フィーネと弦十郎の激闘の最中、"影這い・
ロックの腹を槍が突き刺す!
そして、そんなロック達の所に霊風が現れた。
霊風は転生者《リターナー》でフィーネの手下だった!
そして奏に槍を向けて、技を放とうとした。
だが、その技は逆にフィーネの鎧を抉ったのであった…!
ーーーーーーSIDEtoロック
「馬鹿な…⁉︎如何やって向きを変えた⁉︎」
…フィーネの言った通りだ。
霊風の後ろにはフィーネがいた。
そして霊風の槍の矛先は奏と言う女の人に向けていた…!
なのに、何故フィーネにその槍を向け直したんだ⁉︎
そして何故貫けたのか⁉︎
いや、そもそも…如何やってあのスピードから180度向きを変えたんだ⁉︎
少なくとも俺の視認したのは推定でも、時速80kmは下らない…!
普通そんなスピードで、急カーブすれば、間違いなく遠心力の因果で横転するのが目に見えている…なのに何故⁉︎
「生憎、俺は脳筋じゃなくて…テクニシャンなんだよ。手先が器用なんだよな〜」
「霊風!」
「お前の声が聞けて良かったよ。奏」
「え?」
そう言うと霊風はフィーネに槍を突き刺したまま話を始めた。
「お前と翼と初めて会った日。
お前って本当に男みたいな大胆な性格だったな…」
「⁉︎よ、余計なお世話だ!」
そう言いながらも、奏と言う女の頬が赤く染まる…
よっぽど恥ずかしい思い出なんだろうなぁ。
「だけど、俺はその性格が好きだ。
「⁉︎////」
「!…大胆…‼︎」
「此処でそれ言いますか…⁉︎」
?何の事だろう?まぁ良いか。そう思っていると霊風は再び話を始めた。
「…本当はお前を死んで欲しくは無かった。
だけど、俺は《運命》を変える事が出来なかった。
だけど、あのモブいや、彼奴…憑友のおかげでお前がこの日まで生きてくれた。
正直悔しかった。あの子に奏が助けられるなんてな。
だからもう決めたんだ…あのライブ会場の後から…!
"天羽奏の専属マネージャーと同時に、
奏を守る…騎士になる"ってな!」
「‼︎////…もう…馬鹿野郎…////」
そう言うと霊風は持っていた槍を引き抜くや、そのまま槍を高跳び棒を応用して、槍を地面に付けるとそのままフィーネに蹴りを加え込んだ!
「ぐっ!何故、私に歯向かう!」
「俺は今の今までお前の犬だった…下僕だった…
だけど今は違う!
俺は天羽奏の専属マネージャーと同時に!
奏を守る存在…
ーーーーーーSIDEto霊風
ったく…俺も俺で馬鹿な奴だよな、全く…
俺の事を思ってくれていた奴に俺はなんで気付かなかったんだろう…
でも、おかげで肩の荷が下りたみたいだ。
「ふっ。漸くか…遅すぎるな」
「それに関しては俺も同感だ」
エルエルフ…刄更…
「俺達もいる事も忘れるなよ!」
「常に前を見据えろ、我々の主よ」
ゼクス…ナルガ…へへっ。やっぱり俺はこうでなくちゃな!
「くっ!おのれぇぇぇぇ!」
「かかって来いよ!終わりの名を持つ女!」
そう言うと俺はアブソーバーからカードを取り出し、そして装填の直後にレバーを引いた!
ースピリット!フォーム、アリーシャ!ー
「あらよっと!」
そしてアブソーバーからベージュ色のサイドポニーと白のバトルドレスを身に纏った女性の魂が現れ、俺はそれを纏った。
ー導師の従者!姫騎士の槍!ー
俺はすかさずアリーシャの愛槍、"フォージスピア"の穂先を地面に突くとそのまま身体を独楽のように周り始める…!
