そして次回から作者の得意なバトル回!
翼と霊風…2人の活躍により、フィーネの計画の中枢を担っていた建造物《"魔塔"カ・ディンギル》は崩壊した。
だがその代償として、翼と霊風の姿がそれ以降全く見えなくなってしまっていた…
響は先程までの暴走状態から理性を取り戻したのも束の間、悲しみの絶望へと叩き落とされていた。
その証拠として、彼女の瞳に光が灯されていなかった…
憑友を結果的に自分が殺したと言う深い挫折を…
翼と霊風、ロックとクリスが命を賭けてまで未来へと繋いで去った事を…
そして何よりも…
未来達の安否がまともに取れていない事に…
彼女の不幸は何処まで続けば気が済むのか知れたものじゃない。
そんな響に対してフィーネは自分の計画を狂わされた事に憤慨し、その怒りの矛先を響に向けた。
激しい罵倒が彼女の身体に突き刺さってくる…
しかし、響の心は此処に非ずと言った感じで、何者の声すらも聞こえていなかった…
そして幾多もの罵声が飛び交った…その時だった…
微かに…だが、同時に聞こえてきたのは…
そしてその校歌を歌っているのは…リディアンの生徒や教諭達の声が聞こえていた。
そしてその声の中に…未来の声があったのだった…
ーーーーーー
一方、数時間前。
未来は奏と弦十郎等二課の面々と共にシェルターへと移動していた。
その際に、天井が崩壊。その瓦礫が未来と奏に襲い掛かろうとした際に弦十郎の咄嗟の判断により、2人はなんとか守られたが、その際に、弦十郎は突然の態勢により、背中と頭から血を流すという事態になった。
そんな中で未来達はシェルターの一室に到着した。
そこには未来と憑友そして響のクラスメートの創世達がいた。
事態を飲み込めていない創世達に血を流していた弦十郎が友里の手当てを受けながら、今回の事態を噛み砕いて説明した。
その話を聞きながら、電子機器を弄る藤堯と牧藁の2人。
如何やら通信が可能のようで、2人はその映像をこの場にいた皆に見せた。
そこには、憑友と響の2人と、本性いや、化けの皮を剥がしたフィーネこと櫻井了子が相対していた。
だが、憑友の変わり果てた姿を見た未来達は口を塞いだ。
憑友の心臓部が抉れていたからだ。
しかも、その映像には翼と霊風、ロックとクリスの2人が映っていなかった。
クリスとロックの2人は月の破壊を防ぐ為…
翼と霊風は《カ・ディンギル》破壊の為に、その身を燃やしていた…
そんな中で、憑友と響がその現場にいた事に未来が気付くと、創世達が話しかけて来たので、未来はありのままの事を話した。
それを聞いた3人の内の1人、板場弓美が己が持っていた疑問をありのままにぶつけた。
だが、それを未来は自分
そんな中、シェルターの方からドガッ!ドガッ!と何かを"壊す"ような音が聞こえてきた。
それを聞いた皆はその音のする方…未来達が入って来ていたシェルターとは全くの正反対の方を見る。
そこには棚があり、そのスペースには非常食があるのだが、
先程の音からカタカタッ!と言う音が聞こえており、それが更に増していっていた。
そうしていると…
シュパァンッ!ドガァァァッ!
なんと、その棚が設置されていた壁が、棚ごと
すると、未来はその壁の方を向くとそこにいたのは…
「⁉︎逝都⁈それに馬燈君⁈」
「ん?…あ、未来っち?」
「よっ!」
なんと憑友と響と未来の幼馴染の浅岡と一走であった!
しかも、2人の後ろにはたくさんの人がいた。
如何やら2人はシェルター内の人達を探し回っていたようだ。
そして未来達が入って来た方からは緒川が現れ、彼の後ろにも避難者がいた。
すると、緒川の近くにいた女の子が藤堯が見せている映像を見て、
「あ!ママ!かっこいいお姉ちゃんとかっこいいお兄ちゃんだ!」
と言って、画面内の映像の方まで来ていた。
実はこの女の子は響が学校初日で、初めて《シンフォギア》を纏った日と共に、
響と憑友が再会した日に、2人が救った女の子だったのだ。
その話を女の子の母親から聞いた未来達。
未来に至っては、響と憑友らしいと言ってその光景を見た。
「ねぇ。あのかっこいいお姉ちゃん達に応援しよう!」
そう言って来た女の子。
しかし、現状では如何することも出来ない事を藤堯が説明する。
しかし、未来は女の子の言った『応援』になにか閃いた。
それを弦十郎に説明する。
「此処から響や憑友達に私達の声を…無事を知らせるには如何すれば良いんですか⁉︎」
その話を聞いていた藤堯が、「学校の施設が無事なら、此処から声を届かせられます!」と言った。
そう言うと、逝都と馬燈は準備運動を始めた。
何をしてるのかと思って、聞いてみたら…
「んなもん決まってらぁ!」
「道中で"ノイズ"と遭うかもしれないのに、戦う力を持っている俺達が守らないで如何するんだよ!」
その言葉を聞いた未来達は口から笑みが零れていた。
逝都と馬燈も
そして未来達は緒川の先導によりその設備が設置されている場所へと急行した。
そこには大人が入りきれず、子供がようやく入れるくらいの大きさの狭い扉しかなかった。
それを見た馬燈はすぐに懐に携えていた刀で十文字斬りを放つ!
