戦姫絶唱シンフォギア〜とある戦士の物語〜   作:かもめカメ

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憑友達の前に現れたのは1人の青年だった…
そして、青年は《水魂導師》ソウルに変身した…!

序盤は彼…青年の視点から始まるので注意!


第18話 水の魂を導く者

先程少女に通信を寄越してきた相手は現在、皆がいる場所から約1000m以上も離れた場所にいた。

 

彼は双眼鏡を見て、今の状況を確認した。

 

「…やはり凄まじいの一言に限る…今日は頼んだぞ、アーチャー。【氷の狙撃手】さん?」

 

「…善処するとしよう。無理な行動は慎みたまえ」

 

「遠距離なら任せて。それと…普通にシノン(・・・)って呼びなさいよね!」

 

「とは言っても、フィーネと大差ない声してるからどうしようも…すみません。言い過ぎましたから。

だから、拳銃を使って零距離射撃だけは勘弁して下さい」

 

青年と話していた2人はそれぞれ返答すると、カードケースの中に入り、青年はその2人のイラストのカードを取り出した。

そう言うと彼は先ず、アーチャーと呼んでいた男のイラストが描かれたカードを左腕のアブソーバーに装填、

 

「変身」

 

そして、レバーを引いた!

 

ーソウル!フォーム、アーチャー!

Unlimited Blade Works!ー

 

するとその力を纏った彼は右手を前方に突き出すや、

 

同調開始(トレース・オン)

 

そう唱えると其処から黒く塗られた弓が現れ、更に一振りの剣が現れた。

青年はその剣を持つと、

 

我が骨子は捻れ狂う(I am the bone of my sword.)…」

 

そう言い放つと、剣がみるみると捻り始め、終いには一つの矢となっていた…!

そしてそれを弓に番え、そして集中して正確に…

 

「偽りの螺旋の剣。その身を矢となりて、穿たん…

 

 

 

偽・螺旋剣(ガラドボルグⅡ)

 

放った…!

 

ーーーーーー

 

グサッ!

「がはっ⁉︎」

 

ーーーーーー

 

それを双眼鏡で確認した青年は、不敵な笑みを浮かべた。

 

「…次へと参ろうか…」

 

そう言うと今度はもう一枚のカードを取り出して、アブソーバーに装填していたカードを入れ替えて、レバーを引いた!

 

ーソウル!フォーム、シノン!ー

 

すると今度は髪が水色で迷彩色に近い色合いの服を着た女性の魂が現れ、青年はそれを纏った!

 

ー氷の狙撃手!敗北の弾丸!ー

 

「…照準準備」

 

すると青年は静かに銃を固定し、うつ伏せ状態になって、女性の愛機である狙撃銃《ウルティマラティオヘカートⅡ》のスコープに顔を覗かせた。

 

其処では、翼と自分の味方である鎧の少女が対峙していた!

そして、近くを見てみると、憑友が立っていた…!

 

「⁉︎馬鹿な⁉︎彼奴の心臓部に確かに狙った筈だ!なのになんで生きてる⁈」

「…いや、今はそれどころでは無いな」

 

そう言うと直ぐに冷静になり視線を元に戻し、狙いを定める…!

 

「"敗北を告げる弾丸の味…その身を以て味わうと良い…"」

 

そう言うと翼にロックオンしたと同時にドライブボタンを叩いた!

 

『ソウル・シノン!フルドライブ!』

「"ブレイジング・トリガー"」

 

そう言うと青年は引き金を引いた!

 

そして弾丸は見る見ると翼の方へと放たれ、そして…

 

 

ジャキィンッ!

 

斬られた(・・・・)

 

「⁉︎何⁈」

 

予想をはるかに超えた斜め上の事態に凝視する青年。

スコープから覗いてみると、射線上に憑友が黒一色のコーデで、これまた黒い片手剣で、銃弾を斬ったようなポージングをしていた!

 

「この距離からの狙撃を…斬っただと⁈」

 

青年は理解不能に陷っていると、隣から現在自分が使用している『英雄』【氷の狙撃手 シノン】が現れた。

 

「彼奴に私の弾丸は効かないわ」

 

「何⁈」

 

「彼奴と言うのは、彼が今変身している『英雄』の事よ」

 

「…知り合いなのか?」

 

「知り合い?笑わせないで。彼奴とは一応、仲間なのよ。

それに、私の弾丸を至近距離でものの見事に真っ二つに斬り落とした唯一の男なんだから…!」

 

そう言うと青年の隣にいた『英雄』・シノンはすぐに消えた。

 

「…相性は最悪と言っても良いか…?」

 

青年がそう呟きながら、スコープを覗いていると、憑友がこちらに黒の片手剣を構えていた。

 

『そんな高みの場所で見物とは、大層腰抜けなんだな!』

 

憑友はそう言い放っていた。その口の動きを見た青年は銃を背中に背負い、一息ついた。

 

「…バレたか。なら、クリスの元へ行くとしよう…」

 

そう言うと、青年は変身を解除するなり、そのビルから瞬時に消えて…

 

ーーーーーー

シュンッ!

