戦姫絶唱シンフォギア〜とある戦士の物語〜   作:かもめカメ

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今回はいよいよ第6話の最後まで飛ばすぜ!


第34話 絆《くさり》に入りし罅

一方、響はと言うと、未来と共に身体を動かしたので、現在は風呂に未来と一緒に入浴していた。

 

入浴後は未来からお好み焼き屋『ふらわー』で食べようと約束して来たので、響は驚きながらも、約束を交えたのであった。

 

ーーーーSIDEto響

 

私は未来との約束をした後、外出する事にした。

 

私が《デュランダル》を扱えなかった所為で、憑友があんな状態になってしまったから。

 

そんな今の私はネガティヴな状態のまま、公園のベンチに座っていた。

 

「お前は…《ガングニール》の装者」

 

「え?…!《水魂導師》⁉︎」

 

私の所に《水魂導師》ソウルが私服姿で現れた!

なんでこんな所に⁉︎

 

私は咄嗟にベンチから離れて、徒手空拳の構えをする。

だけど、彼は逆にベンチに座った。

 

「お前とやり合うつもりは無い。

と言うより、女を傷付けるような性格じゃないのでな。」

 

そう言いながら、私にベンチに座れと示唆して来たので、私は少し警戒しながらも端っこ側に座った。

 

そしてソウルは何処から取り出したのか、ジュースを私に渡してきた。

だけど…毒とか入ってそうな気がする…。

 

「…毒を入れる暇は無かったよ。

現にこれ…そこの自販機で買ったばかりの奴だ」

 

と言いながら、自販機のある所を指差した。

そう言う事なら飲んじゃおう!

 

そう言うと私はそのままジュースを受け取り、そして飲んでいく。

するとソウルが開口一番…

 

「お前…憑友の事、好きなのか?」

 

「⁉︎」ブシューーーー⁉︎

 

の、の、の、飲みながらそんな事言わないで〜⁉︎////

 

た、確かにそれは憑友の事は友達や幼馴染としてでは無くて、異性としては…その〜…あの〜…」////

 

「(此奴、途中から話がダダ漏れしてるって気付いているのか?)

…まぁ其れは良いさ。

今度会ったら決着を付けよう。そう伝えておいてくれ」

 

「え?あ!ちょっと待って…て、もう居ない…」

 

気付いた時にはもうその人は何処かに消えて行ってしまったのであった。

 

と言うか…

 

「私のさっきの時間返してーーーー⁉︎」

 

羞恥していた分の時間返してよ〜〜⁉︎

 

うぅ〜…私、呪われてるかも…。

 

そう言いながら私は寮部屋の方へと帰宅したのであった。

 

ーーーーーー

そして翌日。

いつも通りの何気無い日常の中、私は端末からの着信に気付いた。

 

相手は緒川さんだった。

私はそのまま電話に出た。

 

内容は、今日如何しても外せない用事が出来てしまったので、代わりに翼さんの見舞いに行って来て貰えないかと言う事だった。

 

私は勿論そのまま了承した。

だって、その病院には憑友もいるから。

 

そうして話が纏まると思った時…

 

不意に足音が聞こえて来たので、見てみるとそこには未来がいた。

 

私は話を終わらせて、電話を切って、今度は未来と話をした。

 

…先に結果的に言うと私はその未来の誘いを断ってしまった。

 

未来は私と一緒に買い物をして、その後お好み焼き屋の『ふらわー』で食べようと考えてくれていたけど…ごめんね。未来。

 

そして私は花束を購入して、翼さんの病室に来た。

そして意を決して入ろうとすると、

 

「あれ?響?」

 

「あ、憑友」

 

憑友が車椅子に乗りながら此方に来ていた。因みにライドさんは膝の上に置かれていたりする。

よく見ると、其処には2人の男の子も一緒だった。

 

ん?何処かで…?

 

「あ!立花‼︎」

「何故、お前が此処にいる⁉︎」

 

え?もしかして…

 

「逝都に馬燈…なの?」

 

「「其れ以外に誰が憑友(今の此奴)の面倒を見る⁉︎」」

 

「変わりすぎにも程があるよ⁉︎」

 

その2人はまさかの馬燈君と逝都君の2人だった。

 

この2人は私と未来、そして憑友が小学5年生の時にやって来た転校生だった。

その時の憑友は私と未来と一緒にいた所為で、いじめっ子からよく虐められていた。

私や未来も其れを止めようとしたけど無理で何も出来なかった。

そんな時にこの2人は憑友の事を助けてくれた。

 

喧嘩でも強くて、其れでいて憑友にも私と未来にも優しかった。

 

それ以来私達(特に憑友)のいじめはなりを潜めて、この5人でいつも一緒に通学したりする様になったっけ…

 

けど、私達が中2になった時に、家庭の事情で2人とも日本の裏側にある国ブラジルの方へと行ってしまった。

それから数ヶ月後にあのライブの悲劇が襲ったんだっけ。

 

2人は憑友が幽霊だと言うのを知ってるんだろうか…?

