前回の前書きに書いたのは、『英雄石板』に記された英雄の軌跡ですが、もうお分かりですか?
答えは、馬燈のパートナー『英雄』にして、『対魔導学園35試験小隊』の主人公…草薙タケルさんでした。
では、今回は奏と霊風の活躍をお楽しみ下さい。
※何故かご都合主義になってしまった事を先にお詫びします。
さて、霊風が翼を救ったのは前回で明らかだ。
だが霊風は奏と共に、レグルスに拉致られ、彼の移動艇・アークによって、空の上にいた筈…
その間に翼は父の本音を聞き、ファラと激闘し、更には馬燈の夜襲があったりと色々あった。
その間、奏と霊風の身に何があったのかを語ろう。
それは遡る事数十分前…
ーーーーーー
レグルスによって鎖でぐるぐる巻きにされた奏と霊風はそのままアークに乗せられていた。
そして乗せられたと同時に、その鎖を断ち切る2人。
「ほぅ…"神をも縛る鎖"を悉く己の力のみで断ち切るとは…
最早、人間を捨てたとしか言いようが無いな」
「生憎こっちは生涯人間なんだよ…!」
「人間…舐めんじゃねぇ!」
そう言うと2人は其々の槍を構えて攻撃を仕掛けていく!
だが、レグルスの所へと進もうとするもそれを彼の黄金の波紋から射出される数多の武器達が、それを邪魔して思う様に前へ進めないでいた!
「この
新たに得たその旋律で、この我を酔いしれさせてみろ!」
レグルスの挑発が奏に襲いかかる。
奏も内心はその挑発に乗っかって、「私に喧嘩売った事、後悔させてやるよ!」と逆挑発をしながら、イグナイトを発動させていただろう。
だが、今の奏の近くには霊風がいる…自分が愛している人が。
彼の変身アイテムであるアブソーバーには、『IGNITE KILLER』プログラムと言う、自分達のイグナイトモードを殺す為だけに存在するウイルスに侵食されている。
発動すると、装着者を獣にし、イグナイトモードを発生している自分達から真っ先に襲いかかる様になっている。
故に奏は使う事に躊躇っていた。
だが、そんな事を考えていた奏に声を掛ける者在りけり…!
「奏!歌え!自分のありったけを‼︎」
「霊風⁉︎」
そう…奏が最も愛している存在が声を掛け、そして使用する様に推してきたのだ!
それでも奏は抵抗する…
自分の目の前で「野生の暴走」とも呼べる『
だが、霊風はこう言った。
「奏!俺はお前を信じてる!」
たった一言…「信じてる」
ただそれだけの言葉に奏の心は大きく動いた。
霊風は自分の事を「信じてる」と言った…
ならば、自分もそれに応えないといけないと。
故に奏はコンバーターを握った!
「イグナイト・モジュール…抜剣‼︎」
『Dainsleif』
そして奏のコンバーターがそのまま奏の胸上に突き刺さった!
その時だった…!
ーイグナイト反応検知。
『IGNITE KILLER』ACCESSー
「くっ!」
奏のイグナイトに反応したのか、霊風のアブソーバーに内蔵しているウイルスが反応したのだ!
本来ならこの時点で霊風の身体は『暴走』が起きても可笑しくはなかった。
だが、霊風はそれを必死に堪えていた!
「(こんな所で…負けるかよ…)」
だが、その勢いは更に増していた…!
その勢いは霊風の身体にも変化していた!
今迄必死に立っていた霊風の身体が、遂に膝を地に伏してしまったのだ。
「(此処まで…なのか…)」
諦めかけようとした…そんな時、
「霊風!」
突然、奏の声が聞こえた霊風は視線を奏の方に向ける。
するとそこにはいつの間にか自分の目の前に奏がおり、そして…
チュッ…
「⁉︎」
なんと、奏が霊風にキスをしたのだ!
