黒き英雄達のレコンギスタ(ガンダム Gのレコンギスタ×最弱無敗の神装機竜) 作:okura1986
以前書いた&今書いてるガンダムクロス小説と設定的につながっています。(いずれ改稿してこのサイトにも投稿予定)他のガンダム作品やとあるアニメ作品(複数)設定やキャラも出てきます。それでもOKな方はどうぞご覧ください。
こことは違う次元にある、どこかファンタジー寄りの絵物語を思わせる世界にある、国家の一つ、“アティスマータ新王国”、その平民層が暮らす石造りの街中を疾走する一人の銀髪の少年がいた。
「ようルクス! 明日はうちの畑の手伝いをお願いするぜ!」
「こらっ! こっちが先に予約入れてんだぞ!!」
「だ、大丈夫です! 先約が終わったら向かいますので!!」
少年の名前はルクス、とある事情により“咎人”の刻印を押され、今はこうして町の住人の雑用として暮らしている。はた目から見たらどこにでもいる平凡な少年……とは言い表せない、少し変わった境遇を持つ少年である。
今日もルクスは雑用をしながら町中を駆けまわる。その時、彼の元に一人の少女が駆け寄ってきた。
「ルクス君! ああちょうどよかった! 手伝ってほしいことがあるの!」
「どうしたんですか? 僕、これから広場の掃除の手伝いを……」
「そ、その広場に光の雪みたいなのが降ってきて、かと思ったら突然光って! その中から人が出てきて! とにかくきて!」
「ちょちょちょ!? ちょっとぉ!?」
ルクスは顔見知りである宿屋の娘に手を引かれ、騒動があったという広場にやってきた。そして彼は広場の中心に広がる光景に驚愕する。
広場の中心には、我々の世界でいう緑のパーカーのようなものを着た、首筋までかかる黒髪の少年がうつ伏せに倒れており、すぐそばにはルクスたちも見たことがない、おそらく二足歩行の乗り物が倒れていた。
「た、大変だ!!」
ルクスはすぐさま、何をしていいかわからず立ち尽くす周りの野次馬を押しのけて、倒れている黒髪の少年に駆け寄り、彼の体を大きくゆする。
「大丈夫ですか!? しっかり!」
「う、うーん……」
すると黒髪の少年はすぐに意識を取り戻し、ごろんと仰向けになって空を見上げた。
「あっれ……僕、なんでここに? 確か富士山から下山していて、それで……」
「とにかく診療所に行こう! 誰か手伝ってください! 君……自分の名前はわかる?」
ルクスの問いに対し、黒髪の少年は痛む頭を押さえながらも、自分の名前をはっきり名乗った。
「僕はベルリ……ベルリ・ゼナムです。君は?」
「僕? 僕はルクス・アーカディアです」
この日、黒き英雄と呼ばれる少年は、異世界で世界を救った、自分と同じ英雄の少年と出会う。
それは、黒き英雄によるレコンギスタ……愛する世界を守るための戦いの物語。
それは、白い機械人形を駆る少年の、飛龍の騎士達と行う旅の続きの物語。
彼らの出会いは、やがていくつもの世界をつなぐ、誰にも想像できない物語の序章に繋がっていく。
プロローグ「黒き英雄と白き英雄」
今回はここまで、アニメイトでISみたいな設定とイラストに一目ぼれして俺ツイと一緒に買った最弱無敗の神装機竜がアニメ化するということで、布教のためにプロローグだけ投下しました。一話はなるべくすぐ投下しますが今後の状況によって続きをいつ書くか変わっていきます。
次回は多分最弱無敗の一番初めのイベントの話になります。