その先にある。展開が書けるのに、今の話が出来上がらないとは…!
く、苦しい展開になって来てしまった…
場所『深淵の竜宮』内部
クリス達一行が目にしたのは、なんとフロンティア事変の際に自ら英雄として求めた狂いし科学者…ドクター・ウェルがこの場所に監禁されていた!
「へっへ〜ん。
旧世代のLINKERぶっ込んで、騙し騙しのギア運用と言う訳ね!」
「くっ!」
そう言いながらその場に居合わせているクリスからは苦虫を噛んだかのような顔をみせる。
ドクター・ウェルと関係を持っていたF.I.Sメンバーである調,切歌,陰陽兄弟は気味悪い顔を見せていた。
「優しさで出来たLINKERを作れるのは僕だけ!
そんなので戦わせられてるなんて…
不憫過ぎて笑いが止まらん‼︎」
「不憫に一等賞が何を言うデス…!」
「私の1発を止めてくれたな…!」
そうクリスが呟く。
その瞳の奥に有るのは、怒りだけだった。
それを見ていたロックはただ黙って見守っていた。
「(後輩の前でかかされた恥は、100万倍にして返してやる!)」
そう言いながらクリスはアームドギアを構える。
が、突然後ろにいた
「待つですよ!」「ドクターを傷付けるのは…!」
「何言ってやがる⁉︎」
「だって、LINKERを作れるのは…」
「そうとも!僕の身に何かあれば、LINKERは永遠に…」
シュンッ!
ーーッ!
ズバッ!
「…⁉︎ひ、ひぃぃぃ⁉︎」
『⁉︎』
そう言いながらウェルが何かを言おうとしているとウェルの顔面に浅い傷を作らせた。そしてそのウェルの背後には1本の矢が突き刺さっていた。
それに気付いたウェルは怖気付く。
そしてその矢が放たれた先を逆探知すると其処には、ロックはが弓を構えていた。
「生憎、お前よりも信頼が出来て、その優しいLINKERを作れる医者はごまんといる。
それに、俺達には最も信頼できる存在が近くにいるからな…」
そう言いながらニヤリと不敵な笑みを浮かべるロック。
「…パーフェクト・ドクターが」
ロックはそうはっきりと言った。
「!…ジャンヌ・カデンツァヴァナがだと⁉︎」
如何やら、ウェルもその異名を持つ者の事を知っていた様だ。
ジャンヌ・カデンツァヴァナ。
マリアとセレナの母・ソロの姉にして、2人の義理の母。
そしてジャンヌは現在姓を変え、「人絆ジャンヌ」として、世界各地のホスピタルに引っ張りだこにして、【パーフェクト・ドクター】の名を持つ凄腕の名医でもある。
同時に、ロックやクリス,S.O.N.G.のメンバーの大事な戦友・人絆憑友の母でもある。
「前々から何か有るなと勘付いてはいたが、案の定と言う訳か。
ウェルの履歴を漁っていたら、ジャンヌとあんたの関係は謂わば教授と生徒と言う関係だったと言う事がな」
「くっ…だが、僕に出来た事を彼女が出来ないとも…「逆だな」何?」
「あんたの領域はもうとっくの昔に超えて、今では【神に近い医者】として崇め讃えられているからな。
LINKERの作成なんて、今まではその忙しさに手を付ける事など出来なかった。
けれど、漸く一段落済んだ今なら、レシピさえあれば、そんなもの簡単に作れる。
それ所か、更なる改良を加えて、ノーリスク・ハイリターンと言う非現実のLINKERすらも作り兼んな?」
「うぐっ!」
ロックの抗議にウェルはとうとうぐうの音も出なくなってしまい、
その話を聞いていた2人は朗らかな顔を見せていた。
そんな中で、今まで蚊帳の外にいたキャロルが行動を移した!
「ほっとれば、話を勝手に進めるな」
そう言いながら、キャロルはアルカ・ノイズが入ったジェムを投げ散らかす!
そしてアルカ・ノイズを出現させた!
「2人が戦えなくとも!」
そう言うとクリスが勝手に1人で行動し始め、すかさずアルカ・ノイズ達に攻撃し始める!
するとその弾丸の一部がウェル達の方に行き、ウェルがキャロルを盾にし、キャロルは自らの防御魔法陣でその攻撃を防いでいく。
そんな中、レイアがウェルに対しての最善行動をキャロルに述べ、
ウェルが「英雄だ!」と口を挟んでいたのは此処だけの話。
「だったら、英雄様にさっきよりもデカイやつ、くれてやる‼︎」
「!よせッ!」
そう言うとクリスは再びミサイルを準備し始める!
それに気付いた皆は驚愕し、代表してまさかのウェルが「この、おっちょこちょい!」とこの場の状況を再確認させる。
「何のつもりか知らないが、
そんな物を使えば、施設も!この僕も!
