東方幽波紋録   作:牛乳パン

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早めに投稿できて、よかったです


幻想郷のごっこ遊び

憐side

 

「さて、こっちからいろいろ聞きたいんだがいいか?」

「いいのぜ」

「ええ」

 

んー、まずは弾幕ごっこだな

ルールが分からないと不味いしな

 

「まずは弾幕ごっこについて教えてくれ」

「弾幕ごっこか、じゃあこの魔理沙様が教えてあげるのぜ」

 

ごほん…

 

「人間でも神様と同等の強さを発揮できる」決闘。妖怪の争いが幻想郷の平和を壊さないよう作られたのぜ。スペルカードという契約書に則って行われるというわけだな。

 

妖怪同士の決闘は小さな幻想郷の崩壊の恐れがある。

だが、決闘の無い生活は妖怪の力を失ってしまうわけだ。 

そこでこれから説明する契約で決闘を許可。 

 

まず理念とすれば

一つ、妖怪が異変を起こし易くする。 

一つ、人間が異変を解決し易くする。 

一つ、完全な実力主義を否定する。 

一つ、美しさと思念に勝る物は無し。 

 

次は法案だな。

・決闘の美しさに名前と意味を持たせる。 

・開始前に命名決闘の回数を提示する。 

体力に任せて攻撃を繰り返してはいけない。 

・意味の無い攻撃はしてはいけない。 

意味がそのまま力となるからな。 

・命名決闘で敗れた場合は、余力があっても負けを認める。 

勝っても人間を殺さない。 

・決闘の命名を契約書と同じ形式で紙に記す。 

それにより上記規則は絶対となる。 

この紙をスペルカードと呼ぶ。 

具体的な決闘方法は後日、巫女と話し合う、まあこれに関しては気にしたことないけどな!

 

「結構難しいのな」

「慣れればなんともないぜ」

「じゃあスペルカードについて私から説明するわね」

「よろしくなマガトロさん」

「マガトロさんゆーな」

 

幻想郷内での揉め事や紛争を解決するための手段。『殺し合い』を『遊び』に変えるルールよ 

 

攻撃が弾に限定されることもなく、スペルカードの技が弾幕である必要もない。 

手加減をしてるわけではなく、本気で戦闘はしているけど

ただあくまで「ルールの範囲内で」であり、絶対に勝たなければならない、負けられないなどの意気込みはあまりないわね

死者が出ることもあるけど、あくまで遊びね

 

決闘を開始するには、 

1.カードを使う回数を宣言する。 

2.技を使う際には「カード宣言」をする。 

宣言が必要とされるため、不意打ちによる攻撃は出来ない。尚、「カード宣言」は叫ぶ必要は無く、技の名前を言う必要もない。 

相手がカード宣言したと分かればOKよ。 

 

その他に細かな取り決めでは 

・決闘(弾幕)の美しさに意味を持たせる。攻撃より人に見せることが重要。 

・意味の無い攻撃はしてはいけない。 

・体力が尽きるか、すべての技が相手に攻略されると負けになる。 

・このルールで戦い、負けた場合は負けを認める。余力があっても戦うことはできない。 

 

美しさに重点が置かれていて、単純な実力を競うよりも精神的な勝負という面が大きい。ガッツが尽きても負けである

それが弾幕ごっこ。 

 

それぞれが思い思いの美しさを表現してこの精神的な勝負を繰り広げるため、 

後述のように、使用する人物ごとにスペルカードには多様な個性が生まれることとなる。 

魔理沙は「スペルカードを見るとその人となりが判る」って言ってたわね、私もそう思うわ

 

スペルカードルールに限った話ではないけれど、妖怪は体力が桁違いだから、決闘の際には時間制限を定めることが推奨されているわ。また実際に原作ゲーム内でもスペルカードには制限時間が設定されていて、その時間いっぱい弾を避けきるか、時間内に相手の体力を削り切ることとなるわ。 

 

「ふぅ、こんな感じね」

「だいたいわかったか?」

「ああ、ありがとうな。スペルカードはどこでゲットできるんだ?」

「さっき私の説明で巫女が出てきたろ?そいつから貰ってくるのがいいのぜ、自分でも作れるけど面倒だからな」

「巫女か……」

「博麗霊夢、通称…楽園の素敵な巫女。博麗神社に住んでるわ」

「霊夢は私の親友だぜ、だから窓口は任せとけ」

「あぁ、よろしく頼むぜ、魔理沙」

「おう!」

「マガトロさんはどうする?」

「私は家に帰らせてもらうわ、今度遊びに来てちょうだい」

「了解、またな。」

「ええ、また今度」

 

マガトロさんが帰っていく…

おっ、これは

 

「マガトロさーん!ピンクのパンツが見えてるぞー!w」

「ぶふっ」

「なんてこと大声で言うのよアンタは!今度会ったらただじゃおかないからね!」

 

いやー、いいもんみたわ

 

「さて、博麗神社に向うか」

「そうだな、行くのぜ。飛べるか?」

「いや、俺の能力でお前さんについて行くから心配ない」

「わかったぜ、じゃあ出発だ!」

 

 

 

To be continue

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