「へへっ。これでおあいこだぜ」
そう言いながらハニかむ奏。
霊風は「おあいこ」と言う言葉を聞いて、前に何かしたのか、思い出そうとしたが、如何せん、全く記憶に残っていな…
「フィーネがまだ敵でロックと共闘した事。
もう忘れたのかよ…!」
「え?…!」///
「へへっ!如何やら思い出してくれた様だな!」
そう言いながら奏の言葉を聞いた霊風はその言葉で完全に思い出し、更には顔を真っ赤に染めてしまった。
そんな霊風の顔を見た奏はしてやったりとでも言わんばかりの顔をしていた。
奏が言っていたことは、フィーネが「バラルの呪詛である月を破壊する計画」とも称された事件…通称「ルナアタック」の際の激闘の際の事だった。(詳しくは無印53話『寝返りと告白』参照)
でも、これで逆に霊風の気力は一気に回復していた。
ゲンキンですね…この男も。
「何時まで俺を除け者扱いするか‼︎」
と、此処に来て完全に蚊帳の外だったレグルスが叫ぶ。
勿論、2人は完全にレグルスの事を忘れていたのは言うまでもない。
その証拠に2人の顔は「あ、御免。忘れてた」とでも言わんばかりの顔をレグルスに向けていた。
それを見たレグルスは憤慨する!
「辞めだ辞めだ!今宵はこの俺の手で!
お前らをこの世から去ってしまえ‼︎」
そう言いながら黄金の波紋が現れ、そこから数多の武器が矛を奏と霊風に向けて今か今かと射出される事を待ち構えていた。
すると、そんな波紋が突如、真っ二つに斬られ、波紋が消えたのだ!
しかも、それを皮切りにその数が増え始めたのだ!
「⁉︎何事だ⁈」
突然の事態に混乱するレグルス。
すると、そんなレグルスの横を何者かが素通りした!
それに気付いたレグルスはその方向に顔を向ける!
そして奏と霊風の前にその存在現れたり…!
「■■■■■■■■■ーー‼︎」
それは黒い毛で身体を覆い、腕には鋭利な刃物らしき翼、
そして黒くしなる鞭のような尻尾を生やした…
赤き眼光が冴える竜…
【迅竜 ナルガクルガ】が現れたのだ!
するとナルガクルガ…ナルガは、今まさに射出されようとしていた波紋に向けて、尻尾を器用に回しながら、尻尾の先から無数の棘を投げ飛ばし、攻撃を仕掛けた!
その攻撃により、波紋は消滅し、射出を阻止する事に成功した!
「おのれおのれおのれーーーーーー‼︎」
それを見たレグルスは憤慨し、更に無数の波紋を呼び出した!
だが、ナルガはそのまま奏と霊風を庇うかのように、自分の身体の中に2人を覆うとそのまま体を丸めた!
「(そうだ…俺だって1人で此処までやって来たんじゃない!
俺にはもう大事な人がいるんだ…!
此処でやられる訳には…
いかないんだよーーーーーー‼︎」
そう霊風の声が心の底から叫び始める‼︎
するとナルガの身体が光輝き、そしてみるみると小さくなる…!
だが、その隙にレグルスが攻撃を仕掛けた!
全方位からの武器射出による集中放火が。
数多の武器達が一斉にアークに突き刺さる…!
中には、切歌と調のギアが元である武器、「イガリマ」や「シュルシャガナ」。
そして響が纏っているギアの元である武器「ガングニール」も突き刺さっていた。
その光景を見たレグルスは「ふん…たわいも無い」と言いきる。
しかし、それがフラグだと言う事をこの人形は知らない…
砂煙が治り、そしてその光景を見たレグルスは凝視した。
「何⁉︎…何処にもいないだと⁉︎」
そう、何処にも奏と霊風の姿がいなかったのだ!
そればかりか、2人を庇っていたナルガクルガでさえ、あの大きさなのに姿が全く無かったのだ!
それを見たレグルスは慌てて辺りを見渡す。
しかし、そんな2人と一体の姿は何処にもいない!
すると、
ザクッ!
「⁉︎…なん…だと…⁉︎」
「気付くのが…」
「遅えんだよ…!」
そう言いながらレグルスに蹴りを加える2人…天羽奏と精妖霊風。
2人は其々…イグナイトの力を得た奏と、『IGNITE KILLER』の力を取り込んだ霊風がいた!
しかも、霊風は奏に対して攻撃を行おうとはしてもいなかった!
零,陰陽兄弟が成されたように、霊風もこの力をコントロールする事が出来る様になったのだ‼︎
更に敢えて言わせるなら、今の霊風の格好は、腕から刃が生えており、更に目の周りを赤い模様が描かれ、更に黒くしなやかな鋭利とも呼べる尻尾をしならせていた!
