翼のピンチを救った奏は、新たな聖遺物《ゲイ・ジャルグ&ゲイ・ボウ》と言う異色の2つで1つの聖遺物のギアを纏って『フィーネ』を名乗る人物・マリアを相手に有利に進め、そして追い込んだと思ったその時に、マリアの仲間である少女2人と少年2人が合流、そして交戦となるが、その直後に遅れて憑友達がライブ会場にやって来て、再び戦況が逆転されたのであった…
ーーーーーー
「止めようよ!こんな戦い!
今日出会った私達が争う理由なんて無いのに!」
響はそう言いながら、マリア達に説得を試みるが…
「…そんな、綺麗事を…!」
「綺麗事で戦う奴の言う事なんて聞いてられるかデス!」
ピンクのギアを纏う少女・調と、ビリジアン系色のギアを纏う少女・切歌がその説得を拒絶した。
「おうよ!俺達『フィーネ』はそんなお前さん達のような奴等が気にくわねぇんだよ!」
「…邪魔をする奴は…容赦しない…!」
そう言いながら、《光魂導師》タマシイと名乗った少年と、《闇魂導師》コアと名乗った少年が其々の得物を向けた。
「…綺麗事か…」
その際に、憑友がそう呟いていたが、その言葉を聞き取れた人は1人を除いて誰もいなかった…
「…憑友…」
憑友のライバル…ロック以外は。
ーーーーーーSIDEto憑友
綺麗事…
確かにそうかもしれないな。
こんな事をして、俺達…何がしたかったんだろう…
今の俺達の力って…
「話せば分かり会えるよ!戦う必要なんて…」
「偽善者」
「⁉︎」
偽善者…響が…?
「この世界には貴方のような
…はは…ははは…ははははは…
心が狂って来た…
この際だ…もうあと一ヶ月でこの世から亡くなる俺の…
悪あがきと行こうかな…
…トリガー…
ーーーーーーNO SIDE
「ははは…ははは…」
『?』
「…憑友…?」
「憑友?…おい、何をそんなに笑っ…⁉︎」
憑友の突然の事態に周りの状況が変化し始める。
ロックは憑友の肩に手を置こうとするが、本人がそれを拒んだ。
そして響よりも前に出て、マリア達に指を向け、告げた。
「偽善者…だと…ふざけんな!
そう言うお前達も同じ『偽善者』だろうが!」
『⁈』
「!…てめえ!」
憑友から言われた一言で、タマシイはそのまま鞭で攻撃を仕掛けてきた。短気な性格のようだ。
だが、憑友はその鞭を簡単に受け止めるだけではなく、そのまま鞭を離さなかった!
タマシイは強引に鞭を引っ張るも、憑友の身体はビクともしなかった!
その鞭を持ったまま憑友は話を続ける。
「てめえらに…てめえらに、響の何が分かる‼︎」
「響の事を何も知らないお前達に、響の事を『偽善者』呼ばわりしてんじゃねぇ!」
そう言うと手に持っていた鞭を豪快に上へと掲げた。
すると鞭の所有者であるタマシイ自身が鞭と同じ、上へと飛ばされたのだ!
それを見たコアはすかさず右腰についてるカードケースからカードを取り出し、そしてアブソーバーに装填させ、レバーを引いた。
ーコア!フォーム、ユカリ!ー
するとそこから紫が主体としたコーデとカーディガンを羽織り、そして機械的な鎌を持った女の子が現れ、コアはそれを纏った。
ー聖なる扉、闇の魔女王!ー
するとすかさずその鎌で憑友を刈り取ろうとするが、憑友はヒラリとその鎌の上を通り越すと同時に、カードをアブソーバーに装填させ、レバーを引いた。
ーライド!フォーム、アカネ!
聖なる扉!炎の咎人!ー
そして地面に着地と同時に、アカネのドライバ『イグナイト』から炎を噴き出す…!
対して、コアの方も、鎌の先から闇の瘴気を纏わせて、一撃を放つ…!
「"メギド・フレイム"」
「"ナイトメア・パレード"‼︎」
赤き〔炎〕と、黒き〔闇〕が激突する…!
しかし、その攻撃は…
「…何⁉︎」
コアの闇の一撃が簡単に押し退かせられた結果になった。
とどのつまり、憑友に軍配が上がったのだ。
すると上空にいたタマシイはそれを見逃さずに、カードをアブソーバーに装填させ、レバーを引いた。
ータマシー!フォーム、ウェンディ!ー
するとタマシイのアブソーバーから青髪のツインテールの女の子が現れ、それを纏った!
ー風で吹き飛べ!竜滅者!ー
するとタマシイはそのまま空気をこれでもかと吸い込み、そして口を開けた!
