戦姫絶唱シンフォギア〜とある戦士の物語〜   作:かもめカメ

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取り敢えず一言…待たせたな!

今回からまた再投稿するぜ!

そして此処からアニメ第6話になります。

時間に余裕が出来次第投稿していくので、四露死苦!

「グレた⁉︎
…って言うよりもどうぞ!」


第33話 兆しの行方

薬品工場での件から数日。

 

山奥にひっそりと佇む廃墟のような屋敷。

そこの一角にある泉の桟橋にて、鎧の少女…雪音クリスは先日の騒動を思い返していた。

 

「(【完全聖遺物】の起動には相応の『フォニックゲイン』が必要だとフィーネは言っていた。

あたしがソロモンの杖を起動するのに半年も掛けたのに、(彼奴)はあっという間に成し遂げた)」

 

【完全聖遺物】はクリスの思っている通り、

相応のフォニックゲインを必要としている。

だが、響はまだ2カ月かそこら辺でなったばかりの経歴が浅すぎる少女だ。

そんな少女が【完全聖遺物】の1つ《デュランダル》を起動させたのだ。

驚かない方が可笑しいのである。

 

だが、クリスはそれだけでは終わらなかった。

 

ーー

『"束ねるは星の息吹。輝ける命の奔流。受けるが良い"!』

 

約束された(エクス)勝利の剣(カリバー)‼︎』

 

ーー

それは先日、響に向けて放った憑友の一撃だった。

 

「(あの男…ロック義兄と戦って、まだあんな力を持っていた…

そして…エクスカリバーとはっきり言った。

エクスカリバー…『アーサー王伝説』に出てくるあまりにも有名すぎる剣…それをあの男ははっきりと言っていた。

 

彼奴も、あの男も…)両方、化け物め…!」

 

クリスの顔は苦虫を噛んでいた。

 

「この私とロック義兄に身柄を確保させるくらい、フィーネは彼奴らにご執心と言う訳かよ…!」

 

「そしてまた、私は…」

 

するとクリスは誰かが桟橋に来たのを察し、後ろを振り向くとそこにはフィーネがいた。

 

「分かっている。自分に課せられたものくらい…!

ソロモンの杖(こんな物)》に頼らなくても、あんたの言う事くらいやってやらぁ!」

 

そう言うとクリスはソロモンの杖をフィーネに投げ飛ばした!

フィーネはそれを簡単に受け止めた。

 

「彼奴等よりも、あたしとロック義兄が優秀だって事を証明してやらぁ!」

 

そう言うとクリスは足早に立ち去ってしまった。

 

フィーネはクリスがいなくなった泉の桟橋で突っ立っていた。

 

「…私の目的の為ならば、貴方達は捨て駒なのよ。

それなのに、貴方は何故、私の命令に背かない…

【冷眼のロック】」

 

フィーネがそう呟くと、フィーネの影が変化し、そして其処からロックが現れた!

 

「…」

 

「貴方には前にも言った筈よね。

それなのに、何故貴方は此処まで私に尽力してくれているのかしら?」

 

すると口を閉ざしていたロックは口を開いた。

 

「…居場所」

 

「なに?」

 

「俺にとっても、クリスにとっても、あんたは俺達の事をこき使おうとも、それでも帰ってこれる居場所を与えた。

それならばこの身、お前の手となり、足となり、従順な犬にでも成り下がろう」

 

そう言うとロックはまた影の中へと入って消えてしまった。

 

「…素直じゃないわね」

 

フィーネの呟きには誰も答えてくれなかった。

 

ーーーーーー

一方、病院にて。

生死の狭間から生還し、意識を回復した翼は、松葉杖をつきながらだが、それでも前へと歩んでいた。

 

するとそんな時、医師と看護婦が1人の患者を運んでいく様子をとらえた。

そしてすれ違った。

其処で翼はその患者を見て、驚かされた。

 

その患者が、憑友だったからだ。

 

そのまま医師と看護婦は憑友を病室の方へと入れられていた。

 

その一部始終を見ていた翼。

すると、翼の名前を言いながら、奏と霊風の2人がやって来た。

 

「奏!…今の…」

 

「あぁ。(あたし)もさっき見たんだけど、あれは間違いなく憑友だ。でも、何があったらあんな事になるんだよ…」

 

「全くだよな。ったく、先輩として俺は彼奴に何も出来ないのかよ…くそ!」

 

憑友の状態を見ていた奏は落ち込み、霊風に至っては、壁に拳を打ち付けるくらい悔しい思いでいっぱいだった。

 

「…あの子は?」

 

「響の事か?

