戦姫絶唱シンフォギア〜とある戦士の物語〜   作:かもめカメ

29 / 202
やっと第4話前半だよ〜!

だけど、最後はちょっと弄ってやったぜ!

憑友「基本的には駄目だからな?」

分かっていま…ッて⁉︎なんで此処にいる訳⁈

憑友「こんな阿呆作者ですが、俺から一言。
感想待ってるぜ!
この人、感想ないと捗るタイプじゃないんで」

余計な事を言うな〜⁉︎

憑友「それでは、どうぞ♪」

前振りは俺の担当〜⁉︎


第20話 絶唱

憑友とロックが戦闘を開始していた頃、

翼と響は鎧の少女を相手にしていた。

だが、鎧の少女は腰に携えていた弓なり状の杖ー名称《完全聖遺物》ソロモンの杖ーを使う。すると、響の所にノイズが操られて現れたのだ!

それを見た響は逃げる事にした。今の自分では、あまり戦う力が無いから。

しかし、ノイズ達が特殊な粘液を吐いた。

それに触れた響は身動きが取れなくなってしまった!

 

それを見た鎧の少女はさっさと撤退しようとするも、

 

「その子に構って、私を忘れたか‼︎」

 

翼が剣でそれを妨害し、更に足による追撃をするも鎧の少女はそれを腕のみで防ぐや、怒りとも呼べる様な声音を発すると、そのまま翼の足をガッシリと掴むや、其処から投げ、更に翼の頭を踏ん付けた!

 

「のぼせあがるなよ、人気者!

誰も彼もが構ってくれる等と思うんじゃねぇ!」

 

「くっ!」

 

すると鎧の少女は自分が何故此処に来たのかを話し始めた。

 

「この場の主役と勘違いしているなら教えてやる…

狙いは端から此奴と、あの格闘馬鹿を掻っ攫う事だ!」

 

と言いながら、鎧の少女は響と、向こう側にいた憑友の2人に指を指した。

それを聞いた響は自分と憑友が狙われているとは思いもしなかったのか、驚きの表情を見せた。

 

「鎧も、仲間も、あんたにはすぎてんじゃねぇのか?」

 

鎧の少女はそう言い放つ。

 

「繰り返すものかと…私は誓った…!」

 

そう言うと翼は剣を上空に掲げた。すると、その剣の先にある空から大量の剣が降り注いできた!

 

ー千ノ落涙ー

 

それを見た少女はすかさず跳び退き、翼も技を発動した後に身体を動かし、その場から回避した。そして同時に2人は響の元から離れるや、そこから爆発が何回も起こった!

 

それを見ていた響。すると、ノイズが瞬時に炭となって消えたので、何が起こったのか見ると、

 

「大丈夫か⁉︎」

 

「霊風さん!」

 

そこには2つの槍を持った赤い衣を纏い、赤いハチマキを巻いた霊風がそこにいた。

 

「悪りぃ、此処へ来る際に別のノイズ達を相手に対峙していたんだ。それよりも…《ネフシュタンの鎧》とはな。厄介な事この上無いな」

 

霊風は先程の鎧の少女が身に纏っていた鎧を見て、頭を掻き毟りながらそう語るので、響はどう言う事なのかと聞いてきた。

 

「《ネフシュタンの鎧》

あれは、《完全聖遺物》と呼ばれている代物だ」

 

「完全…聖遺物…⁉︎」

 

「如何やら、風鳴のおやっさん達から話を聞いていたようだな?

その通りだ。《完全聖遺物》は数多の聖遺物よりも太古の昔にあったにも関わらず、一度起動すれば以降は100%の力を発揮し、適合の資格の無い者達にも扱える可能性がある代物だ。

但し、それはあくまでそれを扱う者が〔善者〕の場合だ。

〔悪人〕が使えば、それだけで世界を支配する事も不可能では無い実力を誇っている。

そんな完全聖遺物を、あの少女が身に纏っているという事か。なんともいけ好かねえ気分だ」

 

それを話した霊風は苦虫を噛むかのように表情を歪ませていた。

 

「…ところで、憑友は何処に?」

 

「え?…あ。さっき、あっちの方へ…」

 

