戦姫絶唱シンフォギア〜とある戦士の物語〜   作:かもめカメ

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今回は第6話を跨いで第7話まで行くぜ!


第35話 弓と水と槍と炎

ーーーーーーSIDEto響

(挿入歌『私ト云ウ 音響キ ソノ先二』悠木碧)

 

走りながらあの子の存在を感知した私。

 

「とんくせぇのが一丁前に挑発するつもりかよ…!」

 

鎧の少女も後を追って来た。

そして市街地からある程度離れて、私はその子を振り向いた。

 

するとその子は振り向き様にネフシュタンに付いている鞭を使い、攻撃して来た!

如何して、そんな事するの⁉︎

 

「とんくせぇのがやってくれる!」

 

「とんくさいとか言う名前じゃない‼︎」

 

「⁉︎」

 

私はそんな名前じゃない‼︎

 

「私は立花響!15歳!誕生日は9月13日で、血液型はO型!」

「身長はこの間の測定で157センチ!体重は…もう少し仲良くなったら教えてあげる!」

「趣味は人助けで、好きな物はごはん&ごはん!

後は…

彼氏いない歴は年齢と同じ‼︎」

 

「な、何をとち狂ってやがるんだお前…」

 

今、この場ではっきりと言わないと!

この場で話さないと…いけないんだ‼︎

 

「私達はノイズと違って言葉が通じ合える!

だから、ちゃんと話し合いたい!」

 

ーーーーーーSIDEtoクリス

 

とち狂ってやがると思いきや、今度は偽善者ぶりかよ‼︎

 

「悠長な!この後に及んで…!」

 

そう言うと私はネフシュタンの鞭を使い先制するも、簡単に避けやがった…⁉︎

 

この短期間の間に、彼奴は…急成長してやがるだと⁉︎

 

「話し合おうよ!人間は言葉が通じ合えば…」

 

っく!あたしは…そんな言葉が嫌いなんだよ‼︎

 

「うるせぇ!分かり合えるかよ人間が!

そんな風に出来ているものか!」

 

そんな風に出来ていたなら…なんで私のパパとママが殺されなけりゃならないんだよ‼︎

なんで、ロック義兄だけ、拷問や調教等の地獄(あんな酷い目)に遭わされなければならないんだよ‼︎

言葉が通じ合わなければ、何れこうなるんだよ‼︎

 

「分かっちゃいる事をペラペラ喋ってんじゃねぇ‼︎」

 

もう我慢出来ねえ!

フィーネからは引きずってでも連れて来いって言われたけど、もうそんな事は知ったこっちゃねぇ!

お前の全てを…粉々にしてくれてやる‼︎

 

「!私だって、負ける訳にはいかないんだもん!」

 

「うるせぇ!」

 

これでも喰らいやがれ!

 

ーーーーーーNO SIDE

 

そう言うとクリスは以前、翼の時に使用した技…

 

ーNIRVANA GEDONー

 

を放った!

 

それを見た響は瞬時にその攻撃を腕で防ぐ!

 

「持ってけ、ダブルだーー‼︎」

 

すると少女はもう片方で同じ技を放ったのであった!

 

激しい爆発により、少女はやったのかと思ったが、

其処には、エネルギーを集めようとしている響の姿がいた!

 

「この短期間の間でアームドギアを手にしようと言うのか⁉︎

…させるかよーー‼︎」

 

「(こんなんじゃ駄目だ…!

翼さんの様にギアを固定出来ない…!

エネルギーは有るんだ…!

形成されないなら…!)」

 

そう言うと鎧の少女は再び鞭で攻撃しようとする‼︎

 

「(その分のエネルギーを…この拳でぶつけるだけ‼︎)」

 

そう響が思っていたら、腕のガントレット部分が変化を見せた…!

 

なんとガントレット部分が稼働し、ガントレット部分のパワージャッキが伸びたのだ!

 

「(雷…握り潰す様にーーーー‼︎)」

 

そしてそのまま鞭を握った響は、そのまま鞭を引っ張る!

もちろん、その反動で鎧の少女は響の方に引っ張られた!

すると響は瞬時に背中のブースターを点火し、そして鎧の少女に向かって特攻した!

 

「(最速で、最短で、真っ直ぐに、一直線に!

胸の響きを、この思いを…

伝える為にーーーー‼︎)」

 

そして特攻した響は拳を鎧の少女の腹に正確に狙い撃ち、そしてそのパワージャッキのパワーをぶつけた!

 

その威力はそのまま鎧の少女に衝撃波を与えたのであった…!

 

その威力で、なんと《ネフシュタンの鎧》に罅が入ったのであった!

 

その威力を感じた少女は危惧したが、響はノーガード状態で向かい合っていた!

 

「っ‼︎馬鹿にしてんのか!この雪音クリスを!」

 

すると少女…クリスは自分の名前を打ち明けた。

 

「そっか…クリスちゃんって言うんだ…!(あれ?でも、この名前…何処かで聞いた様な…?)」

 

響はそう言いながら戦いを止めさせようとしていた。けれどクリスはその話を否定した。

大切な者を失った彼女にとって、根絶やしにしないといけない物があったから。

 

そして、今の響の言う事を聞く気にはなれなかった。

するとクリスは響に猛攻を加えていく…!