「櫓独楽!」
「んなっ⁉︎」
その内の蹴りの1発をフィーネの腹にクリーンヒットし、フィーネはそのまま壁へと衝突し、そのままめり込んだ。
俺は動作をやめるとすぐに憑友から貰った『英雄』達を顕現するアイテム…『現界ブースター』を取り出し、そしてカードを装填した。
そしてブースターから光の粒子が放出すると、
そこには俺が初めて出会った『英雄』であり、
《水竜》を冠する名を持つ少女…
レヴィアタンが現れた。
「今まで俺の無茶ぶりに付き合ってごめん」
俺はそう言いながらレヴィアタンに謝罪する。
レヴィアタンには本当に色々とお世話になっていた俺。
彼女は争い事はしたくない性格。
それに、彼女には大事な親友と再会させる約束までした。
だけど、俺はそれを前者は否定して後者は二の次、三の次へと先延ばしにして、無理矢理にでもレヴィアタンを酷使し続けていた。
本来なら、手元から去る事もあったはずなのに、今日までずっと傍にいてくれた。
そんな俺の言葉を聞いたレヴィアタンは俺の方に向くと話をし始めた。
「例え、貴方がどんな人だろうと…
大事な友達を探してくれるという約束は本物だった。
だから、私は貴方の事を信じ続けてきた。
私は争う事はしたくない。けど、それでも私と同じ歳の女の子達が一生懸命に今の人生を生きているのなら、私はその子達の為にも、
貴方の為にも、頑張ってみせるから」
レヴィアタン…ありがとう。
俺はそう心の中で呟くと、直ぐにレヴィアタンに指揮をした。
「レヴィアタン!ロックの治療を頼む…!」
「はい!」
そう言うとレヴィアタンはロックの元へと向かい、治療を始めた。
それと同時にフィーネが壁から這い出てきた。
「何故、私に牙を向く⁉︎」
んぁ?そんなの…決まってるよ!
「今の今まで俺の事をこんなにも心配させてくれた仲間がいる、友達がいる、そして…相棒がいるんだ…!
そんな奴等の叫びで漸く目が覚めたんだ…!
だから、お前のやり方…
"月を穿ち、《バラルの呪詛》を解き放つ計画"は…
そう言うと俺の目の前に一枚のカードが現れた…!
「…今のお前になら、俺が使えそうだな。
…頼んだぞ…【風魂導師】」
!…ああ!
そういうと俺はそのカードを手に取り、アブソーバーのカードと交換、そして、
「変身!」
レバーを引いた。
ースピリット!フォーム、エルエルフ!ー
するとアブソーバーから白髪でこれまた白を基調とした軍服を着た青年の魂が現れ、俺はそれを纏った!
ー知性参謀!世界を
エルエルフ…本名ミハエル。
《革命機》と呼ばれるロボットを操るまだ20歳にも満たない未成年達を導いた青年。
エルエルフ本人は頑なに自らを英雄視される事を嫌っている。
理由はおそらく…"友達"の死が関連していたりする。
本来ならエルエルフは自分ではなく、自分にとって唯一の"友達"が『英雄』にならなければいけない存在だった。
だが、『英雄』になる直前で、その友達はこの世から去った…
神(俺が転生する際に出会った若い神とは別の神にあたる存在)が、エルエルフの友達の代わりにエルエルフを『英雄』として昇格させたのだろう。
転生者《リターナー》の俺はその事情をよく知っている。
彼もまた俺のいた世界では"アニメの中の世界の人物"の1人に過ぎないから。
でも、だからこそ俺はエルエルフいや、ミハエルの言いたかった事が今になって漸く分かった。
"俺みたいな歴史を歩むな。お前にはまだ仲間がいる、友達がいる、そして…相棒がいる"と。
それに気付いた俺を見たエルエルフは俺に力を貸してくれたんだな。
…ありがとう。
「…ふっ。何に変身したかと思えば、お前の得物である長柄武器を持たない戦士に成ろうとはな!」
「勘違いするなよ、フィーネ」
「?」
俺の得物は確かに長柄武器だ。
槍、両手斧、
両手で一つの武器を持つバトルスタイルは俺の得意分野だけど…
だからと言って、他の武器が不得手とは限らないんだよ!
「それにあんたには見せてないけど、奏は俺が初めて出会った時の事、憶えてるか…?」
「初めて出会った時の事…?」
ーーーーーーSIDEto奏
初めて出会った時の事…?
私は霊風にそう言われて記憶を頼りに思い出していた。
そうだ…あいつ…徒手空拳を使用していた…!
「その顔だと思い出してくれた様だな?」
ああ…でも、如何やって…?
すると霊風はフィーネと向き合うと、
「緒川っち!」
「!」
「拳銃貸してくれ!」
「え⁉︎…!」
いきなり何をと思ったら、緒川のあんちゃんが直ぐに拳銃の弾を高速リロードさせて、その拳銃を霊風に投げた!なんで⁉︎
対して霊風はその銃を左手で華麗にキャッチすると、右手から何処から取り出したのか、コンバットナイフを逆手に持った!
「サバイバル術で勝てる程、甘くは無い!」
「だろうな」
フィーネの言い分に霊風は逆に冷静に、そして口元から不敵な笑みを零すと、
拳銃とナイフによるラッシュ攻撃を繰り出していく…!
