戦姫絶唱シンフォギア〜とある戦士の物語〜   作:かもめカメ

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一日遅れの投稿で、誕生日と同じ番外編!


ハロウィンです!まさかのです!

10月31日

 

この日付を聞いて思い当たる者はいるだろうか?

 

…え?サブタイでモロバレ?…ご最もだ。

 

そう、この日は、子供達には楽しみの一つでしかない日…ハロウィンである!

 

そしてそれは、まだ学生である響達「シンフォギア」勢と、憑友達「精魂導師」勢も楽しみにしているのである。

それはもう、1週間前から準備をしていた程である…

だが、彼等のハロウィンは楽しむだけとはいかなかった…

 

 

ー1週間前ー

 

「ハロウィン!ハロウィン〜!」

 

そう言いながら浮かれているのは、この作品のヒロインにして、原作主人公である立花響である。

そんな彼女の後ろには微笑みつつも、半ば呆れている幼馴染兼ある意味ヒロインとも言える本妻ヤンデレこと小日向未来と、

この作品の主人公にして、〔半幽霊〕として約3年も居続けた響と未来の幼馴染の人絆憑友が溜め息を零しながら響に対して呆れていた。

 

「全く…食べ物に関するのは勿論だが、幾ら何でも浮かれすぎじゃないのか?」

 

そう呟きながら溜め息を零す憑友。

響はそんな憑友の言った事は全く聞こえていないのだが…。

 

そんな響を見た憑友はまたしても溜め息を零す…。

…もう一度だけ言っておこう。

この溜め息ばっかりついてるこの少年が、この作品の主人公…人絆憑友である。だが…今の彼にそんな威厳のあるオーラなんて一欠片すらなかったのであった。

 

そんな憑友を宥めるのは響と憑友の幼馴染で、ヤンデレ気質の良妻こと未来さんである。

そんな3人のやり取りを見ていたクラスメイトの創世と弓美と詩織の3人組は相変わらずだなぁと感じながらもそれぞれの話し方をしつつも、内心苦笑いをしていたのは言うまでも無かった。

 

「…そういえば、最近ある噂が流れてるんだけど?」

 

「ある噂?」

 

「?」

 

すると弓美がここ最近になってちらほらと流れる噂を話し始めた。

 

「なんでも、毎年この時期になると、此処の近くにある森林に子供達が入っていくんだけど…

その子供達にお菓子をあげる魔女の格好をしたおばあさんがいるお家があるのよ」

 

「魔女の格好をしたおばあさん?そしてそのおばあさんがいるお家?」

 

「うん。で、そのおばあさんは子供達にお菓子をあげるんだけど、

ハロウィンが過ぎたらおばあさんはおろか、其処に会った筈の家すらハロウィンが終わったと同時に消えちゃうんだって!

まるでアニメみたいじゃない!」

 

「でも、この時期からハロウィンまでって、たった1週間の間しか家が建って、ハロウィンが過ぎたら即無くなるなんて…」

 

「まるでSFみたいな感じだな?」

 

そう言いながら、一同は帰路へと続けたのであった。

 

 

そして翌日。

今日響と未来、憑友の3人はS.O.N.G.の方に足を運んでいた。

その訳は…

 

「アハハ!落武者で来やがった‼︎」

 

「…そう言うお前は、さしずめフランケンシュタインとか言わないだろうな⁉︎」

 

「お?大当たり〜!」

 

「はぁ…」

 

そう言いながら憑友の幼馴染兼男友達である逝都と馬燈はハロウィンの仮装をしていた。勿論、他のメンバーもそうなのだが…

 

「まさか…こうなるなんてな…」

 

「奏も…結構似合ってるな」

 

「お前等もそうじゃねぇかよ…ヴァンパイアさん?」

 

そう言いながら奏と霊風のバカップルはそれぞれ、奏が天使、霊風が吸血鬼もといヴァンパイアの格好をしていた。

そんな2人の元に足音が聞こえて来たので2人は振り向くと…

 

「……」

 

「「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁ⁉︎」」

 

『⁉︎』

 

其処には何故か甲冑を身に着けた者がおり、あまりの迫力に2人は叫ぶとプツンッと、何かが切れたような感じでそのまま2人は地面に後ろから倒れた。霊風に至っては口から泡を吹く始末。

それを見た甲冑を身に着けていた者は慌てており、そして先程の悲鳴を聞いた一同が部屋へと入って来て…

 

『ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁ⁉︎』

 

