戦姫絶唱シンフォギア〜とある戦士の物語〜   作:かもめカメ

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"今日の敵は明日の友"

風と水。2人の導師が今日…共闘す!


第39話 風と水の共闘

(挿入歌『魔弓・イチイバル』高垣彩陽)

 

2人は弦十郎から離れるとすぐに別行動を開始した。

 

クリスはまず空中にいるノイズ達を相手にガトリングや小型ミサイルで撃ちまくっていた。

その際に危うく女剣士の方に当たりそうだったが、

 

「!レヴァンテイン!」

 

『Schlangeform.』

 

女剣士の持っていた剣が長剣から連結刃へと変えて、自分の周りをその連結刃を高速回転させて防いだ!

 

「…少しは敵味方の区分をして貰いたいものだな」

 

女剣士はそう言いながら冷酷な目をクリスに向けた。が、

 

「へ!私の射線上にいたあんたが悪りぃんだよ!」

 

と、クリスは反論を述べたのである。

 

「つうか、てめえ何者なんだよ⁉︎普通人間が何もしないで空を飛べるのかよ!」

 

「生憎今は魔力で浮いているのでな。この方が動き易いから…な!」

 

そう言うと女剣士が連結刃をクリスに向けて放ってきた!

それを見たクリスは抵抗しようとしたが、連結刃の切っ先はクリスの顔を避け、後ろへと向かっていた。

 

クリスは後ろを振り向くとそこにはノイズが奇襲をかけようとしていた形跡があり、女剣士はその隙を見逃さなかった…!

 

「⁉︎」

 

「余所見をしている暇があるなら…⁉︎」

 

女剣士がそう言おうとしたら今度はクリスがその女剣士に向けてクロスボウを放った!

だが、それは女剣士から反れ、その先にノイズがその女剣士を襲おうとしていた…!

 

それに気付いた女剣士はすかさずそこから飛び退く。

 

「これで貸し借りは無しだ!」

 

「…少しはやるようだな」

 

すると女剣士はクリスに顔を向けて自己紹介した。

 

「私の名はシグナム。【烈火の将】の名を持つ騎士だ」

 

「…雪音クリス。それが私の名前だ…」

 

「クリスか…中々似合ってる名だな」

 

「んな⁉︎」

 

そう言うと女剣士…シグナムは剣と腰に携えていた鞘を連結させた。

 

「レヴァンテイン!」

 

『Bogenform.』

 

するとその連結させた剣と鞘が大きな弓へと変化させた!

 

「《魔弓・イチイバル》…

その実力…私に見せてくれ」

 

「!…ふっ。だったらあんたも、どれ程強いのか見せてくれよな!」

 

「ふっ…ならばその目で確かめてみる事だな。

行くぞ、レヴァンテイン!」

 

『ja.』

 

そう言うとクリスは3連4門のガトリング2砲を構え、

そしてシグナムは弓を構えながら、魔力で練った矢を番える…そして、

 

「これでもくらえーー!」

 

クリスはガトリング2砲による弾丸を雨のように降らせた!

 

ーBILLION MAIDENー

 

そしてシグナムは目を閉じて精神を統一し、そして目を開くと同時に開口一番…!

 

「"翔けよ、隼‼︎"」

 

『Sturmfalken.』

 

そして矢を放った…!

その矢から炎が迸り、やがてその炎が隼のように翔け巡り、そしてその範囲内にいたノイズ達を焼き尽くしたのであった…!

 

ーーーーーーSIDEtoロック

空の様子を見ていたが、凄まじいの一言に限るな…!

 

そう感化していたら、カードケースからフェイトさんが現れた。

 

「シグナムがやってくれたんだ…!」

 

「…お知り合い…ですか?」

 

「うん。昔は敵同士だったけど、今では頼れる仲間であり、共に切磋琢磨しているライバルなんだよ♪」

 

そう言いながらかなりご機嫌が良いフェイトさん。

まぁ、この前の《炎魂導師》との決着以来、彼奴…憑友側に付いているフェイトさんの友人と戦う事も無くなったから、心の迷いが消えたのだろうな。

 

そう考え込んでいると、

 

「そこでボォーッとしてるなら、少しは手伝えよチミッ子!」

 

「チミッ子では無い!」

 

…そう言えば俺の近くにはあの白い鎧を纏った男がいるのを忘れてた…

と言うよりも何故、こんな奴のところに来たんだろうか?

 

そうすると今度はフェイトさんの代わりに俺が今変身している『英雄』が俺の隣に現れた。

 

「んな⁉︎アカツキ⁉︎」

 

「何⁈」

 

この男、俺が変身している者の名を何故知ってるんだ⁈

 

「当たり前だ。私と彼奴は同じギルドの仲間だからな」

 

…いきなりすぎて驚きの連続になって来た。

 

突然俺の隣から、俺が変身している『英雄』

地平線の暗殺者(ホライズン・アサシン) アカツキ】

がそこにいた。

 

「それは良いとして、お前さんの妹のおパ…」

 

ガシャンッ!

