戦姫絶唱シンフォギア〜とある戦士の物語〜   作:かもめカメ

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アニメ第9話前半まで一気に行きます!

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〆切は8/31まで!あと3週間しかない!


♪31 『剣』敗れる

ーーーーーーSIDEto馬燈

キャロルが最後の肉体に転生複写したか。

そして残っている人形共は4体。

 

レグルス(『王』)ファラ(『剣』)レイア(『コイン』)ジィス(『騎士』)の4体。

 

その内、『剣』の奴は己を『剣』と認識する歌女の所へと行ったか。

ならば、俺も行くのみだな。

俺と歌女と人形…悪く無い組み合わせだな。

 

さて、『剣の歌女』と『剣殺し』…

 

この俺の『氷結の刃』を前に、如何足掻く…!

 

ーーーーーーSIDEto逝都

馬燈の奴…充分なくらいに張り切ってやがる。

俺もそうだけどな。

さて、俺も気付けるとしようかね!

 

俺の元には熱い番長達がいるんだ。

それに今回こそはヤバイからな。

俺達に装着していたこのリストバンドとレッグサポーターを外す許可も得た事だしな。

 

負ける訳には行かないんだよ…!

 

《精魂導師》《シンフォギア》そして《自動人形(オートスコアラー)

 

お前達が邪魔をすると言うのなら、俺達は徹底的に実行に移す!

 

俺達の願いはただ1つ…全ての人々の平和を願う為に。

 

ーーーーーーNO SIDE

一方、此処は病院。

そこでは今、響が着替えをしていたのだが、相も変わらず、未来にお世話になっていた。

この2人…恋人以上(でぇきてぇる〜)である。

そんな中、着替え終わった響。

実は響は検査入院の為にまた病院に来ていた。やはり『元』融合症例だった故に、定期的過ぎる検診に響本人がトホホと呆れていた。

するとその時、響の電話から着信が入った。

着信先は洸…響の父親からだった。

しかし響はこれを拒否し、定期検診に行こうとしたが、未来に止められた。

けれど響は、「未来がいる。憑友がいる。皆んながいる。

だから、お父さんが居なくても平気へっちゃら!」と言いながら、部屋を後にした。

そしてそんな響の様子を見に来た憑友は、響が部屋を後にしていく様子を見て、何処か浮かない顔をしていた。

 

 

 

その頃、翼,奏,マリア,セレナ,霊風そして零の6人は、緒川と共にとある場所へとやって来ていた。

 

「此処が…」

 

「風鳴八紘邸。翼さんの生家です」

 

「まさかこんな形で帰るとは思わなかった」

 

そう言いながら、翼は自分の生家こと実家の門を眺める。

そもそもそのような出来事になったのには訳があった。

 

〜回想〜

 

『計測結果出ます』

 

そう言いながら友里は、モニター画面にその結果を出力させる。

其処には所々に黄色の点があり、そしてその間を結ぶ黄色の線が描かれていた。

そしてその中に一際大きく存在する点があった。

 

『電力の優先供給地点になります』

 

それを聞いた切歌は「こんなにデスか⁉︎」と驚愕していた。

 

『その中でも一際目立ってるのが…』

 

『深淵の竜宮。

異端技術に関連した危険物や未解析品を封印した絶対禁区。

秘匿レベルの高さから我々にも詳細な情報が伏せられている拠点中の拠点』

 

自動人形(オートスコアラー)がその位置を割り出していたとなると…』

 

『狙いはそこにある危険物』

 

『だったら話は簡単だ。先回りして迎え撃つだけのこと!』

 

『だが襲撃予測地点はもう一つある』

 

そう弦十郎が言うと今度は違うマップ画面が現れ、拡大した。

それを見た翼は驚きに屈していた。

何故なら其処は、弦十郎の兄にして、翼の父・風鳴八紘の在宅地だった。

するとそれを調査部を代表して緒川が説明し始めた。

 

『気になる出来事があったので調査部で独自に動いてみました。

 

報告によると事故や事件による神社や祠の損壊が頻発していまして。

いずれも明治政府の帝都構想で霊的防衛機能を備えていた龍脈…

《レイライン》のコントロールを担っていた要所になります』

 

 

それを聞いた弦十郎は敵の狙いの内にレイラインの関係が大きくある事を示唆する。

翼は「風鳴の屋敷には要石がある。狙われる道理もあるというわけか」と言った。

それは、必要な場所でもある。

分からない人の為に此処で少しうんちくを話そう。

 

〜うんちくタ〜イム!〜

 

先ず、コンパクトで扇ぎやすい物・扇子をイメージしてみるとしよう。

扇子は大きく4つのパーツに分断される。

 