それでもやはり、冷静に戻ると、憑友の事を聞くと、響が指を指した方向を見ると、そこには紫の炎と黒い炎が草木を燃やしいて、その中で憑友ともう1人の存在・ロックが激しい攻防を見せていた。

 

すると近くから強烈な光が襲いかかって来たので、そちらを見渡すと、

 

「!翼さん!」

 

「うっ!ぐはっ!」

 

鎧の少女と戦っていた翼が鎧の少女が放った中心が黒い雷を発している白い光球ーNIRVANA GEDONーを食らって、地面に伏していた。

 

「!翼!」

 

「⁉︎ちっ!こんな時、新手か⁉︎」

 

すると少女は腰に携えていたソロモンの杖を取り出すや、ビームを放つ!

するとその場所から数多のノイズが大量発生した!

 

「⁉︎ちっ!邪魔するなぁぁぁぁぁ!

甲斐の若虎の実力、思い知れーーーー!」

 

そう言うと霊風は2つの槍を前方に構えると、そこから連続で突き始めた!

そう、彼が今その身に纏っているのは、

戦国武将の1人にして、この現世に史実とはまた違う異なった戦国時代に生き抜いた武将であり、

憑友の所にいる武将・【奥州筆頭 伊達政宗】の永遠の好敵手…

 

【天覇絶槍 真田幸村】の魂を宿していた!

 

すると常人では到底不可能な速さで槍を動かした!

 

「"烈火"!」

 

そしてそこから間を開けると、今度は更にスピードを上げた!

 

「"大烈火"ーーーー!」

 

そして最後に大きく踏み込み突きするや、2つの槍を繋げるや、そこから足の脚力でまるで独楽のように回り始めた!

 

「"紅蓮脚"!そして…"大紅蓮脚"ーーーー!」

 

するとまたしてもスピードを上げて、ノイズを一掃し始めた!

 

すると今度は腰に装備してあるカードを取り出し、アブソーバーに装填されていた幸村のカードを取り出すや、すかさずそのカードを入れ、レバーを引いた!

 

ースピリット!フォーム…キョウコ!ー

 

そう言うとアブソーバーから赤い髪をポニーテールで結った、ワインレッドの服装をし、槍を持った女の子の魂が現れ、霊風はそれを纏った!

 

(つるぎ)に答えし、多節な槍!ー

 

すると霊風の髪がポニーテールに纏められ、手には一振りの槍へと持ち変えていた。すると遠くのノイズを狙って槍を薙ぎ払うと、持ち手の所がパカッと割れるやその隙間からチェーンが見え、そしてそれが徐々に長くなり、終いには遠くにいたノイズ達までも薙ぎ払いの範囲に入り、一掃された!

変身のモデルである杏子の得物・《多節棍槍》を使った芸当とも呼べる豪快なやり方だった!

 

「次だ!」

 

そう言うと今度はまた違うカードを取り出し、そしてカードを入れ替えレバーを引いた!

 

ースピリット!フォーム、レヴィアタン!ー

 

すると今度は青い髪をストレートにして、その頭には竜の翼を模したアクセサリーのようなものを身につけている少女の魂が現れ、霊風はそれを纏った!

 

ー絶対防衛!水竜姫!ー

 

すると霊風の髪がポニーテールからストレートになり、腰辺りから翼が生えてきた!

 

「えぇ⁉︎」

 

「ふっ!」

 

それを見た響は驚いていると、今度はなんと上空へと飛翔し、辺りを見渡す。

 

「…!彼処からなら!」

 

そう言うと、先程とはまた違い、杏子の時に使用していた多節棍槍から三叉槍に持ち替えていた。

すると今度はその槍をとある場所に向けた。

しかし、向けた場所にはノイズがいなかった。

 

それを見た響は首を傾げるが…次の瞬間、目を見開いた。

 

何せ、槍の矛先から水が大量にこちらの方へとやって来たのだ!

そしてその水は霊風の上空に集まって、水の塊を作り上げた!

 

「一気に決める!」

 

そう言うと、アブソーバーのドライブボタンを叩いた!

 

『スピリット・レヴィアタン!フルドライブ!』

 

「食らえ!"ハイドロ・カッター・レイン"‼︎」

 

するとその水の塊から水の斬撃刃が形成し、それを雨のように降らした!