彼奴なら…ほら、彼処」

 

「?」

 

翼は響が来ない事に気付き、質問すると奏が指を指して来たので、その方向を見てみると、其処には響と、響と憑友の幼馴染である未来がグラウンドを走り込んでいた。

 

その様子を見ていた翼達。

すると、

 

『貴方達!此処は立ち入り禁止の場所ですよ⁉︎』

 

『うるせぇ!友達(ダチ)が重症を負ったって言われて、黙っていられるかよ!』

 

『さっさと行かせろ!』

 

近くから声が聞こえて来たので、霊風は先に奏を先行させる事にした。

奏はその事に頷くと先に行き、霊風は翼を支えながら、後を追った。

 

 

 

 

そして、其処にいたのは警官が4人かがりで羽交締めしても、それでも暴れ回る2人の青年がいた。

 

1人は前髪の部分だけ赤で、後は真っ黒で、

クリムゾンカラーのコーデをしており、

もう1人はサイドヘアの所だけ青く、後は茶髪で、

此方はネイビーカラーのコーデをしていた。

 

「何があったんだよ!」

 

「!霊風さん!」

 

すると霊風の存在に気付いた警官により、その2人も暴れるのをやめ、霊風の方を見て、驚いた。

 

何せ、自分達の前に《フレンドリーマネージャー》と言う異名を持っている男・霊風がいれば、そりゃ驚くも無理はないし、

更に其処にはあの有名アーティスト《ツヴァイウイング》の天羽奏と風鳴翼がいれば、それは勿論驚くのも無理もなかった。

 

すると霊風は2人と話がしたいと言ってきたので、警官達は2人の身柄拘束を解いた。

 

「まず、お前達の名前は?」

 

霊風の質問にそれぞれ答えた。

 

「俺の名は浅岡逝都です。んでこっちは…」

 

「一走馬燈です。俺達は憑友に用があって来たんです!」

 

「何?憑友にだと?」

 

クリムゾンカラーの青年は浅岡逝都と名乗り、

ネイビーの方は一走馬燈と言った。

そして2人はつい先程運ばれた憑友に用があって来たと言って来たのだ!

 

「…如何言う関係なんだ?」

 

霊風はその2人と憑友の関係を聞いてみた。

そして出た答えは…

 

「「彼奴は俺達の友達(ダチ)だ!」」

 

と言いながらハモったのであった。

 

霊風は勿論、奏と翼の2人も半信半疑だった。

 

すると霊風の近くからランサーが現れた。しかもご丁寧に霊風だけが見える様に細工まで施している程にまで。

 

誰にも気付かれない様に霊風は憑友に付いてる『英雄』の1人・なのはから教わった念話で話を始めた。

 

「(如何したんだよ、ランサー)」

 

『まぁ、色々な。

だが、此奴らは本当の事しか言っていないみたいだな』

 

「(何故、そう言いきれる?)」

 

『伊達に多くの戦場の空気を吸ってきたんじゃねぇよ。

目利きには自信があるんだよ』

 

そう言い残すとランサーはじゃあなと言いながら手を振って消えてしまった。

霊風は溜め息を吐くと、2人にこっちに来いとジェスチャーを送ると、2人は霊風と同行する事にしたのであった。

 

奏と翼も3人の後を追う事にしたのであった。

 

 

 

 

そしてついた場所は病室だった。

そして其処には、「人絆憑友様」と書かれた立て札があった。

 

そして、霊風はノックをすると、「誰だ?」と渋い声が聞こえて来たので、霊風は、「俺です。風鳴のおやっさん」と言うと、入って来いと言ってきたので、霊風は自分の後ろにいる4人を入室させた。

 

其処には無数の線が憑友の体に付いており、

その隣には、弦十郎が様子を見ていた。

 

「…その子達は?」

 

「2人曰く憑友のダチだと言っておりますが?」

 

「何?」

 

弦十郎はその2人を見つめながら、半信半疑になっていた。

憑友はこんな友達がいたのかと。

 

「…まぁ、それは本人が言うまでは保留にしておこう。

現在はご覧の通りだ。かなりの疲労で現在は安定している」

 

「そっか。…だそうだぜ?お2人さん?」

 

その言葉を聞いた2人は安堵する。

だが、弦十郎は不思議に思っていた。

この2人は本当に憑友の知り合いなのかと。

 

憑友は実質1年半前にこの世から亡くなり、そして〔半幽霊〕もとい〔妖怪〕の身となっているので、人目を避ける様にしていた筈。

だが、この2人は憑友の事を知っている…一体何故なのか。

 

と、そんな時だった。

 

「…う…ぅぅ…

…此処…は…?」

 

