問題児たちとモンハン好きな少女が異世界から来るそうですよ? 作:侍ナイト
夢が出した馬車に乗り“ノーネーム”本拠へ向かっていた。
「ねぇ、この子達は何て言うの」
「元の世界に居なかった生き物だな」
「馬車を引っ張ってる子がポポ。手綱を引いてるのがアイルーのユキ」
「ユキと言いますニャ。同士様」
ポポはよろしくと鳴く。しかし、後ろでガタガタと揺れていた。
「おい、
「箱庭の中枢からの指示でギフトゲーム以外は等分このままだって」
「放しやがれ‼」とガルドは叫ぶが拘束が解けるわけがない。ガルドの反対側に座っていたレティシアは1人辛そうにしていた。
「レティシア様、どうかしましたか」
「ああ、すまない…」
「それよりも、彼女は誰なの」
飛鳥の質問に黒ウサギはしまったと言わんばかりの顔をしていた。
「申し訳ございません、この方はレティシア・ドラクレア様。黒ウサギの先輩で箱庭の騎士と呼ばれる純血の吸血鬼なのです」
「今は所有される身、物に過ぎん」
「そんなことございません」と否定する黒ウサギ。レティシアは決心して話始める。
「今日会いに来たのはコミュニティ解放を急かすためだった。無理に茨の道を進む黒ウサギ達をとm…「いーや違うね」え?」
「あんたは言葉を掛けたくて俺達に会いに来たんじゃない、今後俺達が自立したコミュニティとしてやっていける姿を見て、安心したかっただけだろ?」
“ノーネーム”本拠へ到着と同時に十六夜は馬車から勢い良く飛び出す。
「あんたの不安、払う方法があるぜ」
「何?」と言い、馬車から降り、十六夜のいる本拠の隣の広場まで行くが距離があるため話が聞こえなくなる。
話が終わったのかレティシアは空を飛び内ポケットからギフトカードから投擲用のランスが現れ十六夜へ投げ放つ。それを
「はっ…しゃらくせえ‼‼」
殴り返す。
『は!??』
誤字にあらず。
殴り返したランスは粉々となり流星の早さの散弾になったランスがレティシアへ帰ってくる。一弾も当たらず地面にいた。
「レティシア様、ご無事ですか。そ、そんな…」
「なっ…」
ギフトカードをとられたレティシアは黒ウサギから取り替えそうとするが慎重の差で取り返すことができない。
「“純血の吸血姫(ロード・オブ・ヴァンパイア)”…沢山あったギフトが…“神格”が残っていない…」
「っ…それは…」
「魂を削ってまで来てくれたんだ、レティシアは」
「何故それを」
「簡単な話。黒ウサギが箱庭に来たときに修羅神仏等から与えられた体に宿るギフトつまり魂の1部でしょ」
「YES…」
隣で聞いていた十六夜は舌打ちした。
「成る程、道理で手応え無いわけだ」
「まあ、お話は屋敷のなか…」
いきなり、“ノーネーム”の七層敷地全土に警報が鳴り響く。警報が大きく耳が良い黒ウサギと耀は耳をおさえる。
「なんだこの音は」
「侵入者が現れたみたい」
「なんだと」
遠くから褐色の光が照射されており、光を浴びた場所は石化していた。
「ゴーゴンの威光だと!?まさか侵入者は“ペルセウス”か」
「皆さん逃げてください‼」
光は飛鳥へ迫る、間に合わないっと思っていると、飛鳥の代わりにレティシアが石化していた。
「れ、レティシア様‼」
「居たぞ!すぐに捕獲しろ!」
「例の“ノーネーム”もいるようだが?」
「邪魔するなら斬り捨ても構わん」
「このお方をどうする気ですか!?」
黒ウサギは空を飛ぶゴーゴンの首を掲げた旗を持つコミュニティ“ペルセウス”の兵士は答える。
「これより箱庭の外へ売却するのだ」
「ヴァンパイアは箱庭の内側でしか太陽の光を受けられないのですよ!」
「すでに決まったことだ。部外者は黙っていろ」
「なんですって、これだけ無礼を働きながら、非礼を詫びる一言もないのですか‼」
「“名無し”ごときに礼を尽くしては我らの旗に傷が付くわ‼」
脇で石化したレティシアを縄にかけ翼が生えた靴で飛び…上がれなかった。
「何!?ギフトの故障か」
レティシアを運ぼうとしていた兵士がギフトの確認をしていると、彼の同士が不可視が解かれ次々紐無しバンジーしていく。
「何故だぁぁぁ‼」「あれ?オレ見えてる!?」「落ちるぅぅぅ‼」「バンジィィィ‼」
等パニックになっていた彼ら手元にギアスロールが現れる。
『ギフトゲーム名
“御旗失われても誇り変わらず”
参加資格
対象が侵略者又は、敵意又は非礼を行わなかった侵入者であること。
勝利条件
その1:主催者側ギアスロール制作者の打倒。
その2:コミュニティ“ ”リーダーの打倒。
敗北条件
その1:コミュニティ“ ”のギフトゲームプレイヤー以外への戦闘行為。
その2:参加者側が全滅し戦闘不能になった場合。
※ペナルティ条項
参加者側は武器ギフト及び自信のギフト以外の使用を禁止する。
不可視のギフト、飛行ギフト該当
勝利報酬
宣誓
参加資格を満たした者に執行する限り、この試練が正当であることを保証します。
“ ”印』
「よお…素直に謝れば怪我せずにすんだのにな。オマケ扱いしてくれた礼を返さなきゃな」
最強問題児によって“ペルセウス”の兵士の悲鳴が響き渡った。
数分後
「これで最後か?」
「うん」
「この御馬鹿様達をどうりy「やめろ黒ウサギ」
全身から黒色のオーラが溢れ“ペルセウス”の兵士はガタガタ震え中には軽い失神を起こした者も居た。もし十六夜が止めなかったら死者も出ていただろう。
「あるのはやつらの親玉だけだろ?」
「YES…」
耀とジンに兵士達の見張りをしてもらい“サウザントアイズ”の支店へ向かうのであった。
“御旗失われても誇り変わらず”は夢がガルドと戦う早朝に術式を組んだもの。索敵はルーン結界です。