 

「おーい響〜?」

 

「ふぇ?…な、何?」

 

「顔に出ていたから敢えて言うけど、この2人は俺の事は知ってるからな?」

 

「嘘⁈」

 

「何方の意味でだよ…」

 

どっちもだよ⁉︎

顔に出ていた事と、2人が憑友の今の状態を知っていると言う事の2つの意味でだよ⁉︎

 

「ん?…ああ〜。なるへそ〜」

 

すると突然、憑友が何かを見て勝手に納得していた。勝手に納得しないでよ〜⁉︎

 

「まぁ…取り敢えず入ろうぜ?

俺もちょくちょく会ってるけど、何分この身なんでね」

 

確かに…。

と言う事で私は憑友と逝都と馬燈の3人で部屋に入室した。

 

私は翼さんの名前を言おうとして部屋の中を見て、驚愕した。

それは勿論憑友達もそうだった。

 

すると、

 

「何をしているの?」

 

「!翼さん!」

 

後ろから翼さんが!

 

「おいおい!大丈夫なのかよ⁉︎」

 

「心配しましたよ!俺達!」

 

 

「?何を訳の分からない事を…」

 

 

「だって…これ!」

 

そう言いながら私は翼さんの病室を指差した。

其処には派手にめちゃくちゃになった部屋が其処にあった。

 

「あ…///」

 

心配したんですよ!誘拐されたんじゃないかって思って…!

 

「奏さんも霊風さんも今日は来れないって言っていたから、其処を狙われたんじゃないかと思ったんですよ!」

 

「…///」

 

「こんな状況だったらと思うと本当に心配したんですよ!有名アーティスト『風鳴翼』が誘拐されたとなったと知れたら…」

 

「///」

 

兎に角無事でよかった〜

 

「…取り敢えず…」

 

スパンッ!パシンッ!ゴドンッ!

 

「あべしっ⁉︎」

「だわばっ⁉︎」

「ぎゃふんっ⁉︎」

 

痛いよ〜⁉︎憑友!なんで私達が!しかも最後のは私だけど、明らかに2人よりも威力が高かった音がしたよ⁉︎

 

「なんで⁉︎」

 

(お前)のは木製ハンマーで打ったから。

それはそうとして…」

 

スルーしないで〜⁉︎それと地味に痛い物で叩かないで〜⁉︎

 

「お前ら、これ以上翼さんを恥ずかしい思いさせて如何するんだよ?」

 

「え?」「はぁ?」「ふぇ?」

 

憑友に言われて改めて翼さんの顔を見ると其処には完全に顔が真っ赤になった翼さんがいた。

 

それを見た私達はようやく納得して…苦笑いしたのであった。

 

「…取り敢えず。

響は下着類、馬燈は雑誌等の整理、逝都はゴミ掃除等を頼むな?」

 

私達3人は憑友に示唆されて、部屋の片付けをする事にしたのであった。

 

いや〜まさか、翼さんが整理が出来ないとは思いもしませんでしたよ〜はい…。

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーNO SIDE

 

そして粗方部屋の片付けが終わりつつ、なんとか住める環境にまで住める様になると、憑友は近くに設置されてあるテーブルにライドを置き、ベッドで座っている翼と話を始めた。

 

「それにしても、意外でしたよ。

翼さんが此処までとは…」

 

「///…こう言う事にまで気が回らなくて…」

 

「ははは…。自分でもそれは良くわかります。昔の自分も、良く部屋を散らかし放題でやらかしてましたので。

けど、此処にいる響や逝都、馬燈のおかげで今ではちゃんと整理整頓が出来る様になりました。

本当に彼奴らには頭が上がりませんよ」

 

そう言いながら、懸命に残った作業をしている3人を見る憑友と翼。

 

「…それで、如何ですか?響に対する件に関しては」

 

「…それを今から話そうと思うわ。けど…」

 