すると十文字斬りを受けた箇所がスパンッ!と斬られ、未来達はそのまま中へと進行していく。
しかし、それでも大人の類には入っている緒川では、ぎりぎりアウトだった。
だが、未来、創世達、逝都と馬燈の6人はなんとか入れた。
そしてそのまま逝都と馬燈が膝を曲げて、背中を踏み台にすると、その上に創世と詩織が乗り、逝都と馬燈と同じ態勢にすると、今度は未来が乗り、4人と同じ態勢にすると、その上に弓美が乗り、そのまま一気にジャンプして、設備のブレーカーを起動させた!
ジャンプした為か、そのまま一気に崩れ落ちたものの、それでも成功した事を実感した6人は急いで弦十郎達のいるシェルターへと戻る。
無事に戻って来た未来達は、ある意味で憑友と響が帰る場所を…自分達がまだ生きている事を知らせる為に、ある曲を歌った…
それこそ…先程響が聞いた曲…
リディアンの校歌であった。
「(響…憑友…私達は無事だよ…!)」
ーーーーーーSIDEto響
歌が…聞こえる…?
暖かくて…私と憑友が帰る場所の歌が…聞こえる!
「ッ!耳触りな…何が聞こえている⁈」
この歌を…耳触りだと…言うな…
「ん?」
暖かくて…とても優しくて…心が落ち着けて…
そして、どんな事でも…立ち上がれるこの歌を…
耳触りだと言うなーー!
ピカーーーンッ‼︎
「⁉︎まだ戦えるだと⁉︎何を支えて立ち上がる⁈
何を握って力へと変える⁈鳴り渡る不快な歌の所為か⁉︎
…そうだ。お前が纏っている物はなんだ…⁉︎
心は確かに折り砕いた筈…⁉︎
…なのに、何纏っている…⁈
それは私が作った物なのか⁈
お前が纏うそれは一体なんだ⁈」
そんなのは分からない…判らないですよ。
でも…これだけは言える…!
これはみんなの思いで作り上げた…
シーンーーフォーギアーーーーーー!」
ーーーーーーNO SIDE
朱き月が降り、暁の太陽が日の出と共に動き出すと共に、3筋の光が空へと駆ける…
青き光に導かれるは、《竜を滅する剣》
紅き光に導かれるは、《魔を穿つ弓》
そして天にも届く程の黄色き光に導かれるは、《槍の名を冠する『拳』》
その3筋の光が消えると同時に、それを纏いし少女達が、
奇跡の翼と共に、舞い上がる…!
そしてそれと同時期に、3つのポイントから3つの生命が動き出していた。
深き海溝の果てに居座る物は、その光に反応し、ワニのような口を開かせ、目を輝かせつつ開け、そして海の中でも響く咆哮を繰り出すや、そのまま深海とは真逆の、海上へと進行していく…
また、ある平野では、多数の蟲達が騒ぎ立てる。
それを感知したのは、その蟲と共に共存する狼。
その蟲の騒動を見た狼は、空を見る。
そこには、一部が欠けた月と、暁に照らされし太陽。
そして、3つの光だった。
それを見た狼は、その場からその強靭な脚でその元凶である場所へと赴く…
そしてまた別の地点では、雲海が流れ込む地にて、つがいの竜がその光景を目の当たりにしていた。翠の竜と朱き竜だった。
朱の竜は翠の竜の目を見る。
翠の竜は何も言わずに微笑む。
それを見た朱の竜は、自身の顔と翠の竜の顔へと擦り寄せ、そしてその場へと急いだ…大きな翼を羽ばたかせて。
3つの光により、新たな3つの生命が呼び寄せられていた。
決戦の時は…もうすぐだった…!
次回
狩猟魂
作)今回のラストに出てきた奴等…分かりました?
次回予告がヒントです。
2016/6/30までに出たキャラが一応参戦してますが、7/1以降のキャラが今の所、出ていません。なので、以下の作品から選んで下さい。 1位のタイトルは外伝として投稿しようかと思います。
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けものフレンズ(2017)
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バトルガールハイスクール(2017)
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はたらく細胞(2018)
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SSSS.GRIDMAN(2018)
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盾の勇者の成り上がり(2019)