対して響はそれでも懸命に話し合おうとする…!

 

クリスは自分の纏っている鎧が再び自分の身体の力を吸収しつつ、再生して行く事と、響の諦めない不屈の心にうんざりしたのか、

 

「ふっ飛べよ!アーマーパージだーー‼︎」

 

そう言うとクリスはなんと《ネフシュタンの鎧》を壊して、散弾のように周囲に散乱させた!

 

ーHAMMER PUNCHERー

 

そしてクリスは唄った…聖詠を。

 

「Killiter Ichaival tron…」

 

その歌と共にクリスの身に新たな鎧が纏った…!

 

赤のイメージカラーで、腰にはウイングの様な物を模したものをつけていた。

 

彼女の力で、かつて消失したとされた『第2号聖遺物』…

 

《魔弓・イチイバル》のシンフォギアだった!

 

ーーーーーー

 

「!…響…

今行くからな!」

 

先程の爆発を見た憑友は急いで急行していた。

だが、思うように身体が動けずにいた…!

 

「くっ!(やっぱり、あんなドーピング剤で無理やり身体を動かしたから…如何しても身体に支障が来てるのか…‼︎

でも…諦めてたまるかよーーーー‼︎)」

 

すると先程までの足取りが一気に軽やかになり、一気にかけ走っていた!

 

「(俺が生きている間は…

 

俺が響と未来を守るんだーーーー‼︎)」

 

その心の叫びを心の中で言いながら、憑友は急行して行くのであった…

 

ーーーーーーSIDEto響

(挿入歌『魔弓・イチイバル』高垣彩陽)

 

クリスちゃんが歌を歌った…私はそれだけで驚いていた。

完全聖遺物だと歌を歌わなくてもノイズを倒せるいや、それ以上の力を秘めている。

けど、クリスちゃんの歌った歌に私は思わず驚いていた。

 

「…せたな」

 

「え?」

 

何か言った?

 

「私に歌を…歌わせたな‼︎」

 

わ⁉︎な、何⁉︎いきなり過ぎだよ⁉︎

 

「私はな…歌が嫌いなんだよ‼︎」

 

じゃあなんで歌を歌うの⁉︎

 

そう思っていたら、腕の手甲の部分が変化して、クロスボウのような形になって、撃って来た⁉︎

避けないと‼︎

 

私は一生懸命に避けまくっていた。

だけどその隙を突かれて、クリスちゃんから跳び蹴り貰ってしかもおまけにクロスボウが変化して…って…

 

なんでガトリング⁉︎しかも2つも⁈

 

そう思っていたら、連射して来た〜⁉︎

 

避けまくらないと…

 

ザクッ!

 

 

⁉︎か、身体が…動かない⁉︎なんで⁈

 

そう思って後ろを見てみると、其処には一本の矢が⁉︎

これって、まさか…⁉︎

 

「済まないな、《ガングニール》の装者。2対1という卑怯な手を使って」

 

声がした方を見ると、《水魂導師》ソウルの姿が!

 

「てめぇ!何を勝手に…「好い加減にしろ!クリス‼︎」…ロック義兄…⁉︎」

 

え?ロックにぃ?…まさか、兄妹⁉︎

 

「義理のだがな。」

 

「へぇ〜…て、なんで聞こえてるの⁈」

 

「心の声がダダ漏れだ」

 

「勝手に聞かないでよ⁉︎」

 

と言うか、これ本当にピンチだよ⁉︎

1人で漸くなのに、2人相手だと私勝ち目ないよ〜⁉︎

本当に何も出来ないよ〜⁉︎

 

すると、クリスちゃんが私にガトリングを向けて来た!

 

「悪く思うなよ!」

 

悪いと思ってるなら、やめてよ〜⁉︎

 

そう思ってると撃って来た!

もう駄目だ…そう思った。

 

 

「はぁぁぁぁあ‼︎」

 

 

すると私とクリスちゃんの間に誰かが割って入って来て、弾が鉄などに当たる音と同時に多数の弾丸が撃ち落とされていた!

 

私はその方向を見て驚いた。

其処には…憑友がいたから!

 

ーーーーーーSIDEto憑友

 

「!憑友!」

 

全く、世話の焼ける奴だな、響は。

とは言え、この数多の弾丸を如何に捌ききれるかが問題だ。

 

「あの野郎!私の弾丸を!」

 

くっ!幾らキリト師匠(せんせー)の過去の話を基にやって見ても、この弾丸の雨をキリト師匠は剣1本で後ろにいた仲間を守りながら撃ち落としたって言うんだから、驚きようが無いよ。

 

「いや、それ以前にお前の方がハードル高いからな?」

 

うわぁ⁉︎吃驚した⁉︎

ってか、心の中にまで出て来ないで下さいよ!キリト師匠⁉︎

 

「悪ぃ悪ぃ。

それよりも、お前は拳の振りが大まかになってる…

それをどう改善するか?分かるか?」

 

…確かに。俺のこの拳はこんな人間離れした芸当じゃ成し遂げられねえ。

だけど、このモーションはキリト師匠の演舞をアレンジしたモノ。

 

…?キリト師匠の演舞って確か…剣の演舞だよな?

