戦姫絶唱シンフォギア〜とある戦士の物語〜   作:かもめカメ

25 / 202
これでやっとアニメ3話分を書き終えた〜疲れた〜
でも、まだまだやるしか無いよね…うん。
あ、今回は憑友君、大量変身回!


第16話 溝

ミーティングを終えてから数日。

響と憑友は現在、音楽の授業を受けていた。

 

「憑友君。貴方、中々良い声をお持ちね」

 

「え?…う〜ん…」

 

すると歌声を聞いた先生からお褒めの言葉を貰った憑友。

しかし、自分にはそんな自覚は無いと思っていた。

 

「母親譲り?」

 

「其れはあり得るかも…」

 

「憑友君のお母さん、歌が上手いもんね♪」

 

そんな話をしていると、響はある方向を注視していた。其れを見た憑友はその方向に一瞬だけ見た。

 

「(今のは、翼さんか?そりゃ、あの人もこの学院の生徒だけど…こんな時間に何を…って、響。そのまま見続けていると…)」

 

響がそのまま翼の方を見続けていたので、アイコンタクトをとろうとしたまさにその時。

 

「立花さん‼︎」

 

先生からの怒声に響は変な声を上げて、未来に心配されてしまったのであった。

其れを見た憑友は頭を抑え込んでいたのは言うまでも無い。

 

そして昼休み。

憑友は響と未来とそして響の友達である創世達と共に芝生のある所で昼食を食べていた。

因みに今回の料理は憑友が呼び出した存在・ルドガーのお手製料理であった。

 

因みに響はまだレポートの途中であった。

 

「人類は呪われてる!寧ろ、私が呪われてる!」

 

そう言いつつ、創世と弓美の2人に弁当を食べさせてもらいつつ、レポートを書いていた。

 

「行儀悪い事するなよな…自称呪われボディ」

 

「ほら、お馬鹿な事やってないで。レポートの提出は今日の放課後よ」

 

「だはら、こふひて、へんはぁいにいとぉむでりゅんだひょ(だから、こうして限界に挑んでるんだよ)」

 

「食べるか、話すか、その何方かにしろよな」

 

そう言うと響は一気に喉の奥まで口の中に入れていた食べ物を飲み込んだ。

 

「ふぅ…そう言う憑友は如何なのよ⁉︎私よりも多い癖に!レポート間に合うのかな〜?」

 

「生憎、俺の分のはこれは1年次分のレポート分全部だぞ?」

 

『・・・え?』

 

その言葉に憑友以外の皆が唖然としていた。

 

「定期的に出しているからな。

後はもう1月分からのレポートを書けば其れで終わり」

 

「嘘〜⁉︎いつも一緒にいるのに、如何してそこまで出来るの⁈」

 

「さあな〜?」ヒュー♪ヒュルル〜♪

 

「今完全に見下したよね⁉︎」

 

そう言っていると、創世達が弁当を食べ終えて、その場を後にしようとした。

話の内容から屋上でバトミントンをする予定だそうだ。

そして未来も3人に誘われたが、未来は響のレポートの手伝いをする事になっていた為、そう言うと響が涙目になっていた。

其れはもうまるで仲良しという度合いを過ぎていた。

 

「んじゃ、憑友は?もうそこまでレポート終わってるなら…」

 

「あははお気持ちはありがたいんだけど、このレポートを書き終えなきゃいけない理由がこの馬鹿に関連してるので、如何しても…」

 

「其れって、私の事⁈」

 

「他に誰がいる‼︎」

 

「うう〜…私呪われてるかも…」

 

「いや、俺が呪われてるから…」

 

そうこうしつつも、放課後。

未来と憑友は響を待っていた。

すると響がようやく職員室から出て来たので、

2人は如何だったのか聞いてみる事にした。

 

「先生はなんて?」

 

「壮絶に字が汚すぎるって」

 

「そうじゃなくて、提出出来たのかって聞いてるんだけど?」

 

「時間過ぎてたけど、レポート受け取って貰えたの?」

 

2人にそう言われた響だが、

 

「今回だけは特別だって!」

 

「んじゃあ、次回からはちゃんとやりなさいと言う事だな」

 

「うぐっ…痛い所突かないでよ〜。

…でも、お疲れ〜!」

 

そう言って、響は2人にハイタッチしようとしたが、先生に怒られたのは言うまでも無かった。

すると、未来がカバンを取りに行ってくると行って来たので、憑友も同行する事にした。

 