 

「ギャフンッ⁉︎」

 

…何だ今の動きは⁉︎

自分でやってないのに身体が勝手に動いて、鎧の男の顔面に飛び蹴りをクリーンヒットさせたのだが、一体如何言う原理なんだ⁈

 

「済まないな。何分、此奴に対する処置がまさか癖になるとは思ってもいなかったのでな…」

 

そう言いながらアカツキさんが謝罪してきた…俺だけに。

 

「ってか、俺に謝罪は⁈」

 

「如何せ碌な事しか考えていないのだろ?直継は」

 

「そりゃご尤もで〜」

 

…なんだこの漫才のようなコントは。

 

『ぷっ…意外に受けるぞ、これは…クスクス…!』

 

ソウルもソウルでいきなり話しかけてくるな⁉︎

そしてさっきのコントの何処に笑う要素があった⁉︎

 

「それはそうと、厄介事だけは勘弁してくれよな…あのおっさんみたいにな」

 

そう言いながら鎧の男(アカツキさん曰く名は直継と言っていた)が指を指した。その方向には牛二頭を豪快に乗りこなしている巨漢の男が牛に命じながら、己は己で豪快に剣を使ってノイズ共を一掃していた。

…一言言わせろ…

 

豪快にも程があるだろ⁈

 

そう思っていたらノイズに囲まれていただと⁉︎

 

「うぉ⁉︎やべぇじゃねぇか!」

 

「直継は"あの技"があるから大丈夫なのでは無いのか?」

 

?あの技?

 

「馬鹿野郎!"あれ"は使ったら5分間は再使用に時間が掛かる故に発動しても10秒しか持たねえよ!ってか、お前はそれ知ってるだろうが⁉︎」

 

何を言ってるのか訳が分からない!

 

如何すれば…

 

「"アストラル・バインド"‼︎」

 

すると一部のノイズ達が光を帯びた楔によって身を封じられた!

一体誰がこんな事を…!

 

「⁉︎この技は…!」

「間違い無い…主君の技だ!」

 

如何やら2人は知ってる存在みたいだが、一体…

 

「やれやれ、ノイズの群れがいるから見てみりゃ…

お前、この間の《水魂導師》じゃねぇかよ…」

 

そう言って来た者に俺は見た。

お前は…風の導師!

 

そう思っていたら、その男が俺達の前に現れた。

 

「まぁ、言いたい事はわかるけど、今は此奴らの掃討を手伝えよ?

自称《炎魂導師》のライバルさん?」

 

ムカッ!今此奴はなんと言ったか?

 

()()《炎魂導師》のライバルだと言ったか…!

 

俺は…俺は…‼︎

 

「俺も憑友(彼奴)も自他共に認めるライバルだ!」

 

そう言うと俺はいつの間にかノイズ達に八つ当たりにも似た様な行動をしていた。

 

「そうでなくちゃ、彼奴のライバルになんかなれねぇよ!俺も交ぜろ!」

 

そう言うと風の導師も一緒になって戦ってくれた…!

もしかして、俺の殻を破る手伝いをしていたと言うのか?

 

…余計なお世話だが…ありがとう。

 

「行くぜ!これが俺の新たな『英雄』の力だ!」

 

そう言うと風の導師はカードケースから白い大剣を片手に持った青年のカードをアブソーバーに装填して、レバーを引いた…!

 

ースピリット!フォーム、バサラ!ー

 

するとそこからイラストに書かれた青年の魂が現れ、風の導師はそれを纏った…!

 

ー勇者の一族!(かぞく)を守れ!ー

 

すると風の導師から白い大剣が現れた…!

 

「俺の名は霊風。彼奴…憑友の先輩的存在だ。

お前の名前は?」

 

大剣を構えながら、そう言ってきた風の導師いや、霊風。

敵が名乗ったのに、俺が名乗らないと言うのはいけないよな。

 

「…ロック。ロック・アイル・ユキネだ、風の導師いや《風魂導師》の霊風」

 

「…ふっ。良いぜ。なら、お前さんと俺の2人でこの数のノイズを殲滅してやろうぜ!勿論、お前さんの妹さんと、風鳴のおやっさんが呼び出した『英雄』達も一緒だぜ!」

 

ああ…!やるだけやってやるだけだ!

 

そう言うと俺は憑友にはまだ見せていない姿をするカードを装填してレバーを引いた…!

 

ーソウル!フォーム、ラウラ!ー

 

するとアブソーバーから銀髪のストレートで、左目がアイパッチで隠した少女の魂が現れ、俺はそれを纏った…!

