今回はあの子の視点のみですが、よろしくお願いします!
#プロローグ
それは突然として始まる物語…
貴方は今日、またこの世界へと帰って来ました。
再び描かれるのは、3人の歌姫と、3人の導師が描いた軌跡。
その世界のとある人の夢から、この物語は始まるのであった…
ーーーーーSIDEto??
此処は何処?
私はなんでこんな場所にいるんだろう…?
色が見えず、ただ白と黒と灰色の謂わばモノクロのような光景。
そんな中で、周りは火の海になっていた。
そして瞳から…血が流れていた…
『■■ナーー!』
…誰かが私の名前が聞こえてきた。
私は振り返ると、そこには1人の女の子が私の名前を呼んでいた。
だけど、私はその人の事を…知らない。
知らない筈なのに…何かが引っかかる。
私の事を…知っている人なのかな…?
でも、私はその人の名前を知らない…
そう考えていたら、天井が崩壊しながら此方に迫ってきていた。
怖かった…けど、足が動かない…!
まるで金縛りに遭っているかのように。
すると私の天井もとうとう崩れてきた。
もう此処までなんだ…そう思っていたら、何かに引っ張られた。
『大丈夫か!■■ナ!』
男の声だった。私はその人の事を知らない筈なのに…心が安らかになっていた。
よく見ていたら、かなり身長が短いけど、目先は私とほぼ同じ。
何方かと言うと男の子と言う感じが一番適当だと思う。
だけど、その人の名前を私は知らない…
すると男の子が私の手を握り、一緒に歩かせる。不思議と拒絶反応が無い。やっぱり私はこの人の事を知ってるんだ…身体の方が。
だけど、神経や脳ではそれは知らないと主張していた。
そんな気分だった。
すると男の人の前方で天井が崩壊した。
周りはもう火の海。逃げ場なんて無かった。
だけど、男の子は私をそのまま身体の方へと引き寄せると、そのまま男の子は私を崩壊した天井の抜け道らしき物に指を指して、私をその中へと入れさせる。
『貴方はどうするの⁉︎』
急に発したのは…意外にも自分の声だった。
『後で必ず追いつく!
だから、それまで…生きててくれよ』
そう促すように言われ、私はそのまま先に行ってしまっていた。
そして抜け道から出られたと同時に、抜け道が完全に塞がれてしまった。
『!■■ーーー‼︎』
それは先程の男の子の名前なんだろうか。
そんな中でも私はその施設から抜け出し、
そして施設から抜け出て約300mを歩いた所でそのまま倒れた…
「…はっ‼︎」
如何やら、夢の様だ。
だけど、あんな夢を見たのは初めてかもしれない。
何時からそうなったのだろう…駄目だ。全然思い出せない。
そう考え込んでいると、
コンコンッ
突然、ドアのノック音が聞こえて来た。
私はそのノックに対して返事をすると、そのドアの向こう側にいる人物が話しかけてきた。
「あ、セレナ義姉さん?起きてた?」
「憑友…う、うん。ついさっき」
如何やら、話の相手は私の義理の弟にして、私が住んでいる家に住む家族の息子…
そして、月の欠片の衝突《ルナアタック事変》と呼ばれる事件を終結させた『英雄』の1人である。
「そう…こっちの部屋にまで魘され声が聞こえていたから心配したよ?」
そう言いながら、憑友はドア越しに話しかける。
そっか…憑友には迷惑かけちゃったな。
「うん。ごめんね」
私はそう返事をすると、憑友は何事も無かったかのように雑談へと話を変えた。
如何やらこの後、二課からの依頼で、憑友の幼馴染で『英雄』の1人の響ちゃんと一緒に護衛任務に就くとの事で、早めに朝食を食ったそうだ。
とは言ったものの、私は時計を見るとそこにはまだ明け方の3時過ぎである事をアナログ式の目覚ましがお知らせしていた。
「帰りは?」
「今日はその依頼が終わればまっすぐ翼さんのスペシャルライブに観に行くんだ!」
そうだった…私とした事が、うっかり忘れてしまっていた。
私も今日は憑友と響の幼馴染である未来ちゃんや馬燈君たちと一緒に、翼さんのスペシャルライブ『QueenofMusic』を見る予定があったんだ。
「…気をつけてね」
「ああ…行ってきます」
そう言うとドア越しから感じたオーラが消えた。
憑友は居なくなったと言う事かもしれない。
そして話をし終えた私は改めて自分の身体を見てみた。
明らかに尋常じゃない程の汗が出ていた。
ベトベトしてる…仕方ない…こう言う時は天然の方に行こうかな。
そう言うと私は身支度を済ませると、とある場所へと向かった。
ーーー??→セレナーーー
とある場所に着いた私。格好は汗でベタ付いていた寝間着姿のままで此処まで来ていた。
そして左手にバスケットを持ってきているが、その中には私の私服が入っている。着替え用である。
こんな時間に誰か入って来る事はまず無いだろう。
…いや、1人だけいるか。
1人?一体?どう捉えれば良いのか分からないけど。