「馬鹿な⁉︎あれだけの猛攻をどうやって⁉︎」
レグルスは驚愕する。当然の事だ。
あれ程の包囲網を前に逃げられる筈など無いのだ。
しかし、霊風はそれを一蹴する。
「ナルガクルガの異名は知ってるか?」
「なに?」
「ナルガの別の名は【迅竜】。
此奴の速さはモンスターの中でもトップクラスに入るスピード自慢のモンスターだ。
あんな包囲網…突破せずしてなにが【迅竜】だ!」
ナルガクルガ…別名【迅竜】
その名の通り、その驚異的な俊敏力は他のモンスターよりも逸脱していると言っても過言では無い。
そのスピードで、レグルスの包囲網を奏を抱えながらそれを突破したのだ!
その速さはまさに『疾風迅雷』の如く!
「行くぞ、慢心王!武器の貯蔵の準備は充分か!」
そう言いながら、霊風は陸上競技でのスタート方法の一種・スタンディングスタートの構えを取りながら、左右の腕についた刃を構える。
そしてその隣では、奏がオディナの剣である"モラルタ"と"ベガルタ"を両手に持ちながら構えた!
そして霊風が颯爽と走ると同時に、奏も走ると同時に、歌を歌い始めた!
(挿入歌『サンクチュアリ"約束の空"〜IGNITEarrangement〜』高山みなみ)
2人の攻撃がレグルスに襲いかかる…!
だが、レグルスはその攻撃を前に再び黄金の波紋を呼び寄せ、射出する準備をする…が!
ザクッ!ザクッ!
パリィンッ!パリィンッ!
「⁉︎」
「遅すぎなんだよ…射出する時間が!」
なんとその波紋をナルガの力を宿した霊風の腕についていた刃翼で全て一刀両断されたのだ!
更にそこへ、双剣へと得物を変えた奏がレグルスに斬りかかる!
だが、レグルスは波紋を真横に呼び寄せ、そこから武器を取り出して、その攻撃を防いでいく!
そしてもう一方の手で、霊風に攻撃を仕掛けていくが、霊風の俊敏さにより狙いが定まっていなかった!
そうこうしていると奏が双剣を逆手に持って、霊風と同じ構えをするなり、そのまま特攻を仕掛けた!
"STARDUST∞SLASH"
しかし、レグルスが黙ってこれを受ける輩では無い。
黄金の波紋を今度は奏の周囲に張り巡らせる。
その数…約50。それが一斉に放たれたのだ!
だが、奏は逆に冷静だった。何故なら…
シュンッ…‼︎
パリィンッ!パリィンッ!パリィンッ!パリィンッ!…‼︎
その攻撃を全て双剣で捌いたのだ!
「なにっ⁉︎」
「衛宮と桐ヶ谷のあんちゃん達のお陰だな…!」
そう言いながら奏は感心した。
実は、奏はこの戦いを始める前に、憑友の所に赴き、士郎とキリトのカードを借りて、2人から指導を受けていたのだ。
キリトは自分がイグナイトを発動した時に使用する双剣と同じ二刀流の使い手で、射出した物をなんでも斬り落としてしまうある意味チートな存在。
そして衛宮は、レグルスが用いている戦い方と良く似た相手と相対した経緯とその対策法を教えてくれた。
最も、衛宮のやり方は己の投影魔術で複製した贋作の剣達を相手に向けて正確無比に尚且つ、針の穴をも通す程の精密射撃で射るタイプである。
故に、2人から奏は教えて貰っていた…
衛宮からは、射出するタイムラグなど、レグルスが用いた戦い方の対策を、
キリトからは、射出物を斬り裂く技術いや、最早チート同然のスキル…「スペルブラスト」を。
そのありえない防御の仕方にレグルスは目を見開く。
「これ程とは…ならば‼︎」
そういうとレグルスは射出している最中に、右側から波紋を呼び寄せ、そこから剣の持ち手が現れ、それを握りながら引き抜く。
するとそこに現れたのは、奇妙な模様が描かれた剣だった。
いや、剣と呼べるのかが分からなかった。
剣の様に穂先が鋭くなってはいなかった。
例えて言うなら…そう、煙突の様な構造をした剣をレグルスは握っていた。
それを見た霊風は凝視した。それは自分の前世の時に見たアニメに出た禁忌の剣だったから。
「…乖離剣…!」
乖離剣「エア」…それがレグルスが所持していた「剣」の名であった。
するとレグルスはその剣を掲げる。すると剣が螺旋を起こし始めたのだ!
