今回は(ポケモン)ΩRαS要素有りです。
ラストはあり得ない展開です。
その日、人々は驚愕していた…
突然降りかかる嵐をも通り越した勢いのある豪雨と、
熱帯夜どころか、まるで「太陽が出ていない灼熱の夏」と言わざるを得ない程の熱波が、襲いかかっていた。
そしてその中心点てある場所は海一面しかない。
だが、その
『深淵の竜宮』
其処では今、2人の戦士が激突を繰り広げようとしていた…
「大地」と「海原」という…
「自然」を…「地球」と言う名の「力」を用いて…
ーーーーーー
そこはまるで地獄絵図そのものだった…
クリス達は目の前の光景に目を奪われるばかりだった。それは勿論相手方も同じだった。
「ぐるるるぅぅぅぅ……」
クリスにとってはかけがえの無い後輩の1人で、此処にはいない憑友の親友・浅岡逝都が歯軋りしながら威嚇をあげる。
だが、その姿は最早「人」と言う概念そのものを捨ててしまっていた。
後ろ全体を赤い鎧らしき物を覆い、前の方は黒みが掛かった灰色になり、脇にはトゲらしき物が突き出て、
三叉に分かれた爪と尻尾の先を生やしていた。
そして手の甲には、「Ω」を連想させる文字が見えていた…溶岩がなぞる事で。
「あ……がぁ……がぁぁぁぁぁ…‼︎」
その逝都と相対するのはS.O.N.G.の一員で、クリスの義理の兄…ロック・アイル・ユキネ。
彼の身体もまた人外へと成り果てていた。
身体は最早臓器すら見え透けており、群青色の後背部に、八つに枝分かれした後ろビレ。
そして極め付けは手全体が巨大な前ビレになっており、そのヒレには「α」を冠した水色の紋様が描かれていた。
そして何よりも、その2人がいる足場と天井にも変化が起きていた。
逝都の足元は何処から出てきたのか、溶岩が流れており、周りの破片を悉く溶かしていき、天井からは、物凄い熱気が放たれていた…!
水すら蒸気にする暇を無くすほどに。
対してロックの天井は何処から漏れ出したのであろうか、雨粒程の水が彼の周りに降り始めた…!
その影響は止む所か、更に酷くなり、終いには彼の足元をまるで海を連想させる程にまで降り始めたのだ。
そんな足元にいたクリス達は近くにあった高台へと登り、そして事の結末をただ何も出来ずに見守る事だけしか出来ずにいた…
顔の表情から逝都は言わずとも好戦的で、対してロックは未だに自分の身体の変化に馴染めず、拒絶反応を起こしていた。
そんな中、逝都が攻撃をし始めた!
まるで狂戦士のような雄叫びを響かせながら、ロックに格闘戦を繰り広げる…!
だが、そのどれもが格闘技の型に入ってはいないもの。
爪,牙,体,頭,尻尾を使った攻撃…それはもはや「野生」のような攻撃の仕方だった。
その攻撃をロックはただただ受けるしかならなかった。
それを見ていたシンフォギアの皆は逝都に攻撃を仕掛けるも、まるで溶岩のような皮質を前に攻撃が簡単に溶かされていく…!
そんな中、ただ1人…
「………」
クリスだけは攻撃をしていなかった。
ただ黙って目を閉じ、ガトリングもクロスボウへと変化させる。
しかし、側には敵であるレイアがコインをトンファーの形にして構える…!
するとレイアはそのままトンファーでクリスを攻撃する…が、
クリスはその攻撃をクロスボウで防御した…!
「っ⁉︎」
あまりの対応にレイアは目を見開く。
するとクリスは防御したまま、ロックの方に顔を向け…
「いい加減にしやがれーー‼︎この馬鹿兄貴ーーーー‼︎」
「っ…‼︎」
「あ?」
いきなり怒鳴りつけたのだ。
そのままクリスはレイアの事を無視して、ロックを叱咤し始めた!
「それでも私の兄貴かよ⁉︎
自分の事を考えずにいつも私の事ばかり考えて…!
私は!ロック義兄が自らの意思で考えても、何も言わねぇよ‼︎
だから…ロック義兄の力…見せてくれよ‼︎」
そう言いながら叱咤するクリス。その思いに応えたのか、先程まで攻撃を食らっていたロックがここに来て、頭突きで逝都を押し返した!
