キマたんが可愛すぎてprpr   作:ゆいりょく

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※捏造してるところがあります!
大してしっかりした文章ではないです。
そるでもいいかたはどうぞ!


一話 「キマのぼうしとっちゃだめーー!!」

 

 

釣りをしていた。

 

 

 

 

釣りをしていたら女の子が釣れた。しかも可愛い。

 

 

 

 

 

「……………………え?」

 

 

 

 

いや、何かの比喩的な表現ではなく、海で魚釣りをしていたら小さな女の子を釣り上げた。

 

うーん、ふつう、こういうのって歩いてたら空から降ってくるみたいなのじゃないのか?

それに、この子、普通の女の子じゃない。……だって、両手がヒレだもん。それに、顔の両横には星のとげのような飾り?足にもヒレがはえている。人魚ってやつか?

 

 

「イヤー!キマのぼうしとっちゃだめーー!!かえして~~!」

 

しゃべった!?

 

よく見ると釣り針は女の子?の被ってるアザラシの人形のようなものに引っ掛かってるっぽいな。

女の子の方はその人形を追って飛び出してきた感じか? というか、どこか見覚えが…….。

 

「あ!………えっと、もしかして………キマ?」

 

その女の子は俺が"こっちの世界"に来る前にプレイをしていたゲーム。LORD of VERMILIONの中に存在するキマと呼ばれるキャラクターによく似ていた。

 

LORD of VERMILIONとは、使い魔と呼ばれるカードを使い、そのカードでデッキを作り、それを使って全国の人達と対戦するゲームだ。

 

なんで、こんなところにゲームのキャラクターのキマが?

 

「ほら」

 

とりあえず、釣り針から引っ掛かっていたアザラシを外して返してあげる。このアザラシの人形、いいな。

 

「わぁ、ありがとう!おにーさんやさしいんだね!…あれ?なんでおにーさんキマのことしってるの?」

 

女の子、キマは釣り針から人形を取ると頭に被り、こっちをくりくりした瞳で見る。

……か、可愛い。キャラクターの中ではトップクラスに可愛かったけど、実物になってもその可愛さは色褪せてない!!

 

「いや、知ってる訳じゃないけど…」

 

「えっとね、キマはぼうしをとられたらいけないの!!」

 

突然キマは被り直した帽子を両手…ヒレ?で押さえ、力強く言う。

 

「キマはぼうしをとられたらぜったいにいけないの!!」

 

大事なことなので二回言いました。

 

「ああ、そうなんだ。……大変だね」

 

「そうなの!………でも、キマはみんなからどじっていわれて、ひとりでおよいだらいけないっていわれたの!すぐにあみにひっかかるでしょって!!」

 

「………そっか」

 

釣り針に引っ掛かる方がすごいけどな。そして帽子云々のくだりはどうした。

 

「でもね、きょうみんなからいじわるをいわれたからキマはおこっていえでをしました!」

 

「………」

 

プンプン!といった様子で、両手を振り回す。痛いから、地味に勢いついてて痛いから。

 

しかし、グイグイくるのはいいけどまったく話が伝わらない。なんの話をしていたんだ?というか、何故自分の押し売りみたいになってるんだ?そしてそんな話より抱き締めたい。ギュッてしたい。

 

「あ! そ、それでね! あ、あの……キマがぼうしをとられたらいけないりゆうはね? その……」

 

勢いよく話をしていたキマが突然下を向く。帽子を押さえていたヒレを胸の前でもじもじともみ合わせる。

上目遣いでこっちをチラチラと見る。

 

あー!ダメだ!俺の中の何かに!何かに目覚めてしまう!!

 

「…………あ」

 

そう言えばキマのキャラクターの設定って確か……。

 

「キマは、けっこん?するひとにしかこのアザラシのぼうしをとらせたらいけないの!だ、だからキマがやさしいおにいさんとけっこんしておよめさんになってあげる!」

 

「………お、おう」

 

キマの頭を反射的に撫でそうになった俺は恐らくロリコンなのだろう。

 

……まぁそれでもいいや。

 

 

 

 

 

 

「………えっと」

 

………どうしよう。とりあえずどうしよう。

 

こっちをキラキラした瞳で見る。キマを前に思案する。

 

「だからね!けっこんしよー!!」

 

「そ、それは嬉しいけど、まず家出をしたんだったら君の家族も心配してるんじゃないかな?ひとまず家にもどったらどうだい?ほら、お土産にお魚もあげるから」

 

自分の隣に置いてある箱の中に入ってい魚を指差す。箱の中にはさっきまでの成果である魚が泳いでいる。

 

まさかキマを釣り上げるなんて思っても見なかったな。

とりあえず家に帰そう。……お持ち帰りしたいけど、基本的にyesロリータnoタッチの紳士道は守っていきたい。

もう会うことも無いだろうし。たぶん、けっこんの意味もよくわかってないはずだし、若干アホの子っぽいから。

 

「うわー!ホントに!?お魚くれるの?」

 

かかった。ちょろい。

 

「うん、あげるから。ほら、家に戻りなさい?それでもう捕まるんじゃないよ?」

 

若干ゲームのキャラに会えたせいでテンションが上がっているって気持ちもあるけど、同時に混乱しすぎて一周回って冷静になった頭で別のことも考えている。

個人的にはグラマラスなお姉さんの方がいいなぁ。

 

同じゲームのキャラクターのユダちゃんに会いたいな

 

どっかにいるのかな?