1人だけになった響。しかし、そんな世の中も

 

pirororo♪pirororo♪

 

「⁈…(ピッ!)はい」

 

その電子音で無残にも崩壊する事になろうとは…

 

ーーーーーー

一方、未来と一緒に教室に来た憑友の方にも連絡が来た。

 

「…!…未来。ごめん」

 

「ん?如何かしたの?」

 

「これから急用が出来てしまったんだ」

 

「…そっか」

 

「ごめんな。響と未来と3人一緒に流れ星見たかったな…」

 

「仕方ないよ。今はそっちの方に専念してね」

 

「…ありがとう。未来って、見ない内に綺麗になったな」

 

「え⁉︎/////」

 

「あ⁈やべ⁉︎…じゃあな!」

 

そう言うと憑友は自分のカバンだけを持ってその場を後にした。

その後、未来はすぐに思考を戻し、響のいる職員室の方へやって来たが、

 

「?……響?」

 

其処にはもう響は居なかった。

 

そんな様子を見ていた存在が1人(?)。

 

『…』

 

其れは憑友の事を陰から見守っていたゆるキャラな幽霊・ユルセンだった。

 

『…ごめんね、未来』

 

ユルセンはそう言うと、未来から離れた。

 

『…思えばこの時から既に未来との間に溝を作り始めたんだよね…

やっぱり何回も味わいたくないや…』

 

そう言いながら、ユルセンは憑友の後を急いで追った。

其れを見ていた青年と少女がいた。

 

「…あれで良かったのかな…」

 

そう言うのは高身長の青年。名はルドガー。

そしてもう1人。

 

「分からないわ。でも、其れがあの子の為に成るんなら、私達は手出しは出来ないわ」

 

そう言うのは、黒髪のストレートの女の子。名はほむら。

 

「…だな。…行こう」「ええ」

 

そう言うと、2人は急いで憑友の後を追っていった。

 

ーーーーーー

 

未来は結局、響に会えず、1人で寮の部屋へと帰宅した。

そして其処にはやはり響は居なかった。

すると未来の携帯から着信が掛かり、未来は其れを見ると響からだった。

未来はすかさず通話をした。

 

「響!貴方…」

『ごめん。急な用事が入っちゃった…

今晩の流れ星、一緒に見られないかも…』

「っ!…また大事な用なの?」

『…うん』

「分かった。なら、仕方ないよ。

部屋の鍵開けておくから、あまり遅くならないでね」

 

ーーーーー

「うん。ありがとう…ごめんね」

 

そう言うと響は電話をきった。それを待っていたかのように、近くに憑友がライドを既に左腕に装着させて待機していた。

 

「…行こう。響」

 

「…うん。…‼︎」

 

そう言うと2人は地下鉄の階段にいた大量の『ノイズ』を見て、怒りを抱いていた。

 

「お前らが来るから…お前らさえいなければ‼︎」

 

『あまり無茶はするな!憑友!響君!』

 

「「分かってる‼︎」」

 

そう言うと響は聖詠を歌い、憑友は右腰のカードケースから一枚のカードを取り出した。

其処には、宙を舞いながら、剣と言うよりカッターの刃物に近い形状の剣で何かを斬ろうとしている青年のイラストがあった…!

そしてそれを装填し、

 

「変身‼︎」

 

レバーを引いた。

 

「Balwisyall Nescell gungnir tron…」

 

ーライド!フォーム…エレン‼︎ー

 

そして響はガングニールを纏い、憑友はカードから現れた存在を纏った…!

 

ー反撃の狼煙、怒りの戦士‼︎ー

 

(挿入歌「激槍・ガングニール」悠木碧)

 

そして憑友は纏うと同時に響に右手を差し出す。響はその手を掴むと、

 

「てめぇらの相手は…俺達だ‼︎」

 

そう言うと憑友は残った左手にグリップらしき物を持つと、そのトリガーを押した。すると、腰についてあった装置からワイヤーが現れるや、そのまま一直線へと飛んだのだ!

