時は約5時間前に遡る…
此処最近修行をしていた響と憑友。
現在はリディアンの真下に設立された特機部二の司令室にいた。
「はぁ〜…朝からハード過ぎますよ〜」
「ば〜か、あ〜ほ、響〜」
「バイ○ンマン風に言わないでよ⁉︎」
2人は現在、休憩中であったりする。
此処に来る前までに響は随分と力を蓄え、成長していた。
「でも、あれはあんまりだよ〜」
そう響は言いながら、とある日の事を思い出していた。
ー回想ー
その日も弦十郎の元で修行に励んでいた響と憑友。
尤も、憑友は現在、弦十郎が飼っている鯉の餌やりをやっていたりする。
響がサンドバッグで練習していた。が、中々上達しなかった。
「そうじゃない。
稲妻を喰らい、雷を握り潰すべし!」
「言ってる事、全然分かりません!」
「安心しろ、俺も同じだから…「でも、やってみます!」あら?」
弦十郎の言った一言に、響が全く分からないと言い、憑友も同意見を述べようとしたら、響がチャレンジしてみると言いだしたので、その思いもしない言葉で、憑友はズッコケた。
そして精神を集中し始める響。
そして、心臓の音が鼓動したまさにその時、
「はぁっ!」
その1発のパンチで、サンドバッグが吊るされた木の枝が簡単に壊れた。
やったと思ったら、ヤバイ展開になってしまった。
なんと、その前方方向に憑友がいた!
「⁉︎憑…友…!」
響は避けてと言おうとしたが、それは杞憂に終わる。
「ふっ!」
時計回りに振り向いた瞬間に左手でフック攻撃をお見舞いさせたのだ!
その力で、威力を相殺された。
そうしていると今度は少し上へと向けると、右手でストレートを放った!
するとサンドバッグはそのまま何処かへと飛んで行ってしまった…!
「嘘⁈」
響がその光景を目の当たりにした時、縁側にいた人物が話をし出した。
「今の技は、僕の戦友が得意としていた技"
「思いつきでやったけど…意外とデメリットが多い技だな、これ」
縁側にいた人物はつい先日憑友の仲間になった『英雄』海道ジンだった。
ジンはお茶を啜りながらそう話すと、お茶を置いて此方へとやって来た。
「君にはまだまだこれから先の事も考えて欲しいからね。勿論、響さんもですけど」
「あ、はい…」
「そうとなれば…!」
そう言うと弦十郎は手にボクシングをする際に使用する相手の攻撃を受け止めるアイテムを装置した。
「此方もスイッチを入れるとしようか…!」
そう言うと響は返事をしたので、そのまま修行に励んだ。
「…君の師匠は色々と可笑しいかもね」
「それだけは口に出して欲しくなかったよ、ジン…」
そんな響と弦十郎の修行を見た2人はそう話していたそうだ。
ー回想endー
思い返しただけでも、凄かったとしか言い切れなかった。
完全に不意を突かれても可笑しく無いのに、それを見切ったと思ったら、そのまま威力を相殺、更にはそのまま星の彼方にまでぶっ飛ばしのだから、尚の事怖い。
「ははは、まぁ何はともあれ…頑張れよ、明日のチャンピオン!」
「響を何の大会に出させるつもりですか?師匠は」
そう響が感じていたら、弦十郎の言った一言に憑友が物申した。
「下手したら此奴、本当に優勝してしまいますので、止めて下さい」
「それ如何言う事⁈」
…訂正。洒落にもなっていなかった。
響が反論しようとすると、
「弦十郎の修行を受けたお前なら、拳だけでそのまま全てをK.O.をしても、おかしくないって言ってるんだけど。
申し開きは?」
「うぐっ…私、呪われてるかも…」
憑友の言葉に会えなく撃沈した響。
するとそんな2人の所に友里がスポーツドリンクをお裾分けして来たので、2人は快く貰った。
すると貰った飲料水を飲んでいた響がこんな事を言って来た。
「ぷはぁ〜。
あの〜、自分でやると決めた癖に申し訳無いんですけど…
何もうら若き高校生に頼まなくても、他にノイズを倒せる武器って無いんですか?…外国とか?」
「その答えはNOとだけ言っておく」
「え?」
響が言った事に対して憑友は否定した。首を傾げた響を見たのか、憑友は弦十郎にアイコンタクトをし、弦十郎はそれに気付いたのか、話を始める。
「功績には無いな。
日本だって、《シンフォギア》は最重要機密として完全非公開されている。
だが、《精魂導師》はその限りでは無い」
「え?何で?」
すると今度は憑友が話をし始めた。
「元々《精魂導師》は一種のおとぎ話に出てくる架空の存在としてしか認知されていない。