近づければナイフで斬られ、
遠くに行けば弾丸で撃たれる…まさに遠近を征する攻略法だ。
だが、フィーネの纏っているのはあの完全聖遺物《ネフシュタンの鎧》だ。
近代技術で生み出された拳銃とナイフと、
古代の異端技術であるネフシュタンの鎧。
異端技術の方が圧倒的に不利になる筈…そう思っていたら、
「ったく、神様も何勝手に特典を追加しやがって…」
と、霊風がそう呟くと、そのまま眼を閉じ、そして一気に開眼させた!
「っ‼︎」
「?…何のつm(グサッ!)り⁉︎」
フィーネが何か言おうとしたが、それは出来なかった。
何故なら、
いつの間にか霊風がフィーネの懐へ入るなり、そのままナイフでフィーネの鎧に亀裂を生んだ…!
それによく見てみれば、霊風が纏っていた服装が、
白から赤へと変わっていた。
「な…何が…⁉︎」
「『英雄・エルエルフ』の能力…"クイックチェンジ"。
発動時、エルエルフのカードから別の【ヒーローカード】に高速変身させる能力だ。
そして、今俺がなっているのは…」
そう言うとそこで発生音が聞こえた。
ースピリット!フォーム、両儀式!
空の境界、直死の魔眼!ー
「"その眼を開けば、あの世へと逝かせる『魔眼』の持ち主"
…【魔眼の境界者 両儀式】の力だ」
そう言うと霊風はナイフと拳銃の持ち手を入れ替えた。
先程までは、拳銃が左、ナイフが右の逆手で持っていたが、
今度は逆の手で持ち替えた。
「…"直死"!」
そう言うと霊風はアブソーバーのドライブボタンを叩いた!
『スピリット・両儀式!フルドライブ!』
そう言うと霊風は瞬時にフィーネの懐へ入り込むなり、そのままナイフで一閃し、剣道で言う所の『残の構え』をした。
「"俺の前に立つんじゃねぇ…!"」
「⁉︎ぐはっ‼︎」
するとフィーネが纏っていた鎧から傷口が3つ開いた…!
?いや、ちょっと待て。
霊風の奴…一閃しかしてないよな?
何で3つも傷口が広がるんだ⁈
「くっ!おのれ…!」
そうしていると、フィーネの動きが止まった。
まるで何かによって縛られているかの様に。
「ハァ…ハァ…無駄だ」
その声を聞いた私達はその方へ向くと、そこにはロックとか言う《水魂導師》が霊風のパートナー英雄であるレヴィアタンに支えられて、何かを投擲した様な動作をとった後をしていた。。
そしてその手の先には一本の短剣が、フィーネの影に刺さっていた!
ー影縫いー
翼が緒川のあんちゃんから教わった技だ。
なのだが、まさかあいつも使えるなんて…!
「悪いなレヴィアタン。それにロックも済まなかったな」
「謝るのは後だ。先ずは
「そうだな…!」
そう言うと霊風は私の所に来て、緒川のあんちゃんの拳銃を渡してきた。
「俺とロックでフィーネ諸共、デュランダルを壊す!
そうすれば、フィーネの目的が防げる…!」
⁉︎
「だが、死ぬつもりは無え。
お前の所に必ず帰ってくる…約束する」
そう言うと霊風は私のおでこと自身のおでこをくっ付けると同時にそのまま…
チュッ!
え?
今のって…
き、
き、
キス⁈////
「おやっさん。緒川っち。奏と憑友の友人ちゃんの事、頼んだぜ」
そう言うと霊風はロックの隣に立ち、2人が同時に頷くや、身動きが取れないフィーネを勢いよくタックルするなり、そのままデュランダルが保管されている部屋へと強行突破していった。
とは言え、あんな場面で
私のファーストキスなんだぞ‼︎
帰って来たら、責任取らせてやるーーー‼︎
「…取り敢えず行きましょう。奏さん」
あ、はい。
未来ちゃんに言われるなり、私はダンナと緒川さんと一緒にその場を後にした。
その時の未来ちゃん…本当に冷静過ぎていたのは言うまでも無かった…。肝が据わっているわ〜未来ちゃん…
次回
水+風=
2016/6/30までに出たキャラが一応参戦してますが、7/1以降のキャラが今の所、出ていません。なので、以下の作品から選んで下さい。 1位のタイトルは外伝として投稿しようかと思います。
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けものフレンズ(2017)
-
バトルガールハイスクール(2017)
-
はたらく細胞(2018)
-
SSSS.GRIDMAN(2018)
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盾の勇者の成り上がり(2019)