ーーーーーーNO SIDE
スカイタワーの防衛戦を終え、ロックを未来達のいる二課の方へと飛ばした憑友達一行。
その際に、霊風がいなくなった事に疑問を抱きつつも、
翼、クリス、響そして憑友の4人は急いでリディアンの方へと向かっていた。
《シンフォギア》や《精魂導師》の力を使えばひとっ飛びだろと思ったそこの読者諸君!君達は甘い!
憑友達が何故走ってるのかと言うと、
これから先の事態を予感して、そのまま纏ったまま向かうのには限界があると言う事と、最低限のインターバルが必要だったと言う事である。
憑友に至っては、前に使用していた『英雄』の1人、【カナタ】の力の消耗分の回復がまだだった為、止むを得ず響達と一緒に走っているのである。
そして4人がリディアンの元へと来るなり、驚愕した。
そこはもう学校と呼べる建造物では無く、ただの瓦礫の山と化した廃物件の様な光景だった。
「未来ーー!皆んなーー!」
響は未来達の安否を確認するかの様に、声を出すが、帰ってくるのは静寂のみだった。
「リディアンが…!」
翼がそう嘆こうとして、上を見上げるとそこには1人の女性が佇んでいた。
「櫻井女史…?」
其れは櫻井了子であった。
しかし、服の右腹の部分には破れた跡と血の跡が白衣を纏っていたとはいえ、見え見えであった。
櫻井を見たクリスは櫻井女史のもう1つの名を言った…
「フィーネ!お前の仕業か!」
その一言で翼は驚愕した。
自分の仲間である存在が今回の騒動の黒幕だと言う事に。
「ふふふ…ははは‼︎」
其れを聞いた櫻井もといフィーネは天高く嘲笑う。
「…やっぱりあんたが真犯人か…!」
憑友はそう言い放つ。
憑友は以前、ロックと病院は屋上で出会った。
その際にフィーネの正体を聞かされていたのだ。
その時は半信半疑だった…いや、少し違うな。
正確には信3:不信7の割合で疑いをかけていた。
アタッシュケースの件があった為、憑友は櫻井女史を疑っていたのだ。
すると櫻井は眼鏡を取り、髪留めを外す。
すると青白い光が彼女の周りを包み込んだ…!
しかも、よく見てみれば、その光はかつて、クリスのネフシュタンを回収した際の手の発行色と同じだった。
そして光が消え、4人は目を見開く…!
そこには、黄金色に染まった《ネフシュタンの鎧》を纏い、
髪がベージュに近い金髪ヘアーの女・フィーネが、そこにいた。
するとフィーネは鎧についてる鞭を使うと近くにいる
其れを見た4人は驚愕した!
そこには血が流れ、かなり不安定な状態になっている…
《水魂導師》ソウルことロック・アイル・ユキネと、
《風魂導師》スピリットこと精妖霊風の2人が拘束されていた。
そうするとフィーネはそのまま2人を4人方へと投げ飛ばした。
そして2人はそのまま地面に激突、かなりの痛手で、まるで産まれたての4足歩行生物の赤ちゃんの様に、立つ事が困難にまで疲弊していた。
そんな2人を見た翼とクリスは其々の所へと向かい、2人に話しかけた。
「霊風さん!霊風さん‼︎」
「返事してくれよ!ロック義兄!」
「…ぅ…ぁ…」
「…ぐ…ぁ…」
2人がまだ息がある事を見た翼とクリスは安堵する。
「霊風先輩…ロック…く!