と、今度は入って来た皆まで驚く始末。

そして最後に部屋へと入って来た憑友とS.O.N.Gの司令にして響・憑友・逝都の師匠である源十郎は甲冑を着た者に向けて溜め息を零していた。

そして源十郎はその甲冑を着ていた者を見て呟く。

 

「全く…親子揃って堅物だな…翼」

 

『え⁉︎』

 

突然の爆弾発言に驚く一同。

すると甲冑は自ら、顔まで覆っている兜を外す。

すると其処には青髪が印象の少女にして、"Δウイング"の1人。そして一行の仲間・風鳴翼が顔を出していた。

 

「す、すみません…叔父様」

 

「俺に謝るよりも、奏と霊風の奴に真っ先に誤っておけよ?おかげで失神までするとは…

いや、それよりも、霊風があそこ迄に陥るとは…」

 

そう言いながら源十郎は霊風の方を見やる。

其処には未だに口から泡を吹いてる霊風が其処にいた。

 

「霊風先輩…もしかして、落武者が苦手なんじゃ…?」

 

『(いや、此奴は元からホラーがダメな奴だ。

まだ現実味がある方がまだマシなようでな。お前を見て平気だったのはその為だろう)』

 

「(なるへそと同時に、説明どうも)」

 

…まさかの弱点が暴露された日であった。

因みに憑友の身体内にはフィーネがいるのだが、相も変わらずと言った所である。

もし彼女が現世にいたら、恐らく露出高めの魔女として君臨していただろうと憑友はそう感じていた。

その後、なんとか失神から回復した2人も加え、皆は着々とハロウィンの仮装の準備が出来つつあった。因みにどんな仮装かと言うと…

 

 

セレナ 小悪魔

奏 天使

未来 赤ずきん

切歌 死神

調 黒猫

クリス ウサギ

響 オオカミ

エルフナイン ウィルオウィスプ

キャロル ミイラ

零 悪魔

翼 鎧武者

馬燈 落武者

逝都 フランケン

霊風 ヴァンパイア

憑友 ゴースト

黎雷 魔法使い

光聖希&闇呪怨 ジャック・オー・ランタン

ロック 堕天使

緒川 何故か天狗

藤堯&友里&牧藁 ゾンビ

源十郎 魔王

 

となっているのだが…

ただ1人…マリアだけはヤバかった…両方の意味で。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「如何して私はサキュバスなのよ⁉︎」

 

 

 

 

 

そう言いながら恥ずかしがるマリア。その格好はと言うと、肌が露出し過ぎと言うよりも、この時期にその格好だと寒くないのか⁉︎と言っても過言では無い格好を今のマリアがしていた。ほぼ全裸に近いのである。勿論、マリアはその格好で身体全身を使って身を固めようとする。

だが、それが逆効果だとは言うまでも無く、

 

「ブフォッ⁉︎」バタン!

 

『兄貴(零)⁉︎』

 

現に零がマリアの格好を見て鼻血を勢いよく放出した。

漫画の場面で良くある「鼻血の勢いだけで地面に倒れる」と言う描写である。

 

…と言うよりも、マリアをこの格好にさせたのは誰なのだろうか?

 

「…マリア姉さん。その服、何処から持って来たの?」

 

と、代表して我らが主人公である憑友が恐る恐る聞いて見た。

 

「…マムから」

 

「ナスターシャさん⁈」

 

『マム‼︎』

 

…oh…まさかの彼女達の母親的存在・ナスターシャ博士のおさがりだった。

…と言うよりも、博士も以前これを着ていたと言うのか⁉︎

 

「まさか…ナスターシャさんもこれを?」

 

「いいえ。マムはハロウィンの時、毎年魔女の格好をしていたから…」

 

「…うん。そっちの方がしっくりしてくるね」

 

…んじゃあ、この服…誰が着ていたんだろう?

 

ーーーーーー

一方、とある場所

 

 

「へっくしゅ!…?」

 

「如何した?ジャンヌ?」

 

「誰かが噂されていたような…気の所為だよね♪」

 

…まさか…ね?