故に非公開する義務なんか無いんだよ。
ただ、変身者等のプライバシーやプライベートに関する事は《シンフォギア》と同様で、機密事項になっているらしいんだと」
「へぇ〜…あ」
憑友の説明を受けた響は納得したのか如何かも怪しい雰囲気を出していたので、憑友は頭を抱えると、響は何かを思い出したかのように喋り始めた。
「そう言えば、私…あんまり気にしないでやらかしたかも…」
すると友里が「情報封鎖も二課の仕事だから」と言い始めると、今の特機部ニの現状を響に分かりやすく説明したのであった。
その話を聞いている響を見た憑友は、
「(此奴…話の内容があまりにも詳細し過ぎて、全然脳に入って来てないな…)」
と思ったそうだ。
するとメインドアから誰かが入ってきたので、憑友はその音に反応して、振り向くとそこには霊風がニコニコ笑顔でやって来た。
「おはようさ〜ん!…て、風鳴のおやっさん?何そのジャージ姿?」
「おはよう、霊風君。これはつい先程まで響君と憑友の修行をしていたからな。今は休憩時間なのさ!」
「はいはい「あの、霊風先輩!」ん?如何した?憑友」
弦十郎と話をしていた霊風の所に憑友が現れ、憑友はある物を霊風に渡した。
そこにはカードが一枚入るスペースがある何かを読み取らせる機能がついた機械があった。因みにカラーは緑で、風のイラストが描かれていた。
「これは?」
そう言うと憑友は自分の腰に付けていたある物を取り出した。
自分が先程渡されたアイテムと同じ形状を持っていたが、此方は赤のカラーリングと炎のイラストが描かれていた。
「?…似てるな?これと」
「これは『現界ブースター』と言って、これに挿入した『英雄』達を顕現化させる力を秘めたアイテムです!
カラーリングはそれぞれの《精魂導師》の名前からイメージさせて頂きました。
霊風先輩のは、緑のカラーリングと風をモチーフにしたイラストを描きました。
これを使えば、戦場でも日常でも、『英雄』達が直接戦闘を補助したり共闘する事が出来たり、別行動したりする事が出来ます!
ただ、ブースターに差し込んでいる間は、その『英雄』の力は纏う事が出来ないのがデメリットですけど…」
「…いや、サンキューな。おかげで良い物を貰えたよ」
そう言うと霊風は憑友の髪をワシャワシャと掻き乱していた。
それを見ていた他の人達からは、まるで兄弟みたいな光景だと思ったそうな。
すると、霊風は辺りを見渡すと誰かがいない事に気づく。
「?…あれ?了子女史は?」
そう、櫻井女史だった。
霊風に言われて、初めて気づく響と憑友。
すると弦十郎が話し始めた。
「長田町さ」
「「長田町?」」
「またお偉いさんに呼び出されたのか?」
霊風に言われて、弦十郎は小さく頷き、そして話を続けた。
「本部の安全性及びその防衛システムについて、
関係閣僚達に対して説明義務を果たしに行ってくれている」
すると弦十郎はそれに付けと加えてある者の名を教えた。
「この世界の何処かにいると言われる財政を一任されていると言われている男…
"キングorカイザー"にも説明をしに言っているらしい」
「「キングorカイザー?」」
すると、この中でマネージャー稼業をしている霊風がそんな2人の疑問に答えた。
「『キングorカイザー』ってのは、シンフォギアシステムが生まれた直後に現れた謎の存在の事で、
ありとあらゆる手を使ってこの世の中の流れを変えた《革命者》であり、《独裁者》でもある。
その為なら、自分の立場を無理やり酷使させる力を持っている謂わば《職権乱用王》とも呼ばれている。
ただ、《独裁者》の様な自分主義者じゃないらしい。
《職権乱用》も、あったとしてもほんの数回程度で、基本的には何もしていないが、子供達には優しいらしい。
現に戦争孤児や、修道院育ちの子供達やシスター達に援助をしている謂わば《偽善者》のようなやり方をする者だと言う事が判明している。
ありとあらゆるプライベート情報及びプライバシーに関する者が一切無いと言われていてな。
まるで都市伝説のような存在だと言われているんだ」
「現に、了子君は彼と話す際は、基本的には電話での対話がほとんどらしいと了子君本人が言っていた」
霊風と弦十郎に言われた言葉に響は疑問に感じたので、質問してみた。
「その『キングorカイザー』さんって、何でそんな事をしてるのに、何で都市伝説のようなウワサ話までにしか留まってるんですか?