 

「ありがとう!やさしいおにーさん!キマじゃうまくおさかなとれないんだ!きっとおかーさんもよろこぶよ!…………あ、いやおさかなとりはとくいなの!!でもさいきんは、すこしちょーしがわるいだけなの!!」

 

「……まぁ、誰だってそういうときはあるよな」

 

「だから、ほんとはキマはおさかなとれるけど、おにーさんにめんじてもらってあげる!」

 

元気一杯で魚の入った箱を持ち上げ……………重みで後ろにこける。その反動でひっくり返った箱の中に入っていた魚たちがキマに降りかかる。

 

「わぁっ!おさかなが!!たすけておにーさん!!」

 

「なにやってんだ?」

 

苦笑しつつキマのヒレをとり立ち上がらせる。思ったよりも柔らかい。ぷにぷにと弾力があってずっとさわっていたくなる感触だな。立たせて魚を払うついでに頭をすこし撫でる。

 

「…………」さわさわ

 

「?おにーさん?……くすぐったいよぅ……」

 

「!!あ、いや、ごめんごめん。なで心地がよくて、な」

 

恥ずかしげな声でキマがいう。……ダメだ。あれ以上触ってたら衝動的に抱き締めてた。頬擦りしてた。

 

「ふーん、さすがキマだね!!……あ、たいへんおひるすぎちゃう!おひるすぎるまえにかえらないとおかーさんからおこられちゃう!ごはんがたべられなくなっちゃう!」

 

お昼御飯までには帰ります、か。ずいぶんと可愛い家出だな。確かに日が真上だ。そろそろ昼飯時だな。時計なんて便利なものはここら辺にはないしな。

 

「そっか。じゃあな。元気でもう捕まるんじゃないぞ?」

 

「うん!バイバーイ!"またね"!」

 

「ああ、じゃあな」

 

バシャンッ!

 

キマはヒレを振り、魚を入れた箱を持つと水泳選手の飛び込みのような形で海に飛び込んだ。

……魚、何匹か落として行ったな。

しかも、箱ごと持っていったよ。

 

 

「…………はぁ、また釣り直しか、晩飯が遠いな……」

 

……でも、まさかキマに合えるとはな。ってことは他にもキャラクターが存在するのか?ゲームのキャラに会えるなんて……さっきまで本当に"キマ"と喋ってたんだよな、俺。

 

………そう考えると気分が上がるなおい。

 

「リリス、プルート、ラー辺りは見ておきたいよなー……。ロロ、ポポ、ルールーもここら辺いないのかな?」

釣りをしながら妄想が広がる。

個人的に好きなキャラクターが実在している可能性がこの世界にはきっとある。なんで"この世界"に来たのかはわからないけど、戻れる手段もないならこの状況で楽しむしかないよな?

 

 

俺は現代日本から半年前、異世界にトリップした。そしてここは、きっとLORD of VERMILIONの世界だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「っうし、こんだけあれば十分だろ」

 

 

暫く釣りを続けて申し分ない量の魚を釣った俺はひとまず自分の家のある村に帰ることにした。

 

半年前、村の近くの草原に倒れていた得たいの知れない俺を暖かく迎えてくれて、なおかつ住む場所、着るもの、食べるもの、衣食住を用意してくれた村長、今はじいちゃんとばあちゃん、には頭が上がらない。ほんと、暖かい人たちだ。なんか人って綺麗なんだなって感じる。

他の村人たちもみんなで協力して和気藹々としている。あの人たちがいなかったら完全にの垂れ死んでいた。その借りを少しでも返すためにこうやって俺も魚釣りなんかをして食料を取ってるわけだが…。

 

「あれ、なんか人だかりできてる……?」

 

村の近くまでたどりつくといつもは閑散としている入り口付近で何やら人だかりができていた。

 

「だから言っとるじゃろ!!この村に紅い眼の子はおらん。お引き取り願おう」

 

「しかし、この村から確かにロードの反応が出たと皇帝がおっしゃってまして……」

 

「知らん!そもそも、魔物を操るなんて考えが非常識じゃ!!魔物は天災、人にどうこうできものではない!」

 