そう言うと私はそのまま服を脱ぎ、産まれた時の姿へと変え、
バスローブを身に纏って、その場所に行く。
そこにあったのは、濁り湯と呼ばれる『温泉』の一種だ。
此処は天然の露天風呂で、お肌がスベスベになったりできる。
しかもこれは実は源泉から直接持ってきているから、暖かい。
そして近くに置いてある桶を持って、湯浴みを掛けてると、
「如何かしたの?セレナちゃん」
「あ、如何も。レイアさん」
私の所へ1人の女の子がやって来た。
緑の髪で、瞳は髪よりも深い翠色の目をしている。
2つに分かれた立派な双丘をたわわに実っている(羨ましくないです。絶対に…多分)女の子…
だけど、背中には無数の小さな棘が付いてて、よく見ると腰の辺りから尻尾が出ていた。
彼女の名前はレイア。
本名はリオレイア。
その身は翠色の鱗と甲殻を纏っており、
翼と爪が一つに合わさっている翼竜タイプのモンスターである。
そして何よりも、その強靭な毒仕込みの尻尾と、脚力の持ち主で、
【陸の女王】とも呼び声が高いドラゴンである。
尤も今は『擬人化』して人の姿に変わっているだけなんだけど。
そんなレイアさんが何故、此処で温泉に浸かっているかと言うと、
旦那さんが帰って来て、1人でいられる時間がこの時間帯だけだと言う事らしい。
レイアさんはこう見えて子持ちだ。それも一度に6人の子供を産んだ凄腕ママさんドラゴンなのだ。
三男三女の6人兄弟姉妹である。
それにみんなそれぞれ特徴を持っている。
長男は銀の鱗と甲殻を持っている冷静沈着のソル
次男は青い鱗と甲殻が特徴の豪快な性格のリソウル
三男坊はクリムゾンカラーの甲殻と鱗が特徴で、甘えん坊だけど2人の兄にも負けない強さを誇るコクエン
長女は金の鱗と甲殻を持っていて、美貌すぎるルナ
次女は桜色の鱗と甲殻で、天真爛漫なリハート
三女は母親似だけど、臆病で怯えてしまうと母よりも強い猛毒を放ってしまうのが玉に瑕のシドク
そんな個性豊かな兄弟姉妹を彼女は昼間たった1人で世話しているのである。
そしてその旦那さんはと言うと、その間に様々な肉を調達してはそれを奥さんにあーんと言いつつ口移しして食べさせていたりする程熱々カップルである。
しかもこれがまた生粋のイケメンときた。
…話が逸れたから戻さないと。
そんな理由で今この時間帯は基本的にレイアさんが『擬人化』した姿で風呂と言う名の温泉に浸りに来ているのだ。
「悩み事?」
「…今朝夢を見てて」
レイアさんからの言葉で私は今朝の夢を話した。
するとレイアさんは、
「…それはもしかしたら忘れていた記憶だったりするかもね」
「記憶…ですか?」
そう言ってきた。
記憶…
確かに、私は元は此処の家族の1人じゃない。
私の元の名前はセレナ・カデンツァヴァナ・イヴ。
だけど、
カデンツァヴァナのセレナとしての記憶が…私には無い。
あるのは、自分が『人絆セレナ』としての記憶しか今は無い。
義理の母親であるジャンヌ義母さんから話は聞いていた。
私は一体、何者なのだろうか。
その感情しか今の私には無かった。
「何はともあれ、その夢は憶えて置いて損は無いから」
そう言うとレイアさんが上がっていった。
もう少し教えて欲しかったけど、これは自分の問題だ。
けど、分からなくなったら、皆んなに聞いてみよう。
きっと、私の記憶が戻る方法があるかもしれない…!
ーーーーーーNO SIDE
これから始まる物語は、果たして何が待っているのだろうか。
貴方はこの物語の目撃者になるのかもしれません…
戦姫絶唱シンフォギア
〜とある戦士の物語〜
〔G編・フロンティア事変編〕
《シンフォギア》VS《シンフォギア》
《精魂導師》VS《精魂導師》
果たして、その戦いに意味はあるのだろうか?
次回へ続く…!
次回
ガングニールの少女 炎の導師
2016/6/30までに出たキャラが一応参戦してますが、7/1以降のキャラが今の所、出ていません。なので、以下の作品から選んで下さい。 1位のタイトルは外伝として投稿しようかと思います。
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けものフレンズ(2017)
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バトルガールハイスクール(2017)
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はたらく細胞(2018)
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SSSS.GRIDMAN(2018)
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盾の勇者の成り上がり(2019)