あ、そうそう。タグにもあるとおり、作者である僕の艦隊と主人公の艦隊は同じ、つまり。
僕が持っていない艦娘は登場する可能性が低い(モブキャラ扱いの可能性が高い)です。
ちなみに現時点でレアどころは大体揃っています。記憶が確かならこんな感じです。
戦艦:武蔵と海外艦以外は全員揃っている
正規空母:赤城と加賀、蒼龍
軽空母:鳳翔とRJ、ヒャッハーの姉妹はいたはず………漢字が分からない。水上機母艦の2人もいたな。
重巡:愛宕型2人、利根の姉妹2人、那智の姉妹4人はいたはず。名前が出てこない………
軽巡:夕張、あぶくま、球摩型の………3人?川内型の3人と天龍型の2人がいたはず。
駆逐:多すぎるのでとりあえず第六駆逐隊と島風がいたことは覚えているとだけ。
潜水:伊58のみ。
ちなみに司令Lv一桁の頃には既に夕張さんと長門型がいました。
ある有名な艦これ小説の主役と同じLvの運があるのか!?って思いました。
ちなみに現時点でプレイ初めて3ヵ月くらい。保有数はかぶり無しで99人………確定か!?
「………これでよし、と。海人さん、係留作業完了しました」
海孤島についた。ちょうど港に船を係留したところだ。
ちなみにその作業をしてくれたのは夕張さん。僕となんとなくだけど年代が一緒に見えるから接しやすい。
「わかった。後で念のため僕が再確認しておくよ。荷物は………どうしようか」
「うーん。一旦陸に上げておくだけにしましょう。まだ来てませんけど、迎えの車が来るんですよね?確かトラックが二台くらい支給されているはずですし」
実は大きい荷物等は事前に搬入してもらっているのだ。作業員とかも僕らよりに先にこの島についている………らしい。
それにしてもトラック?そんなの配備されてたっけ。
「………ごめん、そこまでは知らない」
「え?資料読んでないんですか?」
「うん………そんなのもらってたっけ?」
「はあ………電ちゃん!赤の2番の箱から支給された設備の資料を探してくれる?」
「了解なのです!」
「吹雪ちゃんは私と一緒に装備を下ろすのを手伝って!」
「はい!」
「………僕にできることってある?」
「えっ?海人さんは一応提督なんです。ゆっくり休んでてもいいですよ?」
「女の子にだけ働かせるのはちょっと嫌だからね………男の子の意地、かな?」
「そうですか………海人さんは船の係留設備を確認した後に赤いラベルのついてない段ボール箱を下ろしてください。木製の箱の方は重たいですから私達がやります」
「重たいんだったら僕に任せてくれればいいのに」
「………試しにあれ、持ち上げて見てください」
夕張さんに言われただいたいパソコンが入りそうなくらい大きな木箱を持ち上げようとしてみる。
………うわ、重たい!?ダメだ!揺れてないところならともかくこんな船の上じゃ絶対どこかに落とす!
「ほら………それ、私達の装備が入ってるんです。艦娘の装備は基本的に重たいんですよ?」
「うわ………よくこんなの積んでて船が沈まなかったな………」
「ふふ、昔から船って意外と頑丈なんですよ?そう簡単には沈みません!」
昔の戦艦の生まれ変わりみたいな人に言われると説得力があるな………
「ちなみに私達は艦娘ですから。艤装無しでも少なくともみんな提督より力ありますよ?」
証拠をみせるつもりなのか、僕がさっき持ち上げるのに苦戦していた箱を軽々と夕張さんは持ち上げた。
「男の子としてはショックが少なからずあるよ………」
「あはは。それじゃ、作業を始めましょう!」
そういわれて、僕は作業を始めた………
………さて、ここで海孤島について確認しておこう。作業中は暇だしね。
海孤島はそこそこ大きな島だ。主に四つの区域に分けられる。ま、勝手に呼んでるだけだけど。
まず北地区。農業をしていたらしい。砂浜もあり、夏は泳いだりも出来るだろう。港設備はあまり無いので長期間の停泊は避けた方がいいかな?
