5話
「とりあえず作戦会議だ。俺がわかっていることを伝える。けどその前にセイバー自分の状態を教えてくれ」
藤ねぇが管理していたにしては綺麗だった衛宮邸を案内した俺はセイバーと共に居間に座り話を進める。
まずはセイバーの状態だ。あとステータスを見なくては……どうすれば見えるんだ?
目に力を込めればいいのか?
ふん!! お?! 見れたぞ。なんだ簡単じゃないか! 俺は才能あるんじゃないか? イヤないか……所詮、衛宮士郎の劣化体だ。原作知識とやらも実力の足りない俺には無用の長物だ。
使える魔術も強化と中身の無いスカスカの投影だけだ。
スカスカの投影にしたって原作以下だろう。
衛宮士郎の末路であり最強がアーチャーだが俺にそんな風になるなど不可能だろう。
何せ衛宮士郎にもなれない俺が錬鉄の英雄エミヤになれる訳もないしな。
やはり詰みだ。だがここで挫ける訳にはいかない。
だがまずはセイバーのステータスだな。
確認しなくてはな。
クラス:セイバー
筋力 B
耐久 C
敏捷 C
魔力 A
幸運 C
宝具 C
保有スキル
直感 A
魔力放出 A
カリスマ B
クラス別能力
対魔力 A
騎乗 B
ステータスが筋力と魔力以外Cだけだ。確か弱くてEで強くてEXだからかなり落ちてるな。保有スキルは強く優秀だが。
だが平均点なステータスだろう。原作だと確かこれくらいのステータスだったはすだ。
しかもちゃんと呼んだからかセイバーとラインが繋がっている。
原作と違って食事以外の魔力供給が少なからず行える。
これはメリットだ。
「そうですね。まず宝具の真名開放ですが二回が限界でしょう」
そこは確か原作と同じ筈だ。
「通常の戦闘に関しては充分でしょう。マスターの魔力は微量ですがこの量ならば切り詰めれば戦い抜けるでしょう」
そうか。これからお前はライダーのメデューサとアーチャーのエミヤとランサーのクー・フーリンとバーサーカーのヘラクレスとキャスターのメディアとアサシンの佐々木小次郎と戦うんだが大丈夫なのか?
俺のせいなんだが……。
「そうか。苦しい戦いになるかもしれないが頑張ろう。ためになれなくてすまない」
「あなたの言う通り苦しい戦いになるでしょう。ですがあなたのその共に戦おうとする意思だけで充分だ。共に聖杯を掴みましょう。シロウ」
聖杯じゃなくて俺の命なんだが頑張ろう。
さて次は俺の知っている知識か……役にたつだろうか。まぁ薄い記憶による知識だが役にたつと思おう。
しかし俺以外の陣営が何をやっているのか気になるな……。