1つ目は扇面。これは字の如く、扇子の大部分の事を指している。

扇ぐと風を送る扇子の重要部分だ。

 

2つ目は骨。

これは主に扇子の骨組み…竹や木、高級は物では骨格の一部を改良して作り上げる。これもまた扇子の重要な部分である。

 

3つ目は責。

扇子を止める為に必要な帯状の輪の事で、地味かもしれないが、それでも、構成していく為には必要不可欠な部分だ。

 

そして4つ目。実はこれが重要だったりする。

 

名は 要 。

 

扇を開く際に根本で止めるものでこの部位が壊れると扇子としての需用をなさなくなるため、最も重要な部分である。

 

それに因んだ言葉もある。

 

「肝心要」,「守備の要」が、それに該当するものである。

 

要石はそれと同様の存在の事で、これが破壊されると、龍脈…レイラインが最悪暴走を始める危険性があるのである。

つまり必要な存在だと言う事なのである!『要』だけにね☆

 

〜うんちくタイム終了〜!〜

 

 

そんな中で、エルフナインから「キャロルの暴走を止めて下さい」とお願いされ、この場にいる皆は頷く。

そして弦十郎がそれぞれの班に編成して、今に至る訳である。

 

〜回想END〜

 

「了解しました。…クリスさん達も間もなく深淵の竜宮に到着するそうです」

 

「こちらも伏魔殿に飲み込まれないよう気を付けたいものだ」

 

「…(何なんだ…この風の流れ…

寒気しか感じないのは…)」

 

そうしていると門が開き、一同は中に入っていった。

その様子を高い木からまじまじと見ていた2人の存在…

 

「…見せてもらうとするぞ…『剣の歌女』」

 

「」モグモグモグモグ…

 

そう言いながら喋った存在は隣にいる黒髪の少女の方に顔を向ける。

其処では少女が何気に肉をガッツリと食していた。

 

「…俺も欲しいです」

 

「…はい」

 

「ありがとうございます」

 

素直に言ったら、黒髪の少女から肉を貰った存在…いや、男は心の中で何気に歓喜していたりしていた。

 

 

そんな中、翼達は要石の存在を見やる。初めて見た要石を前に息を呑む一同。

霊風と奏は前に一度この場に来ていた為に、だいたいの予測はついていた。

そうしていると緒川が翼に告げる。

すると翼達の前にこの家の主にして翼の父・八紘が顔を出してきた。

 

「ご苦労だったな慎次。

それにS.O.N.G.に編入された君達の活躍も聞いている」

 

開口一番にそう話してくる八紘。

緒川は軽く会釈し、マリアとセレナ、そして零はオドオドしながらも何とか返事だけはした。

すると八紘は霊風と奏をみる。

 

「2人の活躍、今後とも期待している」

 

そう言うと八紘は緒川に今回の件に関する情報の開示をする事を言うと、そのまま後退ろうとした。

そんな中で奏と霊風は、

 

「…霊風」

 

「駄目だ。『今回は首を出すな』とあれ程言っただろうが」

 

「だけどよ…!」

 

そもそも今回の奏は誰よりも怒りの感情になっていた。

翼の父親なのに、あの態度に大層ご機嫌ナナメになっていたからだ。

しかし、それは共に戦った霊風もまた同じで、彼も怒りに身を任せてしまいたいと言う葛藤をしていた。

しかし何とか踏み止まっているのである。

 

「お父様!」

 

そんな中、父・八紘が去っていくと感じた翼は咄嗟に声を掛けた。

しかし、其処からなんて言えば良いのか、分からず終いになり…

「…沙汰もなく申し訳ありませんでした」

 

と、言う事ぐらいしか出来なかった。

すると八紘が驚愕の言葉を発した。

 

「お前がいなくとも風鳴の家に揺るぎはない。

勤めを果たし次第、戦場に戻るといいだろう」

 

 

その発言を聞いた奏と霊風発した先程までの発言と先の発言により、とうとう2人揃って堪忍袋の緒が切れ、怒ろうとするが…

 

「待ちなさい!貴方翼のパパさんでしょ!」

 

なんとマリアが八紘に向かって喧嘩口調をしたのだ!

それを見ていた霊風と奏は驚いて、先程までの怒りが何処かへすっ飛んでいき、

マリアの激怒した発言を聞いたセレナと零は『こんなマリア(姉さん)は見た事無い…』と両方同時に言った。

 

「だったらもっと他に…」

 

そう言いながら彼女は八紘に文句を言おうとするが、翼が「いいんだ、マリア…」と抑制させる。だが、マリアはそれでも抗議しようとするが、翼の制止により、なんとかその怒りの矛先を納めたのであった。

 

そんな時、突然風鳴邸の庭に突然歪みらしき物が発生した!

