本当は昨日出したかったのですが、間に合わなくて申し訳ない。
そして未来さんの活躍がまさかのZERO〜。
駄作なのでさらっと読んで下さい。
ーーーーーーSIDEto憑友
「憑友〜〜!」
不意に聞こえてきた声に俺は呆れていた。
徐々に後ろから近づいて来る声の主。 俺はそのまま振り返らず、学校指定のカバンを揺らす。そして…
ポカンッ‼︎
「あ痛っ⁉︎」
「ビンゴ」
案の定、俺のカバンアタックを頭で受けた声の主…響が頭を抑えて蹲った。
このやり取りは最早お馴染みと言っても過言では無くなったので、こういう風に相手が来た瞬間にやられるパターンも見慣れたのだが、被害者である響はいつになっても変わらなかった。
響とは
まぁ、響の世話は未来がなんとかしているだろう。
俺は俺で、キャロルの世話をしているので、響はいい加減、依存するのを辞めて欲しいものだ…人の事言えないのが否めないのだが。
因みにキャロルは今、S.O.N.G.に預けてる。まだ1人にするのは良くないしな。そう思っていたら…なんか物足りない様な…?
…?よく見てみれば、未来がいない?
「?未来は?」
「未来なら先に行ったよ。今日日直みたいだから」
なるへそ。それならば仕方ないか。
「それよりも憑友!明日どうしよう…」
「明日?」
はて?何か有ったかな…
「明日…未来の誕生日だよ?」
………っ‼︎
しまったーーーーーー‼︎」
「⁉︎」
完全に忘れてたーーーーーー‼︎
ハロウィンのあの騒動から1週間しか経っていないのに、完全に忘れてたーーーーーー‼︎
ヤバい!ヤバい!ヤバいったらヤバい‼︎
未来さんの黒いオーラを発しながらニコニコと笑顔を見せているのが安易に想像出来ちまう⁉︎
どうしよう〜〜‼︎
ーーーーーー
そうこうしている内あっという間に放課後になってしまった…
身体では一応、今回の授業の内容は覚えていた。現に書き記したノートには2P分びっしりと書かれている。
だが、頭の中では「未来にどんなプレゼントをやろう…」と言う思考しか考えていなかった。
そのおかげか、先生からは「ボォーとしていたのに、ちゃんと書いていたので、皆さん若干引いていましたよ…。
現に私も若干引いていますが…」と言われる始末。すみませんでした。
さて、未来に渡すプレゼント…何にしよう…
そうやってボォーと、上の空で見ていたら、俺の視界に白く透き通る雪色の様な髪が視界を塞いだ。
「何こんなとこでやってんだ?」
「クリス先輩…」
言わずもながら、短気っぽくて、ツッコミ役で、なんだかんだで後輩には優しい頼れる先輩である雪音クリス先輩が俺のこの上の空の視界に入って来た。
…物は試し…とは言わないが、敢えて言ってみようかな。
「実は…」
そう言って俺はありのままの自分の現状を話した。
それを聞いたクリスは頭を掻きながら俺との話を聞いていた。
「彼奴の誕生日…明日なのかよ」
…そう言えば先輩、未来には何気なく頭が上がらない様だ。
曰く、ルナアタックの際に、衰弱していた所を助けられたとかどうとか。
…未来さんいや、
「…私も彼奴には借りがあるしな///」
そう言いながら恥ずかしつつも頭を掻く先輩。
ロック…義妹を愛している理由…何となく分かった様な気がする…
だって、こんな表情見せたら、反則だもん。
まぁ、今はそれを置いておいて、話を進めた結果、クリス先輩と一緒に未来の誕生日プレゼントを探しに行く事になった。
ーーーーーー
ガヤガヤガヤガヤ…!