 

「此処は任せたぞ‼︎」

 

そして憑友は一旦、響を投げ飛ばしたのだ‼︎

そして投げ飛ばされた響は尻餅をつきそうになるが、なんとか踏みとどまった。

 

そして響を置いていった憑友は奥にいるノイズ達の方へと今現在纏っているエレンの能力《立体機動》を用いて急行して行った。

 

そして急行するや否や、其処から回転斬りで一掃すると、その場に停止。

そしてアブソーバーからカードを引き抜くや、カードケースからまた一枚のカードを取り出し、装填した。

 

「お前らさえ…来なければ…!」

 

すると、そんな怒りに満ち溢れていた憑友に、

 

「待ちな、boy」

 

と、声をかけられ、憑友は後ろを向くと其処には奥州(現在宮城は仙台周辺)を束ねた男・伊達政宗がいた。

 

「何の用だ!」

 

「今のてめぇに、俺は扱えないぜ?

扱えたけりゃ、少しはcooldownしろよな?」

 

「………フゥ。…落ち着け。俺…」

 

「ふっ。さ、ド派手なpartyの始まりだぜ!

Areyouready?」

 

「Yes.understand‼︎」

 

「OK!奥州筆頭・伊達政宗…推して参る‼︎」

 

そう言うとアブソーバーの中へと入り、憑友はレバーを引いた!

 

ーライド!フォーム…マサムネ‼︎ー

 

そして、前方にアブソーバーを構えると、其処から六本の刀を同時に持った伊達政宗がノイズ達を切り刻む。

そして憑友に近付き、憑友はそれを纏った…!

 

ー奥州筆頭!Let'sParty(レッツパーリィ)!ー

 

其処には三日月文様の兜と、青き衣を鎧の上に羽織り、腰に六本の刀を携えた武士の格好をした憑友がいた…!

 

すると、憑友は腰の六本の刀を指と指の間に挟み、そして一気に抜刀きた…!

 

「"WAR DANCE"‼︎」

 

そして其処から大量の雷が迸るや其処から無数の斬撃でノイズ達を消滅させていった!

まるで龍の鉤爪のように。

 

そして、憑友はライドアブソーバーのドライブボタンを叩いた!

 

『ライド・マサムネ!フルドライブ‼︎』

 

すると六本の刀を一旦、一本に戻した。

 

「龍の逆鱗に触れたが、オチだぜmaybe?」

 

そう言うと周りのノイズ達を連続してで斬り付けまくる…!

その度に徐々に一本、また一本と、刀を持って抜刀して行く…!

 

そして最後はすべて抜刀して、

 

「"HELLofHEAVEN"‼︎」

 

全方位に特大の雷が降り注がれた…!

 

すると憑友はすぐに新たなカードを取り出した。

此処一ケ月の内に手に入れたカードだった。

それをアブソーバーに装填、レバーを引いた!

 

ーライド!フォーム…イチカ!ー

 

するとアブソーバーから白い機体らしきものを纏った青年の魂が現れ、憑友はそれを纏った…!

 

ー武士道精神、白式一閃!ー

 

すると、背中から白い翼を模したバックユニットと、手に白い刀らしき武器が所持された。

 

「一気に決める…!」

 

そう言うと憑友はアブソーバーのドライブボタンを叩いた!

 

『ライド・イチカ!フルドライブ‼︎』

 

すると、白い刀からエネルギーが放出され、光り輝き始めた!

 

「うおぉぉぉぉぉぉぉぉ!これで終いだ!

 

"零落白夜"‼︎」

 

縦に一閃したその威力に前方のノイズ達は一掃され、

気が付けば、ノイズはもういなかった。

 

急いで響の所へ向こうとしたら、突然爆発が起こった。

何事かと思って見てみると、明らかに葡萄の様な姿をしたノイズが現れるや、その後、そのノイズが来た場所から衝撃音が聞こえた…!

 

「あんた達が…誰かの約束を犯し…!」

 

「響…⁉︎」

 

其処には響が手を壁に叩きつけていた。

その際に衝撃音が聞こえたのだ。

しかも、亀裂と同時にその壁も凹んでいた…!

 

「嘘のない言葉を…争いのない世界を、」

 

「⁉︎」

 

その時、憑友は感じてしまった。明らかに響では無い何かが其処にいるという事を。

そんな時、

 

「悪い!遅くなった!」

「ごめんなさい。遅くなって」

 

「!ルドガーさん。ほむらさん!

お願いします!」

 

すると憑友は2人をカードケースに入れると、ルドガーの方のカードを取り出し、自身が変身していた姿を解除し、ルドガーのカードを装填、そしてレバーを引いた!

 

ーライド!フォーム、ルドガー‼︎ー

 

そう言うと双剣でノイズを切り裂く青年の魂が現れるとそのまま憑友は纏った!