そんな行動したら、かえって目立つと思うんですけど?」
「彼の顔を見た者がいないからだ」
「え?」
「キングorカイザーは基本的に人との接触を拒んでいる。
先程霊風が言った援助は名前は書かれてあっても、在籍してる場所が無く、殆どが仕送りのようなケースが殆ど。
故に彼の顔を見た者はいないという事らしい」
そうしていると、弦十郎話を話を脱線した事に気付き、すぐに話を元に戻そうとし、時計の時間を見てみると、
「…了子君の帰りが遅いな?」
「どうせ、長く掛かってるんなら、俺はこの辺で失礼するぜ。
今回は了子女史と話がしたかった為に来たのに、肝心の本人が居ないんじゃね?
立花と憑友。おやっさんの修行、頑張れよ〜」
そう言うと霊風はささっと司令室から立ち去って行った。
「彼奴も何気に忙しいみたいだな。
奏の面倒と翼のフォロー…『ツヴァイウイング』の2人の面倒事を彼奴はやりこなしているからな」
「⁉︎…凄ぇ…」
そんな霊風に対して、寛大な人だと憑友はそう思ったそうだ。
ーーーーーSIDEto憑友
数時間後、リディアンの制服に着替え終わっていた俺と響。
だが、司令室は騒然としていた。
何故ならつい先程、防衛大臣である者・広木氏が何者かに銃殺されたと言う報告が出されたのだ。
それを見た俺と響は嫌な予感しかしなかった。
するとそんな時に、
「大変、長らくお待たせしました〜♪」
「あ」「!」
「了子君!」
櫻井了子が本部に帰還して来たのだ。
弦十郎師匠は広木防衛大臣が殺害された事と、犯行声明が出されている事を言うと了子さんは驚いていた。
だけど、俺はこの時、何かが引っかかる様な気がしたが、それは頭の隅に置いておく事にした。
すると響は心配していた事を言った。当然だ。
だって、メールを送ったり、電話も掛けたのに一向に音沙汰無しなのだから。
その事を伝えると、了子さんはポケットの中に潜めてた端末を取り出し、調べた…が。
「壊れてるみたい♪」
「駄目じゃん⁉︎」
…最近、こんな小さなボケでもツッコミしたくなって来たのは如何してだろう…。
「心配してくれてありがとう。でも、それはそれとして…」
そうすると了子さんは持ってきていたアタッシュケースらしき物をソファに置き、そしてケースの中身を取り出した。
そこにはチップらしき物が入っていた。
「政府から受領した機密資料も無事よ」
その一言を聞いた弦十郎と響はホッとしていた。
だが、俺は何か怪しいと感じていた。
何故かこんな近くから血の匂いがして来たからだ。
いくら、俺が人外じゃないにしろ、此処まで敏感になるのは如何しても…
『気になるか〜?』
「(…いきなり過ぎるぞ、ユルセン)」
『まあ、そんな事は後々!それよりも少し移動して見ろよ。何か面白い物が有りそうだぜ?』
…しゃあないか。
そう言うと俺は近くに置いてある水を汲み、そして飲む。そしてチラとアタッシュケースの方を向いた。
「⁉︎」
そこで俺は見てしまった。
アタッシュケースの淵に、血の跡が残っている事に。
「(まさか、了子さんが広木防衛大臣を⁉︎…いや、先程のリアクションを見れば、それは無い。だとすれば一体…?)」
「?如何したの?憑友」
すると不意に響から声を掛けて来たので、危うくコップを落としそうになった。
「とりあえず、先ずは今後の作戦について話し合おう」
弦十郎師匠の一言で、皆はブリーフィングルームへと移動した。
…怪しい。
俺はこの時、そう感じていたのであった。
憑友「『英雄』達を紹介するこのコーナー」
「今回は、俺の元にいる赤髪のお人好しこと士郎を紹介しよう」
士郎/カード名【剣製の
属性/無・人間・斬&射&魔・剣&弓
オリジナルと見た目そのままの贋作を作れて、しかも永久に存在し続ける力を持つ魔術を持つ青年。
常にセイバーと言われている女性と行動を共にしている。
憑友「彼の作った剣は、折れるまで永久に消えない。
ロックに付いてるアーチャーとは何か関係があるようだ…」
次回
作戦会議/移送開始
憑友「次回はいよいよ第5話の核心へと迫るぜ!
また見てくれよな!」
2016/6/30までに出たキャラが一応参戦してますが、7/1以降のキャラが今の所、出ていません。なので、以下の作品から選んで下さい。 1位のタイトルは外伝として投稿しようかと思います。
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けものフレンズ(2017)
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バトルガールハイスクール(2017)
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はたらく細胞(2018)
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SSSS.GRIDMAN(2018)
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盾の勇者の成り上がり(2019)