「この一撃の前に世界が裂く事は当たり前。
ならば、この一振りで全て終わらせよう‼︎」
そうレグルスが言いきると、物凄い質量が検知されていく…!
その力は伊達では無い。
全てを終わらせようとするその剣の威力を前に奏は「させるかーーーーーー!」と叫びながらレグルスの元へと急行する。
だが、それを阻めるレグルスが呼び寄せた射出物達。
そんな中、奏は射出物の中にあったある物を見ると、それに呼応したのか、それを引き抜く。
引き抜いたのは…
「力を借りるぜ…「ガングニール」。
そして…「グングニル」!」
かつての自分のアームドギアであった槍…「ガングニール」と、
オーディンの槍としてあまりにも有名すぎる存在…「グングニル」だった。
すると奏は走る!
すると奏のスピードが一気に人間の身体を優に越す俊敏さを見せつけたのだ!
その速さ…『流星』の如く…‼︎
「くっ!我の財でこの攻撃を防ぐと言うのか!天羽奏‼︎」
「これが私のやり方だーーーーーー!」
そう言いながら、剣を振り下ろす動作を槍2つで受け止める奏!
そのまま鍔迫り合いが発生するが、レグルスはそこから蹴りを加えて、奏を吹き飛ばす!
そしてトドメとばかりに、その剣を勢い良く振り下ろす!
…だが…
パリィンッ!…
「⁉︎なん…だと…」
ガラスが壊れる音が戦慄する…
その音の出所は…乖離剣「エア」だった。
そして音と共にエアが完全に砕け散ったのだ…‼︎
何が起こったのか分からないレグルス。もしや、ガングニールとグングニルの力を合わせた奏の仕業なのかと思ったのか、レグルスは奏の方に顔を見やる。
しかし、奏も自分が何をしたのか、全く分からなかった。
ただの鍔迫り合いで剣が砕け散ること等、出来る訳がないと。
そこでふと奏はある事を思い出したのか、辺りを見渡す。
「(あれ…霊風は?)」
そう、霊風が、何処にもいなかった。
それもその筈…彼は今…
「どうだ?俺のマッハ・ザ・ファインプレーは!」
アークの玉座に鎮座していたのだから。
その光景を見たレグルスはふと違和感を感じた。
「?なんだ…その縞模様は…⁉︎」
そう、霊風の身体の紋様だった。
先程までの霊風は黒一色の無地だった。
だが今は、その黒地に白の線とも呼べるラインが何行にも並んでいて、まるでシマウマを連想させる様な模様へと変わっていた。
「一部のモンスターには特殊な名が付く者達がいる。異名もその一つだ。
ナルガクルガの異名は【迅竜】と呼ばれている。
他のモンスター達にも異名は存在する。
だが、そんなモンスターの中にはそれとは違う名を持つ実力を持つモンスター達が存在する…!
俺がなっているナルガクルガはもう一つの名がある。
その名は…
【白疾風】ナルガクルガ。
それが、今俺がなっている『MONSTER DRIVE』の力だ!」
そういうと玉座から立ち上がる刹那…!
シュンッ!
「⁉︎」
「この動きに、追いついてみやがれ!」
そう言いながら、霊風はレグルスの腹にパンチを繰り出した!
その速さ…0.001秒。
最早、人としての域を超えて、「化物」と呼ばれても可笑しく無い領域に彼は存在しているのも同然だった。
そんな霊風の腹パンをくらったレグルスは後退する。
威力こそは大した奴では無い…瓦10枚重ねても、1枚も割れないぐらいの威力しか霊風は打っていない。
だが、あの威力は瓦100枚重ねても1発で粉砕する威力を持っていた。
実はこれは俊敏力が意外と関係があるのである。
まぁ、話すとかなり長くなってしまうのは否めない。
(約3分。字数にして1万〜3万弱ぐらい)
ただ一つ言える事は…
どんなに小さな力でも、スピードに乗っかれば、それは一撃の威力となる。
と言う事である。
そうこうしていると霊風のスピードが格段に上がっていく!
更にその霊風の背中に奏がガングニールとグングニルを持ちながら、騎乗位…では無く、背中に足をつけてその動きの速さの中、乗りこなしていた!
「これで!」「終わりだーーーーーー!」
そう言いながら霊風と奏…2人の槍使いによる攻撃がレグルスの胴体を貫いた!