憑友が目を覚ましたので、霊風と弦十郎が声をかけようとしたら、

 

「憑友!」「無事か!」

 

「?…⁉︎ゆ、逝都⁈それに、馬燈も⁉︎なんでこんな所に⁉︎ってか、痛い痛い⁉︎」

 

憑友が2人が此処にいる事に驚いていると、憑友の肩を思いきり掴んだり、背中を容赦無く叩いて来たので、憑友は痛い思いをする事になってしまったのであった。

 

因みにその様子を見ていた奏と翼、霊風と弦十郎は呆然としていたのは言うまでも無かった。

 

ーーーーーーSIDEto霊風

 

まぁ…何はともあれ。なんとか無事で良かったよ。ったく…迷惑掛けんじゃねぇよ、後輩。

 

「それはそうと…憑友。この2人とは知り合いなのか?」

 

と、風鳴のおやっさんがそう言ってきたので、思い出してみた。

確かに、俺も話を聞いてみたけど、それでもまだにわかには信じ難いもんな。

逝都と馬燈(この2人)が憑友の友達なのか?

 

「あ、はい。知り合いでは無く、本当の友達で、俺の数少ない理解者なんです。

現に俺の今の状態も知っていますし」

 

…は?

ちょっと待て。今此奴なんて言った?

 

自分の状態を知っているって言わなかったか?

 

だとしたら…

 

「憑友が半分幽霊だと言う事もか?」

 

「当たり前だろ?」

 

「そんな事も知らないのなら、ダチとは言わないぜ!」

 

おい!憑友!

幾らなんでも、言って良い事と悪い事の区別くらい出来るだろうが⁉︎

 

「あはは…」f^_^;)

 

「お前な…」(¬_¬;)

 

「…」(¬_¬;)

 

苦笑いで誤魔化すんじゃねぇよ!おまけにそのダチまで痛い視線送られてるじゃねぇかよ!

 

「…穴があったら入りたいです」

 

「入る前に捕まえてあげるから安心しろ♪」

 

「嫌だ〜〜⁉︎不幸だーー⁉︎」

 

とか言いながら、ムンクの叫びのような顔を出すんじゃねぇよ⁉︎

 

…はぁ。仕方ないか。

 

「まぁ、それは兎も角として…

如何します?風鳴のおやっさん。

此処だと…」

 

「ああ。そうだな…

済まないが、2人は憑友の事をお願いする。

俺達は俺達で今後の活動の事を話さないといけないのでな」

 

「分っかりやした!」

 

「俺達は憑友のダチだ。安心してくれ」

 

やれやれ。憑友も憑友で、頼れる仲間がいたんだな。

 

そう言うと俺達は部屋を後にした。

その際に…

 

「…復帰次第、稽古し直すからな」

 

「えぇぇぇ⁉︎あんまりですよ、師匠⁉︎」

 

「「師匠⁉︎」」

 

弦十郎と憑友の関係を知ったダチはその後、たっぷりと憑友に質問責めをしてきたと憑友本人が言っていたのは言うまでも無いけどな。




響「ええと…!こ、こんにちは!立花響です!
今回は憑友に代わり、私が『英雄』達を紹介するこのコーナーをやらせて頂きます!では、早速いってみよう!」
「今回紹介するのは、《水魂導師》…憑友はロックって言っていたけど、気にしない!
そんな導師が憑友と激闘を繰り広げた際に使用していた黒雷の『英雄』イズナさんを紹介します!」

イズナ/カード名【伝説を砕きし黒雷 イズナ】
属性/雷・人間・突&打・槍

黒雷の力を宿した鎧を身に纏いながら戦う戦士。
その雷が通り過ぎるとそこの野原は焼け野原と化す…!

響「うひゃ〜…聞いてただけでも驚きの連続だよ〜…
えっと…資料では…
『イズナさんには仲間がいて、その仲間達と共に伝説や神話上の存在と相対してきた。
彼の雷は彼自身の怒りの象徴でもある…!』と。
…怖いじゃん⁉︎」

次回

(くさり)に入りし罅

響「次回は…え?私に関連した出来事⁈
なんだろう…?
と、兎に角またね〜‼︎」

2016/6/30までに出たキャラが一応参戦してますが、7/1以降のキャラが今の所、出ていません。なので、以下の作品から選んで下さい。 1位のタイトルは外伝として投稿しようかと思います。

  • けものフレンズ(2017)
  • バトルガールハイスクール(2017)
  • はたらく細胞(2018)
  • SSSS.GRIDMAN(2018)
  • 盾の勇者の成り上がり(2019)
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