 

「「‼︎」」

 

それに気付いた霊風と緒川はそれぞれ、槍を数本と拳銃から数発撃ち放つ!

だが、その攻撃は防がれ、代わりに自動人形(オートスコアラー)の1体…ファラが現れた!

 

「野暮ね。親子水入らずを邪魔するつもりなんてなかったのに…

…と言うよりも…

 

…王様?少しは手伝ってはくれませんの?」

 

そう言いながらファラは風鳴邸の屋根を見てそう言った。

すると其処には、何やら玉座らしき物が既に備えられており、其処には奏と相対した唯一の男性型自動人形(オートスコアラー)のレグルスが、金の杯で何かを飲みながら、この庭の眺めを一望していた。

 

「くだらん事に付き合うほど、我は暇では無い。

我は其処にいる天羽奏に用があるだけの事だ。

邪魔すると言うのなら…」

 

そう言うとレグルスは立ち上がると、背後から黄金の波紋が浮き上がり、其処から無数の武器達が矛先を向けていた!

それを見たファラはレグルスに対して詫びを入れる。レグルスはそれを聞いて、武器を戻して、波紋を消し、再び玉座に座った。

そしてファラはそのまま翼達の方に身体を向ける。

 

「さて…レイラインの解放、やらせていただきますわ」

 

「やはり狙いは要石か!」

 

そう言うとファラは即座にアルカ・ノイズ用のジェムを投げた!

 

死の舞踏を貴女へ(ダンス・マカブル)

 

そう言うとアルカ・ノイズが出現した!

 

「あぁ!付き合ってやるとも!」

 

そう言うと皆を代表して、翼が聖詠を詠った!

 

「Imyuteus amenohabakiri tron…」

 

そしてそれにより、翼達シンフォギア装者はシンフォギアを纏った!

それに連なり、霊風と零も変身した。

それと同時に2人はそれにプラスして、『フュージョンアブソーバー』をドッキングさせて、2枚のカードをセットしてレバーを引き、そして十字に構えた!

 

ースピリット!フォーム、ランサー&ミドリ!ー

 

ームニキス!フォーム、マシュ&ザフィーラ!ー

 

すると霊風の両隣にランサー=クー・フーリンとミドリが現れ、

霊はシールダーのマシュと守護獣・ザフィーラが現れた!

 

「"疾風衝動よ、駆けめぐれ!"」

 

「"鉄壁の力、お願いします!"」

 

それと同時に2人は同時に左腕を天に掲げた!

 

ーー『FUSION DRIVE』!ーー

 

「任せな‼︎」

「行くよ!」

 

「戦闘、開始します!」

「行くぞ!」

 

それに反応してか、それぞれの英雄の魂達も呼応し、前者達は霊風に、後者達は零の身体に纏った!

 

ーボルグ・フォンシェン!ー

 

ー烈鋼・カルデアス!ー

 

すると霊風と零の戦闘着が変化した。

 

霊風は青タイツのようなスーツに緑のパーカーを羽織り、そして髪型がランサーだが、色はミドリと同じ翠髪になり、そして赤い槍の穂先と、銀の棍棒が1つになった武器を振り回した!

 

対して零はと言うと、髪の上から犬耳らしき物と、腰からは尻尾が生え、そして右手に十字型の大盾を持っている戦士に早変わりした!

 

スピード並びに中距離特化型の戦士と、生粋の防御型の戦士へと霊風と霊はそれぞれ変わった!

そうしていると戦闘が開始された!

それと同時に、奏は1人屋上に赴く。

其処には勿論、「王」のアルカナの力を持つ人形・レグルスがいた。

 

「此処までやって来たんだ!初めから全力で行くぜ!」

 

「ふんっ!威勢だけは認めてやる!」

 

そう言うと屋上で奏とレグルスの戦いが始まった!

そんな中、翼達はアルカ・ノイズ達を相手に奮戦する!

 

「ここは私が!」

 

「勤めを果たせ」

 

父から言われた言葉を前に少し寂しい思いをする翼。

だが、此処は生憎ながら…現状は戦場(いくさば)そのもの。

その身を『剣』として磨いた翼は敵と相対する…それが今の自分なのだから。

 

「捕まえてごらんなさい」

 

するとファラが風を生み出し、高速で翼の周りを動き出す!

翼は即座に剣から放つ衝撃波"蒼ノ一閃"を繰り出すが、その攻撃はファラの風圧により相殺される。

すると今度はクリスから『盾』と誤認された経緯がある、巨大な剣を上空から落とす"天ノ逆鱗"を繰り出す!

