は…私の息子で…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お前の実のお兄さんだ」




次回

ライジンと憑友

『FUSION DRIVE』募集中です!
8月31日まで‼︎

2016/6/30までに出たキャラが一応参戦してますが、7/1以降のキャラが今の所、出ていません。なので、以下の作品から選んで下さい。 1位のタイトルは外伝として投稿しようかと思います。

  • けものフレンズ(2017)
  • バトルガールハイスクール(2017)
  • はたらく細胞(2018)
  • SSSS.GRIDMAN(2018)
  • 盾の勇者の成り上がり(2019)
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