「"天竜の…咆哮"‼︎」
まるで風のブレスとも呼べる技を憑友はそれを見た瞬間に、腕でガードした。
それを見たタマシイは驚愕させられた。
何せそこには腕でガードしたのにも関わらず、キズ1つ着いていない憑友がそこに居たから。
その様子を只々見ていた《シンフォギア》の装者達と、ロックと霊風。
すると憑友はカードを取り出し、アブソーバーに装填させ、
「そんな程度か。本物の『
憑友はそう言いながら、レバーを引いた。
ーライド!フォーム、ナツ!ー
するとアブソーバーからピンク髪で、マフラーを巻いた青年が現れ、それを憑友は纏った!
ー炎で滅せ!竜滅者!ー
すると憑友はタマシイと同じ動作をして、そのままお返しの攻撃を仕掛けた!
「"火竜の咆哮"‼︎」
その一撃で、タマシイ達は緊急回避をした。
そして皆は後ろにあったメインパネルに驚愕した。
そこには完全に焼け溶け、最早原型を留めていないメインパネルがそこにあったのだから。
そんな激闘を繰り広げていると、何処からか緑のビームが、会場の中央に照射され、そこからスライム型のノイズが現れたのだ!
それを見た翼,クリス,奏,ロック,霊風の5人はすかさず戦闘体勢に入った…その時だった。
ドサッ…
「!憑友⁉︎」
響の声が聞こえ、もう一度振り返ると、そこには完全に先程まで戦っていた筈の憑友が地べたに完全に倒れていた。
それも、変身も強制解除されて。
響が憑友に近付こうとしたが、
「させねぇよ!」
タマシイが、得物の1つである鎖で、響をそれ以上行かせないようにした。
するとマリアが憑友の所まで近付くと、そのまま担ぎあげたのだ。
「!憑友を返して!」
「この男にはまだ利用価値がある。特に私にはな」
そう言うと、いつの間にかマリアの手には、アームドギア《ガングニール・スピア》が携えてあり、マリアはそのまま先程出現したスライムノイズに、砲撃技"HORIZON†SPEAR"をぶっ放した!
するとスライムノイズは更に急成長したのだ!
それを見た翼達はこの状況を打開させる為に、被害を抑えようと奮闘し始めた。
するとマリア達はそのまま逃亡したのであった…憑友を攫って。
「憑友ーー‼︎」
響の声が会場に響く…
目の前で、大切な存在を連れ去られた事に。
その光景を見ていた皆は黙り込みながら、それでも湧き上がるノイズ達を殲滅し始めたのであった。
「立花!」
そんな響に翼が話しかける。
「今、立花がここで諦めたら、誰が憑友を連れて帰る⁉︎
憑友を連れて帰るのは、いつも憑友の側にいた立花だけだろ⁉︎」
「おめぇにとって、あの馬鹿はそんな程度かよ‼︎」
翼の声と、クリスの声を聞いた響は、それでハッとなった。
そんな響の隣に奏が立つ。
「彼奴はそんな柔な奴じゃない…今はまだだけど、必ず連れて帰ろう…な?」
「奏さん…はい!
憑友だったら…絶対そうしますから!」
それを聞いた響は皆んなと共に、スライムノイズを倒して行くのであった。
その後、響は翼とクリスとで生み出した『絶唱』を用いたコンビネーションアタック"F2CA・トライバースト"と、
奏の"DEARG∞COMET"、ロックの新技"スパイラル・アロー"と、霊風の新技"タイフーン・スピア"で、スライムノイズを倒したのであった。
その際に、虹の竜巻を起こして…
ノイズを倒す事に成功した一同。
しかし、その代償があまりにもデカかったのであった。
そして現場には、憑友が使用していたカードケースがいつの間にか落ちており、それを見つけたロックは、カードケースを拾い、響に渡すと、響はそれを胸の方へ寄せると同時に悲しい現状にただただ涙を流すばかりであった…
ーーーーーーSIDEto憑友
此処は…何処だ…?
俺…確か…あの時…
黒髪の女の子から響の罵声を聞いて、その後…トリガーを起動して…
駄目だ。思い出せない…
あの後…一体なにが起こったんだろう…?
それに此処は一体…
「…目が覚めたようね。人絆憑友」
…マリア・カデンツァヴァナ・イヴ。
…今の俺の敵。
つまり此処は彼女達のアジトか。
それによく見てみると、ビーム状の格子に囲まれている…
俺は捕虜になったという事か。
「…抵抗して来ないのね」
「…何しに来たんだ…こんな捕虜相手と話し合おうなんざ…変わった歌姫な事で」
そう言うと、マリアは俺の近くにまで来て、毛布をくれた。
「此処は少しばかり冷えるからこれで暖まりなさい。
それに、これも貴方に返しておくわ」
そう言って、マリアが毛布と共にやったのは、俺の相棒であるライドさんと、キリト師匠のカードだった。
…他のカード達が見当たらない。
「…他のカードは?」
「其処までは知らないわ。
ただあのライブ会場で私にも気付かずに、カードケースごと落としたのかもしれないわね」
「…話を変えても良いですか」
「…タメ口で構わないのに」
年上に対してタメ口?そんなの今のご時世では通用しねえんだよ…これが。
「…何故俺に此処まで接してくる…?
