「一走…⁉︎」
「アヤカシ⁉︎何故貴方が⁈」
翼とファラは突き飛ばした存在を見て、驚愕していた。
翼は仲間の親友、ファラは同盟を組んだ仲間によって突き飛ばされたのだから。
「これまでは《精魂導師》に与えた『IGNITE KILLER』で人形共を倒そうと画策したが、それを上回るイグナイトシステムで悉く敗れ、終いには『IGNITE KILLER』の力をコントロールする始末…!」
そう言いながら男は腰に納刀したばかりの刀に手を添え始める。
男の名は一走馬燈。憑友の数少ない男友達にして、幼馴染の青年だ。
今は《氷魂導師》アヤカシと言う名を持ち合わせている。
そして、『刀』を使えば右に出る者無しと言われている剣豪でもある。
そんな中、マリアは馬燈が言った台詞に疑い深い物を聞いた。
「待て!どう言う事だ!
あの『IGNITE KILLER』はオートスコアラーを倒す術だと言うのか⁈」
そう。《精魂導師》達を苦しめ続けていたあの『IGNITE KILLER』がオートスコアラーを倒せると馬燈の口からそのように聞こえたのだ。
そしてそのマリアの問いに「ああ、そうさ」と馬燈は肯定した!
「歌を聴く為だけに現れたんだ。それも
そんな輩には、ブレーメンのような獣の咆哮を聴くだけで充分なんだよ」
そう言いながら、馬燈はアブソーバーにカードをセットし、レバーを引いた。
ーアヤカシ!フォーム、ヤコウ!
百鬼よ凍てつけ!僕が切り裂く!ー
そう言うと馬燈の真上から鬼を彷彿させる角を3本も生やした剣豪の様な存在の魂が現れ、馬燈はそれを纏った!
そして纏った馬燈の姿は氷のような冷たさを連想される衣服を身につけた戦士…いや、『剣豪』そのものへと姿を変えた。
「俺の前に熱など微塵も感じさせはしないぞ」
そう言うと馬燈=アヤカシはゆっくりと腰に携えていた刀を鞘から抜刀する。
その際に、翼はなんとか立ち上がる事に成功した。
だが、その隙を
「"走馬燈流剣術"…」
そう言うと同時になんと馬燈は霊風に勝るとも劣らない俊敏力で翼の懐に侵入していた!
「⁉︎」
「"彗閃"」
それと同時に馬燈は直ぐに翼を素通りした。
だか、その際に翼が悲鳴を上げたのだ!
"彗閃"
懐に入り、目にも留まらぬ速さで一閃を仕掛ける技。
その攻撃を食らった翼は膝を地に伏してしまう。
だが、それでも上半身まで倒れないよう、アームドギアの剣を杖のようにしてなんとか支えた!
そんな中、馬燈は腰に携えていた鞘を取り出すなり、そのまま半回転させて鞘を振った!
するとその先には、ファラが愛剣で斬撃を与えようとしていた!
しかし、ファラの攻撃は簡単に受け止められたのである。
「っ⁉︎何故⁉︎」
「あんたのその哲学に、『鞘』と『刀』と言うカテゴリは含まれてるのか?」
そう言いながらファラを挑発仕掛ける馬燈。
すると案の定、ファラはその挑発に乗っかり、馬燈と熾烈な剣戟を始める!
しかし、どの攻撃も決定打にならなかった!
するとファラはその際に生じた疑問をぶつけた。
「何故、貴方の『剣』を陵辱出来ない⁉︎」
そう。馬燈の『剣』が、ファラの『
するとそんな疑問をぶつけられた馬燈は高高く笑いあげ、そして冷徹な目付きへと変貌する。
「…なんと愚かな『剣殺し』だ」
すると馬燈は驚愕の発言を述べた。
「俺は今まで『剣』と呼称した覚えは微塵も無い!
これはまごう事なき『刀』だ。
『剣』に非ず‼︎」
うん…デジャヴ…。
「それにだ。
まだ俺には此処にいる全員と組みとる事も造作も無いぞ?」
その一言を聞いた皆は凝視した。
幾ら挑発とは言え、大概にも程があると言うものであった。
すると馬燈はカードケースからカードを取り出し、そしてアブソーバーに装填、レバーを引いた!
ーアヤカシ!フォーム、剣心!LEGEND‼︎ー
するとアヤカシのアブソーバーから、赤の衣と灰色の袴を履いた左頬に十字傷の跡を持つ青年剣士の魂が現れた!
それを見た一同は驚愕していた。
それは元は憑友が保管していた『伝説英雄』の力だから!
するとその魂はそのまま馬燈に纏った!
ー飛天御剣!抜刀の才!ー
そして馬燈の姿は変化した。
かつて、数多の人を斬り、革命後は人を斬る事を辞めた者…
『人斬り抜刀斎』と呼ばれた男…
【不殺誓いし流浪人 緋村剣心】の姿へと変身した。
「行くぞ」
そう言うと馬燈は高速移動で、瞬時にマリアの懐に入り込んでいた!
それに気付いたマリアは咄嗟にその身を防御する!
そして刀による攻撃をなんとか凌いだマリア。だが、それが仇となる事をこの瞬間の彼女は知らない…
何故なら…防いだ直後に刀を収める鞘がマリアの横腹にダメージを与えたから。
「っ⁉︎」
「"双龍閃"」
まさかの鞘を使った攻撃にマリアはなす術無く、文字通り、ダメージを受けてしまった。
そんな中、馬燈は何かを感じたのか、直ぐにその場から退く。
すると馬燈の立っていた場所を零が愛武器である斧で粉砕しようとしていた。
「ちっ!」
「無駄だ」
そう言うと馬燈は刀を納刀すると、再び刀に手を添える!
