マリアの世界に向けての宣戦布告。
それを良しとしない霊風は彼女に猛攻を仕掛けるが、悉く受け流され、あろう事か護衛対象の翼を絶対絶命のピンチに陥らせてしまう。
そんな翼を助けたのは、
翼のパートナーにして、『ツヴァイウイング』の片翼…
そして、霊風の相棒…
天羽奏だった。
ーーー
と言うわけで、今回、奏さんが戦場に立つ!
そして、新たなシンフォギアを纏う!
「久しぶりだな。翼」
そう言いながら、ローブを纏っていた女性…天羽奏は自身の片翼であり、現在お姫様抱っこさせている少女・翼にそう言った。
するとステージへと霊風が駆け付けてきた!
「大丈夫か、翼!」
「私は大丈夫です。でも…如何して奏が此処に⁉︎」
そう言うと奏は手を振った。
そんな事は後々と言いながら…
すると奏は翼を霊風に預けると、そのまま立ち上がり、黒いガングニールを纏った女性…マリアに視線を向けた。
「取り敢えず自己紹介だな…『ツヴァイウイング』は片翼、天羽奏。
翼が色々と世話になったな?」
そう言いながら奏はマリアを睨みつける。
しかし、マリアは其れでも平然としていた。
すると奏は話をし始める。
「あの宣戦布告は中々だな…私には真似出来ないや。
真近であんな光景を見て驚かされちゃったぜ!」
そう言いながらハニカむ奏。
「そう…だが、貴方が来た所で何が変わるのかしら?」
「さぁな?私自身も知らねぇよ」
その一言を聞いた3人は呆然とした。
何しに来たんだと思ったのかもしれない。
だが、奏は話をし続ける。話題を変えながら。
「時に、お前のそれ…ガングニールだよな?」
「…ええ。そうね。
…そう言えば貴方は『元』ガングニールの《シンフォギア》装者だったわね?
如何?貴方が手放した物が他の誰かが勝手に使う事に?」
「私は知らないね」
「…は?」
奏の一言で完全に出鼻を挫かれたマリア。
「確かに其れは本物のガングニールだ。
だけどよ…私は其れを1人の女の子に託したんだ。
私はその子に何も出来ずにノイズ達が倒されるのをただひたすらに我慢していた。
だが…其れも今日までの事!」
そう言うと奏はローブを外した!
そこには、元の髪型に戻り、かなりのラフさが目立つボーイッシュな格好をした奏がいた。
そして奏は首元からある物が出て来て、奏は其れを左手で持って、3人に見せた。
其れを見た3人は驚愕した!
「聖遺物のコンバーターだと⁈」
代表してマリアがそう叫ぶ。
マリアは叫んだ事で中継が入っていると思っていた。
だが、奏の顔から不敵な笑みを浮かべながらある事を言った。
「因みに私が翼を助けたと同時に、中継は全〜部シャットダウンされてるみたいだぜ?」
そう言うと奏は右手で中継がされているであろう映像ディスプレイの方に指を指す。
マリアはそれを見ると、そこには何も映ってはいなかったのだ!
「いつの間に⁉︎」
「さあて…翼を可愛がってくれた分は、きっちり返して貰うとするかね…」
そう言うと奏は軽くストレッチを始めた。
其れを見た翼と霊風は奏に離れろと示唆するが、今の奏は馬耳東風,馬の耳に念仏であった。
そう言うと奏は聖遺物のコンバーターを握りしめた。
「この一戦…無駄にはしない…!」
そう言うと奏はコンバーターをマリアの方に向けた!
「行くぞ!…オディナ‼︎」
『我が槍…味わうと良い‼︎』
『⁉︎』
突然聞こえてきたその声に3人は驚愕した。
すると奏は聖遺物のコンバーターを用いて聖詠を…歌い始めた…!
「Croitzal gaedearg gaebuidhe zizzl…」
すると奏の周りに光のオーブが張り巡らされていく!
すると奏が所持していた聖遺物のコンバーターから1人の青年のようなシルエットが現れたのだ!
するとシルエットはそのまま分散し、奏の身体に纏い始めた!
そして全てが纏い終わると、背中にXのような形をしたバックユニットが装備され、奏は《シンフォギア》を纏ったのだ!
ーーーーーーSIDEto弦十郎
「アウフヴァッヘン波形感知!」
「照合完了!聖遺物名は…!」
そう言うと映像から
【gaedearg gaebuidhe】
と書かれていた。
ゲイ・ジャルグ…ゲイ・ボウ?
そんな聖遺物あったのだろうか?
そう感じた俺はすかさず奏に連絡をした。
すると奏は直ぐに連絡に応じてくれた。
『もしもし?』
「俺だ。弦十郎だ」
『お?弦十郎のダンナ〜!久しぶり〜!』
…相変わらず暢気かつ大胆だな…お前は。
「お前が持っている聖遺物…俺達は初めて聞いたぞ!」
『其れは勿論でしょう!私だって最初こそ驚いたんだから!』
奏も初めて出会った聖遺物…それを一回の聖詠で物にしたと言うのか!