ーーーーーー

 

そして一通りみんなの仮装が揃って来た所で、一同は休憩を始めた。

勿論OTONAの皆さんはそう言う訳にも行かず、皆よりも先に仕事へと戻った。

そして今この場には響を始めとした『シンフォギア装者』と、憑友達『精魂導師』そしてキャロルとエルフナインが其処にいた。

 

何気ない会話をしていると憑友は昨日の帰りの弓美の発言を思い出したのか、皆の前で弓美が言っていた事をありのままに話した。

 

「ふーん…魔女のおばあさんね…」

 

それに応えるかの様に響を始めとした憑友の幼馴染は頷く。

 

「…まさか怪獣だったりしてな!」

 

「それは無いのでは無いのか?」

 

冗談を言って場を和ませようとする零。

しかしその冗談ですら通じないキャロル。

だが、この話を聞いた霊風は顎に手を添えて考えていた。

 

「…あり得る話かもな」

 

『えぇ⁉︎』

 

冗談のつもりで言った零すらも驚く程、皆は霊風の発言に驚いていた。

すると霊風は転生者としての記憶からある話を始めた。

 

 

「これは俺がまだ転生する前の話なんだけど…

【かつて、毎年ハロウィンの夜に世界中のどこかで魔女のおばあさんがいるんだけど、ブラックホールのように空間を歪ませて次元を移動する事が出来る様でな。ある組織によって居場所を突き止められ、窮地に陥ったおばあさんは悍ましい姿となりて巨大化したんだ。

巨大化した魔女のおばあさんの目的は子供達をお菓子漬けにして、廃人のようにしてそれを快楽として楽しんでいたんだ。

そんな時に、1人の青年が駆けつけて、光の力宿りしアイテムを使用して、巨人となって戦ったんだ。

苦戦を強いられたんだけど、なんとかその悍ましい姿へと果てたおばあさんを倒した巨人。

そしておばあさんが掛けたお菓子を食べていた子供達は元に戻った。】

と言う話なんだけどな?

こんな風に、おばあさんの正体が実は怪獣であったと言う話を前世で聞いた事があるんだ」

 

「な、なんだか物騒デス…」

 

「でも、それは前世の話だよな?」

 

「まぁな。でもテレビであった所謂フィクションものだから、この世界では有ったりする事もあるかもしれないんだぞ?」

 

その話を聞いて一同は色々な感情が渦巻いていた。

ただ1人…

 

「…」

 

「?如何したの、兄さん?」

 

「!…何でもないよ。憑友」

 

憑友の兄にして、『雷の魔術法師』と呼ばれる者…ライジン・V・エレクロニングこと人絆黎雷だけは何かを考えていた。

 

 

ーーーーーー

それから5日経った。

S.O.N.G内では今、緊迫した空気に包まれていた。

理由はこの間までに、子供が行方不明になる事件が勃発していたのだ。

子供の数は最低20人が確認されており、未だに捜索し続けられていた。

幸いなのは、遠方からやって来た子供達が行方不明にはなっていなかった。

だが、一般人からの証言があった。

曰く…

 

「都市伝説になっている森の中に子供達が入っていたのを見た」

 

と言う唯一の手掛かりが浮上したのだ。

それを聞いた警察は一斉にその話に出て来た森に入り、捜索したが、

何も手掛かりすら見つからず、終いには更に行方不明の子供達が増える一方になっていた。

それを聞いた事務次官はS.O.N.G.に要請を下したのだった。

そして一行はペアになって、捜索した。

だが、肝心の子供達の背後すら見つからず、そしてとうとう…ハロウィンの日がやって来てしまったのであった。

 

因みに今回も森の中を捜索するのだが、今回の皆の格好は、用意していたハロウィンの仮装での姿である。

因みに友人3人組も仮装しながらハロウィンを楽しんでいるのだが…

 

「なんで、私だけ…」

 

そう言いながら創世は落ち込んでいた。

理由は勿論…ハロウィン仮装である。

その衣装がまぁ…奇抜い。

一言で言うなら、「露出高めのビースト」と言っても過言では無い。

因みにその姿を見ていた零は「あれ?どっかで?」と思い出そうとした所、カードから具現したマシュの大楯でK.O.されて頭の周りを星が回り、対して大楯で殴ったマシュの顔は耳まで真っ赤にして、恥じらっていた…如何やら創世の着ている衣装が影響してあるようだ。

…因みに弓美は好きなアニメである電光刑事バンの格好をしており、

詩織はシンデレラの格好をしているのであった。

…明らかにコスしただけだよね?弓美さん?

 

因みに落ち込んでしまっている創世には、未来と響が立ち会う事にした。

 

相も変わらずと言った空気の中、憑友はキョロキョロと辺りを見渡していた。

それに気づいた奏が話しかける。

 

「如何したんだ?」

 

「あ、奏さん。

黎雷兄さんを見かけませんでしたか?」

 

如何やら黎雷を探しているようだ。

 

「?いや、まだ今日は会って無いぞ?」

 

「そうですか。…ありがとうございます」

 

奏は見ていない事を示唆すると、憑友は頭を下げつつ、お礼を言うと今度は違う方へと探し始めに行った。

 

 

それから数時間が経った。

辺りの活気も大分大人しくなり、もうじき帰る時間になろうとしていた頃。

S.O.N.G.の面々は一度集合した…だが。

 

「あれ?憑友は⁉︎」

 

響の一言で皆が辺りを見渡す。

其処には憑友がいなかったのだ!

