今回は、奏とオディナが出会ったきっかけの話と、3話の途中まで。
憑友が決意した話から1週間前に戻そう。
それは奏が二課に戻ってきた時の話に戻る…
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奏を始めとした《シンフォギア》装者とロックと霊風は響の精神状態が安全では無い事を悟ると、響を未来の所に送った。
その際に、響はユイのカード以外をカードケースごとロックに手渡し、響は未来と共に自分達が住んでいる学生寮へと帰って行った。
その後、霊風が用意した車に乗った残りのメンバーは、現在二課が活動拠点としている場所へと向かっていた。
そこは…「自然都会」だった。
本来なら自動車などの人口物は一切合切立ち入りを禁止されている場所なのだが、霊風が用意した車は特別に進入の許可を得た所謂"特別車"であり、平然とその奥地へと向かっていった。因みに時刻は現在午後10時である。
道中、【雷狼竜】の異名を持つモンスター・ジンオウガと共生している蟲…雷光虫達が光を出しながら美しい幻想的な光景を見せてくれていた。
そして車はとある施設の所までやって来て、駐車した。
「此処が「自然都会」…初めて来たぜ」
「私や霊風さん達は奏が3ヶ月の間に何度も来たけれどね」
そう言いながら、施設の中へと移動する一同。
長いエレベーター(と言ってもカディンギルのようなエレベーターシャフト程ではないが)を下りた先には、作戦指揮を執る指令室が備わっていた。
そして奏が一歩前に出ると、それに気付いた弦十郎が奏の元へと歩み始める。
「…無事に帰って来て何よりだ。奏」
「まぁな!」
そう言いながら2人は握手を交わす。再会の暁の瞬間であった。
それを見た二課のスタッフも一同に奏の元へと集まっていた。
雑談に花を咲かせていると、弦十郎が奏に話を持ちかけた。今回の一件についてを。
「取り敢えず、話をしよう。翼達も聞いておいて損は無いだろう」
そう言うと、弦十郎は藤堯と友里、牧藁と緒川以外のスタッフを指令室で待機させつつ、現場の仕事をやるように示唆するとスタッフは全員満場一致で自分達の仕事に取りかかった。
そして弦十郎達は長い廊下をエスカレーターで移動していく。
そして弦十郎が立ち止まった場所で奏達は目を見開いていた。
そこには、
【英雄石板保管室】と書かれた一室だった。
弦十郎はそこのドアのロックを解除すると、
そのまま皆を中に通す。
そして内部には壁一面にたくさんの『英雄石板』が保管されていた。
その数…300枚は下らなかった!
すると奏はある場所を見つめた。
「?…此処に積まれてるのは?」
見つめた先にあったのは、大量の『英雄石板』の山であった。
30枚程度が、まるでピラミッドのように連なっていた。
奏に言われ、それを聞いた弦十郎は話を進めた。
「あの『英雄石板』等は、詠唱を行ったものの、肝心のカードが無かったのだ。つまり、誰かが先に解読そして詠唱を行った事で既にもぬけの殻と化していたんだ」
その話を聞いた奏は近くにあったテーブルに納められてた椅子に座った。
奏を筆頭他のメンバーも席に着き、そして弦十郎が席に着いたのを機に話を始めた。
「さて…話というのは他でも無い。
奏…お前のそのギアは一体如何言う事なんだ?
2つの聖遺物が1つになっているなど、俺には想像し難い現象が起こっているのだが…」
『その話は私が言おう』
すると突然聞こえてきた声にこの場にいる全員が警戒する。
すると奏が所持していたコンバーターであるギアペンダントが奏から離れ、テーブル中央に滑り込んだ!