『ガングニールよりは劣るけど…あたしの力はまだまだこれからだぜ』
そう言うと奏の方から電話が切れた。
…あまり無茶はするなよ。
ーーーーーーSIDEto霊風
ゲイ・ジャルグに…ゲイ・ボウだと⁉︎
それはケルト神話の1つ『フィン物語群』に描かれている騎士団…
『フィアナ騎士団』の1員であり、一番槍…
ディルムッド・オディナの愛槍だぞ⁉︎
ディルムッド・オディナ。
『輝く貌』とも呼ばれている男にして、
ゲイ・ジャルグ,ゲイ・ボウと言う名の槍2つと、
モラルタ,ベガルタと言う二本の剣を所持していた凄腕の実力者!
その内のゲイ・ジャルグとゲイ・ボウ…その2つの聖遺物の欠片が奏のあのコンバーターの中に眠っているのか⁉︎
「何なの…その姿⁉︎」
確かにマリアの言う通り、それは俺も驚いている。
見た目は2年前のライブ会場時に見せたあのギアそのものだけど…
背中にバックユニットが装備されているのが決定的な違いだった。
だが、何故そんな物を…?
「ふぅ〜…!
お前とこうやって共闘できるのは凄えな!」
そう奏が言うとコンバーターが淡いピンクを発光させながら点滅した!
『今の私は貴方の一番槍である。
故に貴方の事を思って考えている。
全ては主を守る為!』
「堅苦しいのはよしてくれよ、オディナ」
『…申し訳ない』
そう言いながら、奏は自分の胸上に備え付けられているコンバーターと話をし始めていた。
なんでコンバーターから人の声が聞こえるんだ?
…分からない。一体何が…
そう感じていると、奏は手に何も持たずにマリアの方へと歩み寄る。
マリアはその行為を無駄に見るつもりもなく、マントで攻撃した!
だが、その攻撃は…
ビギィッ!
その効果音で、
「「「⁉︎」」」
「生憎、今の私に魔力等は効かないぜ?」
そう言うと奏は翼の方に顔を向けた。
対して翼はいつの間にかシンフォギアを纏っていた…てか早いよ⁈
そう言うと奏は背中のバックユニットに手を添えた。
するとユニットから二本の槍が現れ、奏はそれを手にした!
赤くて長い槍と、黄色くて短い槍の2つを。
そう言うと奏はそれを両手で自由自在に振り回す…!
まるで踊っているかのように。
すると奏はこんな事を口にした。
「翼の曲…借りるぜ」
「え?」
そう言いながら奏は歌を歌いながら、マリアに攻撃を仕掛けてきた!
挿入歌(「FRIGHT FEATHERS」高山みなみVer.)
それは3ヶ月前の翼の単独ライブの時に歌っていた曲だった…!
「⁉︎他人の曲で、戦うだと⁈」
「私のギアは特別製だぜ!」
そう言うと奏は右手に持っていた赤い槍を高速回転させて、竜巻を起こした!
ーLAST∞METEORー
如何やら、《ガングニール》を使用した時に使っていた技はそのまま使えるようだ。
するとマリアはそのまま躱す。
そして後ろにいたノイズ達が一斉に炭と化した。
だが、そのままマリアは再びマントを使って奏に攻撃を仕掛けてきた!
しかも今度はマントを独楽のように自身の周りを駆け巡るかのように!
あんなの喰らったら…!
「これなら…」
「悪りぃけど、それは無理だな!」
そう言うと奏は赤い槍の方をマントに刺した…その時だった!
ビギィッ!
バサッ!
「なに⁉︎」
なんと独楽のような動きをしていたマントが、あっと言う間に只のマントに戻ってしまったのだ!
これって…まさか…
「ゲイ・ジャルグは、"相手の魔力を無効化する"【破邪の槍】として有名なんだとよ」
「⁉︎」
それって…『宝具』の力か⁉︎
『宝具』
『英雄』達の上位にあたる存在『英霊』達の必殺技。
基本的には使用する事自体無い。
何故なら、宝具発動時に自分の愛武器達や成し得た偉業が宝具になったりするからだ。
それ即ち、自分の正体に気付かれる可能性があると言う訳だ。
尤も、ロックに仕えているアーチャーことエミヤは、贋作を作る存在…
自分の愛武器なぞいとも簡単に破棄できるキチガイ『英霊』の1人だ。
話を戻そう。
今回のゲイ・ジャルグには、
"相手の能力強化を全て無効化させる"
そう言う効果を持っている。
「私なりに言うならこの技は…
"DEARG∞COMET"
とでも呼ぼうかな…そして!」
そう言いながら奏はすかさず今度は左手に携えていた黄色の槍でマリアの足元を狙った!
マリアはその隙を突かれ、すかさず回避するが、僅かに足元のアキレス腱にその槍が一瞬だが、突き刺さった。
「くっ!」
そうするとマリアは回避し、立ち上がろうとするが…
「…⁉︎」
立ち上がる事が困難になっていた。
すると奏は左手に持っていた黄色の槍…ゲイ・ボウを担ぎながら、マリアの方へと歩み寄る。
因みにだが、歌はもう歌い終わっている。
「対して、このゲイ・ボウには、
"相手に呪いを付与する"【呪いの槍】として呼ばれてるぜ?
