プロローグなので、投稿字数ギリギリセーフ。
と言う訳で、始まります。
プロローグ
雨が激しく降る中、屋根の無いバス停に、1人の少女が花束を持って、激しい雨の中を、バスをただひたすら待っていた。
バスが現れるや少女はバスに乗りある場所へと目指す…
ー八千八声 泣いて血を吐く ホトトギス
それ守らんは 身を持たざれんー
雨に打たれた服は雨水に滴り落ちており、彼女自身は其れを拭こうともしなかった。
やがてバスが少女の目的地に着くと、少女は下車した。その時、雨は降るのを止んだ。
しかし、空の模様は快晴に非ず、寧ろ曇天のような雲行きだった。
少女の目的地は墓場だった。
数多の人達の墓場が有る中を、少女は歩く。
多くの墓があった。
中には、墓石に名が刻まれていない墓石が殆どだった。
数多の人達が死んだのに、その名前すら刻まれてはいなかった。
そんな中、少女は立ち止まった。
そこには、2人の男女の顔が載った写真と墓石があった。
ただ、この墓石にも先に述べた通り、名前が刻まれてはいなかった。
少女の瞳は写真の方に向いていた。そこに映し出されていたのは、
黄色のショートヘアーをした少女と、
クリムゾンカラーのショートヘアーの少年の姿だった。
2人とも、顔に泥が付いていた。
すると少女は膝をつき、花束を持っていた手を滑らせた。
「会いたいよ…もう会えないなんて…嫌だよ…」
少女は涙を流した。
「私は嫌だよ…響…憑友…」
少女は写真に写っている少女と少年の名前を言った。
しかし、それを答えてくれる者は誰1人としていない。
その代わりに無情の雨が降り注ぎ始めた。
まるで哀しき雨のように。
その日、少女は涙を流し続けた。
彼女の親友が命を散らした事に。
彼女はもう二度と自分の目の前から居なくなってしまった2人の親友に。
もう二度と会えなくなってしまったと言う悲しい現実に。
これは後に始まる熾烈を極めた物語の末路の話。
彼女の親友である少女は、歌を歌い、そして血を流し、それでも最後まで諦めなかった。
ーー少女の歌には、血が流れているーー
彼女の親友である少年は、その身を器にし、数多の存在に肉体を明け渡した。
ーー少年の身体は、魂の器となりて、憑依せん…ーー
如何にしてこのような悲劇が生まれてしまったのだろうか。
何故、こんな結末になってしまったのだろうか。
どうして彼女の親友2人がこの世から去らなければならなかったのだろうか。
如何して彼女の親友である2人の男女は彼女だけを置いてこの世から去ってしまったのであろうか。
それを知る者は今の所、存在しない。
さぁ、物語を動かしていこう。
これは、とある出来事を機に、戦う力を身につけた1人の少女と、
とある出来事を機に、その肉体の変化に気付き、それを使い立ち向かった1人の少年。
2人の物語を…始めよう。
次回
覚醒の前触れ
2016/6/30までに出たキャラが一応参戦してますが、7/1以降のキャラが今の所、出ていません。なので、以下の作品から選んで下さい。 1位のタイトルは外伝として投稿しようかと思います。
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けものフレンズ(2017)
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バトルガールハイスクール(2017)
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はたらく細胞(2018)
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SSSS.GRIDMAN(2018)
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盾の勇者の成り上がり(2019)