 

「そういえば彼奴…黎雷の事を探していた様な…まさか!」

 

「黎雷を探して、まさか魔女のおばあさんに…!」

 

不安がよぎる一行。

すると未来はふと空を見上げた。

「あれ?」と言う声を出した。それに気づいたクリスから「如何したんだよ?」と言いかけると、未来は空に浮かぶある場所に向けて指を指した。

 

「月が…」

 

「月?月が如何し…た…⁉︎」

 

クリスは未来が指を指した場所に向け、そして目を見開いた。それに気づいた皆も未来が指した場所に目を向け、そして驚愕した。

其処には…月がパンプキンの形になっていたのだから。

 

「まさか…!」

 

それに気づいた霊風はなんと森の中へと入って行ってしまったのだ!

それに気づいた一行は急いで後を追う!

友人3人組はこの場に待機する様に命じている。

もうすぐ緒川と言う頼れるお兄さんがやってくるので。

 

 

さて、霊風の後を追う一行。

途中はぐれそうになったが、なんとか霊風の姿を捉える事に成功した。

そして代表して奏が霊風に話しかけようとすると、霊風達の前に一軒の家が建っていた。

因みにこの森には何一つとして、家が建っていると言う情報はこれっぽっちも無い。

あからさまに怪しい家なのだ。

 

「まさか…彼奴ら!」

 

そう言うと霊風は急いでその家の中に入っていき、響達も慌てて後を追った!

 

家の中に入った一行が目にしたのは、意外にも隅々まで手入れされた豪邸に並ぶ風格が漂っていた!

 

「これは…一体…?」

 

「…?ねぇ、切ちゃん?」

 

「如何したデスか?調」

 

「あれ…憑友先輩じゃ?」

 

『え⁉︎』

 

そうこうしていると調がなんと憑友を発見し、皆はその方角を見ると、其処には憑友が何故か笑っていた。

皆は恐る恐るその憑友がいる部屋の方へと足を踏み入れる。

そして、霊風の合図で一斉に侵入した!

 

「大丈夫か⁉︎憑友…って、あれ?」

 

霊風はその光景を見て、素っ頓狂した。それは勿論、一緒に侵入した一同もだった。

何故なら…

 

魔女のおばあさんが、子供達と一緒に遊んでいたのだから。

 

「あれ?霊風先輩?それに響達も!如何したんですか?」

 

「いや、それよりもこれはどう言う事だ?」

 

「それは俺が説明しても言いか?」

 

そう横やりに聞こえてきた声のだが方に振り向くと、其処には憑友の兄である黎雷が立っていた。

そして黎雷は事の詳細を教え始めた。

 

 

 

それは黎雷がまだ《雷魂導師》になる前の事。

 

彼がいつもの様に、パートナー『英雄』である朱乃の指導を受け終わり、帰路につこうとした時に、彼女…魔女のおばあさんと唐突に出会ってしまったのだ。

ただ、その時は「魔女のおばあさんでは無く、魔法少女だった」と黎雷談。

なんでも彼女はかつて、この世界とは別の世界で、子供達を廃人にしようとした異次元人「ギランボ」と言う種族で、

ハロウィンの夜に出現して、食べた者に悪夢を見せるキャンディ(催眠ロリポップ)を子供たちに配り、それを食べた子供たちを巨大なパンプキンで異次元へ連れ去り夢を吸い取って廃人にしてしまうと言う存在だと言う。

だが、彼女はそんなやり方はしなかった。

現に彼女の側では行方不明になっていた子供達が魔女に扮する彼女と一緒に遊んでいるのだから。

 

「…じゃあ、なんでこんな事を?」

 

その話を聞いたマリアがそう聞き返す。すると黎雷は意外な言葉を発した。

 

「彼女は…人間の友達が欲しかっただけなんだ」

 

人間の友達。

つまり、彼女は友が欲しかったのだと。

だが、彼女にはある欠点があった。

ハロウィンの時期にしか姿が出せないと言う事だった。

 

「そんなら、そうと一言言えゃいいのによ」

 

「さっき言ったよな?あの人の声が聞こえるのは、ハロウィンの時期で、しかもハロウィンを楽しみにしている子供達だけだと。

俺は以前から交友関係が有ったから普通に入ってこれたけど、まさか憑友が此処に来る事は完全に予想外で、お前達も来るとは予想も立ててはいなかったがな」

 

「あら?黎雷。貴方のお知り合い?」

 

そんな風に話していると、先程まで子供達と遊んでいた魔女が近くに寄ってきた。

…だが、その容姿が明らかにおばあさんでは無く、1人の女性の間違いなんじゃ無いのかと間違える程の美貌を持っていた…!