それを見た一同は目を向け、視線を当てると、なんとギアペンダントから映像が出て来たのだ!まるでホログラムのように。
そしてその映像には顔付きがイケメンで、右目の下辺りに黒子があった。
それを見た瞬間に声を上げた存在が約1名…
「てめぇ!ランサーじゃんか⁉︎」
「ランサー⁉︎貴方なのですか⁉︎」
訂正。
その光景をみた他の皆はその声の高さに吃驚していたのは言うまでも無かった。
そこから数分後には元に戻り、そのまま話を進めた。
「…それで、君の名は?」
すると青年は自身の名を告げた…真名を。
『我が名は、ディルムッド・オディナ。
"フィオナ騎士団"の一番槍であり、
同時に我がマスター…天羽奏の身を守る騎士なり!』
「ディルムッド・オディナ…確か、"騎士団長"フィン・マックールと共に戦場を駆け巡った存在…!」
「?では、何故セイバーがそのディルムッドと知り合いなのだ?」
ペンダント…オディナがそう言うと、緒川が軽い解説をした。
するとロックがそのオディナとセイバーの関連の話を聞くと、
「私はシロウと出会う前に、ランサー…この場ではオディナと申しておきましょう。
そのオディナと戦って、時には共闘もした存在なのです。
謂わば彼は私や、アーチャー、もう1人のランサーと同じ『英霊』即ち使い魔《サーヴァント》の1人でもあるんです」
その話を聞いた皆は真剣に話を聞いた。
すると霊風が話を変えた。
「んで…オディナと奏はいつ出会ったんだよ?」
そう聞くと、奏がその説明に入った。
ーーーーーーSIDEto奏
〜回想〜
あれは私がアイルランドで旅をしていた頃の話になる…
そこではある噂が流れていた。
麗しい美青年によって、女性達が見る見ると行方不明になっていくという不可思議現象に。
面白半分でその話を調査する事にした私はとある森にその美青年がいる事を突き止めて、私はその場所まで向かったんだ。
長い森の中を、食糧や水を切らしつつ、歩いていた。
だけど、幾つもの困難を乗り越えてもその美青年を見つける事が出来なかった。
そして、食糧や水が尽きたその時、私の近くでノイズが発生したんだ。
「っ!まずい!」
そう思った私はすぐに逃げる事に専念した。聖遺物のペンダントすら持っていなかった私はただひたすら逃げる事だけに専念した。
だけど、途中で石の出っ張りに気付かずに、踏み外して転んでしまった。
そして後ろにはノイズがもう目の前に迫ってきていた。
「(此処までなのかよ…!)」
私はそう思った。けど、その時に響ちゃんや憑友が言った言葉を思い出していた。
『『生きるのを…諦めないで(めるな)!』』
元を正せば私があの子達に言った言葉なのに、私が逆に元気付けられたんだ。
そして、私は心の中で決意して言ったんだ。
「生きるのを…諦めるか‼︎」と。
そしてノイズが私の所まできた瞬間、
グサッ‼︎
『□○□△○⁉︎』
私の目の前までやってきたノイズが貫かれたんだ。
…赤い槍で。
「ふっ!」
そう言うと、槍の所持者であろう存在が、そのままノイズを薙ぎ倒し、ノイズは灰と化した。
灰となったノイズの先にいたのは、緑のタイツ姿に、赤くて長い槍と、黄色で短い槍、そして背中腰に2つの剣を携えていた青年がそこにいた。
「怪我は無いか?」
それが私とオディナとの出会いだった。
その後、オディナはたった1人でノイズを殲滅して見せたけど、
オディナの様子が変だと気付いた私はこの目で驚愕した。
オディナの身体が…消滅仕掛けていた事に。
その理由をオディナに聞いたんだ。
オディナは、私に説明をしてくれたんだ。
つい最近、誰もいない森の中で召喚?のような事をされて、途方に暮れながらも、自分と団長フィンが守ったこのアイルランドの地を守り抜いてきた。
だが…そろそろ限界が来ている事を彼自身が知っていた。
私は何か出来る事が無いかと思って、悩みに悩んだ。
そしてふと私は胸ポケットの中にあった物を取り出した。
それはまだ『聖遺物』の欠片が入れられていない所謂"ブランク"と呼ばれていたギアペンダントだった。
え?ペンダントを持っていなかったじゃないかって?