例えて言うなら…
"BUIDHE∞COMET∞DUST"だな」
そう言いながら奏はマリアの方へと手を差し伸べる。
「何がしたいのか、私達に話してくれないか?」
そんな奏をみた俺は心の中で溜息を零しながら、心の中で愚痴を言っていた。
全く…お前は何処かの
そして手を差し伸べようとしたその時に、歌が聞こえてきた。
…上から?
…まさか!
そう思い俺は上を見るとそこには2人の女の子と、2人の男の子達が一斉に攻撃を仕掛けて来たのだ!
「!」
それに気付いた奏はすかさず俺と翼の所へと後退させた。
「大丈夫デス⁈」
「…マリアに何したの」
そう言いながら、マリアの近くに2人の女の子が降りてきた。
金髪で緑のギアを纏った女の子と、
ピンクのギアを纏った黒髪の女の子だった。
名前は確か…
金髪の方が、暁切歌。
黒髪の方が、月読調だったな。
「このくらい平気…とは行かないわね」
そうマリアが言うと、切歌が俺達に手に持っていた武器いや、アームドギア《イガリマサイス》を振り上げ、
調も髪に付いてるギアから大量の小型鋸を何時でも射出出来るように構えていた。
そんな中、俺は2人の男の子に目を向けていた。
切歌と調と同じ金髪と黒髪であった。
そして彼等の左腕には、俺達《精魂導師》が使うアブソーバーが装着されていた。
「5対3…数は此方が有利だけど…
姉貴が負傷してるとなると、かなりきついな」
「…ああ。…そうだな」
そう言いながら2人はそれぞれ武器を構えていた。
黒髪の方は、切歌と同じ鎌を持って、
金髪の方は…鎖を扱ってきた。
鎖だけではない…
左腰には剣も備えられている。恐らく関連するなら、鎖と剣の性質を併せ持つ特殊武器《蛇腹剣》があるし、
反対側には鞭も用意されている…!
彼奴はきっと中距離対応型の戦士という事か。
鎌を持っている奴もそうだな…
腰のベルト辺りに何かを収納しているケースがある。
クナイや手裏剣のような投擲物なのだろうか…
「《
「《
肉体ごと切り裂く覚悟は出来たか?」
ほぅ…光魂導師に闇魂導師ねぇ…なら俺も名乗るとしましょうか。
「"荒ぶる風の魂を導く師者"!
《風魂導師》スピリット!
俺の風…乗りこなせるかい?」
そう言うと俺は得物の長柄武器《ウィンドルロッド》を振り回す。
槍,杖,両手棍,薙刀,関節棍等の中距離制圧型の俺のメインウェポンを彼等に向けた。
それに薄々気付いていたんだ…
彼奴等が来るって事に。
「5対3か…まぁ確かにそうなるな。
…
俺の言った台詞に向こうの4人は警戒しつつも疑問を向ける。
その答えは…上にある。
そう言うと俺は分かるように、指を上へと差し向ける。
それを見た4人は上を見ると…
「「はぁぁぁぁ!」」
『⁉︎』
そこから俺達の仲間…
憑友と響ちゃんが、
拳を掲げてライブ会場に特攻していた!
それを見た4人はそのまま散開、うち切歌と調の2人はマリアを担いでの回避だったが。
そう感じていると、気配が感じたから後ろを振り返ると、白い鎧を身に纏っていたロックと…
お姫様抱っこされて、顔を茹で蛸のように染めていたクリスがいた。
…取り敢えず、帰ったらコーヒー飲みたい。ブラックで。
「炎の魂を導く師者…
《炎魂導師》ライド!見参!」
これで、5対7だな。形成逆転だ。
さぁ、大人しくしてくれよ…武装組織『フィーネ』いや…
F.I.S.の子供達!
次回
トリガードライヴ
ーーー
と言う訳で、奏さんが使用していたギアは、
史上初!
ゲイ・ジャルグ&ゲイ・ボウでした!
魔を無に帰す赤き槍と、呪いを生み出す黄色の槍。
ヒントの『fate/zero』は、
この話に出て来るキャラクター…ランサー/ディルムッド・オディナの愛槍の事だったのです。
でも、コンバーターと会話するっていう事は…?
伏線が多い中、遂に《精魂導師》同士、《シンフォギア》同士の戦いが幕を開ける!
そして新たな力がカイガンする!
…あ、ネタバレしちゃった…ま、いっか!
と言う訳でまた!
2016/6/30までに出たキャラが一応参戦してますが、7/1以降のキャラが今の所、出ていません。なので、以下の作品から選んで下さい。 1位のタイトルは外伝として投稿しようかと思います。
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けものフレンズ(2017)
-
バトルガールハイスクール(2017)
-
はたらく細胞(2018)
-
SSSS.GRIDMAN(2018)
-
盾の勇者の成り上がり(2019)