海の藻屑だぞ‼︎…
「レイア。この場地を空けてみせろ」
「即時、遂行」
そう言うとレイアは行動に移し、クリスはミサイルを戻し、攻撃を仕掛けていくが、レイアはアルカ・ノイズを盾にして、その攻撃を躱していく。
その際に、ロックはクリスを見やる。
クリスの銃撃が滅茶苦茶になっていたからだ。
「あの…馬鹿野郎が…!」
そう言いながら、ロックはあるカードを取り出すや、そのカードをアブソーバーに装填、そしてレバーを引きながらクリスに向かってダッシュし始めた。
ーソウル!フォーム、ティグル‼︎ー
するとアブソーバーから赤髪で、矢筒と弓を携えた青年の魂が現れ、ロックは纏った!
ー精密、弓撃、魔弾の王‼︎ー
そうしていると、クリスが出鱈目な動きでレイアを撃ち抜こうとしていた!
そして終いにはその照準が、調の方に…!
ガキィン!
「‼︎」
『‼︎』
間一髪の所でまさかのロックが黒く塗られていた弓でその攻撃を防いだ。
クリスは思わず「ロック義兄⁉︎」と呼ぶが、その隙になんとロックはクリスの腹を蹴り、クリスを吹き飛ばした!
なんとか態勢を立て直そうと立ち上がったクリスは抗議しようとするが、そんなクリスの足元へ矢が放たれ、更には後ろ,左右に矢が放たれ、終いにはロックが地面に手を付けると其処から矢と矢の間から水が噴水してきたのだ!
"水陣四方"
「!如何いう事だよ!」
「そのまんまの意味だ。
クリス…お前は要らない」
「…え?」
なんとまさかのロックからの切り捨てに遭うクリス。
それを聞いていた調達も「それは言い過ぎ」と言うが、そんな事はロックには関係なかった。
寧ろ、クリスに欠けている事を指摘し出した。
「クリス。お前、大事な後輩の前で恥をかいたと思ってるだろ。
なら、なんでその後輩に銃口を向けた‼︎」
「‼︎」
「今のお前に、こいつらの先輩面をする資格なんか…無い‼︎
現に見てみろ!敵は一目散に撤退したぞ!
お前が滅茶苦茶な事をしてくれた所為で‼︎」
「!」
それを聞いたクリスは膝を地に付け、愕然としていた。
自分があんな態度をとったばかりに、ロックからは見限られ、後輩達に銃口を向け、更には追い打ちとばかりに敵はすぐに撤退してしまったと言う事実。
そんなクリスの精神はズタボロも同然だった。
一方、指摘した張本人であるロックは調と切歌、そしてその近くにいた陰陽兄弟の方に赴く。
「調。怪我は無かったか⁉︎」
「あ、いえ…大丈夫です」
「切歌は?」
「こっちもピンピンデス!」
「兄弟は⁉︎」
「心配するなよ!先輩!」
「ご心配には及びません故」
「そうか」
そう言うとロックは皆の前に立ち、この場を後にしようとしていた!
それに気付いたクリスが「待てよ!」と止めにかかり、ロックは立ち止まる。
だが、ロックはクリスに告げた。
「お前に背中を預けた俺が馬鹿だった」
「⁉︎」
「…お前はS.O.N.G.の方へさっさと立ち去れ。
この任が終わるまで、お前は戦う事を禁じる。
これは、小隊長の命令と同時に、義兄としての命令だ!」
「!…」
そう言うとロックは調達を連れ、この場から立ち去る。
その時には既に"水陣四方"が解除されており、クリスはそのまま絶望したかのような顔を見せていた。
その様子を見ていた皆はロックに反論する。
「今のはあんまりデス‼︎」
「クリス先輩は私達の為に」
「その後輩達に銃口を向けた奴を先輩としてまだ崇めるつもりか。
俺にとっては、そんな先輩面を持つ奴は嫌いなんでな」
そう言いながら冷酷な声で対処するロック。
しかし、それでも陰陽兄弟が反論をし続ける。
「だからって、あんな言い方は無いんじゃ無いのかよ!
同じ兄妹なのによ!」
「如何して其処まで突き放すんだよ⁉︎」
「…お前達には関係…無いとは言えんか。
前々から言っているが、俺とクリスは義兄妹だ。
彼奴は今の今まで俺以外の奴とコミュニケーションすらしなかった。
だからこそ、俺以外の奴を守ると言う事もしなかった。
その結果がコレだ!
こんなので、人々を守る存在に彼奴はならないんだよ」
そう言いながらロックは1人先に前を歩く。
その時、握っていた左拳から血が流れていた事に調達は気付き、そしてあの凄い威圧感の前に何も言わなかった。
そんな中、クリスは涙を流していた。
自分にとってかけがえの無い義兄からの宣告にただただそれに涙を流すばかりだった。
次回
英雄に必要な素質
『フュージョンドライブ』募集は8/31までので〆切らせて貰いました。
たくさんの応募ありがとうございました!
活かせる様に頑張ります!
次回も何卒、よろしくお願い致し申します!
2016/6/30までに出たキャラが一応参戦してますが、7/1以降のキャラが今の所、出ていません。なので、以下の作品から選んで下さい。 1位のタイトルは外伝として投稿しようかと思います。
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けものフレンズ(2017)
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バトルガールハイスクール(2017)
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はたらく細胞(2018)
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SSSS.GRIDMAN(2018)
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盾の勇者の成り上がり(2019)