…フィーーーーネーーーー‼︎
よくも、2人を‼︎」
「ふん。お前よりはまだマシな方だがな。
《幽霊症例》」
そんな2人のやり取りの中、響はフィーネと変わった櫻井了子に話しかけた。
「…嘘ですよね?そんなの嘘ですよね⁉︎
だって了子さん、あの時私と憑友を救ってくれました!」
其れに対してフィーネは、
「あれはデュランダルを守っただけの事。
希少な完全状態の《聖遺物》だからな」
と、響の答えを簡単に否定した。
其れでも話しかける響。
しかし、それ以上の言葉でフィーネは響の質問を悉く受け流す。
其れを聞いていた憑友は流石に業を煮やした。
「ふざけんじゃねえ…
ふざけんじゃねえーーーー‼︎」
「憑友…」
「まるで過去へと蘇る亡霊…!」
「ふっ。其れならば、お前達の仲間が実証済みの筈だがな?」
「「え?」」
「如何言う事だよ?」
フィーネの突然の発言に翼と響は疑問を浮かべ、
クリスに至っては何の事だかさっぱりだった。
そういうとフィーネはそんな3人に話しかけた。
「《ガングニール》と《天羽々斬》の装者は知ってると思うが、
そこにいる人絆憑友こそ"過去から蘇った亡霊そのもの"ではないか。
2年前…《ツヴァイウイングのライブ会場での悲劇》の際に、お前という存在はこの世から灰となって消えた。
だが、今この場にいる。
正に"地縛霊"とでも呼べる存在だ。
日本ではそんな輩を〔妖怪〕という妖の類を付けているそうだが…
人絆憑友は今までに類を見ないケース…
"半幽霊"と言う半分が幽霊の身体となっている存在が、お前達の目の前にいる事を忘れたか!」
フィーネの内容を聞いた2人は其れを聞いてハッと思い出した。
今の今までごく普通に生活していたが、よくよく考えてみれば、
憑友は2年前のライブにて、奏の命を救って、その後、己を死滅させた存在だったと言う事に。
その話を聞いたクリスは驚愕していた。
そして隣にいた憑友の顔を見ると、憑友はクリスに顔を向けず、そのまま、「…フィーネの言う通りだ」と肯定するかの様に俯いてしまった。
その際の憑友は先程までの怒りと言う感情は無く、逆に今まで言えなかった悔いの感情が出ていた。
そんな中でもフィーネは「それにだ」と言って、話を付け加えた。
「精妖霊風は元々
それを聞いた皆は意味が分からなかった。
だが、フィーネは話をし始める。
「精妖霊風…奴は、
"別次元の世界にて死に、記憶を持ったままこの世界で転生した者"…
転生者《リターナー》だ」
「転…生…者…?」
「要するに、奴はこの世界の今までの出来事も、これから先の出来事も知っていると言う事だ」
『⁉︎』
フィーネの言った一言で皆は驚愕する。
それはもはや予知と言う範囲では無いのだから。
「私はそんな奴を、ツヴァイウイングと出会う前に接触を図り、そして奴は私の僕になった。
だが、ついさっき反旗を翻してくれた…!
たった1人の
それを聞いた皆は驚愕したかのように、顔色を変える。
しかし、翼だけは顔色1つ変える事は無かった。
寧ろ、凄まじい程のオーラが翼の身体に纏っているかのように感じ始めると、翼はフィーネにこう告げた。
「例え、霊風さんがそんな存在だとしても…
それ以上でも、それ以下でも無い‼︎」
「…茶番はお終いにしよう」
そう言うとフィーネは何処からかある物を取り出した。
それも…3枚も。
それを見た憑友は驚愕した。
「!それは…『英雄石板』⁉︎」
そう、フィーネはなんと『英雄石板』を3枚も所持していたのだ!
するとフィーネにその石板を空中に投げると、
腰に携えていた物…
《完全聖遺物》であり、ノイズを呼び、使役し、
そしてノイズ達の住まう地、『バビロニアの宝物庫』を開く鍵…
《ソロモンの杖》を取り出すや、そのまま杖からビームを石板に向けて照射した!