「何っ⁉︎」
「…ったく。…義妹に説教くらうなんざ、柄にもねぇな…」
そう言いながらロックはゆっくりと、だが着実に立ち始める…!
それを見た逝都は目を見開く。
そこにはボロボロになりながらも、その瞳に強い意志を宿したロックが居たから。
「一気にケリを付けさせてやる…!
クリスの…我が義妹が…俺の背中を押してくれたんだ…!
此処で勝って…お前を、憑友の元へと届けてやる…!」
そう言うと、ロックの周りから大量の水が生成され始めた…!
「"海の王が示す技を今この時を待って開示しよう"」
「へっ!そう来なくちゃ…な‼︎」
そう言うと逝都の前方の床が熱を帯び始めた…!
「"陸の鎮が示す技を今此処で顕現させよう"」
そう言うと2人は詠唱を始めた…!
「"海の王在りし所にこの技有り"」
「"陸の鎮居るし所にこの技為す"」
「"大いなる水の加護を得て、その技、海の王の証とならん"」
「"母なる大地の加護受けて、その技、陸の鎮の礎とならん"」
「"放つ技は『根源』の至れり"」
「"穿つ技は『断崖』の極まり"」
「「"解き放て…!"」」
そして最後の詠唱と共に、その技が発動した…!
「"こんげんのはどう"‼︎」
「"だんがいのつるぎ"‼︎」
地面から、劔と化したマグマを帯びた岩槍が、ロックを襲い、
上空から大量の水が逝都に向かって一斉に射出された!
その攻撃は同時に命中し、周りを水蒸気が立ち込める…!
やがてその蒸気は晴れ、そこには技の反動なのか、元の姿に戻り、傷口から血を滴り流す2人の姿があった。息は乱れていない。
そうしていると、逝都がにへらと笑みを浮かべ…
「……凄えよ…ロック…せん…ぱい…は…よ…」
そう言い切ると同時に、地面に倒れこんだ。
それを聞いたロックは膝を曲げて、何とか倒れようとしていくのを、所持していた弓を地面に付く事で、何とか耐え忍んでいた。
そんな中、クリスとオートスコアラーとの決着もいつの間にか終わっていた。結果はクリス達の勝利の様だった。
終わった事でロックは何とか立ち上がろうとするとクリスが近づき、肩を組んで立ち上がらせた。
「…いつも済まないな」
「偶には、妹に迷惑掛けても良いじゃねぇ…///」
「…ははは。…なら、甘えるとしようかな」
「お、おう…///」
そう言いながらこの場を後にする一行。
勿論、戦っていた逝都も陰陽兄弟の手で回収し、一行はこの場を後にしようとした…だが、艦内はそれどころでは無かった!
なんと、深淵の竜宮の内部が崩壊をし始めたのだ!
更に、レーダーにはレイアの妹なる巨体が海中を泳ぎながら接近して来ていたのだ!
本艦の方へと戻って来た一同は、その場を後にし離れようとしていると、巨体がもう目の前まで迫って来ていた!
これまでかと思われたその時だった…!
ビィィィーーーーーー‼︎
「⁉︎」
突如、艦と巨体の間を
それを見たS.O.N.G.一同は何が起きたのか分からないままだった。
そうしていると、オペレーターの藤堯が急接近してくる熱源を探知したとの報せが。
何事なのかと、画面の向こうを見た一同は驚きに満ちていた。
そこには、
「グルゥゥゥゥゥ……」
巨体とほぼ同じ高さを誇る、
赤のラインと、黒のボディを持つ、
まるで「怪獣」と言う名を体現している存在が、
画面の向こう側に黙りながら存在していた。
ラストの存在、分かりました?
ヒントは『現実VS虚無』です。
次回は特別篇「クリスマス」と「クリスのハッピーデイ」を投稿しますので、宜しくお願いいたします。
2016/6/30までに出たキャラが一応参戦してますが、7/1以降のキャラが今の所、出ていません。なので、以下の作品から選んで下さい。 1位のタイトルは外伝として投稿しようかと思います。
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けものフレンズ(2017)
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バトルガールハイスクール(2017)
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はたらく細胞(2018)
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SSSS.GRIDMAN(2018)
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盾の勇者の成り上がり(2019)