 

なら、それを拳でやる俺って…案外馬鹿⁈

 

だけど…この方がしっくりと来ている!

ならば、剣のような鋭さと…

拳のような身のこなしを併せ持つ武器が必要だ!

 

だけど、そんな武器あるのか⁈

 

…!いや、ある‼︎

手甲の裏に潜めし隠しナイフを突き出して出現させる…そんな武器が‼︎

 

ならばそれを、炎で形作って、イメージするだけだ!

 

「ふっ。後はおもいきりやってみろ!」

 

アドバイスありがとうございます!キリト師匠!

良し!そうとなれば…!俺のこの思いを…

 

 

形となれーーーー‼︎

 

ボォォォォ‼︎

 

ーーーーーーNO SIDE

 

数多の弾丸を撃ち尽くしていくクリス。

そんな彼女は今自分の攻撃を受け流している憑友に違和感を感じていた。

 

「(なんだ、此奴⁈さっきよりもスピードが劣ろえねぇばかりか、寧ろさらに増してきてやがるだと⁉︎)」

 

そしてロックはそんな違和感をクリスと同様に感じていた。

 

「(この力は…まさかあいつ…"サブウェポン"を出すつもりか⁉︎)」

 

"サブウェポン"…それは、《精魂導師》達の主力の武器に必要とされる武器の事。

 

幾多にも及ぶ武器の中から選び、そして主力のメインウェポンと同様に使える事ができる武器の事である。

 

ロックこと《水魂導師》ソウルは、

メインウェポンは弓と二丁拳銃の性能を併せ持つ特殊武器で、

サブウェポンは二刀短剣である。

故にロックの戦闘スタイルは遠近対応型の戦闘スタイルに特化している。

 

霊風こと《風魂導師》スピリットは、

メインウェポンが槍、鎌、斧、杖etc…様々な長柄武器を扱える事が可能な両手棍(ロッド)型の武器で、

サブウェポンは格闘術を用いていた為に籠手を使用する。

中距離や防御時にはロッドを使い、不意打ち程度に格闘技を取り入れた戦士(ファイター)タイプなのである。

 

 

だが、憑友の場合は少し違った。

メインウェポンこそ今の戦闘スタイルの拳を用いた格闘戦なので、籠手を使用するが、

今の今までサブウェポンを使用する事は無かった。

…いや、訂正しよう。

 

()()()()()()()()()()()()()()()のだ。

 

この日まで憑友はメインウェポン1つで戦って来たのだ。

 

いくら数多の武器を扱える『英雄』達の力とて、それは『英雄』達の所有物に過ぎず、

憑友は自分にもメインを代替出来る程の屈指のサブウェポンを持ってはいなかったのだ。

 

しかし、それも今日までの事。

憑友の願いが《炎魂導師》に新たな力を授けた…!

 

 

ザシュッ!

 

突如聞こえてきた()()()

 

その音を聞いたクリスはガトリングを撃ちやめ、ロックはそんなクリスと共に目を見開く。

 

 

其処には両手の甲から一本の赤みを帯びた刺突状の剣を具現化させた憑友が其処にいた!

 

「これが俺の"サブウェポン"…《刺突刃》だ‼︎」




翼「えっと…風鳴翼だ。
今回は出番が無かったから、憑友が代わりにこのコーナーを託された。
不束者だが、よろしく頼む」
「さて、今回紹介する『英雄』は、憑友が以前結界内での攻防戦で使用していた『皇帝』の名を持つ青年・ジンの事を紹介しよう」

ジン(本名 海道ジン)/カード名【秒殺の皇帝 ジン】
属性/闇・人間&機械・打・槌

数多の戦いにおいて僅か1桁の秒数で瞬殺してきた実力者。
故にカード名に記載されている異名【秒殺の皇帝】の名が付いた。

翼「あんなにも重たい武器を軽々と持つだけでなく、それを用いて相手を瞬殺させるその実力…侮れない相手だ。
必殺技"インパクトカイザー"で、前方の敵に衝撃を与える…!
私もうかうかしてられないな…!」

次回

導師の《歌》

翼「次回は憑友と水の導師。2人の戦いに決着が付く!
そしてこのサブタイトルの意味とは一体…?
兎に角、次回も見ておいてくれ」

2016/6/30までに出たキャラが一応参戦してますが、7/1以降のキャラが今の所、出ていません。なので、以下の作品から選んで下さい。 1位のタイトルは外伝として投稿しようかと思います。

  • けものフレンズ(2017)
  • バトルガールハイスクール(2017)
  • はたらく細胞(2018)
  • SSSS.GRIDMAN(2018)
  • 盾の勇者の成り上がり(2019)
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