そう言いながらまた3人を見る翼。

憑友は如何やら逝都と馬燈がいるので如何しても話せないと感じたようだ。

すると憑友は2人を呼び、2人におつかいを頼みこむ事にした。

幸いな事に、この病院では飲食の持ち込みが可能だと言う事を思い出し、その旨を伝えると、2人は真っ直ぐ何処かへと走り去ってしまったのであった。

それを見届けた憑友は翼にアイコンタクトを取った。

翼はそれに気付き、アイコンタクトで『ありがとう』と返してくれた。

そして翼は響の方を見てみたら、響は手をはたいて、

 

「お終いです!」

 

「ありがとう。響」

 

響は残りの分をし終えたので、憑友は翼の代わりにお礼を言うと、ニコニコ笑顔でピースをしたのであった。

それを見た憑友は苦笑いしつつも、翼に目を通す。

 

そして翼は響に関しての事を改めて話し合った。

 

ーーーーーーSIDEto憑友

 

まぁ、結果から言うならば、無事に翼さんと響との和解はする事が出来たのが何よりの誤算だったな。

まぁ、これで次からはお互い協力し合えると思うな…

 

『…うん?』

 

「?如何した?ライドさん」

 

突然、机上に置いてあったライドさんが何かを見つけたので、話してみた。

 

『…いや。先程、向かい側の図書室でミス.未来がいた様な気がしたが…

…気の所為だろう』

 

「ふーん。まぁ良いか」

 

そう言うと俺は辺りを見てみた。

 

あれ?なんか変だな?

 

「(ユルセンが…いない?)」

 

辺りの視界をくまなく探しても、ユルセンが何処にもいなかった。

 

彼奴…何処行ったんだろ…?

 

ーーーーーーNO SIDE

一方、

 

つい先程ライドが言っていた事は本当の事だった。

 

図書室から未来が出てきては、先程の光景を思い出していた。

 

それは、響と憑友が翼と話をしている所だった。

 

その光景を目の当たりにした未来はそのまま帰ろうとしていた。

 

そんな様子を遠くから見ていた者がいた。

 

『…未来…』

 

それは憑友のアドバイザーとして活躍しているゆる〜い幽霊キャラことユルセンだった。

ユルセンは今の未来を見て、激しく後悔していた。

その理由を知る者は此処にはいなかった……。

 

そんなユルセンはその後悔の念を持ったまま未来の後を追ったのであった。

 

 

 

 

その後、未来はそのまま『ふらわー』に寄って、お好み焼きを食べていると、

入り口の戸が開いたので、見てみると、

 

「おばちゃん!豚玉2つと、広島風の特大を2つお土産で!」

 

「!逝都⁉︎それに馬燈君⁈」

 

「⁉︎小日向!」「なんでお前が⁉︎」

 

なんと逝都と馬燈の2人が来店して来たので、驚いていた。

3人は憑友を介して知り合った仲である。

もちろん、響も一緒に入っているが。

 

 

その後、未来は今の2人に自分と憑友と響の今の事を話すと…

 

「…取り敢えず、あの馬鹿2人の事を心配してるのは良く分かった。

けど、それを伝えるのはお前自身だぜ!未来」

 

「俺達は憑友にとって唯一の男友達だからな。彼奴は俺達に力を貸して欲しいと思ってるんだろう。

けど、響や未来はそれとは別さ。

命を燃やしてでも守らないといけない…

自分の命よりも大切な者だと、憑友(あいつ)は言っていた。

だから、お前は逆に憑友の事を見守ってくれれば良いんだよ」

 

「2人とも…ありがとう」

 

「応よ!」

「同じあの馬鹿2人の心配組の仲さ。頼ってくれよ」

 

そう言うと2人は手土産を持って、店を後にしたのであった。

 

その後、未来はそんな2人のために見守る事を決意するのであった。

 

ーーーーーー

その頃、二課では怪しい雰囲気を発していた。

なんと、《ネフシュタンの鎧》を纏った少女が市街区に出没したのだ!

 

「周辺軸の区域に避難警報を!そして響君に連絡を!」

 

だが、この時二課は知らなかった。

この鎧の少女の近くにもう1人の存在がいる事に。

 

ーーーーーーSIDEto響

またしても、あの子がこの近くにやって来ている…!

師匠からの連絡を聞いた私は急いでその場所へ向かおうとした。

その時だった…

 

「!響!」

 

「未来⁈」

 

まさか、未来とこんな場所で出会うなんて…!