敵に塩を送って、何がしたいんだ?」
俺の真意はそれだった。
あの場にいた彼女達は俺を元から狙っていたような目をしていた。
そして俺はそのままそれに気付かずに、奴等の掌で踊らされていた。
もう一度だけ言う…本当に気付いてなどいない。
今此処に来て、初めて気付いたのだ。
するとマリアは格子の近くにあったディスプレイを弄る。
するとビーム状の格子が消えた。
今なら逃げられるぞ!
俺の思考や、皆はそう感じている事だろうが…
「…これでも動かないなんてね」
「…れたから」
「え?」
「疲れたんだ…何もかも」
今の俺には何もかも疲れたんだ…摩耗していたんだ。
俺の余命はあと持ってして1ヶ月を切っている。
しかも、今回は《トリガードライヴ》を発動した事で、更に拍車がかかったんだ。
トリガードライヴ
己の中に眠る"特定物や特定者に対する感情"を引き金に起こす能力。
《精魂導師》に成れる物は少なくても1つはその感情の引き金が入っている。
ロックは義理の妹であるクリスさん、
霊風さんは、翼さんと奏さんに対する
だが、俺は特質だった…
翼さん、奏さん、クリスさん、霊風さん、ロック、二課の皆…
創世,弓美,詩織等の学校の皆んな…
親父,お袋,ライドさん,セレナ義姉さんのような家族や『英雄石板』の皆んな等、
とにかく俺の中に眠る
その中でも特に…
響,未来,逝都,馬燈。
俺にとって掛け替えのない幼馴染達に関するトリガーは他のトリガーよりも圧倒的にデカかった。
この四つの存在のどれかが関連していると、最早自分の命を簡単に投げ出さないといけない…それ程までに俺の心に深く浸透してしまっているのである。
その代償こそが…"余命の削減"。
とどのつまり…命を削る事である。
今回はそれが大きく影響してしまった所為で、俺の身体はあと数週間でこの世から消えてしまう事も、自分自身実感していた。
まだ神が与えた課題を終わらせていないままなのに…
《竜を滅する『剣』》,《魔を穿つ『弓』》
《銀の『腕』》,《女神の『盾』》
《女神の慈愛を受けし『鎌』と『鋸』》
《2振りの『槍』》,《歪みし『鏡』》
そして…《"槍"の名を冠する『拳』》
結局ルナアタックから3ヶ月経った今でも未だに収穫は0のままだった…
「…少し隣良いかしら?」
そうマリアが言ってきた。それに気付いた俺はそのままどうぞと取れるジェスチャーをした。
それを見たマリアは「隣、座るわね」と改めて言い直して、俺の隣に座った。
一体何をしたいのやら…この歌姫さんは。
「貴方を此処に連れてきたのは大きく2つ。
と言っても、どっちも私の話なんだけどね」
?
「1つ目は、私達の仲間を蘇らせて欲しい事」
…俺は神になったつもりはないんだがな。
「もう1つは…」
どうせ碌な事j…
「セレナ・カデンツァヴァナ・イヴについてよ」
…セレナ義姉さんの事だと…?
翼「皆さんお久しぶりです。風鳴翼だ。今回は「ちょっと待ったー!」え?」
奏「今回は私も参加させて貰うぜ!」
翼「か、奏も⁈」
奏「憑友が居ない代わりに私達が紹介していくぜ!」
翼「て、ちょっと先に行かないで⁉︎」
奏「今回は霊風がフィーネとの最終決戦の際に私達を守った『サッカーバカ』にして、【鉄壁の守護神】の異名を持つゴールキーパー・円堂を紹介するぜ!」
エンドウ(円堂守)/カード名【世界一のサッカーバカ 円堂守】
属性/地・人間・打・拳
サッカーに関しては超がつく程、愛してる熱血少年。
ゴールキーパーとして、様々な奇跡を掴んできた最強のゴールキーパー。
翼「えっと、資料によると…
『祖父である大介さんのノートを機に、様々な技を編み出した。
その中でも、この『英雄』は相手の攻撃を受け止めたり、受け流したりする防御技が最も得意である』って、書いてあるわね」
奏「こっちにも資料あるぜ?
えっと…『時々、攻撃に参加する為、リベロ(サッカー用語で自由と言う意味)として参加した事もある』って。
よっぽどサッカーの事が大好きなんだな」
次回
残りの余命
翼「次回は憑友視点が多いオリジナル話のようね?」
奏「みたいだな。
次回も見てくれよな!」
2016/6/30までに出たキャラが一応参戦してますが、7/1以降のキャラが今の所、出ていません。なので、以下の作品から選んで下さい。 1位のタイトルは外伝として投稿しようかと思います。
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けものフレンズ(2017)
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バトルガールハイスクール(2017)
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はたらく細胞(2018)
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SSSS.GRIDMAN(2018)
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盾の勇者の成り上がり(2019)