"ゲイル・ホワイト∞SHOOTING∞STAR"
そして胴体を貫かれたレグルスは、そのまま玉座の方へと歩み始めた…
「…ふぅ…はぁ…はぁ…
…見事だ。天羽奏…そして風魂導師…
…見事…だ…」
そう言いながら、レグルスは玉座に鎮座するとそのまま霊風の方にカードを投げつけた!
それを見た霊風はそれをキャッチする。
そこには『英雄』の力…『ヒーローカード』が4枚あった!
「あと2枚は…我の身体に…埋め込まれている…が!
この2枚には悪性がある…
故に、我の身体と共に逝かせてもらう…!」
それを聞いた2人は止めようとするが、レグルスはそれを拒んだ。
そして告げた…
「天羽奏…
汝の歌…とても清々しかったぞ…」
そう言うと、レグルスは機能停止と同時に、玉座諸共…自爆した。
ドガァァァ‼︎
そして王が居なくなった事で、2人が立っている浮遊艇・アークは、主を失った事で、機能を停止し、そのまま地上へと落下し始めた!
そんな中、奏と霊風は必死になってアークにしがみつく!
だが、ここで奏が使用していたガングニールとグングニルの槍が、所有者であるレグルスを失った事で完全消失してしまった!
2つの槍でどうにか身体をしがみつかせていた奏にとってはもはや絶対絶命のピンチに立たされていた!
だが、霊風が奏の手を握った!
その直後だった…霊風が目にしたのは。
真下は風鳴邸で、その庭では、自分達以外のメンバーとファラが、《氷魂導師》アヤカシこと馬燈が無双していた。
そして馬燈が翼の首を刎ねようとしていたのだ!
それを視界に捉えた霊風はそのまま奏をお姫様だっこすると、そのまま一気に地面へと急降下していく!
そしてナルガの柔軟な脚力のおかげでアークが落下する数秒前に地上に着地した霊風と奏。
しかし、奏は先のレグルスの戦いにて、激しく消耗してしまった。故に今の状態ではまともに戦えない。
そこで霊風は上空を見て、アークが落下する地点を予想し、
そこから離れた場所に奏を瞬時に移動させ、
そして安全な場所に奏を寝かせると、霊風はそのまま一気に風鳴邸の方へと移動する。
その速さ…『忍』の如く…!
そして霊風が到着したと同時に、上空からアークが墜落したのだ!
その瞬間に、霊風は『MONSTER DRIVE』こと『IGNITE KILLER』の解除をしようとするが…
ー『IGNITE KILLER』は強制解除されています。ー
と言うメッセージが既に届いていた為、霊風はそのままとある『英雄』のカードを取り出し、額に当てて呟く。
「"その身に宿りし熱き魂。
甲斐の虎により育てられたその手腕…
決意の表れとして掲げる六文銭。
今宵はその熱き魂を、我が肉体に宿らせ、
そして…熱血魂、燃え盛らん!"」
そう言うと霊風はそのカードをアブソーバーに装填、そして馬燈に向かってダッシュしながらレバーを引いた!
ースピリット!フォーム、幸村‼︎
天覇絶槍!六文銭‼︎ー
そして『英雄』を纏って現れた霊風は馬燈に開口1発、
「仲間をこれ以上、見殺してたまるかよーーーーーー‼︎」
そして話は前回のラストへと続いていくのである…
【迅竜 ナルガクルガ】
属性〔風〕〔斬〕〔竜〕〔速〕
霊風が一期後半の頃から所持していた笛から呼び出される俊敏力に長けたモンスター。
その速さは忍の如く駆け巡り、刃状の翼で一撃で獲物を葬る。
基本は黒の体毛に覆われているが、亜種は身体が緑、希少種は白銀の体毛に覆われている。
更に二つ名【白疾風】と呼ばれるナルガは、白い紋様が浮かび上がっており、その俊敏力は
次回
Commited RED
次回は霊風無双回!
サブタイトルは霊風が纏う『英雄』に大きく関連しています。
ヒントは…『紅く燃えた、日ノ本一の
コレでピンと来れば誰かもうお分かりですよね?
では、また次回!
2016/6/30までに出たキャラが一応参戦してますが、7/1以降のキャラが今の所、出ていません。なので、以下の作品から選んで下さい。 1位のタイトルは外伝として投稿しようかと思います。
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けものフレンズ(2017)
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バトルガールハイスクール(2017)
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はたらく細胞(2018)
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SSSS.GRIDMAN(2018)
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盾の勇者の成り上がり(2019)