そしてそのビームを浴びた石板が変化していき、
なんと人の姿へと変えたノイズが三体現れたのだ‼︎
青い髪で女顔のような出で立ちの青年と、
黒い髪で、背中に3つのイボが出ている青年と、
白髪で、肌黒く、そして何よりロックについてる『英雄』アーチャーが羽織っている服装とよく似た服装をしている女の子。
その姿をした三体のノイズが現れた!
「『英雄石板』の力を最大限に発揮させたノイズ…
融合ノイズを相手に何処まで立ち向かえるか?
因みにだが、『英雄石板』を取り込んだ融合ノイズ達は、その『英雄』達の力を扱えるがな」
そうフィーネが言うと青い髪の青年は何処からともなく黒いカードを取り出すや、
「ライド…」
「え?」
その一言に憑友は目を見開く。
すると同時に、そのノイズの周りから光が発生し、
そしてノイズが、
「"ブラスター・ブレード"」
そうノイズが呟いた。
そこには中世の時代にいた騎士のような出で立ちを醸し出していた…!
するともう1人の青年の方の姿をしたノイズも身体の方に変化が生じ始める…!
身体がまるで機械いや、ロボットのような姿へと変わり始めたのだ!
そして現れたのは、まるでロボットであり、人間のようなフォルムを持つ正に半々な姿をした何かに変わっていた。
さらに女の子の方も両手を臍の部分でクロスさせるや、
「トレース・オン」
と呟いた。
それを聞いた憑友とクリスは驚愕した。
何せその言葉は、
すると少女の手に2振りの小剣か握られていた。
それを見た2人はまた驚愕する…!
女の子の手に持つ武器の名は…《夫婦剣 干将・莫耶》
「…やれ」
フィーネが言うと同時に、三体のノイズが4人に襲いかかる…!
「"我が神はここにありて…"
リュミノジテ・エテルネェル‼︎」
そんな声が聞こえるや、ノイズ達は吹き飛ばされた。
それを見ていた4人は何が起こったのか、分からなかった。
フィーネも同じだったが、すぐに冷静になった。
「…お前が邪魔をするとはな…」
フィーネはそう呟くと、
憑友達は後ろから足音が聞こえて来て、憑友達は後ろを振り返る。
そこに居たのは…
白衣を羽織り、紺色の服を着て、
旗らしき物を片手槍のように持ち、
腰に剣を携えた1人の女性が現れた。
それを見た憑友と響は目を見開き、そしてその者の正体であろう名前を口にした…
「憑友君のお母さん⁉︎」
「母さん⁈」
それを聞いたクリスと翼の2人は目を見開いた。
現れた女性の正体が、
憑友の母親にして、《
人絆ジャンヌであった!
「久しぶりだね…了子ちゃん。
ううん…フィーネ」
霊風「よ!今回は俺が紹介するぜ!
それと…読者の皆んなにも詫びしないとな。
すまなかったな。あんな出来事を起こして。
おかげで今は目が覚めた!今は、奏や皆んなを守る風に、俺はなる!」
「さて、今回は俺が変身した『英雄』の1人で、
【知性参謀】と呼ばれる男、エルエルフを紹介するぜ!」
エルエルフ/カード名【革命を導く参謀長 エルエルフ】
属性/風・人間・打・体
元は『英雄』にはなれない存在で、彼の唯一の友達が『英雄』になる筈だったが、その友達の死により、神により、格上げされた異色の『英雄』
霊風「今思えば、エルエルフの言っていた事が身を以て染みてきたぜ…」
次回
終わりの女と聖なる乙女/再会と邂逅
霊風「次回も俺が紹介するぜ!」
2016/6/30までに出たキャラが一応参戦してますが、7/1以降のキャラが今の所、出ていません。なので、以下の作品から選んで下さい。 1位のタイトルは外伝として投稿しようかと思います。
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けものフレンズ(2017)
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バトルガールハイスクール(2017)
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はたらく細胞(2018)
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SSSS.GRIDMAN(2018)
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盾の勇者の成り上がり(2019)