次に西地区。周囲は険しく、岩に囲われており、船での接触は困難だ。岩に覆われた中心に山がある。島の中から歩きからじゃないと山にはいけないだろうな………
南地区。都市部みたいな感じで建物が多い。ここに港もあるし、鎮守府もあるらしい。らしいというのは僕もよく知らないから。
ちなみにここから島の中心を通るような感じで道路が通っており、北地区へ行ける。
東地区。こちらも西地区と似たような感じだ。ただこちらは東地区よりも自然は豊かなようだ。
停泊できそうなところもあるし、海岸には道路が通っている。こちらを回って南地区と北地区を行き来も可能だ。
さて、そんな海孤島は無人島だ。無人になったのは大体10年程前。
ここからは少し歴史の話になる。
実は当時の日本………というより世界は島ブームみたいな状態だったんだ。
金持ちが小さな島を開拓して、そこに人々を呼び込む。一種の経営ゲームみたいな感じでね。
当時の人口は凄まじく多かった。住む場所を少しでも増やそうとして色々な国の政府がそういった動きを促進していたのもあったらしい。
ところが。それに拍車をかける動きが起きた。
深海棲艦、だ。
奴等は海から突如現れた化け物としかわかっていないらしい。もっともこれは提督になる前の僕の知識で、だけど。
提督になってから調べたらまた違う結果が出るかもしれない。
とにかく、その海から現れた化け物によって世界は大混乱。飛行機や、船といった物は根こそぎ落とされた。
つまり物資の輸送ルートがほとんど潰されて貿易が不可能に近い状態になった。
貿易によって資源を確保していた国は少なくはなかったから、幾つかの国は内政の混乱で滅んだりもしたらしい。
対抗するためにいくつもの国の軍隊が奴等に挑んだ。
もちろん、日本も。結果は………大敗。
その戦いの生存者は今残っているだけで世界に一万と少しくらい。死亡者は………止めよう。いくらなんでも多すぎるくらいだったとだけ言っておく。
当時はもっと生存者はいたらしい。しかし負った怪我の悪化、当時の恐怖を忘れられず自殺したことによって生存者も減ったんだ。
何はともあれ、世界の人口はかなり減った。今ではそんな無茶な島の開拓はしていないと聞いている。軍はやっているのかもしれないが。
話を戻そう。その戦いで軍隊が全滅しなかったのは理由がある。艦娘の出現だ。
突如現れた艦娘は壊滅状態の軍隊を援護。撤退作戦を成功させた。
それ以降艦娘は、艦娘の選んだりした軍人……多分提督のことだろう………の元で働き、世界を守っているらしい。
艦娘については僕もよく知らない。
歴史の教科書にもあまり詳しくは載ってないし、学校でも希望する人でなおかつ成績が良くなければ艦娘についての知識を得ることは出来なかったんだ。
とりあえず、僕が知っているのはこれくらいだね。
・艦娘は本体ともいえる女の子と、装備………艤装のことを指す。
・艦娘は戦艦としての戦闘力を持ちながらも、小柄で機動力も決して低くはない。
・深海棲艦に対して唯一といってもいいほどの戦力。ちなみに通常の戦艦などは現在は艦娘のサポートとして運用されることが多く、現在も現役。
ここまでが学校で聞いたこと。
そして次はあの僕に建造をさせた元帥から言われたことなんだけど………確か、
「艦娘は第二次世界大戦など過去の戦争に使われた戦艦と同じ名前を持ち、断片的ながらも当時の記憶を持っている」
………関係ないかもしれないけど、こんなことも言われたっけ。
「当時戦争に負けた日本の艦娘は言わば戦争の被害者だ。辛い記憶も決して少なくはない。その事で何か悩んでいたら助けてやるのも提督の仕事だ」
………頑張らないとね。何ができるかはわからないけどさ。
さて、歴史の話は終わりにしよう。深海棲艦の登場により、海が近く、軍事設備のない島は危ないという雰囲気が広がった。
この海孤島は瀬戸内海にあるけど、決してその雰囲気がなかった訳ではない。
当時島は開拓途中。予定では600人くらい住む予定だったとか。
元々人は住んでいたんだけど、過疎化。そこに目をつけてとある金持ちが開拓しやすいと判断したとか。
しかし深海棲艦の影響で開拓は中止。人も移住してこなくなった。
結果、無人島になってしまった。
建築途中でほっぽりだされた建物も少なくはない。
ちなみにその金持ちは既に亡くなっており、所有者がいなかったところを海軍が買い取ったらしい。
で、そこを鎮守府にした………と。
正直いいんじゃないんだろうか。内陸部にあれば攻めこまれたりする危険は少ないだろうし。それに瀬戸内海は比較的温暖。本来なら過ごしやすいしね。問題は深海棲艦が出てからなぜか世界中の気候がおかしくなっていることだ。ここもどうなることか。ひとまずは様子を見ようと思う。
「………ふうっ。これで荷物は全部かな?」
一旦船からは全部荷物を下ろせた。後は迎えを待つだけだね。
「お疲れ様です。海人さんも麦茶どうですか?」
「ありがとう吹雪ちゃん。飲み物用意してたんだ」
お、暖かい。まだ一月だから少しひんやりするしちょうどいい。
「何事にも備えあれば憂いなし、ですよ」
………とりあえず僕には色々な意味で知識の備えが必要かな………
「………あれ?そういえば稲妻ちゃんは?資料探させてたよね?」
「なんだか発音がおかしいのです」
気がつくと稲妻ちゃん本人がいた。
………一番この中で小さいからかな、小動物に見える。ハムスターとか。
「海人さん、私はいなずまなのです。電気の『電』って書いていなずまと読むのです」
「ふーん………でんちゃんじゃダメ?」
「ダメなのです」
「はわわちゃん」
「私そんなにはわわ、って言ってないと思うのです」
「………プラズマちゃん?」
「私はそんなに黒くないのです!」
じっと睨み付けてきて怒る。可愛い。
………ところでなんでプラズマ=黒いに繋がるのです?
………あ、うつった。
「まあ、とにかく。今度からはちゃんと電ちゃん、って呼ぶよ。ところで資料はどこ?」
「ちゃんと約束なのですよ?資料なら夕張さんが見てます。なんだか悩んでいるみたいなのです」
荷物に腰かけて確かに紙の束を見ている。なるほど、あれか。
「ありがとう。夕張さーん。資料に何かあったの?」
「………海人さん、これ少しおかしいと思うんですよ」
そういって夕張さんは僕に資料を見せた。トラックとか通信機器とか冷蔵庫とかがリストに載っていた。どうやら物資のリストらしい。
「うん………?これがどうかしたの?」
「よく見てもらうとわかるんですが………建築用の設備が多いんです」
「ん?………あ、本当だ。僕も大体名前はわかるけど………なんだか多い気がする」
「わかりますか。提督って建築職に就くつもりだったんですか?」
「いや、お祖父さんが大工だったから知ってるだけ。建築職に就くつもりはなかったよ」
「そうですか………逆に。鎮守府として必要な設備の搬入量が一部少ないんです」
「それはいまいちわからないんだけど………結局何が言えるの?」
「うーん………この島………というか、鎮守府には何かがある?としか言えませんね………」
………一体何があるんだろうか。僕は港で迎えが来るまで色々と考えていた………
夕張の指摘は伏線です。次回解決。