 

「お前はーーーー!」

 

⁉︎未来が!

 

「来ちゃ駄目!此処は…⁉︎」

 

叫ぼうとした時に、あの子の攻撃が未来を…!

 

「⁉︎しまった!彼奴の他にもいたのか!」

 

鎧の少女はそう言っていたけど、私は近くにあった車が、吹き飛び、そして…未来の方へと落ちようとしていた…!

 

嫌だ…!此処で、未来を…失いたくない‼︎

 

私はなんの躊躇いも無く…聖詠を、唄った…

 

 

未来の前で。

 

「Balwisyall Nescell gungnir tron…」

 

私は瞬時に《ガングニール》を纏って、そしてすかさず未来に襲いかかる車を拳で食い止めた。

 

「⁉︎…響⁈」

 

「…ごめん…未来…」

 

私はそれだけ言って、あの子の元へと駆け抜けていった…。

 

ーーーーーーNO SIDE

未来は響の今の姿を見て、訳が分からなかった。

そんな時、

 

「未来ーー‼︎」

 

後ろから声がし、振り向くと其処には車椅子に座った憑友と、それを押しながら急行した逝都と馬燈の3人がやって来た。

 

「憑友!響が…!」

 

「⁉︎…(彼奴)…⁉︎この反応…

悪い。未来。俺はあの馬鹿を止めてくる」

 

「⁉︎何言ってるの⁈早く此処から…⁉︎」

 

未来が憑友を制止しようとすると、逝都に止められてしまった。

馬燈は逆に懐から黄色いドリンクを憑友に渡してきた。

すると憑友はそれをイッキ飲みした。

 

「ぷはぁ…!不味い!」

 

「我慢しろ。無茶を承知で動かしてるんだ…!」

 

すると憑友は車椅子からすかさず立ち上がり、ライドを左腕に装着した。

 

『良いのか?憑友。此処でやれば…!』

 

「それでも…あの馬鹿を連れ帰らなければならないんだ…!」

 

そう言うと憑友は腰のカードケースから1枚のカードを取り出し、そしてライドアブソーバーに装填し、

 

「未来…今まで黙ってて御免」

 

「憑友…?」

 

「逝都、馬燈。未来の事頼むぞ」

 

「…ああ」「無茶はするなよ」

 

2人からの答えに憑友は頷き、そして…

 

「変身‼︎」

 

レバーを引いた!

 

ーライド!フォーム、オ・レ‼︎ー

 

するとアブソーバーから炎の魂が現れ、憑友はそれを纏った…!

 

ー英雄の魂!オレに宿れ‼︎ー

 

そして未来は驚いていた。

其処には都市伝説としてここ最近見かける様になった存在…

 

《炎魂導師》ライドの姿をした憑友が其処にいた…!

 

「今行くぞ…響‼︎」

 

そう言うと力強く跳躍してその場から離れていってしまったのであった…!

 

「響…憑友…」

 

2人の変身した姿を見た未来はそれ以上何も言えなかった…

 

「「…」」

 

憑友の正体を知っていた2人にとっては、そんな未来に対して何も答えられなかったのであった…




憑友「くそ…病み上がりなのに…と。
お久しぶりだな。さて、早速本題に行かせて貰うぜ。
『英雄』達を紹介するこのコーナー」
「今回はロックが使っていた『英雄』の1人にして、ほむらさんと同じ『時』と『銃』の扱いに長けた存在・狂三を紹介しよう」

狂三/カード名【時の精霊(ナイトメア)の少女 狂三】
属性/闇・人間&精霊・射・銃

時計の針みたいな銃を二丁構える女性。
右目が赤、左目が黄色という左右非対称のオッドアイで、その内の左目の方には時計のような模様が刻まれている…!

憑友「彼女の能力により他時間軸に存在する自分を呼び寄せる効果を持つと言われているらしいのだが、そんな力あったら流石の俺でも苦戦を強いられるぜ…!」

次回

弓と水と槍と炎

憑友「次回のラストは俺、パワーアップだぜ!」

作)ネタバレしないで〜⁉︎

2016/6/30までに出たキャラが一応参戦してますが、7/1以降のキャラが今の所、出ていません。なので、以下の作品から選んで下さい。 1位のタイトルは外伝として投稿しようかと思います。

  • けものフレンズ(2017)
  • バトルガールハイスクール(2017)
  • はたらく細胞(2018)
  • SSSS.GRIDMAN(2018)
  • 盾の勇者の成り上がり(2019)
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