その隙を零は見逃さず、斧を軽々と振り回し、そして1撃を与えようとした!だが、その攻撃を馬燈は刀に手を添えたまま、回転による遠心力を利用した。零の攻撃を真半身でかわした馬燈は、そのまま回転しながら零の背後に回り込んだ。それも背中に。
「しまっ⁉︎」
「遅い」
そう言うと馬燈は直ぐに抜刀し、零の背後に打撲の痕を負わせた!
"龍巻閃"
その攻撃を食らった零はそのまま膝を地につけられてしまう。
そのまま馬燈は刀で連続で斬ろうとしたその時、
「はぁぁぁぁあ!」
「!」
セレナが咄嗟に両手に付いた双盾を1つにし、その盾の面で相手にプレッシャーと同時に攻撃をする"PRESSURE・バーバリアン"を繰り出す。
それに気付いた馬燈はそのまま横に回避し、事なきを得たが、セレナの目的は零を守る事だけで、これは成功したとも言える。
「この際だから、見せてやろう…
俺のパートナー『英雄』をな!」
そう言うと馬燈は剣心のカードを取り出すと、カードケースにしまい、今度は違うカードを取り出した。
そこには、黒いストレートヘアで、籠手と具足以外は全て服に包まれている赤い目の少女が描かれていた。
すると馬燈はそのカードをアブソーバーに装填し、そしてレバーを引いた!
ーアヤカシ!フォーム、アカメ!ー
するとアブソーバーから刀を左手に持ち歩いている少女の魂が現れ、そのまま馬燈の身体に纏った!
ー 一斬必殺!ナイトレイド!ー
すると馬燈の姿がまた変わった。
身体の至る所に何かのアザらしき物があり、左手には鞘ごと刀が携えていた。
【一斬必殺《村雨》 アカメ】の力を宿した馬燈は、直ぐに攻撃を仕掛ける。
「葬る」
そう言うとセレナに向けて連続斬りを与えていく!
それに負けじと、セレナは盾でその攻撃をすべて防いでいく。
だが、そのスレンダーの身体に似合わぬ一撃の重みにさすがのセレナも地面に膝を伏しられる状況に、痛手を食らっていた。
しかし、そんな中でもセレナの想い人である零が、馬燈による攻撃からセレナを庇う!
「そんな体たらくで何が出来る!」
「そんなもの、知った事かよ!」
そう言うと零は大型の斧を真っ二つに折ったのだ!
そして斧はそのまま片手斧×2の状態になり、そのまま馬燈に攻撃を仕掛けていく!
しかし、その攻撃も馬燈の反射神経の前には効果が無いようだ。
すると両者は直ぐに後退する。
そうしていると馬燈は不敵な笑みを浮かべた。
それを見た零は「何がおかしい‼︎」と言った。
すると馬燈は恐るべき言葉を口にした。
「流石に、パートナー『英雄』の力を以ってしても、倒し辛いな…
まぁ、尤も…
アカメさんは
『⁉︎』
なんと、馬燈が使用していた『英雄』の力は、
つまり、彼女は馬燈にとって「5本の指にすら入らないがそれでも実力を誇れる『英雄』の1人」であると告げたのだ!
つまり、逆に言い返せば…「アカメ以上で本当の意味で"5本の指に入る実力を誇る"存在がいる」と言う事になるのだ!
すると馬燈はカードケースからカードを取り出した。
「此処からは俺のパートナー『英雄』の紹介としようかね」
【一斬必殺《村雨》 アカメ】
属性〔人間〕〔刀〕〔闇〕〔毒〕
彼女の愛刀『《一斬必殺》村雨』はかすっただけで、そこから呪毒が入り込み、そして死へと誘う。
使用者本人が使用すれば諸刃の剣に成る奥の手が使用する事が出来る。
馬燈の6番目のパートナー『英雄』でもある。
【不殺誓いし流浪人 緋村剣心】
属性〔人間〕〔刀〕〔光〕〔闇〕
元は『人斬り抜刀斎』として恐れ慄いた存在だが、明治に入った事で不殺を誓い、その身を守りし刀を腹と峰を逆にした刀『逆刃刀』を使用する剣豪。
彼の師から教わった剣術"飛天御剣流"で一対多を可能とした戦いを得意とする。
という訳で、作者の中で凄腕の『刀』使いに位置する2人、
『アカメが斬る!』より主人公・アカメと、
『るろうに剣心』より此方も主人公・緋村剣心さんの力を宿したカードを使わせて貰いました!
剣心さんは元は憑友達の元にいたカードですが、最初の話の時に、憑友からアヤカシ=馬燈が強奪したので、そちらに属しています。
憑友達と剣心との出会いはまた今度に。
それでは、次回!
『氷』と絆深めし『英雄』達
次回は馬燈の5本の指に入るパートナー『英雄』達が登場!
乞うご期待!
2016/6/30までに出たキャラが一応参戦してますが、7/1以降のキャラが今の所、出ていません。なので、以下の作品から選んで下さい。 1位のタイトルは外伝として投稿しようかと思います。
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けものフレンズ(2017)
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バトルガールハイスクール(2017)
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はたらく細胞(2018)
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SSSS.GRIDMAN(2018)
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盾の勇者の成り上がり(2019)