ちょいと考え事。   作:AQUA BLUE

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小説を書いてみたくなったので、書いてみました。文章がかなり拙いことかと思いますが、よければよろしくお願いいたしますm(__)m


夜中の修羅場編
事は動き始めた模様である


朝日が差し込んでくる……ような気がしたが気のせいだった。

 

んー。だいたい今は早朝どころか深夜だったわ。

 

ただの幻覚だったようだ。まあ無理もない、かれこれ日の光も浴びていないし外にも出れてない。

監禁?いえいえ、違います。監禁ではごさいませぬ。

 

監禁ではないけど出られないのです。

 

まあある意味監禁に近いのかな。ここは何処かもわからないし、いきなり連れてこられてここに居るわけだし。

 

あ。俺言っとくけど人間じゃないからね?

だからといって天使でも悪魔でも動物でもない、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しがないりんごです。

 

 

 

 

よって動きたくても動けないのだ。できるなら農園に帰って安心した毎日を過ごしたいね。最もここは農園ではないからどうしようもないけど。

 

 

 

 

―――お。足音が聞こえてきた。ガチャリと音をたてて入ってきたのは、他でもない俺を連れ出したヤツだ。

 

 

農園までやってきて俺を連れ出し、俺の今ある状況を作り出した張本人。

 

 

 

それなりに幸せに過ごしていたいうのに…こいつときたら…どんだけ腹立たしい事だろうか。

 

 

恨んでも仕方ないか。

 

 

「そろそろ食べよっかな」

 

 

 

ヤツがぽつりと言った。ふむ、『食べる』か。

いいぜ。りんごである以上いずれは腐るか食われるかの運命。腹はもうくくってる。

 

 

そんなことを思う折、ヤツの手が伸びる。

 

 

ふっ。いよいよジ・エンドっとてわけですな。

 

 

もうすぐ皮を引き裂かれ、身をズタズタに切られ、そしてヤツの口でスクラップ!あ…待てよ。身を切られたあと串で刺されてからスクラップのパターンかもな。うん。ちょっと怖くなってきた、考えるのはよそう。

 

 

手は順調にこちらに近づき、そろそろこちらまで到着しそうである。

 

 

 

 

あばよ俺の生命《いのち》。あばよ農園の同僚と育ての親。

 

 

 

 

 

 

 

ところが。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

手は俺をするりとかわし、違う方向へ

 

 

 

そしてその手が取ったモノ。

 

 

 

それは

 

 

 

 

 

 

「(みかん…だと…!?)」

 

 

 

やられた。まさか狙いは俺ではなかったとは。俺の決めた覚悟と心の遺言を返せ。しかし今はそれどころじゃない。なんせ俺ではなく俺の隣のみかんがやられようとしている!

 

みかんと俺は種族こそ違うが、ここにきてからいつも隣にいた。正確には俺がたまたまみかんの隣に置かれただけだがね。別に俺とみかんが何か話したわけでも、友達になったわけでも、恋人関係になったわけでもない。ただ“隣にいた”だけ。でも、なぜかこいつが今から居なくなることに、俺は激しく動揺していた。

 

 

少なからず、俺がこいつに仲間意識をもっていたのかもしれないな。それが定かなのか否かはともかくとして。

 

俺はこいつをなんとかして助けたかった。

 

 

 

動け…俺っ……!!

 

 

 

 

動けなかった。知ってた。りんごだから動けない。ヤツとは違い俺は動くことは出来ない。くそっ。当たり前の事実が俺の胸をやけに強く締め付ける。頼むから別の物を食ってくれ。

 

 

無情にも、ヤツはみかんを手に取り、もう片方の手で皮を剥こうとしていた。

 

 

運命には逆らえない…か。俺はなんともいえない思いに駆られるのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




我ながらなぜこの話採用したし。

たぶん次回も超短めになるかと思われます。主人公の運命やいかに。
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