だが、それを見たファラは「あら?何かしら?」と言いながら、剣を突き刺した!

すると異変が起こった!

なんと剣が砕かれ始めたのだ!

 

「(剣が…砕かれていく…!)」

 

それに加え、翼のギアにまで影響を及ぼし、そして遂には翼がやられたのだ!

それを見た奏とマリアは同時に「翼!」と叫んだ。

 

「私のソードブレイカーは、

『剣』と定義されるものであれば、

硬度も強度も問わずに噛み砕く哲学兵装。

さぁいかがいたしますか?」

 

「ならこいつは如何だ!」

 

そう言うと零が盾を使って攻撃を仕掛けていく!

それと同時に、ファラの背後を霊風が槍と棍棒で攻めまくる!

 

「成る程。『盾』と『槍』で来ましたか。

ですが…」

 

そうファラが言おうとしていると、2人は何かに気付き、すかさずファラから遠ざかる。

すると、2人のいた場所に、剣や槍、斧や盾等の武具が矢の様に襲いかかったのだ!

 

「強欲な王様ですこと」

 

そして放ってきた方向を見ると、其処には玉座で暇を持て余したレグルスが欠伸を掻きながら、奏を相手に弄んでいた!

 

「少しは私の方に集中しやがれ!」

 

「強化前の方が遥かに威勢が良かったが…

今のお前では話にならん!」

 

そう言うとレグルスは黄金の波紋を呼び寄せ、其処から大量の武器を射出し、奏に集中放火させ、奏はそのまま屋根上から地面へと落ちた。

それを見たセレナが奏の元へと急ぎ、そして介抱する。

 

「くっ!強化型シンフォギアでも…」

 

「かなわないって言うのかよ…」

 

そう言いながら緒川と零がそれぞれ言う。

するとアルカ・ノイズと戦っていたマリアがファラに向けて無数の短剣を投げるが、

 

「無駄よ」

 

ファラが風の斬撃で一掃され、その攻撃をマリアは間一髪で躱す。

だが、その先には要石が点在していた!

そしてそのまま要石が衝撃と共に粉砕した!

 

「あら?アガートラームも『剣』と定義されてたかしら?」

 

「哲学兵装…概念に干渉する呪いや現象に近いのか?」

 

「ごめんなさい。貴方の歌には興味ないの。

剣ちゃんに伝えてくれる?

目が覚めたら改めて貴方の歌を聴きに伺いますと」

 

そう言うとファラは風と共に去っていった。

そしてマリアはすかさず屋上を見やる。

 

「声が出ずして、なにが歌女か。

次こそは必ず歌えよ、歌女ども!

特に、天羽奏!主の歌は特一番に張り上げてな!」

 

そう言うとレグルスは黄金の波紋を呼び寄せ、その中に己の肉体を通し、そしてその中に入ると、そのまま波紋が消えて、此処から去っていった。

 

 

そしてその様子を高い木から眺めていた男女は、

 

「如何だ?」

 

「…あの青髪少女だけ、剣の質はある。『殺し』の質が」

 

「そうか。

…さ、一旦撤退するぞ」

 

そう言うと男女はまるで忍びの様にその場から消え、同時に雨が降り始めた。

そんな中で、緒川は司令こと弦十郎に今回の任の結果を報告し始める。

 

「要石の防衛に失敗しました。申し訳ありません…」

 

「二点を同時に攻められるとは…」

 

「二点?まさか!?」

 

「あぁ。深淵の竜宮にも侵入者だ。

セキュリティが奴を補足している」

 

その頃、弦十郎達の方も災厄が降り注いでいた!

それは、今しがた弦十郎達S.O.N.G.の面々が向かウェイブ先…『深淵の竜宮』内のカメラがある物を捉えていた。

それは、自動人形の1人…『コイン』のアルカナの力を持つレイアと、そして今回の元凶…キャロルだった!

 

その映像を見たクリスは「くっ…閻魔様に土下座して蘇ったのか⁉︎」と呟いた。

 

 

そして弦十郎の指示により、クリス,ロック,陰陽兄弟,そして調と切歌が向かう事になった。




次回

怒りと涙

2016/6/30までに出たキャラが一応参戦してますが、7/1以降のキャラが今の所、出ていません。なので、以下の作品から選んで下さい。 1位のタイトルは外伝として投稿しようかと思います。

  • けものフレンズ(2017)
  • バトルガールハイスクール(2017)
  • はたらく細胞(2018)
  • SSSS.GRIDMAN(2018)
  • 盾の勇者の成り上がり(2019)
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