 

直ぐにクリスの後ろへとやって来た!

 

「ようやくお出ましか?」

 

「…」

 

憑友の挑発を悉く受け流す青年。

すると青年はカードケースから一枚のカードを取り出した。

 

「⁉︎それは、まさか…⁉︎」

 

憑友が何かに気付くも既に遅く。

青年は直ぐにアブソーバー内のカードと入れ替え、そして…

 

「変身」

 

レバーを引いた!

 

ーソウル!フォーム、フォーマル!ー

 

すると其処から青のカラーリングと水のマークをあしらった魂が現れ、青年はそれを纏った!

 

ーお前らの魂、オレが頂く!ー

 

そして其処に現れたのは、水の力を宿した《精魂導師》…

 

「せせらぐ水の裁き…"水の魂を導く師者"…

 

《水魂導師》ソウル。この場に馳せ参上した」

 

《水魂導師》ソウルの参上だった…!

 

ーーーーーー

 

新たに現れた《精魂導師》の存在を凝視する憑友達。

 

すると青年は、右手から水を作り出すや、其処から弓の形へと変形させた!

 

「俺の名はロック。ロック・アイル。

お前の名はなんだ?《炎魂導師》」

 

「「「⁈」」」

 

すると突然、自己紹介をして来たので、3人は吃驚した。そして、自分の事を聞かれたので、憑友は冷静になって、自己紹介をする事にした。

 

「…人絆憑友。人と絆と書いて人絆(じんさい)

憑依の憑の字に友と書いて、憑友(つくも)

それが俺の名だ…!」

 

「憑友…良い名だ」

 

「え?…⁉︎」

 

そう言うや、なんといきなり弓矢で攻撃して来たのだ!

 

「いきなりは無いだろ⁉︎」

 

「惚けてたお前が悪い」

 

「翼さん!」

 

「⁉︎」

 

避けていると響の声が聞こえて来たので、その方向を見ると、其処では翼と鎧の少女がやり合っていた!

 

すると、少女はそんな響を見たのか、

 

「お呼びでは無いんだよ!

此奴等でも相手してな!」

 

そう言うや鎧の少女は腰に携えていた弓なりの形をした武器を響に向けて放った!

すると其処からノイズが操られて響の元に現れた!

 

「あれは…ソロモンの杖⁉︎…!」

 

「余所見を見る暇があると思ったか?」

 

それを見た憑友は助けようとしたが、ソウルの射撃によって安易に合流出来なかった!

そしてそのまま響はノイズに捕まってしまった!

 

「っち!ならば!」

 

そう言うや、憑友はカードを取り出してはアブソーバー内のカードと入れ替え、レバーを引いた!

 

ーライド!フォーム、オ・レ!ー

 

すると其処から赤のカラーリングと炎をあしらった魂が現れ、憑友はそれを纏った!

 

ー英雄の魂、オレに宿れ!ー

 

そして纏った憑友は拳同士をぶつけ、其処から炎を吹き出した!

 

「その炎は灼熱のプロミネンス!

"炎の魂を導く師者"!

《炎魂導師》ライド!見参!」

 

そう言うや拳を構える憑友。

それを見た青年…ロックはすぐに弓矢の射撃攻撃を連射した!

 

それを見た憑友は拳で全て叩き落とした!

 

「…ほぅ…少しはやるようだな?

水で潔く鎮火されれば良いものを」

 

「生憎、そんな程度の水温じゃ、俺の火力ではすぐに蒸気となって消えるのがオチだぜ!」

 

そう言うと、それぞれ自分の得物を構えた!

 

炎魂導師と水魂導師。

同じ師者が戦う異例の展開が始まった…!

 

続く!




憑友「『英雄』達を紹介するこのコーナー」
「今回は遂に初邂逅した男・ロックが今回使用したカードの1人・シノンを紹介しよう」

シノン/カード名【氷の狙撃手 シノン】
属性/氷・人間・射・銃&弓

アーチャーよりも劣るが、それでも屈指の実力を誇っており、
その冷たい視線から【氷の狙撃手】と呼ばれるようになった狙撃手(スナイパー)の少女。

憑友「彼女もまた屈指の実力を誇っていても過言では無いな。
それにキリト師匠(せんせー)の事を知っていたようだけど…?」

次回

炎の魂VS水の魂

憑友「次回は変身オンパレード祭りだ!
次回も見てくれよな!」

2016/6/30までに出たキャラが一応参戦してますが、7/1以降のキャラが今の所、出ていません。なので、以下の作品から選んで下さい。 1位のタイトルは外伝として投稿しようかと思います。

  • けものフレンズ(2017)
  • バトルガールハイスクール(2017)
  • はたらく細胞(2018)
  • SSSS.GRIDMAN(2018)
  • 盾の勇者の成り上がり(2019)
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