 

黎雷は魔女に先程までの話を軽くだが説明すると、魔女は自己紹介した。

 

「私は異次元人ギランボと言う種族名で、名前はウイッチ。

 

黎雷から話を聞いたと思うけど、私はハロウィンの時にしかこの場所でしか現れないの。

子供達と遊ぶのが大好きなの。でも、そんな子供達の事を待っている親御さんが心配させてしまっている。そう言う自覚はあるの。

でも、私…ハロウィンが過ぎれば、また来年まで子供達とは遊ばなくなるの。

我儘なのは分かってる。けど、私…人間の友達が欲しかったの!」

 

その話を聞いた一行。

勿論、それに反応するのは人助けで勝手に動く響と、そんな響に吊られ続け終いには自分にまでその人助けの癖が付いてしまった憑友だった。

 

2人は意見を述べると、皆は納得したのか、その案を受け入れた。

それは…ウィッチと日を跨ぐまで遊び尽くすと言う事だった!

幸いにも、この洋館には様々な遊び道具があった事と、洋館の大きさが大勢で遊んでも楽しめるぐらいのスペースを確保していたのであった。

 

そして皆はハロウィンの格好をしながら、ウィッチと遊び尽くした。

 

そして…終わりの時はやってきた。

 

 

キーン…リィーン…!

 

少し変わった様な音が洋館内を響いた…如何やら時計の知らせの様だ。

 

「さぁ、皆んな!ハロウィンは終わりよ!パパやママの所に帰りましょう!」

 

それを聞いた子供達は「はぁーい!」と返事すると、そのまま魔女が既に用意した魔法陣の中へと入って行った。

ウィッチ曰く「転移先を子供達のお家に自動的に転移させる魔法陣」との事だった。

 

「今日はありがとう。お陰で良い思い出が出来たわ!」

 

「こちらこそ!良い思い出が出来ました!」

 

「こっちはちょっと複雑な気分だったけど、悪い気はしねえな!」

 

そう言いながら皆は今日一日の事を楽しめた様だ。

それを見た黎雷は今までとはうって変わって笑顔を見せていた。

そして響達も帰ろうとすると、ウィッチが「ちょっと待って!」と制止させる。

 

「なんだよ、こんな時に?」

 

「ハロウィンといえば?何かしら♪」

 

「ハロウィン?…あ!」

 

ウィッチの言った言葉に響は思い出した。

ハロウィンといえば、やはりアレが無くてな意味が無いという事を。

そして響の反応を見て、一同も如何やら思い出した様だ!

そして目を見て、そしてウィッチに向けて皆んなで言った。

 

「せーの…!」

 

『トリック・オア・トリート‼︎』

 

「まぁ♪うふふ♪

じゃあ皆んなには…お菓子をいっぱいあげちゃうわ!」

 

そう言ってウィッチは魔法陣から大量のお菓子の雨を降らせ、皆に配られた!

そしてウィッチは、「また来年も会いましょう!」と言って、光を発すると、響達は目を開いた。其処は先程の森で、もう其処にはあの家は無かった。何せ、時刻は午前0時30分。

ハロウィンはもう、終わっていたから。

 

だけど、彼等はまた来年も…ウィッチのいるこの森にまた行くだろう…

今度は、お菓子をいっぱい持って…




今回登場した異次元人ギランボは、
『ウルトラマンティガ』に出てきた存在で、彼女は人間の友達が欲しかったと言う設定にしてます。勿論、心は優しくて、ハロウィンの時期だけですが、行方不明になっていた子供達の面倒を全て1人でこなしていた母性のある魔女系異次元人さんです!
何気にウルトラ怪獣の中で、「ハロウィン」に関する怪獣・宇宙人ってのはあまりいないので、ギランボが出た時は意外だなぁと思い、この作品で出しました!後悔はない!

お話の方も頑張って進めますので、宜しくお願い申し上げます!

第2弾。ゲーム版です。以下の中から選んで下さい。1位の作品とのコラボ回を作ります。 尚、一部ですが、略称名で入っているので注意下さい

  • ペルソナ5(2016)
  • ゼノブレイド2(2017)
  • アズール・レーン(2017)
  • アリス・ギア・アイギス(2018)
  • リリスパ リリフレ(2019)
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