そして、あまりにも短い繋ぎ回的な何か!
憑友と響が弦十郎の元で修行(憑友は原点回帰)をしていたその頃…
霊風は奏と共に翼の容態を見ていた。
ジャンヌが救ったとは言え、未だに意識不明の状態に変わりは無かった。
「zzz…」
「…はぁ。またか…」
霊風は溜め息交じりに横を見た。
其処には奏が翼の手を握ったまま、寝ていた。
奏は翼が目を覚ましたくて、あれから一睡もしていなかった。
霊風はその事を知っていたので、何も言わずながらも、奏に予備の毛布を掛けた。
そして霊風は奏と翼を病室に置いて、1人その場を後にした。
近くにある自販機で缶コーヒーを選んだ霊風は、そのまま一気飲みした。
「…ったく。少しはこっちの身の事を考えて欲しいものだな…」
そう言いながら、霊風はカードケースから8枚のカードを取り出した。
どれも、自分が使っていたカードでは無かった。
それは、翼の『絶唱』を発動する前の1ヶ月の間に、霊風が憑友と共に手に入れた石板を奏が解析して得た新たな『英雄』達だった。
「蓄電の竜に迅翼の竜、杖と本の少女2人、魔槍使い、大剣使いに剣を使う女剣士…
何れも俺の力になってくれる『英雄』達か…」
霊風はそう感じていた。すると…
piropiropiroring♪piropiropiroring♪…
霊風の端末から電話が掛かってきたので、霊風は相手を確認すると、電話を掛けた。
「…もしもし」
『相変わらずだな。その態度は…』
「んな事はどうでも良いんだよ…それで、俺になんか用か?
なんと霊風の相手はまさかの神様だった!
すると神様は話を続けた。衝撃の言葉を放ちながら…
『如何だ?
「すこぶる悪いね。誰かさんの所為で(#)」
神様はそう言った。
霊風の正体、それは…
『とは言え、あんたの願いを確かに聞き届けた筈だが?』
そう神は告げた。
霊風はこの世界に転生する際に、条件として『ごく普通の生活をくれ』と言う何とも無欲な願いを神にお願いしていた。
しかし、結果は如何だ?
己は戦いの身に投じた事で、奏と翼…『ツヴァイウイング』の2人と出会う事が出来た。
だが、自分が加わったくらいで原作を変える事が出来なかった。
ましてや、たった1人の少年が死んだ事で、原作が改変された事に霊風は憤慨していた。
「とは言え、俺は誰しも『主人公』になりたいとか言った憶えは無い事を憶えてくれたのは助かったな。
俺に『主人公』と言う
『うぐっ…其処を突かれるとは…。
さて、お前にはまだ特典を…「要らねえよ、そんなもん」なんだと⁈』
神様は直ぐに特典の話をしたが、霊風によって即却下された。
とことん無欲な男である。
「俺はもうこれ以上、
出来る事なら、あんたとの会話はこれでお終いにしたいけどな…」
そう言うと霊風は通信を強制的に切った。
「俺が転生しても、世界が呪われていくだけなのかもしれないな…」
そう言うと、霊風は缶コーヒーを全て飲み干し、そしてまた奏と翼がいる病室へと向かって行った…
「(俺がいる限り、俺の周りは不幸になる…
ならば、潔くそして、儚く散りたいものだな…
だけど…同時に俺は…彼奴らの事を見過ごせないのかもしれない…)」
霊風の心境はそう語る。
それは、早く自分はこの世から去りたいと言う思い。そして…
大事な存在を置いていっても良いのかと言う疑問…
彼のたった2つの欲が、霊風の心境を苦しめていた。
その者を知る者はこの世にはいない…
そう…
憑友「『英雄』達を紹介するこのコーナー」
「今回は霊風に仕える『英雄』の1人にして、ほむらさんの仲間…
杏子を紹介しよう」
杏子/カード名【多節棍の魔法少女 杏子】
属性/炎・人間&魔物・突&打&魔・槍
ほむらと同じ世界出身の魔法少女。
本来なら《風魂導師》の力を持つ霊風とは相性が悪い属性だが、それとなく扱いきれる様になっている。
翼に対して、自分の仲間と重ねる傾向がある様で…?
憑友「多節棍に加わえて、先端に槍の穂先が加わった武器を使用する。
孤独な人を見つけるとほっとけない性格の持ち主で、とても優しいんだ」
次回
神との邂逅
憑友「次回は翼さんの視点をお送りするぜ!
また次回!」
2016/6/30までに出たキャラが一応参戦してますが、7/1以降のキャラが今の所、出ていません。なので、以下の作品から選んで下さい。 1位のタイトルは外伝として投稿しようかと思います。
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けものフレンズ(2017)
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バトルガールハイスクール(2017)
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はたらく細胞(2018)
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SSSS.GRIDMAN(2018)
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盾の勇者の成り上がり(2019)