 

それによりノイズが一掃されたのであった!

 

ーーーーーー

さて、場面を少し巻き戻すとしよう。

憑友がロックと、霊風は響を守りながらノイズを鎧の少女が呼び寄せたノイズを相手に闘っている時、

 

「彼奴…中々やるなぁ〜?

それに比べて…あんたはまるで出来損ないだな!」

 

そう言いながら、翼を見ていた鎧の少女。

 

「確かに…私は出来損ないだ…」

 

「ぁ?」

 

「この身を一振りの剣として鍛えて来た筈なのに…

あの日、無様に生き残ってしまった…

出来損ないの剣として、恥を晒し続けてきた…!

だが、それも今日までの事…!

奪われた《ネフシュタンの鎧》を取り戻す事で…

この身の汚名を削がせて貰う!」

 

そう言いながら、剣を杖のようにして立ち上がる翼。

 

「そうかい。なら、脱がせるものなら脱がせて…何?」

 

そう言うと鎧の少女が動こうとしたが、何故か身体が動かなかった!

何故だと少女は思っていると、ふと足元の影を見た。

そこには翼が先に投擲した小刀が影を刺し、地面に刺されていた!

 

ー影縫いー

 

「⁉︎これは…!」

 

それを見た鎧の少女は一瞬だが、何かを思い出す。

すると、翼は月を見ていた。そして、今の現状を見て、少女はまさかの展開が頭によぎる。

 

「お前…まさか…」

 

そう言おうとしたら、翼は月を見ながらこう言った…

 

「月が覗いている内に…決着を着けましょう…」

 

そう言いながら、翼は覚悟を持った目付きで少女を見た。

それを聞いた少女は、その身を青ざめさせた。

 

「歌うのか…《絶唱》を…⁉︎」

 

「翼!」「翼さん!」

 

少女の言った言葉に霊風と響が翼の名を叫ぶ。

すると翼は響に顔を向けた!

 

「防人の生き様…覚悟を見せてあげる!」

 

そう言うと剣を響の方へと向けて話し続ける。

 

「貴方の胸に…焼き付けなさい!」

 

「やめろ!翼!」

 

すると今度は霊風が翼を止めようと必死になっていた。

だが、

 

「御免なさい、霊風さん。

奏の事…お願いします…」

 

「おい…ふざけんじゃねぇ…ぶざけんな〜‼︎

お前がいて、奏がいるから俺がいるんだ!

お前がいなくなれば、俺もそうだが、何よりも奏が悲しむだけじゃねぇかよ!

これ以上、彼奴に負の感情を与えるんじゃねぇ‼︎」

 

それでも必死になって、翼の行為を止めさせようと奮闘する霊風だが、翼はそれでも少女の方へと向き直りそして…

歌い始めた…『絶唱』を。

 

『Gatrandis babel ziggurat edenal…』

 

ーーーーーー

 

その翼の声を聞き、遠くにいた憑友とロックは耳を澄ましていた。

 

「?翼さんの声?」

 

『この歌…前に何処かで…』

 

「⁉︎ひとまずここは保留にさせて貰おう…」

 

そう言うとロックは瞬時に消えてしまった!

それを見た憑友は「あ、待ちやがれ⁉︎」と言いながら急いで、翼と響のいる場所へと走って行った。

 

ーーーーーー

『Emustolronzen fine el baral zizzl…』

 

「やめろ!翼ーーーー!」

 

絶唱を歌い続ける翼。それを必死になって止めさせようと示唆する霊風。だが、それでも翼は歌い続けた。

 

『Gatrandis babel ziggurat edenal…』

 

そして徐々に少女の方へと近づく翼を見て、少女は影縫いに縫られた身体を無理やり動かし、ソロモンの杖を使って、ノイズ達を盾にしようとしたが、外してしまい、それと同時にもう直ぐ目の前まで来ていた…!

そして肩を持たれ、最後の詠唱を…

 

『Emustolronzen』

 

シュンッ!