 

ー銃剣槌士、審判の槍!ー

 

「行くぞ!はあっ!」

 

そう言うと双剣を逆手に構えてアクロバティックな攻撃を連続で繰り出していく…!

 

「"一迅"!"鳴時雨"!"舞斑雪"!」

 

双剣の攻撃が見事にクリーンヒットしていた。まるで確実にダメージを与えるかのように。

そう言うと今度は腰から2丁拳銃を取り出した!

 

「"エイミングヒート"!"タイドバレット"!」

 

2丁拳銃の弾丸から炎と水が吹き出て、ノイズ達は更に一掃すると、今度は何処から取り出したのか、ハンマーを振り回し始めた。

 

「"アッパー・ブレイズ"!"エオリエーネ"!」

 

豪快なハンマー攻撃で、ノイズ達は吹っ飛ばされ、

そしてすかさずアブソーバーのドライブボタンを叩いた!

 

『ライド・ルドガー!フルドライブ‼︎』

 

そう言うとまず拳銃を上空へと投げた!

そして其処からすかさず、ハンマーを振りかぶった!

 

「槌で叩かれ、」

 

するとすぐに剣を逆手に持ち、一閃。

 

「剣で切り裂かれ、」

 

そして回帰一閃。

戻ってきた処を拳銃をキャッチして、乱射した!

 

「銃で撃ち抜かれろ!

 

 

祓砕斬!零水(アヤミ)‼︎」

 

それにより、周りのノイズ達は消えると、其処には響が手で爆発物を防ぎ、なんとか理性を取り戻していた。

 

「⁉︎大丈夫か!」

 

「憑友…!あ、待ちなさい!」

 

「!あの馬鹿!」

 

2人は急いで葡萄の姿をしたノイズを追った。

 

しかし、ノイズはいつの間にか地上へと続く道を作り上げていた。

 

それを見ていた響と憑友。

すると、其処から流れ星が見えてきたのだ!

 

「流れ…星?」

 

「いや、違う…あれは…!」

 

そう言いながら2人は急いで地上へと上がっていった!

 

(挿入歌「絶刀・天羽々斬」水樹奈々)

 

そして2人が地上に這い出てきた頃には、既にノイズは翼の手によって、倒されていた。

それを見た響は、翼に訴えた。自分の中にある何かを。

 

「私だって、守りたいものがあるんです!

だから…!」

 

そう言うと翼が再び刃を向けようとした。そんな時だ…!

 

 

 

「だから?んで、どうすんだよ?」

 

「⁉︎」

 

「誰だ⁉︎」

 

突然、此処にいる皆とは明らかに違う声が聞こえた。

それを聞いた皆は辺りを見渡す。

そうしていると、憑友の隣にユルセンが現れた。

 

『憑友!彼処だ!彼処!』

 

「え?…!」

 

そう言うと、憑友は構えをとった。

そして、2人も憑友の視線の先を見た。

其処には確かに誰かがいた。

しかし、闇夜に紛れて分からなかった。

 

そして月の明かりが照らされ、其奴は現れた。

そしてそれを見た翼は驚愕した…!

それはかつて、自身が弱かった故に起こった引き金の存在…

 

「《ネフシュタンの鎧》…⁉︎」

 

 

完全聖遺物・《ネフシュタンの鎧》を纏った少女が其処にいた…!




憑友「『英雄』達を紹介するこのコーナー」
「今回は俺が今日の話で最初に変身した存在・エレンを紹介しよう」

エレン/カード名【反撃の狼煙 エレン】
属性/炎・人間・斬・剣

巨人に対して怒りを持った執着心がある。
目付きが悪く、近寄りがたいが、友好的に話せば自然と向き合ってくれる。

憑友「自身に備わっている"立体駆動装置"を用いる事で、まるでジャングルの猿のように自由自在に動き回る事が出来る。
うなじを狙った一撃は、まさに鬼神の如く!」

次回
ネフシュタンの鎧

憑友「次回も見てくれよ」

2016/6/30までに出たキャラが一応参戦してますが、7/1以降のキャラが今の所、出ていません。なので、以下の作品から選んで下さい。 1位のタイトルは外伝として投稿しようかと思います。

  • けものフレンズ(2017)
  • バトルガールハイスクール(2017)
  • はたらく細胞(2018)
  • SSSS.GRIDMAN(2018)
  • 盾の勇者の成り上がり(2019)
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