勿論、持っていなかったさ…
そうさ。私が所持していたのは『聖遺物の欠片』が
私はそのまま彼の額に押し付けたんだ…何故か知らないけど…。
すると光が発生して、私とオディナは目を瞑ってしまったんだ…
そして光が収まったので、目を開けるとそこにはもう既にオディナはいなかった。
間に合わなかったと思ったんだけど…
『何故いきなりあんな事を…って、なんだこれは⁉︎』
「ペンダントが喋った⁉︎」
〜回想END〜
「…そう言う経緯があって、オディナは今現在、私のギアペンダントに入っているのさ」
『話が滅茶苦茶だ⁉︎』
そんな事言われてもよ…。
私だって咄嗟の判断で引き起こしたんだから、知らねぇよ…。
『とは言え、そのおかげで私は今こうやって無事に生きているのだがな。
ペンダントになったのは痛手だが、
オディナ…へっ!言わせてくれるぜ。
「だけど、奏は私や雪音とは違い、後天性適合者。
LINKERを使用しないと戦えないんじゃ…」
…翼の言っている事には一理ある。
確かに私は『ガングニール』を使用していた時は、了子さんーー今となってはフィーネだったけどーーから処方したLINKERを投与して戦ったっけ…
『…そのLINKERの事は我は知らないが、その件については心配はしないで頂きたい。
奏の槍として、最大限のパフォーマンスで戦場に立つ事を約束しよう。我が槍は
「…だそうだぜ」
それを聞いた皆は先程とはうって変わって周りの空気がガラリと変わった。
…ありがとな。オディナ。
『(当たり前の事をしたまでだ。
マスターの槍たる者、マスターの仲間も同じなのだ。
だから、これからもよろしく頼む…!)』
ああ、よろしくな!オディナ‼︎
『(御意…!)』
ーーーーーーNO SIDE
それから1週間が経った。
響は正に、"心、此処に非ず"と言った雰囲気で、上の空になっていた。
そんな中で、学院では学校行事が迫っていた。
秋桜祭…俗に言う『学園祭』である。
響達のクラスを始め、多くの生徒がせっせと作業に勤しんでいた。
…ただ1人…クリスを除いて。
クリスは未だに学校に慣れていなかったのだ。
そんな中、クリスは誰かと勢いよくぶつかった。
ぶつかった相手は今日は完全にオフだった翼であった。
翼はクリスが何をしているのかと質問するとクリスが意味深な答えを言い出した。
そんなクリスはまだ知らない…
「…此処で油売るとはな…クリス」
「」ギクっ⁉︎
クリスはそぉ〜と後ろを振り向くと、其処には、リディアンの制服(男性用)を着ていたクリスの義理の兄・ロックがいた。
何故此処にロックが居るかと言うと、クリス共々弦十郎の計らいで、
翼と同じ学年で学業に励む事にしたのだが、完全に授業自体が彼の独学についてこれないという現状であった。
その影響から、クラスの女子達から好評を博しているのは言うまでもない。
…因みにロックも、逝都と馬燈と同じ黄色い歓声をまともに浴びて被害を受けた1人であるのはこの際如何でも良い話である。
さて、話を戻そう…
ロックを見つけたクリスはかなり怯えていた。
「ろ、ロック義兄…」
今雪音が遭いたくなかった存在の1人であったからだ。
「お前は如何して友達を作りたがらない?
俺は前に言ったよな?『お前にはたくさんの友達を作って欲しい』って。
その友達から逃げ回って、何がしたいんだ?」
「そ、そんなの私の勝手だろ⁉︎」
そう言うとクリスが逃げ出そうとしたが、翼に完全に頭を抑えられた。すると翼が「暫く雪音を預からせてくれ」と言って来たので、ロックは翼に後の事をお願いした。
するとロックの後ろからロックのクラスの女子達が来たので、ロックは翼にクリスの事を託すと、そのままクラスメイトと共に、校外の方へと出歩いて行った。
…敢えて言おう。ロックと翼は別々のクラスである。
因みにロックのクラスの出し物は…カフェだそうだ。
そしてそのまま翼はクリスと2人きりで学校の話をしていると、翼のクラスメイトが来て、一緒に準備に勤しんでいたのであった…
そしてその日の夜、彼等は弦十郎から任務が掛かり、現場に急行した。
ーーーーーーSIDEto翼
私と奏、雪音兄妹と霊風さん…そして立花。
私達は現在、とある廃病棟に来ていた。
情報によれば、マリア達"武装組織『フィーネ』"が此処にいるとの事だそうだ。
「響ちゃん、大丈夫か?」
「…はい!大丈夫です!」
そう言いつつも、やはり立花は先日のライブの一件が大きく影響しているか…
たとえ敵が仕掛けた罠だとしても…私はううん…私達は臆する事など無い。
彼女…マリア達の真意と…
憑友を取り戻す為に!
この身を剣と鍛えた私は何であろうと、仲間を取り返す!
次回
望む者 臨む者
次回は霊風とロックが新たな力を開放する…!
それは、
※今年で50年,45年,40年を迎える奴等とと言えば…?
2016/6/30までに出たキャラが一応参戦してますが、7/1以降のキャラが今の所、出ていません。なので、以下の作品から選んで下さい。 1位のタイトルは外伝として投稿しようかと思います。
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けものフレンズ(2017)
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バトルガールハイスクール(2017)
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はたらく細胞(2018)
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SSSS.GRIDMAN(2018)
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盾の勇者の成り上がり(2019)