 

『fine el zi…』⁉︎」

 

言い切れなかった。

 

何が起こったのか分からない皆、すると其処から声が聞こえた。

 

「…無駄な血は流したくはないのだがな?」

 

その声を聞いた皆はその方を向く。

そこには黒塗りの弓を持った赤い外套を羽織った青年・ロックがいた。

 

「そんな…」

 

響は絶望した。彼と戦っていた憑友がいないからだ。

するとそれを察したのか、ロックは話し始める。

 

「そこのアマ。まだ奴は生きている。現に…!」

 

「はぁぁぁ!」

 

言い切ろうとすると其処から憑友が拳を構えて殴り掛かった。

それを気配で察知したロックはすかさず上空に回避し、鎧の少女の方まで跳んで行った!

 

そして着地するなり、また話を続けた。

 

「このように、まだ俺の事をしつこく狙ってきているしな?」

 

「お前!翼さんに何をした!」

 

そう言うと憑友は拳を構えて警戒態勢に入った。

 

「⁉︎(こ、声が…出ない⁉︎…!身体は⁈…!動けない⁉︎)」

 

一方、翼は何が起こったのか分からず状態だった。

しかもおまけに、身体が言う事を効かない。

声が出ないと言った状態に陥ってしまっていた!

 

すると何が言いたいのかが分かったのか、ロックは翼に対してこう告げた。

 

「?…ああ。案ずるな防人嬢。

貴殿は"影縫い"という技を御存知か?」

 

「‼︎」

 

影縫い。それは忍びの技。

 

忍びのいた時代では、それが大きな戦力としても捉えきれていた。

翼も忍びの家系として生まれてきた緒川から教わって会得した技だった。

だが、彼も扱えるという事に目を見開く。

 

「俺のはそれの発展系でな。

狙った部位に該当する影の所を狙う事で、その部位の内部及び外部の器官を封じる効果が付与されている。

この場合は、喉や口を狙ったから、発声器官が封じられたのだろう。

名付けるなら…

 

"影縫い・発声殺し"とでも名付けようか」

 

「⁉︎」

 

「案ずるな、影に刺さっている矢をどかせば影縫いと同様に自由になる。なので、この場は退かせて貰う…ではな?

人絆憑友…貴殿との勝負を持ち越すのを許し給え…」

 

「⁉︎ちょっ⁉︎おま「撤退だ。指図は受けんぞ」…くそっ!」

 

そう言うと少女に刺してあった小刀を抜き、そのまま空へと消え去ってしまった…

 

追撃しようと思ったが、憑友はその拳を構えるのを止め、そして翼の影に刺さっている矢を退かせた。

 

「!はぁ…はぁ…はぁ…」

 

それにより、声もちゃんと出ていて、尚且つ身体が動く事が出来るようになった翼。

だが、

 

「⁉︎ゲホッ!ゴホッ⁉︎」

 

「翼さぁぁぁぁん!」

 

『絶唱』を最後の最後で妨害されてはいたものの、それでもやはりほぼ全て歌っていた為か、口や鼻から大量の血を吐き出した。

 

そしてそれと同時に、現場に弦十郎が現れ、憑友達は急いでリディアンの近くに設立してある病院へと急いで搬送した…

 

そしてその場所に1つの石板があったという事をこの時の彼等は知らなかった…




憑友「『英雄』達を紹介するこのコーナー」
「今回は、前回ロックが使用していたもう1人の双剣士・ユリウスについて紹介しよう」

ユリウス/カード名【クラウンエージェント ユリウス】
属性/無・人間・斬・剣

双剣を逆手に持って戦うスタイルの持ち主。
実はルドガーの義理の兄さんで、大のトマト好き。
特にルドガーのトマト料理には目がない…

憑友「内容はコミカルだけど、けど剣の腕は確かで、その腕前はルドガーよりも勝る程…!」

次回

帰省

憑友「次回は俺…実家に帰る⁈
意味が分からないままだが、兎に角次回も見てくれよな!
あと、感想よろしく!」

2016/6/30までに出たキャラが一応参戦してますが、7/1以降のキャラが今の所、出ていません。なので、以下の作品から選んで下さい。 1位のタイトルは外伝として投稿しようかと思います。

  • けものフレンズ(2017)
  • バトルガールハイスクール(2017)
  • はたらく細胞(2018)
  • SSSS.GRIDMAN(2018)
  • 盾の勇者の成り上がり(2019)
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。