「いい加減にしないとこの村に軍隊が来ますよ?私としてもこの村は焼かれてほしくはないんです」

 

「こんな所まで帝国様やらがくるかい。こんなところに来るくらいならもっと他に力を入れる所があるじゃろ」

 

「確かに、今まではそうでしたけど、今の新しい皇帝は違うんです!」

 

 

……あぁ、騎士様か。一ヶ月に一度ほどこの村に紅蓮の騎士を名乗る人たちが中央の帝国と呼ばれる所からから訪ねに来ているらしい。村人から聞いた話によるとなにやら人探しらしいが詳しいことは知らない。

 

 

「ただいまー。じいちゃん、魚をとってきたぞ?」

 

とりあえず、空気をよまずに突っ込んでみる。このままだと不敬罪とかで切られたりしないか心配だったのもある。いや、そんなものがあるかは知らないけど。

 

「おお、タローか、お帰り……ほら、貴様はいつまでそこにたっておる!さっさと帰らんか!!」

 

「……はぁ、解りました。また後日改めてきます」

 

「二度と来るな!!」

 

 

ため息をはきながら俺の来た道を歩いていく騎士さんを見送る。ここはかなりの辺境の村だからな。ここから中央の帝国まで何ヵ月かかることか……お疲れさまです。

じいちゃん、ふつう、こういう村って騎士とかそんなものには逆らわないじゃないの?なんだよ「二度と来るな!!」って、そんなに怒ること無いだろ。

俺自身が騎士を見たのが初めてだったから今までどういう風に対応してたのか分からなかったけど、思った以上に酷かった。いや、悪い意味で。

 

 

「おお!!タローよう帰ったな。怪我はないか?」

 

さっきまでの雰囲気とはまるで違う暖かい声音で声をかけてくる村長に呆れながら返事をする。

 

「じいちゃん、いつまでも子どもじゃないっていってるだろ?魚とってくるくらい一人でも出来るから、過保護すぎるよ」

 

「し、しかし、タローが怪我をしたらと思うといてもたってもいられんのじゃ。なにも問題はなかったか?魔物には襲われなかったか?」

 

聞いての通り、この村長、メチャクチャ過保護なのだ。拾われた最初の一ヶ月は一人で外にすら出してもらえなかったくらい。どうやら息子夫婦が魔物に殺されたらしく、意気消沈してたところに俺が現れ、天からの授かり物だとかなんとかですごい過保護になってしまった。

いろんな意味で俺が人見知りじゃなくて良かったよ。

 

「いや、襲われたらここにいないから」

「し、しかし!!」

 

ビシッ!!

 

「ぐあっ!」

 

「あんたもうるさいね、タローお帰り、さっさとそのバカは放っておいてご飯にしましょう。もう日が沈む時間よ」

 

そう言って村長の頭をひっぱたいたのはじいちゃんの奥さんであり、俺の今の母親。

 

「ばあちゃん、スゲー痛がってるけど大丈夫?」

 

「大丈夫大丈夫。この人は丈夫だけが取り柄だから、あら、今日も大量じゃない。やっぱりタローは釣りの才能があるわ」

 

「はは、ありがと」

 

釣りの才能って、すげぇ微妙だな。

ちなみに、タロー、タロー、と言われているが俺の名前はタローではない。拾われたときに名前を聞かれてとっさに「山田太郎です」と答えたせいで「ヤマダ・タロー」となっている。まぁ、半年呼ばれたせいで慣れたけどな。

………なんで山田太郎なんて言ったんだろう。

 

 

「もう寒くなって来るからね、魚を浸けておきましょう」

 

「うん、お願い。お隣さんにもお裾分けしてくる」

 

「お願い」

 

 

不便だけど村の人たちは暖かい。今の生活は気に入っている。

いつかこの村を出るときがあるんだろうか?じいちゃんが昔一度いったことがあるっていっていた帝国には行きたいな。

それに、キマともまた会いそうな気がする。




前に投稿してた話はおなくなりになりました。
すいません。

読んでいただきありがとうございます。拙い文章ですが此れからも見ていただけたら嬉しいです。
キマがわからない方は「lov3 キマ」で検索されると幸せになります。



※以下独り言
(´д`|||)エリゴスちゃん強すぎんよ!なんだの220/230って、ソエルを見なさい!!
キマとエリゴスちゃんはどっちも可愛い。でも新絵柄のキマとプーシャン、ギーブルが抱き締めたい!!
プル犬はたまに使ってみたくなるけど迷惑かけそうだから使えない!!コノハナチルヒメ、ヒミコほすぃしーー!もうおんなじやつ入らないし!!

エーギルさんの神々しさ
何が言いたいかと言うとキマたんprprしたい( ´∀`)
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