夜に差し掛かる学校近くの商店街。そこは昼間と何ら変わらないくらい活気に満ち溢れている。
それもその筈、この商店街は「最新を取り入れつつ、古き物を更に活かす」と言う正に「温故知新」と言うことわざを体現化させた様な場所で、今でも老若男女に愛されている。
創業したのが確か、俺の親父の祖父ーー俺からみれば曾祖父さんーーがまだ子供だった頃だから…約100年の歳月をかけたと言う事が良く分かる。その証拠として、商店街の一部が風化している場所があったりしている。
そんな活気に溢れた商店街を俺はクリス先輩と一緒に明日の未来の誕生日プレゼントを買う為に探している。
だが、「これだっ‼︎」と思えるようなプレゼントが思い浮かばない。
クリス先輩は既にチェーンネックレスを購入している。「ロケット」と呼ばれる中に写真や絵を納めるアクセサリーの一種と一体になっているのを購入していた。
同じ物をやる事が出来ない以上、俺はクリス先輩のチェーンネックレス以外のを探さないといけない。
そんな風に考えていると、ふいに横に視線を向け…そして停止した。
「…?如何したんだ、憑友」
先行していたクリス先輩が俺の気配がしない事に気付いたのか、俺の所まで駆けて来た。
俺はそのまま視線を向けた場所に向けて指を指した。
そこには無数の「時計」が壁一面にぎっしりと詰め込まれており、全ての時計が1秒1秒…時を刻んでいた。そうだ…まんま時計屋である。だけど、その場所に俺は惹かれていた。
「…取り敢えず、入ってみるか」
「はい」
そういうと俺達2人はその店の中に入った。
「ごめん下さい」
「…いらっしゃい」
そこには初老の男性が黙々と時計修理をしていた。
「お、お邪魔しても?」
「構わんよ」
一応許可を貰った俺達は、取り敢えず男性の仕事を邪魔する訳にはいかないので、一言だけ断りを入れると、そのまま店の中の時計を見てみた。
そこには様々な時計が無数に張り巡らせているのだが、全部、1秒1秒…きっちりと全部が一緒になって時を刻んでいた。
それをみた俺はそのまま「凄い…」と声に出して感動に浸っていた。
「…それで、ご用件は?」
と、ふいに聞こえて来た声。
振り返ると、初老の男性がそこにいた。如何やら修理は終わった様だ。
そこで俺はその人にここまでくる経緯を粗方だが、お話した。
ーーーーーー
「…成る程。
君は明日が誕生日の幼馴染にプレゼントを贈りたい。けど、此処に来るまでに何1つ見つけられなかったと?」
「はい。そしたら、此処を見た時、何故か惹かれてしまって…」
「あはは。そうかそうか。
私の時計は人の心まで惹かれるとは…
初対面だが、君は凄い子だ。
よろしい。ちょっと待ってくれ給え」
そう言うと男性は俺達2人をカウンターの方にて待っている様に示唆すると、奥へと消えた。
そして1分後には何かを持ってやって来た。
そして男性は俺の手を持ち、男性が持っていた物を俺に手渡した。
「…懐中…時計?」
それは懐中時計だった。
だけど、時計とは思えない程、機械的な雰囲気を纏わせない代物だった。
けど、どこか古ぼけていた。現に鯖らしき物も付着していた。
「ははは。これは私の事を好きだと言ってくれた人が私にくれた代物でな。
もうその人はいつの間にかこの世を去ってしまってね。
私もそろそろその人に甘える訳にも行かなかったから、ちょうど良かったのだ。
…目を閉じて、その子の想いをその時計に向けて強く念じてみなさい」
「強く…」
そう言われて俺は目を閉じて持っている時計に未来の事を念じてみる。すると、時計がほんのりと暖かく感じる…!
「⁉︎これは一体…⁉︎」
?クリス先輩が驚いている?
俺はふと目を開けるとそこには金と銀そして銅のチェーンがあしらった懐中時計がそこにあった。
しかも、よく見てみれば、銀には若干だけ、紫色の色合いも入っている。
金の方は黄色の色合いが若干だけ入っているし、銅の方は赤の色合いも見せていた。
それを近くで見ていたクリス先輩も深々と覗き込む。やっぱり何か惹きつける奴なのかもしれない。
「ははは…!
その時計は"想い呼びし懐中時計"と書いて、"イマジナリーウォッチ"と呼ばれる代物だ。
大事にさせてあげてくれ。儂がこの時計屋を始める切欠を生んだ大事な時計だからな…」
『…⁉︎』
そう言われ顔を上げた時には、既にその時計屋は無かった…!
まるで最初からそこには無かったかの様に。
そうしていると、作業員のお兄さんが「君達、此処は建築作業している所だから、早く退避して!そして速く帰りなよ!」と言って来たので、クリス先輩と共に謝りつつ、退避した。
後から聞いたのだが、あの時計屋は数十年前に家主である初老の男性が部屋の中で時計に埋もれて死んだと言う奇妙な事故を起こしていた。
そこの時計屋は商店街の中でも一際賑やかな雰囲気を醸し出していた。仲の良いおしどり夫婦が二人三脚で暮らしていたんだそうだ。
だが、女性が先に逝くと、男はたった1人で時計に没頭する様になったそうだ。まるで人間から一定の動作しかしない人形に成り果ててしまったかの様に。
そしていつの間にか、男性は息を引き取っていた。まるで先に逝かせてしまった妻の後を追いかけるかの様に。
その時、彼の手には懐中時計が握られていたのだとか…。
金と銀と銅。三色の色合いが歪み合わずに程よく、彩りを見せていたのだとか。
だが、発見された時に懐中時計が埋もれてしまい、その後、見つかる事は無かったそうな…
そんな奇妙な出来事に遭った俺とクリス先輩。
先輩からは「この事はあたしとお前だけの秘密だ。いいな?」と言って来た。勿論、誰にも言うつもりは無い。未来や響達にも…例え親しい仲の人達でも、この話は口を堅くするつもりだ。
…因みに未来の誕生日は大成功したのは言うまでも無かった。
…それにしても、奇妙な出来事だったな…。
第2弾。ゲーム版です。以下の中から選んで下さい。1位の作品とのコラボ回を作ります。 尚、一部ですが、略称名で入っているので注意下さい
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ペルソナ5(2016)
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ゼノブレイド2(2017)
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アズール・レーン(2017)
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アリス・ギア・アイギス(2018)
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リリスパ リリフレ(2019)