 

ー大胆不敵な、ブラック・ラビット!ー

 

さぁ、ノイズ共…俺のレールガンは荒れるぞ…!

 

そう言うと俺は右側に装備されていたレールガンを取り出し、そして撃った…!

 

その一撃で大半のノイズが炭化していった…!

 

「うぉっ⁉︎怖っ⁈けど、負けられねぇ!」

 

そう言うと霊風はアブソーバーのドライブボタンを叩いた!

 

『スピリット・バサラ!フルドライブ!』

 

すると霊風は大剣を両手に持って高く掲げてそして、

 

「決まれ…!

 

"無次元の執行(バニシング・シフト)"ーー‼︎」

 

そのまま縦斬り一閃をした。

すると斬った空間が歪みを発生させた…!

 

それにより、近くにいたノイズ達が一斉に吸い込まれて最後は歪みが消えてしまった…!

 

す、凄すぎる…

 

「ほらほら!まだまだ始まったばかりだぜ?へこたれるなよ!」

 

…ふっ。言ってくれるじゃないか。

やってやろうじゃないか!

 

そう言うと今度は2人揃って新たなカードを取り出し、先程のカードを入れ替えて、レバーを引いた!

 

ーソウル!フォーム、バン!ー

ースピリット!フォーム、キング!ー

 

するとそこから俺の方からは白髪で赤い服を纏った男が、

霊風の方は逆に槍を持った少年のような出で立ちの姿をした魂が現れ、それぞれ纏った…!

 

ー七つの大罪、強欲のフォックス!ー

ー七つの大罪、怠惰・ザ・グリズリー!ー

 

 

「一気に決めるぞ!」

「…委細承知」

 

そう言うと2人揃ってドライブボタンを叩いた!

 

『ソウル・バン!フルドライブ!』

『スピリット・キング!フルドライブ!』

 

そう言うと霊風は槍を前方に構えた。

その際に槍が勝手に動いていたのは気の所為にしておこう。

 

そして俺は手に持っていた四節棍を振りながら、敵に特攻して行き、そして一気に放った…

 

「"バニシング・キル"!」

 

その攻撃により、俺が通ったノイズ達は殲滅した。

けど、まだ沢山いるが心配する事は無かった。何故なら…

 

「"霊槍シャスティフル・第四形態"…浄化しな、雑音共。

 

"サン・フラワー"!」

 

すると霊風が所持していた槍が向日葵のような形態になると、そこから光線が放たれた。俺も巻き添えを食らわせて。

 

だが、攻撃を食らったのにも関わらず、俺の身体はみるみると再生して行った。

 

伊達に【不死身(アンデッド)()バン】と言う異名を持っている訳では無いようだ。

 

俺が使用したカード【強欲の罪(フォックス・シン) バン】には特殊な体質の持ち主で、なんでも魂を抜かれない限りはその身は不死身なんだそうだ。

 

「悪りぃ、捲き込んじまって」

 

すると霊風が俺の所までやってきた。

 

「いや、こうやって共に戦えるのはとても大切な事だからな」

 

「…はっ。イイね。そうこなくちゃ!

…背中託すから、お前の背中、俺に預からせてくれ…」

 

「!…ああ!」

 

さぁ、まだまだノイズは山程いる。

此処かからが本当の正念場だ!




ロック「『英雄』達を紹介するこのコーナー。
今回は俺が紹介する事になった。よろしく頼む」
「今回は俺がこのお話で変身した『英雄』ラウラの事を紹介しよう。
それと今回から『英雄』紹介をリニューアルしてみたぞ」

ラウラ
本名 ラウラ・ボーデヴィッヒ
カード名【黒き独眼兎(ブラック・ワンアイ・ラビット) ラウラ】
属性/闇・人間&機械・射・剣&銃

20歳にも満たない年でドイツ軍の小隊長を務める実力を誇る少女。
常に左目に眼帯をしている。
誰に対しても冷徹な性格だが、大胆な事をしでかす事もある。

ロック「ラウラは遠距離でも近距離でも素っ気なく熟る実力を誇る日本タイプ。
だが、時々予想に反する事を起こすので、こちらの身としては気苦労が絶えない」

次回


絆が生んだ奇跡

ロック「次回はこのお話の主人公、憑友と《ガングニール》装者こと響の出番のようだな。期待して待っててくれ」

2016/6/30までに出たキャラが一応参戦してますが、7/1以降のキャラが今の所、出ていません。なので、以下の作品から選んで下さい。 1位のタイトルは外伝として投稿しようかと思います。

  • けものフレンズ(2017)
  • バトルガールハイスクール(2017)
  • はたらく細胞(2018)
  • SSSS.GRIDMAN(2018)
  • 盾の勇者の成り上がり(2019)
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